歯磨きでダイエットする!磨くタイミングとながら運動で部分ヤセ
Date:2017.02.06
ダイエットのために運動はしたい。けど、どこから始めていいか分からない……とお悩みの方。
また、始めてはみるものの、すぐに飽きてしまっていつも続かない!とお嘆きの方。
そんなあなたに、新しい運動習慣「歯磨きしながらダイエット」を、自信を持っておすすめします!
毎日の歯磨きタイム、手とお口以外を無駄に持て余していませんか?
歯磨き中のごくごく短い時間だけ、下半身を中心に筋トレすることで、毎日きちんと運動効果を積み上げていくことができます。
気軽に始められて、癖付けしやすく、飽きづらいのも良いところ!
今回はそんな「歯磨きしながらダイエット」について、ポイントを解説していきましょう!
なぜ良いの?「歯磨きしながら」がおすすめなワケ
数ある「ながらダイエット」の中でも、とくに「歯磨きしながらダイエット」をおすすめするのには、理由があります。
その理由とは、
- 1セットがごく短時間で終わる
- 定期的な習慣になる
- 人に見られない
- 歯磨きそのものがダイエットに繋がる
の4つです!
理由(1)1セットがごく短時間で終わる
ジョギングや筋トレなどの運動は、続けることができれば気持ちがよいものですが、長時間続く単調な動きに飽きてしまうことも多いものです。
身体に良いことは分かっているけれど、運動はなかなか続かない。そんな悩みを抱える人に、歯磨きしながらダイエットは非常に有効です。
歯磨きならば、数分で完了しますよね。この「数分」という単位、じつはちょっとした筋トレには最適の時間でもあります。
筋トレのポイントは、筋肉への負荷のかけ方。
長時間負荷をかけ続けているのが良い……というわけでは決してありません。じつは筋トレでは、かける→ゆるめる、というメリハリや、毎日継続することの方が大切なのです。
短時間のトレーニングを毎日数回繰り返すことができるこの歯磨きしながらダイエットは、効率よく筋肉を鍛えるためにも都合が良いと言えます。
理由(2)定期的な習慣になる
仕事や家事でどんなに忙しい人でも、毎日の歯磨きは基本的に欠かさないのではないでしょうか?
この習慣を利用することで、わざわざ新たに「運動する時間」という習慣を作らずとも、自然と運動を継続することができます。
また、夜寝る前にいつも歯磨きをしている場合、もしもできない日があったらなんだかソワソワして寝付きが悪くなりませんか?
習慣にしていることができないと、かえって気持ち悪くなる、というのが人間の本能です。
歯磨き中のながら運動を続けていると、2週間〜1か月ほどで自分の身体に「習慣」として根付きます。
普段身体をあまり動かさない、という人でも、歯磨き中は運動しないと気持ち悪いような気分になり、歯ブラシを手にした瞬間、自然と身体が動くようになります。
理由(3)人に見られない
歯磨き中の姿って、あまり人には見せないですよね。
そして、ダイエットのために運動している姿も、できれば人に見られたくない女性は多いのではないでしょうか?
そんなループに陥って困っている人は、歯磨き中のながら運動から始めてみるのはどうでしょう?
外で行うジョギングやウォーキングと違って、「歯磨きしながらダイエット」なら、完全に家の中で完結することができます。
他人どころか家族にだって知られることなく、こっそり身体を鍛えることができますよ。
理由(4)歯磨きそのものがダイエットに繋がる
ながら運動だけでなく、歯を磨くことそのものにもダイエット成功を導く効果が期待できます。
とくに間食防止の観点からは、大きな効果が見込めます。
小腹が空く、とよく言いますが、あれは本当にお腹が空いているわけではなく、「口唇欲求」と言って口寂しい気分が原因であることが多いのです。
こんな気分になってしまったときは、ガムを噛んだり煙草を吸ったりするとおさまると言われます。でも、もっとヘルシーでスマートな方法が「歯磨き」です。
口淋しさは、唇に歯ブラシをくわえることで、ある程度落ち着かせることができるでしょう。そして歯磨き後のお口の爽快感が、何か食べたいという気持ちを抑えてくれるのです。
また、別の観点からもダイエット効果を見込めます。それは「歯磨きしたのに、また食べて口の中を汚すのがもったいない」という心理です。
たとえば職場で、歯磨き直後に誰かからお菓子をすすめられて、なんとなく抵抗を感じた経験がありませんか?
このように、歯磨きという行為自体がダイエットにとても良いものです。ながら運動と組み合わせて、効率よくカロリー消費しちゃいましょう。
歯磨きしながらできる!おすすめ「ながら筋トレ」
では具体的に、歯磨きをしながら行うのにおすすめの「ながら筋トレ」について、ご紹介していきましょう!
(1)バレリーナのポーズ:下半身を強化
下半身全体の筋トレには、バレリーナのポーズがおすすめです。
まず踵をぴったり付けて、つま先をできるだけ開いて立ちます。
この状態で脚をまっすぐに伸ばし、背筋もスッと伸ばしてみましょう。頭のてっぺんを上から引っ張られているようなイメージです。
どうですか?
この姿勢をキープするだけで、太ももやお尻にはかなりの負荷がかかるはずです。
歯磨きの間、美しいバレリーナになったつもりで姿勢をキープして、下半身の筋肉に刺激を与えてあげましょう。
(2)スロースクワット:太ももとお尻の引き締め
太ももとお尻を引き締めるには、(1)のバレリーナポーズから、ゆっくりスクワットするのがおすすめ。
通常スクワットの場合は、足を肩幅くらいに開き、左右平行になるようにします。そしてお尻を後ろに突き出して、膝の高さまでゆっくりと落としていきます。
このとき、膝がつま先より前に出ないことがポイント。バランスを崩して転んでしまうと危ないので、慣れるまでは歯を磨くのとは別の手で、洗面台や手すりにしっかり掴まりましょう。
バレリーナポーズでは、かかとをくっつけたまま、ゆっくり腰を落とします。
どちらのスクワットでも、最も重要なのが「ゆっくり」行うこと。
ゆっくりとお尻を落とし、その体勢のまま数秒間キープし、またゆっくりと立ち上がります。
ゆっくり行うことで、筋肉への負荷を効率よくかけることができ、脂肪燃焼もしやすくなります。
(3)つま先立ち:ふくらはぎをスッキリ
ふくらはぎの疲れやむくみが気になるときは、つま先立ちのポーズや、かかと上げの運動がおすすめです。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血行やリンパの流れをスムーズにする、ポンプの役割を果たしています。
ふくらはぎの筋肉を動かすことで、これらお邪魔な物質をしっかり流し、痩せやすく元気な身体にしていきましょう。
やり方はとっても簡単!まず、かかとを思いきり上げて、つま先立ちのポーズをキープ。これだけでもふくらはぎには心地よい刺激になります。
余裕があれば、つま先立ちのまま足踏みをしてみたり、踵を上げ下げしたりして、筋肉にさらなる刺激を加えましょう。
バランスをとりづらいときは、転ばないように台や壁を支えにしながら行いましょう。
(4)キックバック:キュッと上がった小尻メイク
お尻と太ももは、下半身が気になる女性のお悩みナンバーワン・ナンバーツーですよね。
キュッと上がった憧れのヒップラインを、キックバックの動きでメイクしていきましょう。
まず、足を揃えてまっすぐ立ちます。それから片方の足を、伸ばしたままゆっくり後ろへ上げて、呼吸をしながら10秒キープ。ゆっくり元の位置に戻します。これを5〜10回行いましょう。
逆側の足も同様に行います。
腿の後ろとお尻の大きな筋肉に、ぎゅーっと負荷がかかるため、朝の歯磨きタイムに行うと、一日の脂肪燃焼を始めるエンジンをかけてくれます。
毎日の歯磨きタイムを脂肪燃焼チャンスに変える!
「歯磨きしながらダイエット」には、特別な道具も、スゴいやる気も全く必要ありません。
そしてダイエットも筋トレも、小さな行いの積み重ねがやがて大きな成果となります。
運動不足が気になる方にはとくにおすすめ!毎日必ず訪れる歯磨きの時間を、カロリー消費・筋トレタイムに変えませんか?
思い立ったが吉日です。気になるあなたは、ぜひ今夜から始めてみてはいかがでしょうか?
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