ベーグルで痩せる!パン好き女子にベーグルダイエット
Date:2018.11.09
パンの一つであるベーグルを使ったダイエット、ご存じですか?
「ダイエットに興味はあっても食べるのは大好き、満腹感を感じるまで食べたい!」「炭水化物は絶対に抜きたくないし、米かパンを選ぶなら、断然パン派!」という女子におすすめです。
ベーグルは普通のパンよりも噛みごたえがあるので、1個食べただけでも満腹感を得られやすい、ダイエット向きのパンなのです。また、普通のパンより硬めなので、フェイスラインをほっそりさせたい女子にもピッタリです。
パン好き女子に試して欲しいベーグルダイエット。あなたも気軽に挑戦してみませんか?
この記事の目次
ベーグルがダイエットに向いている理由
パンは炭水化物ということもあり、食べると太るイメージがありませんか?ところがベーグルには、ダイエット向きの理由がいくつかあるのです。その特徴をご紹介します。
脂質の量が少なめ
ダイエットをする場合は、脂質の摂取量に気をつけたいところですが、ベーグルは普通のパンと違って、通常、下記の食材を使用していません。
- バター
- 牛乳
- 卵
そのため、普通のパンよりもダイエット向きだと言えるでしょう。実際に、他のパンと脂質の量を比較してみます。
脂質の量 | 熱量 | |
---|---|---|
ベーグル | 2.0グラム | 275カロリー |
食パン | 4.3グラム | 262カロリー |
あんパン | 4.1グラム | 287カロリー |
クロワッサン | 23.4グラム | 411カロリー |
※表内の数値は、100グラムあたり。
注意したい点は、ベーグルのカロリー。他のパンよりも脂質の量は少ないですが、カロリーは同程度です。食べ過ぎには注意しましょう。
一般的なパンより、GI値が低め
GI(グリセミック・インデックス)値という言葉をご存じですか?食後の血糖値の上がり方を数値化したもので、GI値が低い食品は、血糖値の上昇が穏やかであると言われます。
ベーグルは、GI値が一般的なパンよりも低めであるため、比較的ダイエット向きと言えるでしょう。
GI値 | |
---|---|
ベーグル | 75 |
食パン | 95 |
フランスパン | 95 |
白米 | 88 |
うどん | 85 |
さらに、全粒粉やふすま粉、ライ麦入りのベーグルを選ぶと、GI値がさらに低くなるため、ダイエット中にはおすすめです。
しかしベーグルは、結局のところ炭水化物。炭水化物は、野菜などよりGI値が低い訳ではないので、食べ過ぎないように気をつけましょう。
噛みごたえがあり、満足感が得られる
ベーグルを使ったダイエットで一番おすすめできる点は、独特のもちもち感により、よく噛んで食べられること。1個食べるだけでも満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを抑えられます。
ベーグルを食べるときは、1個でも満足感が得られるように、よく噛んで味わって食べましょう。毎日食べることであごの筋力が鍛えられて、フェイスラインの引き締めも期待できますよ。
※保存期間は、ベーグルによって異なります。詳しくはお店等でご確認ください。
ベーグルをダイエットに活かすには、どんな方法がよいの?
ベーグルを食事に取り入れる際は、朝食か昼食の炭水化物をベーグルに置き換えるだけの置き換えダイエットがおすすめです。本格的にダイエットをする場合は、2食分を置き換えるという方法もあります。
ベーグルは炭水化物なので、食べるときは中に具材を詰めるか、スープやサラダといっしょに食べた方が栄養バランスが良いと思います。
どんなベーグルなら、ダイエットにぴったり?
ダイエットには、どんなベーグルが適切でしょうか?まず大前提ですが、糖質の高いベーグルはカロリーも高くなるので、おすすめできません。そのうえで、もし硬さや粉を選べるようであれば、下記を参考にしてみてください。
硬さを選ぶなら
ベーグルにも硬さがいろいろありますが、ダイエット中は、できるだけ噛みごたえのあるハードなタイプを選びましょう。
もっちりしていて噛みごたえがあるベーグルは、食べたあとの満腹感が違いますし、フェイスラインを引き締める効果もあるのでおすすめです。そうは言っても、自分に合う硬さかどうかも重要。合わない硬さを選んで、あごを痛めないように気をつけてくださいね。
粉を選ぶなら
ベーグルは、一般的には強力粉でつくられますが、ダイエットの成果にこだわりたい方は、前述したとおり、GI(グリセミック・インデックス)値がさらに低くなる粉でつくられたベーグルを選んでみてください。下記の粉でつくられたベーグルが、よりダイエット向きです。
- 全粒粉
- 皮のついた小麦をそのまま粉状にしているのが、全粒粉です。全粒粉を使ったベーグルは、通常のベーグルよりGI値が低くなるため、よりダイエット向きですが、糖質の量はあまり変わらないことが多いので、食べ過ぎに注意しましょう。
- ふすま粉
- 小麦粉の表皮だけを粉状にしたのが、ふすま粉です。GI値も糖質も低く、さらに食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているため、一番ダイエット向きの粉だといえます。
- ライ麦粉
- 小麦とはまったく別の麦、ライ麦でつくられたのが、ライ麦粉です。こちらもGI値が低く、食物繊維やビタミンが豊富に含まれているため、ダイエットにおすすめの粉です。
ベーグル専門店に行ってみると、甘くないベーグルでも、野菜を練り込んだもの、雑穀、セサミを入れたもの等、選択肢も豊富で驚いてしまうほどです。
上記に挙げた硬さや粉を意識しながら、自分好みのヘルシーなベーグルを選んでみてはいかがでしょうか?
どんな食材の組み合わせなら、ダイエットにぴったり?
ダイエットを成功させるには、自分が飽きてしまわないことも大切です。その点ベーグルは、飽きないように具を変えることができます。ベーグルを半分に切って具材を詰めたり、1個のベーグルにプラスして、スープやサラダをつけるなどの工夫ができます。
ダイエットの観点から、筆者がオススメと思う食材の組み合わせを載せてみます。参考になれば幸いです。
- えび&アボカド
- 高タンパク&低カロリーのえびと、食物繊維が多く含まれているアボカドの組み合わせは、ダイエット向きなのに美味。アボカドは脂肪燃焼効果もありますが、同時に高カロリーなので、量は控えた方が良さそうです。
- ささみ&アボカド
- 鶏肉のささみは、えびと同じく高タンパク&低カロリーなので、ダイエット向き。森のバターと呼ばれるアボカドとの組み合わせは、ささみ肉の淡白さを補ってくれます。
- スープをつけるなら…
- 野菜がたっぷり入ったミネストローネと食べるのがおすすめです。トマトベースのスープなので、トマトのリコピンによる脂肪燃焼効果も期待でき、たっぷりの野菜により、食物繊維を多く取ることができます。
ベーグルダイエットを成功させるために、気をつけること
ベーグルはダイエットに向いているパンとはいえ、気をつけるべきことがあります。下記の点に注意して続けてみましょう。
1食に、1個だけ
ベーグルは炭水化物ですし、カロリーが特別低い訳ではないので、食べ過ぎると逆に太る原因にもなり得ます。ベーグルは、1個でも満足できるもちもち感がメリットなので、1個で満足することを鉄則としましょう。
バターやマーガリンを塗らない
ベーグルは、バターを使っていない脂質の少ないパンであることがメリットです。脂質の量が多いバターやマーガリンを塗ると、そのメリットがなくなってしまいます。
甘いベーグルを選ばない
大前提ですが、ダイエットのために、糖質を取らないようにご注意ください。もちろん糖質を含むジャム等も塗らないようにしましょう。
1個で満足できるところが、ベーグルダイエットの魅力。
ベーグルは、普通のパン類よりももっちりしているので、1個食べるだけで、満腹感を味わえるところが魅力です。
冷凍保存もできるので、毎日続けるのは意外とハードルが低いはずです。ダイエットのために甘いベーグルを選べなくて残念かもしれませんが、ベーグル専門店に行ってみると、プレーンなものからセサミ、豆乳など色々な種類が有り、意外と楽しめます。もっとこだわりたい人は、粉を購入して生地からつくることもできます。
ダイエット中の「食べたい!」という気持ちを無理なく抑えられるベーグルダイエット。ぜひ、気軽に試してみてくださいね!
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