アクセサリーはお手入れすれば長持ちする!素材別お手入れ方法
Date:2018.08.01
女性であればアクセサリーはいくらか持っていますよね。女性にとってアクセサリーはファッションであり、自分を表現するアイテムでもあります。
たくさんお持ちの方はどのように保管していますか?お手入れはしていますか?忙しい毎日で、アクセサリーのお手入れまで手が回らないのではないでしょうか?
毎日お肌につけるアクセサリーは見た目はわかりにくいかもしれませんが、メイクや香水、外気にさらされ汚れが蓄積されています。
汚れたアクセサリーをつけ続けると皮膚が赤くなったりかぶれたりすることがあります。直接お肌につけるものですから、常に清潔に保っておきたいものです。
ここでは、普段使いのアクセサリーからここぞの時のアクセサリーまで、誰でもきれいに保つことができるアクセサリーのお手入れ方法をご紹介しましょう。
アクセサリーの素材や種類によって違うお手入れ方法
一日の終わりにつけていたアクセサリーをきちんとお手入れするのは、なかなか難しいですよね。
時間がある時や汚れたなと感じた時、一週間に一回お休みの時など、定期的に決まったお手入れ方法を施してあげましょう。普段使わないアクセサリーは、季節の変わり目に様子見でお手入れするようにしましょう。
素材別お手入れ方法
ピアスやネックレス、指輪、ブレスレット、アンクレットなどアクセサリーにもいろいろな種類があり、素材もさまざまです。アクセサリーに使われる代表的な素材のお手入れ方法を見ていきましょう。
- ゴールド
- K18やK10のゴールドが一般的なアクセサリーとして使われていますが、金の他に銀や銅が混ぜてある合金です。金100%ではやわらかすぎてアクセサリーとして加工しづらいため合金がゴールドのアクセサリーとして出回っています。
- 水に中性洗剤を少し溶かし、そこにアクセサリーを浸します。
- 清潔なリップブラシでチェーンやモチーフの隙間をやさしくこすって汚れを落とします。
- 最後に水洗いですすぎ、やわらかい布で水気を拭き取ります。
- 必ず完璧に乾燥させてからしまうようにしましょう。
普段の汚れは、やわらかい布でやさしく拭きましょう。ただし、ホワイトゴールドはコーティングされており、研磨剤入りのクロスで拭くとコーティングが薄くなるので研磨剤入りのクロスであるか否か確かめて使用しましょう。
- シルバー
- シルバーは放っておくと、黒く変色していきます。その変色を元に戻すためにシルバー用の液体クリーナーにアクセサリーを浸しておくと、細かい部分の汚れも落ちてシルバー本来の輝きを取り戻します。また、シルバー用の研磨剤入りのクロスでこすって変色を落とすこともできます。
家にある重曹とアルミホイルの化学反応を使いお手製液体クリーナーを作ることができます。
- 耐熱ボウルにアルミ箔を被せます。
- 80度くらいのお湯を200ml入れて、そこにスプーン1杯分の重曹を入れて割りばしでかき混ぜます。
- シルバーアクセサリーを浸します。様子を見ながら1分~3分くらい。
- きれいになったら取り出して、水ですすぎ、水気を拭き取ります。
使用する道具(耐熱ボウル、スプーン)は金属のものは化学反応を起こしてしまうため絶対にNGです。銅やパラジウムなどの地金を配合したカラーシルバーも同様のお手入れをしましょう。ブラックシルバーは通常のシルバーよりも硬いため割れやすいので取り扱いには注意しましょう。
液体クリーナーに浸しすぎたり研磨入りクロスで磨きすぎると、細かいモチーフや彫り込んだ文字などが薄れてくるので注意しましょう。
- プラチナ
- 変色や変質の心配がない貴金属ですが、やはり汚れはつくので軽く拭いたり専用の液体クリーナーの使用をおすすめします。こびりついた汚れは、研磨剤入りのクリームで丁寧に磨いて落としましょう。
- チタン・ステンレス
- 通常使用している場合はほぼお手入れ不要ですが、汚れがひどい時は中性洗剤を水に薄めて洗い、水気をしっかりと拭き取りよく乾かします。
汚れが細かい部分に入り込んでいる場合は、超音波洗浄機も有効です。
研磨入りのクロスでは磨くと傷つくので、やわらかい布で拭きましょう。
- 宝石つきアクセサリー
- 宝石がついているアクセサリーは、宝石部分に気を付けてお手入れしましょう。宝石部分にはむやみにクリーナーなどを使わないようにし、やわらかい布で拭くだけにとどめておきましょう。
ダイヤは非常に硬いので超音波洗浄機にかけても大丈夫ですが、そのほかの石は内部に傷やヒビがあると割れる可能性があるので控えましょう。
また、トルコ石やパール、琥珀、珊瑚、ターコイズ、オパール、ムーンストーンなどは水につけるとシミができてしまったり、変色したりする可能性があるので水洗いはせずにやわらかい布で拭くことにとどめておきましょう。
宝石部分に気になるほどの汚れがある場合は、購入元か専門業者に問い合わせを行い、指示を仰ぎましょう。宝石はそれぞれの石の特性があるので、自己判断では行わないようにしましょう。
あったら便利!お手入れ小道具
身近なものでも代用できますが、アクセサリーのお手入れに便利な小道具をご紹介しましょう。
- クロス
- やわらかい繊維の細かい布が適しています。眼鏡を拭くときのクロスなどで代用できます。アクセサリー購入時に付属していることもありますが、アクセサリー専用のクロスも販売されています。
- リップブラシ
- 繊細なアクセサリーの汚れを取るのに、リップブラシがあると便利です。細かいモチーフ部分の汚れをかき出したり、汚れを落としたりする時に使います。
使っていたものならしっかりと油分を取ってから使用しましょう。アクセサリーのお手入れ用に100円均一ショップで購入しても。
- ガラスのボウル
- 液体クリーナーや中性洗剤を混ぜた水にアクセサリーを浸す時に使います。お醤油小皿くらいの大きさのお椀型がちょうど良いです。透明だと汚れがわかりやすく、洗浄に便利です。
100円均一ショップに売られているもので十分です。普段は、簡易のアクセサリー入れにもなりますよ。
- 超音波洗浄機
- 眼鏡をきれいにする用に超音波洗浄機をお持ちの方は、アクセサリーのお手入れにも使えます。
中性洗剤を少し入れた水にアクセサリーを浸して使用しましょう。振動によって細かい部分の汚れが浮き出てきます。チェーンなど細かい部分の汚れが気になるアクセサリーの洗浄に最適です。
普段のお手入れを習慣化し、日常の汚れの蓄積を軽減しよう
アクセサリーをつけたら必ず簡単にお手入れすると、ひどく汚れることはなくなります。毎日のお手入れを習慣化しましょう。
日常のお手入れ
毎日肌に触れているアクセサリーは、油や外気のほこりで汚れます。帰宅したらすぐにアクセサリーを外し、やわらかい布で拭きましょう。普段から汚れを取っておくのと放っておくのとでは、アクセサリーの輝きが日増しに変わってきます。
拭く道具は、やわらかい清潔な布ならば何でも構いませんが、眼鏡用のクロスやジュエリー専用のクロスなどがあります。シカの皮などで作られたセーム革もアクセサリーにやさしく、専門店で販売されているのでおすすめです。
特に夏の汗をかく時期には、こまめに拭くことをおすすめします。
アクセサリーの扱い方
- お出かけ直前につけて、帰宅後すぐに外す
- お出かけ時にアクセサリーをつけることが多いと思います。お出かけする際には、メイクや香水をつけたり、髪形を整えたりした後の出かける直前にアクセサリーをつけましょう。夏は日焼け止めやUVカットのメイクなどをつけ終わった後にアクセサリーをつけましょう。
なぜならば、メイクやヘアスプレーなど油分やアルコールがアクセサリーにふりかかる恐れがあるからです。余計な汚れをわざわざつける必要はありませんよね。
- アクセサリーを外すべき時
- 水仕事や入浴時、プールや海水浴、調理の時などはなるべく外す習慣をつけましょう。石鹸カスや汚れが蓄積されたり、塩素や硫黄などの成分でアクササリーが変色する可能性があるからです。
また、就寝時も変形やケガの原因になるので、アクセサリーを外しましょう。
「外したらここに置く」という置き場所を決めて紛失しないように注意しましょう。
- 保管方法
- 少しでも酸化を防ぐためと、他のアクセサリーとの接触で傷ついたり絡まったりするのを防ぐために、一つずつもしくは一組ずつチャックがついている小袋に保管しましょう。100円均一ショップで100枚ほど入って売っています。
お手入れの行き届いたアクセサリーをコーディネートの仕上げに!
『外したら拭く』という簡単な習慣さえつけておけば、アクセサリーのお手入れの半分以上は達成していると言えます。そこに定期的な素材別のお手入れをプラスすれば、あなたのアクセサリーはきっと美しく清潔な状態のまま長持ちするでしょう。
購入した当初の輝きを失わないように、お肌のケア同様毎日気にかけてあげてください。清潔なアクセサリーは、最後のコーディネートの仕上げになるばかりでなく、あなたの女子力を上げてくれますよ。
お手入れの行き届いたアクセサリーは、さらにあなたの美しさを引き立たせてくれるはずですから。
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