着圧ソックスの効果。むくみを解消してスッキリ美脚を作る!
Date:2017.10.27
夕方になると足がパンパンで靴がきつい!と、足のむくみにお悩みの女性は多いと思います。
そんな方に是非試して欲しいのが着圧ソックスです。適度な圧を加えることでマッサージ効果を得られる着圧ソックスで、むくみを改善していきましょう。
着圧ソックスの効果を最大限に引き出すために、正しい履き方や注意して欲しい点なども合わせてご紹介します。
パンパンの足もスッキリ!着圧ソックス6つのの効果
まだ着圧ソックスを試したことがない、という方に、着圧ソックスのオススメポイントをご紹介したいと思います。
足に圧力を加えることで、色々な効果が得られるんですよ。
1.足のむくみを改善、予防する
立ちっ放し、もしくは1日座りっ放しで足のむくみがひどい!という方は、仕事中や家事の合間にも、着圧ソックスを使ってみて欲しいです。
1日同じ姿勢でいる人の足がむくみやすいのは、足の動きが少ないためにリンパの流れが滞ってしまうからです。
また、妊娠中も大きくなったお腹で鼠径部(脚の付け根)が圧迫されるために、足がむくみやすくなります。
2.スッキリ美脚を作るダイエット効果
着圧ソックスは寝ている時にもはくことが出来ます。寝る時にも適度な圧が加わっていることで血行が良くなり、脂肪燃焼しやすくなる効果が期待できます。
また、着圧ソックスを履いて歩くことで、普段よりも筋肉を動かす効果が期待できるので、運動不足の人ほどおすすめしたいですね。
3.血行を促進して冷え性を改善、予防する
足は心臓から一番遠いところですから、どうしても静脈血が戻りにくい場所。
血流を良くするには、運動するかマッサージをするかしかありませんが、履いているだけでそれが出来るのが着圧ソックスなのです。
適度な圧を加えることで血行を促進しますから、むくみと同時に冷え性も改善していくことが出来ます。
冷えがひどい人は、保温機能のついた素材だとなおいいですね。
4.老廃物を排出して足の疲れを取る
血液やリンパの流れが促進されると、身体も温まりますし、老廃物を排出しやすくなります。むくみが取れてスッキリすると同時に、疲労回復にも役立ちます。
足の疲労感がひどい時にも、着圧ソックスはおすすめなのです。
5.エコノミー症候群の予防にも
飛行機に長時間乗る時は、エコノミー症候群が心配されますが、それも着圧ソックスをはいていれば大丈夫です。
着圧ソックスには血栓を予防する効果が認められているので、飛行機でも車でも、長時間同じ姿勢でいる場合には1足持っていくことをおすすめします。
ただし、エコノミー症候群の予防であれば、膝下の着圧ソックスで十分でしょう。中には太ももまであるタイプもありますが、ふくらはぎに圧力がかかれば血栓は予防できます。
ちなみに、ビジネスクラスでもファーストクラスでも長時間動かないでいれば血栓が出来る危険もあることから、日本旅行医学会では「ロングフライト血栓症」と呼んでいるとのことです。
6.妊婦さんは特に注意!下肢静脈瘤の予防
静脈瘤とは、血流が悪くなることから血管にある弁が壊れてしまう症状で、特に足に出来やすいため「下肢静脈瘤」ともいわれます。
肌の表面にでこぼこしたものができるのが特徴ですが、軽度なものだと表面上は分からないこともあります。
即命に関わるような病気ではありませんが、重症化すると手術が必要になったりすることもあるので、元々むくみがひどい人は注意が必要です。
着圧ソックスは適度な圧で血行を促進することで、この下肢静脈瘤を予防する効果が期待できるのです。
私も3回の妊婦生活で、小さいですが、ふくらはぎの数カ所に静脈瘤ができました。
気づいてからは着圧ソックスを履くようにしていたので重症にはなっていませんが、妊婦さんは特に注意して欲しいと思います。
着圧ソックスを選ぶ時、履く時の注意点
着圧ソックスの効果を得るためには、選び方が大事です。また、履き方についてもいくつか気をつけて欲しい点があるので、初めての方は特に注意してくださいね。
自分に適した圧のものを選ぶこと
着圧ソックスは弱すぎるとマッサージ効果が得られないですし、強すぎると足を圧迫しすぎてかえってむくみがひどくなることもあります。
目安としては、
- 足首:20~30hPa
- ふくらはぎ:10~20hPa
- 太もも:5~15hPa
くらいの圧がおすすめです。
きつすぎると苦しくなってしまうので、まずはゆるめのものから始めて、徐々に強くしていくと失敗がありません。
昼は昼、夜は夜のものを使うこと
着圧ソックスは昼用と夜用で圧が違います。昼用のものを夜履いて寝ないようにしてください。
圧が強すぎて、逆に不快に感じることもあるでしょうし、健康にも良くありません。
ジャストサイズのものを選ぶこと
着圧ソックスはサイズが合っていることが重要です。
足首やふくらはぎなど、部位によって圧が違うので、サイズが合っていないものを履くと適切な圧が適切な場所にかからないことになってしまいます。
- 身長
- 足首
- ふくらはぎ
などのサイズ合わせて選んでみてください。
正しい履き方を守ること
着圧ソックスはきついので、普通の靴下のようにスッと履くことが出来ません。履く時にはちょっとコツが必要です。
足首の圧が一番強いので、ここを合わせて履きたいんです。ですから、先をたぐり寄せて、まずつま先を入れます。
それからかかとの位置をしっかり合わせます。そうすると足首に一番圧が強いところが来るはずです。
それから上まで徐々に引き上げていきましょう。しわが寄ったりしないように、しっかり伸ばして履いてください。
ダイエット目的なら太ももまでカバー
もしダイエット目的で着圧ソックスをはくなら、太ももまでカバーできるロングタイプがおすすめです。
昼間履いていたら、仕事しながら美脚が作れてしまいます。
24時間は履き続けないこと
むくみが改善されるだけでなく、足もスッキリするならずっと履いていたい!と思うかもしれませんが、24時間ずっと履くことは避けてください。
昼間履いたら夜は休む、寝る時に履いたら日中は履かないなど、メリハリを付けることをおすすめします。
足に圧をかけつづけることは逆に血液の流れを阻害して、むくみがひどくなる可能性もあるからです。
肌が弱い人はかぶれに注意
肌が弱い人は、靴下のゴム部分などで肌荒れを起こす可能性もあります。
最初からきついものは避けるか、もしかぶれてしまったらそのメーカーの製品は肌に合わないということで、他のものに変えてみましょう。
水虫などの疾患を持っている人は蒸れに注意
水虫や湿疹などの皮膚疾患を持っている人は蒸れが大敵!着圧ソックスは普通の靴下よりも密着度が高いため、ずっと履き続けていると足が蒸れてしまう可能性があります。
着圧ソックスは、つま先まで覆っているタイプと、つま先が空いているタイプがあります。
皮膚疾患のある人はつま先が空いているタイプか、通気性の良い素材をつかったものをおすすめします。
弾性ソックス(ストッキング)との違い
弾性ソックスとは医療用の靴下で、普通の着圧ソックスよりも圧が高めなのが特徴です。医療用なので、一応病院で取り扱われています。
足首が30~40hPaくらいなので、市販品と比べると1.5~2倍の圧がありますね。
弾性ソックスは、症状に合わせて適切な圧やサイズのものを医師が選んでくれます。
着圧ソックスを上手に使いこなしてむくみ知らずに!
私も1日中座りっ放しの仕事なので、昼用、夜用と持っていて、その時々の足のむくみ具合によって使い分けています。
靴下を脱いだ時、本当に足がむくんでいなくてスッキリしているので、やっぱり手放せないなと思っています。
足のむくみが辛いけど運動したりマッサージに行ったりする時間がない人には、ぜひ着圧ソックスをおすすめしたいですね。
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