みなさんは1ヶ月に美容代をどのくらいかけていますか?女性は男性と違って「美」にかけるお金が必要ですが、美容とは化粧品だけではありません。
髪と整えたり身体のメンテナンスをするのも美容のうち。ああ、お金がいくらあっても足りませんね。
他の人はいくらくらい美容にお金をかけてるんだろう?と気になってもあまり人には聞けないのでは?
そこで、年代別にどのくらいかけているのか、その平均はどのくらいなのかを調べてみました。
世代別の平均美容代・年齢が上がるほど高くなる
20〜40代の1ヶ月の美容代は平均で1〜2万円くらいだというアンケート結果があります。この平均値だけでも結構幅がありますが、世代によってもかなり変わってきます。
ちなみに女性がお金を使う美容代とは主に
- コスメ(基礎化粧品、メイク用品)
- エステ・ネイル
- マッサージ
- 美容室
などです。
家計簿サービスの利用者アンケートからの結果から、年代別の内訳をみていきましょう。
20代女性の平均額は17,906円
20代が一番お金をかけるのはエステやネイルで、5,697円です。
若い女性はまだお肌のハリが失われていませんから、どちらかというとそれにさらに磨きをかける、自分を美しく見せるための美容代にかけているということが分かります。
- エステ・ネイル:5,697円
- コスメ:4,914円
- マッサージ・ジム:2,749円
- 美容室:4,943円
体力もあるし、マッサージなどにかけるお金もそれほど高くはないですね。
30代女性の平均額は19,461円
30代になるとコスメ代が一番で、6,034円となっています。30代になるとお肌の曲がり角を感じ始めて、基礎化粧品にお金をかけだす年代ですね。
- エステ・ネイル:4,779円
- コスメ:6,034円
- マッサージ・ジム:2,749円
- 美容室:5,899円
仕事をしてしばらくたっている年代ですから自由に使えるお金も増えてきますね。
40代女性の平均額は21,367円
40代になるとさらにコスメ代がかかります。これは年齢肌など肌の悩みが増えてくるためだと思われますね。
- エステ・ネイル:3,125円
- コスメ:7,191円
- マッサージ・ジム:4,798円
- 美容室:6,253円
基礎化粧品が一番・コスメ代の内訳
美容代の中で多くの割合を占めるのがやっぱりコスメ代です。
コスメ代の平均は、
- 基礎化粧品 5千円~1万円
- メイク用品 3千円~5千円
全体の中ではどちらも3,000円未満が一番多いものの、中には3万円以上かける人もいるので、かなり幅が出てくるんですね。
アイテムを上手に使い分けて節約
金額はアイテムによってだいぶ違ってきて、基礎化粧品は
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- パック
などをそろえだすと、どうしてもそれなりの金額がかかってしまいます。
メイク用品は、
- ファンデーションは肌に良い高いもの
- チークやアイシャドウなどはプチプラのもの
を購入するなどして使い分けをしています。
一気にラインでそろえると高額に
基礎化粧品はラインでそろえると1万5千円~2万円くらいになってしまうため、使っているブランドを変えた時はちょっと高額になりがちですね。
月平均にすれば5千円~1万円くらいになるのですが、頻繁に化粧品を変えると高額になる傾向があります。
敏感肌や乾燥肌はやや割高になる
肌が健康であればプチプラ化粧品でも十分なのですが、
- 敏感肌
- 乾燥肌
- 年齢肌
など配合されている成分にこだわりがあるもの、美容成分が高濃度で配合されているものなどはどうしても割高になるので、コスメ代も高額になりがちです。
カット以外にカラーやパーマ・美容室代
1ヶ月の美容室代は、5千円~1万円が一番多くなっています。
低いと千円未満ですが、シャンプーやブローなしでカットのみにして数ヶ月に1度であれば、そのくらいに抑えられるかもしれません。
中には2〜3万円かけるという人も。何をすると高額になるのでしょうか。
カラーやパーマをすると高めに
縮毛矯正は普通のパーマよりもやや高いですね。ですから、髪質によってはパーマ代だけでもかなりの差が出てきます。
カラーもどのくらいの頻度で行うかで金額に差が出ますね。カットもカラーもパーマも、となると高額になってしまうため、カラーだけは自分でやって金額を抑える、という方も多いようです。
カットモデルをして節約する人も
美容室代については、お店や美容師さんにこだわりがなければ、節約する方法があります。
- カットモデルをする
- 1000円カットの店に行く
- クーポンを使って新規のお店にしか行かない
など、やろうと思えばかなり節約できます。
ネイルはかなり幅がある
ネイル代は全くやらない人もいますし、こだわる人はケアからデザインまで凝っているのでかなり金額に幅があります。
ハンドケアのみなら2~3千円くらいで出来ますが、マニキュア、ジェルネイルなどをしていると1回1万円以上払っている人もいます。
ネイルはセルフでやっている人も多いですし、道具さえそろえてしまえばかなり金額は抑えられるでしょう。
自分が自由に使えるお金の額に違いが出る
例えば化粧品ですが、上限と下限を見ると、8千円~1万5千円とかなり幅があります。
これは、何にこだわりがあるかということに加え、自分が自由に使えるお金の額によっても変わってきますね。
女性のお小遣いの平均額
女性が1ヶ月に使えるお小遣いの平均額はおよそ1万6千円となっていますが、これも平均値。職業や年代によっても変わってきます。
例えば既婚女性、子どもありの場合、
- フルタイム 26,725円
- パート・アルバイト 15,562円
- 専業主婦 14,942円
額が決まっていない、5万円以上という人がいる一方で、「ない」という人も多いのです。
- 仕事をしているかしていないか
- 結婚しているか、子どもはいるか
など、ライフスタイルの違いによってもかなり幅が出てきます。お小遣いの額によっても、美容代は大きく違ってきますね。
セルフケアを上手に取り入れて節約
美容は終わりがないですし、たまにはエステで思いっきりキレイになりたいとも思いますよね。でもすべてにお金をかけようとすればキリがありません。
プロにやってもらった方がいいに決まってるのですが、これだけは自分でできないというものだけお店でやってもらうというのもいいですね。
また、化粧品などは自分で作ってみたり、髪の手入れも美容室のトリートメントでなくても、卵やはちみつなどの自然素材を使ってケアできます。
美しいかどうかと美容代は別!
自分がかけている美容代と平均額はどのくらいの差がありましたか?
もっとかけたいと思ったか、かけ過ぎかなと思ったか、美容はその人のこだわりでもあるので、いくらが適切かということは額だけでは判断できませんね。
美容は普段のライフスタイルも重要です。
その上でお金をかければより効果が出ますし、もしかしたら今より金額を抑えられるかもしれません。
また、なかなか美容代にかける余裕がないという方でも、工夫次第で美しくなることは可能です。
自分にあった美容法を編み出すきっかけになるかもしれませんよ。