パサつく髪にはあんず油がおすすめ。保湿効果を高める使い方
Date:2017.12.10
髪がパサつく、広がる、まとまらない!とお悩みのあなたへ、是非おすすめしたいのがあんず油です。
あんず油でヘアケアすれば、気になる髪のダメージも補修して、さらっとした髪になっていくんですよ。
自然の植物オイルの力で、髪本来のツヤを取り戻しませんか?
あんず油がどのように髪をキレイにしていくのか、その効果や便利な使い方などをご紹介します。
この記事の目次
あんず油はこんな髪質でお悩みの人におすすめ!
あなたはどのような髪の悩みを抱えていますか?
- 髪が多い、太い
- うねってまとまらない
- 髪がごわついている
- すぐ広がって、スタイリングが思い通りに出来ない
- 頭皮が乾燥している
- フケやかゆみが気になる
- パーマやヘアカラーで髪のダメージが気になる
このようなことが気になっているなら、あんず油でのヘアケアがおすすめですよ。
べたつかない、さらっとしたオイル
あんず油とは杏の種子から採られた、自然のオイルです。オイルというとべたつくのでは?と心配する人もいると思いますが、そんなことはありません。
質の良いオイルはさらっとしていて、スーッと髪に馴染んでいくのでべたつくこともないですし、オイル臭さも気になりません。
むしろ、杏の甘い香りがほんのりする、髪に優しいヘアオイルです。これから髪のオイルケアを始めてみたい、と思っている人にもとてもおすすめのオイルなのです。
パサつきを抑える、あんず油の髪への効果
髪に良いヘアオイルは色々ありますが、あんず油の持っている髪への効果をまとめてみました。
サラサラヘアを目指す人に、特におすすめだと思います。
パサつきを抑える効果
あんず油にはオレイン酸、リノール酸、ミネラルなどが豊富に含まれています。ですから、髪や頭皮への馴染みがとてもいいんですね。
開いてしまったキューティクルを保護する働きもあるので、パサついた髪もしっとりさせてくれます。
パーマやカラーを繰り返してダメージを受けている髪にもおすすめです。
くせ毛を抑える効果
髪にくせがあるとうねってしまってなかなかまとまりませんよね。あんず油はそんな時に髪を自然にボリュームダウンさせるのにも役立つんです。
剛毛でまとまりにくい髪をしっとり落ち着かせるのにもピッタリですよ。
女性は年齢とともに女性ホルモンの減少によって髪のうねりが出てくる人も多いですが、そんな髪もまとまりよくしてくれます。
静電気を防いでアホ毛も抑える
あんず油を髪の表面につけておくと、静電気も予防してくれるんです。特に冬は、静電気で髪が広がると恥ずかしい思いをしますよね。
あちこちからアホ毛が出てる…。そんな時こそ、あんず油が役に立ちますよ。
ワックスやスプレーで固めるという方法もありますが、ガチガチに見えるのもイヤですよね。
あんず油をつけておくとキューティクルの保護も出来ますし、何より手触りが柔らかくて気持ちがいいんです。
頭皮を健やかに保つ効果
キレイな髪は健康な頭皮から作られますが、あんず油は頭皮を健やかに保つためにも使えます。
顔は一生懸命ケアするのに頭皮は放置している人が多いのですが、頭皮にも適度な油分と潤いが必要です。
あんず油は頭皮にもとても馴染みがいいので、しっかり保湿をしてくれます。
育毛対策としても有効
女性は40代になって女性ホルモンが減少しだすと、それが髪のボリュームにも影響を与えてしまいます。
ストレスや疲労で、30代の後半から髪が細くなったり、薄くなるなどの悩みを抱えている人もいます。
あんず油を頭皮のマッサージに使うことで頭皮の血行を促進し、育毛対策としても非常に役立ちます。
フケやかゆみなどのトラブルを改善
フケやかゆみでもし悩んでいるなら、それは頭皮のケアが足りないということですね。
肌がかさつくのと同じで、頭皮も潤いが足りないと皮膚のバリア機能が低下して、炎症が起きることがあります。
それによって、フケやかゆみなどの肌トラブルも改善していくことが出来るでしょう。
紫外線のダメージから髪を守る
あんず油にはキューティクルを保護する働きがあるので、紫外線のダメージからも髪を守ってくれます。
営業の外回りなど、外に出ている時間が長い人にもとてもおすすめです。
頭皮ケアも出来る、あんず油の便利な使い方
髪をしっとりさせるだけでなく頭皮のケアにも使えるあんず油。実際、どのように使えばいいのか、便利な使い方についてまとめました。
アウトバストリートメントとして
一番使いやすいのは、シャンプーの後の洗い流さないトリートメントとして使う方法でしょう。
髪を洗った後に、軽くタオルドライしてから毛先を中心にあんず油を優しく馴染ませます。
それからドライヤーをかけると、髪の水分をしっかり閉じ込めて、ツヤも良くなります。
寝癖もつきにくくなるので、翌朝の髪のまとまりが違ってきますよ。
使う量の目安は、
- ショート 2滴
- セミロング 3~4滴
- ロング 4~6滴
くらいです。
ただし、髪の量によっても変わってくるので、最初は少なめの量から始めてみてください。
あんず油でヘアパック
週に1回、スペシャルケアとしてヘアパックはいかがでしょうか。
◆ヘアパックのやり方
- シャンプー前に髪を軽く湿らせます。
- 毛先を中心にあんず油を馴染ませます。
- 蒸しタオルかシャワーキャップなどをして10分ほどおきます。
- その後は普通にシャンプーで洗い流します。
タオルで包んで、そのまま湯船に入るのもおすすめです。
ヘアパックに使う量の目安は、
- ショート 大さじ1/3
- セミロング 大さじ2/3
- ロング 大さじ1
です。
これも髪の量によって変わってきますが、後で洗い流すので量はやや多めでも構いません。
もしシャンプー1回でべたつく感じがあるなら、2度洗いしても大丈夫です。
定期的にヘアパックをすると、まとまりもよくなり髪にツヤが出てきますよ。
頭皮のマッサージにも使える
あんず油を使って頭皮のマッサージをしてみましょう。頭皮の汚れや皮脂をしっかり取り除きたいので、頭は乾いたまま使用します。
使用量の目安は大さじ1杯くらいです。
◆頭皮マッサージのやり方
- あんず油を手の平で伸ばし、頭皮に馴染ませます。
- 下から上に向かって、円を描くようにして指の腹で優しくマッサージしてみてください。
時間は2~3分程度が適当ですが、自分が気持ちいいと思うくらいの強さ、時間にしてくださいね。
その後はシャンプーでしっかり洗い流します。べたつく場合は2度洗いしてください。
紫外線対策としてお出かけ前につける
髪を保護するために、スタイリングの最後に髪の表面にあんず油をつけておくのもおすすめです。
最後の仕上げなので、ベタベタにならないようにほんの1~2滴で十分です。
手の平にあんず油を出して、毛先を中心に髪の表面に馴染ませます。
ツヤ髪を作ると評判の椿油とどっちがおすすめ?
ヘアオイルとして、椿油も人気ですよね。髪にはどちらがおすすめなの?と気になっている方も多いと思います。
そこで、それぞれの特徴についてもお話ししますね。
椿油は髪のパサつきがひどい時に
椿油はその保湿効果の高さが特徴です。ごく少量で髪のまとまりが出ます。
ごわつく髪を柔らかくしたいとか、とにかく乾燥している髪のボリュームを抑えたいという時には椿油がおすすめです。
ただし、使いすぎるとべたついた感じになってしまう可能性もあります。
また、一番搾りの椿油は独特な香りがするので、ここは好みが分かれるところです。
あんず油はサラサラヘアにしたい時に
あんず油は椿油と比べるとやや軽いテクスチャーなので、髪のまとまりも欲しいけれど、さらっと仕上げたい時におすすめです。
ちなみに、油の粘度は
- 椿油 112.4
- あんず油 70.1
なので、あんず油の方がさらっとしているんですね。
その時々で使い分ける
私は夜のケアには椿油、スタイリングの後はあんず油と使い分けています。髪の乾燥具合で使い分けるのもいいでしょう。
酸化しないうちに使い切ろう!
あんず油はとても安定したオイルですが、油は開封すると同時に劣化していくものです。
あまり使わないでいると酸化臭がしてくるので、できれば1~2ヶ月で使い切るようにしてください。
ただ、毎日使っていると意外に早くなくなるものなので、使い切れない心配はないと思います。
もし心配なら、一番小さいサイズから試してみてください。
直射日光の当たらないところで保管
オイルの保管は冷暗所が基本です。直射日光が当たらず、高温多湿の場所を避けて保管するようにしてください。
あんず油でパサつき知らずの美髪を作ろう!
あんず油を使い始めると、使わなかった時との差がよく分かるようになります。
毎日使っていると、本当に髪のツヤが良くなっていくので、パサつきが気になっている人には是非使って欲しいと思います。
お風呂の後の数滴で髪がキレイになっていきますから、手間を惜しまず、毎日ケアしてみてくださいね。
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