女性が一番綺麗な年齢は何歳?可愛く歳を重ねる為の6つのコツ
Date:2018.12.13
あなたは「女性が一番綺麗な年齢」というと、何歳を思い浮かべますか?
そんなふうに、人により意見が大きく異なりそうです。
じつは最近、この「女性が一番綺麗な年齢は?」というディスカッションが、とある研究データの公開をきっかけに世界中で活発になっています。
女性の「綺麗」に関わる議論のきっかけとなった研究データ、そして新しく生まれつつある「綺麗」の常識とは、いったいどんなものなのでしょうか?
そして年齢を重ねても美しくある人は、日常どんなことに気を遣っているのでしょうか?
いくつになっても綺麗と言われる秘訣について、さまざまな角度からご紹介していきましょう。
【1】「綺麗な女性」の基準が少しずつ変わっている?
「女性が一番綺麗な年齢」と聞くと、私たちはつい若い世代を思い浮かべてしまいがちです。
とくに日本は、10代、20代という特定の年齢が「綺麗な女性」としてもてはやされる傾向が強い国だと言われています。
でも若さだけを美とする感覚は、もはや世界では通用しないかもしれません。じつは女性の「美」の基準、世界的に大きく変化しているようなのです。
それを裏付ける有名な研究データをご紹介しましょう。
「世界で最も美しい人」平均年齢の変化
世界的に話題をさらったその研究データとは、ボストン大学(アメリカ)の研究者たちが行ったリサーチの結果です。
ボストン大学の研究者たちは、アメリカの芸能雑誌『People』誌が毎年開催する人気企画「世界で最も美しい人」に着目しました。
「世界で最も美しい人」のノミネート者(候補者)のうち、1990年度にノミネートされた50名と、2017年度にノミネートされた135名、それぞれの平均年齢を割り出し比較したところ、次のような結果となったのです。
- 1990年度の平均年齢 33.2歳
- 2017年度の平均年齢 38.9歳
ご覧のとおり、「世界で最も美しい人」にノミネートされた女性の平均年齢は、約30年間のうちにアラサー世代からアラフォー世代へと引き上がっていたのです。
ちなみに2017年度ノミネートされた中から実際に選ばれた「最も美しい人」はハリウッド女優として有名なジュリア・ロバーツさん。彼女は受賞当時50歳でした。
「女性が綺麗な年齢」日本と世界のアンケート
同じくアメリカの雑誌『Allure』では、男女2000人を対象に女性の美についてアンケート調査を行っています。
そのアンケートによると、女性たち自身が考える「最も女性が綺麗だと思う年齢」の平均は31歳。
寄せられた声の中には、「20代より30代の方が自信が持てて綺麗になれる」という意見も多く見られました。
同様のアンケートは日本国内にも多く存在しますが、日米いずれの結果でも見られるのが「美しいと感じる年齢」による「美の基準」のばらつきです。
日本国内で行われたとあるアンケートから、各年代を「美しい」と感じる理由を抜粋してみましょう。
◆20代前半を支持する理由
- 肌や髪にハリ・ツヤがある
- メイクやファッションに気合が入る年頃
- とくに努力しなくても綺麗でいられる
◆20代後半を支持する理由
- お肌の曲がり角が20代後半だから、それまでは綺麗
- 見た目は若いが、内面的には社会人として成長しつつある
- 可愛らしさと大人っぽさの中間世代
- 仕事も恋も経験が増えて自信を感じ始める年代
◆30代を支持する理由
- 社会経験を積んで自信がついてくる
- 20代では出せない色気が出てくる
- 大人の女性としてメンタルが成熟し、内面の輝きが目立ってくる
- 美容にお金をかけられる
◆40代以降を支持する理由
- 上品な仕草が板につく
- 年齢を重ねることで個性が際立ってくる
- 人生の経験値が高く、自信と強さが表情ににじみ出る
- 位置の下がったデコルテに、この年代ならではの色気を感じる
- 日々の努力や生き方の積み重ねが、外見を輝かせる
このように、各年代ごとに「美しい」と思われる基準、美しさの種類が少しずつ変わってきます。
全体的に比較すると、
- 20代までは、肌のハリや髪の艶といった見た目のみずみずしい美しさ
- 30代前後は、フレッシュな外見と充実した内面の掛け合わせによる、バランスのとれた美しさ
- 40代以降は、自信や強さといった内面からにじみ出る美しさ
といった具合に、同じ「綺麗」という言葉でも種類が異なる美しさを想像させていることが分かります。
女性が一番綺麗な年齢というのは、「綺麗」の基準によって異なります。綺麗な女性であるためには、年齢的な若さは必ずしも重要ではないと考えて差し支えなさそうですね。
【2】年を重ねてなお「綺麗な女性」の6つの特徴
ただ、年を重ねてなお「綺麗」と言われる女性を見ると、やはり年齢よりも若々しい印象を受けることがほとんどです。
年齢の実際の若さは重視されないながらも、内面からあふれる「若々しさ」はおおいに関係してくるのではないでしょうか。
年齢に関わらず、若々しくはつらつとした女性は綺麗に見えるもの。
そんなふうになるためには、いったいどんなことに気をつけたら良いのでしょうか?
年を重ねても若々しく綺麗な女性の特徴を探ってみましょう。
1.綺麗でいようと意識している
年齢や環境を問わず、綺麗でいようと意識することで、女性は美しさをキープできます。
「もう若くないから……」とオシャレやメイクを楽しむことを忘れてしまうと、女性の放つ輝きは一気に色あせてしまいます。
年齢に関わらず、毎日身につける口紅やアクセサリーを選んだり、新しい洋服に袖を通したりするときのときめきをたっぷり味わいましょう。
2.重ねた年齢を受け止めている
若々しくオシャレを楽しむと言っても、若いときと同じ服を着て同じメイクをする、ということではありません。
似合うファッションやメイクは年齢を重ねるごとに少しずつ、自然と変化していきます。
「いくつになっても綺麗」と言われる女性の多くは、その変化を受け止めるのが上手な人です。好きなファッションやメイクを、今の自分により似合う形へと、上手になじませているのです。
若いときは、美しさに勢いがあります。好きな服を好きに組み合わせて着るだけでも、勢いが味方をしてくれて、なんとなくキマって見えるものです。
でも年齢を重ねるうちに、外見の美という勢いは失われていきます。好きなテイストの服やメイクを楽しむためには、現在の自分をよく観察して、似合わせる工夫をすることが必要になってくるのです。
無理に若作りなんてする必要はありません。これらを意識する方が、ずっと若々しさをキープできるでしょう。
3.内面からにじみ出る自信
女性の「綺麗」は人生のステージ(年齢)によって種類が変化していくもの。
年齢を重ねてきたら、外見のハリツヤではなくむしろ「内面からの輝き」で勝負できるステージに入ったのだと納得することができれば、焦ることも落ち込むこともないのだと思えます。
むしろ自信が芽生えることさえあるかもしれません!
- 仕事でもプライベートでも人生経験を重ねて強くなってきたこと
- ちょっとしたトラブルくらい、慌てず対処できるようになったこと
- メイクやファッションにも大人として工夫を重ねていること
- 家族や趣味など、人生を費やしても良いと思える大切な何かを持っていること
これらはすべて、年齢を重ねてこそ手に入る自信です。
内面からの自信がにじみ出ることで、女性は一層輝いて綺麗になれるのですね。
4.基礎的なケアをきちんとしている
年齢を重ねてなお綺麗と言われる人の多くは、身体の基礎的なケアに、若い頃よりもより一層気を遣っています。
- 唇
- 肌
- 髪の質、髪型
- 爪
こうした細やかな部分に気を遣うことが、大人の綺麗に直結しています。
お肌や唇がつやつやと潤っている人、髪や爪の手入れが行き届いている人は、いくつになっても若々しく綺麗に見えます。
5.姿勢が良い
若々しくて綺麗な人は、ほとんどがピンと背筋の伸びた姿勢の良い人です。
普段から猫背でいると、どことなく疲れた印象にもなり、余計な部分に贅肉がつきやすくもなります。
姿勢が良いとスタイルも良く見えますし、実際に筋肉を常に使っている状態なので無駄なお肉がつきにくくもなるのです。
姿勢の良さは、メンタルにも影響を与えます。
背筋を伸ばして姿勢を良くし、口角を上げてスマイルを心がけると、気持ちも自然と元気になります!
6.積極的に外に出る
家の中に閉じこもってばかりいると、大好きだったオシャレも面倒になっていくものです。
綺麗な人は、積極的に外へ出ます。人の視線を意識することで身も心も引き締まりますし、オシャレも楽しくなるのです。
誰かと会うなら尚更、より綺麗な自分になりたいと感じるのが女性の心理です。大好きな人と会話して笑顔になることで、また一層元気に、綺麗にもなれます。
外を歩くことで周囲の人たちのファッションやメイクからも刺激をもらうことができます。
「もう若くないし」「オシャレも楽しくなくなっちゃった」なんて落ち込みそうになっているなら、むしろ積極的に外へ出る機会を作りましょう!
【まとめ】おばあちゃんになっても綺麗でいるために♪
女性が一番綺麗な年齢とはいったいいつなのか。それは「綺麗」の定義によって変わります。
であれば、いつも「今が一番綺麗だ」と自分で思えるように、年齢に合った美を磨き、自分自身を楽しむことが最も得な生き方であると言えるのではないでしょうか。
「おばあちゃん」と呼ばれることが自然な年齢になっても、可愛らしさや美しさを失わずにいられるよう、努力を重ねていきたいですね。
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