美肌のために毎日摂りたいビタミンC!簡単摂取でつるすべ肌に!
Date:2018.06.29
栄養素の中でとても有名な『ビタミンC』。健康にも肌にも良いことは知っていますよね。
よく市販の飲み物やお菓子にも使われており、手軽に摂れる私たちの身近にある栄養素です。
あまりにも身近すぎて、わざわざ摂らなければ!という意識がそんなに湧いてこないのではないでしょうか?
しかし、ビタミンCのあまりにも納得な美肌効果を知れば、ビタミンCを積極的に摂取したくなるでしょう。
そんなあなたに、ビタミンCが持つ知られざる美肌効果と、効率的な摂取方法をご紹介しましょう。
ビタミンCが持つ知られざる美肌効果には、納得の要因があった!
なんとなくビタミンCが肌に良いのは分かっている方も多いと思いますが、どんな効果があるのか知っていますか?
ここでは、ビタミンCが身体の内側から作用する肌への嬉しい効果を見ていきましょう。
そう、ビタミンCは肌への美肌効果のアプローチを様々な角度からアシストする名プレイヤーなのです。
ビタミンCはビタミンのエース
人間が生きる上で必要な五大栄養素の一つです。健康を維持するために私たちの生活に欠かせません。ビタミンといっても多様なビタミンがあり、ビタミンCはその中の一つ。
ビタミンCが不足すると様々な不調が表れますが、ビタミンCが発見されるきっかけになった壊血病(ビタミンC欠乏症)もその一つです。ビタミンC不足の症状は多岐に渡っており、健康面や美容面に表れます。
ビタミンCは、疲れを取ったり、風邪を予防したり、免疫力を高めたりする働きがあるだけでなく、美容面にも有効で、美白や美肌効果も備わっているのです。
そのような働きをするビタミンCは、水に溶けやすい水溶性のビタミンなので体内に吸収されやすく、血液と共に体中を巡って体の不調な箇所へと到達することができ、即効性もある優れものなのです。
美肌へ導くビタミンCの働き
レモンを輪切りにして顔に貼るレモンパックなるものが流行りましたが、ビタミンCは水溶性なので、外側から貼り付けても美肌の効果はありません。
体の内側からの働きによって、美肌効果が期待できるのです。
- 抗酸化作用(酸化防止作用)
- 細胞の酸化を止める作用や元に戻す作用があります。有害な活性酸素から肌を守り、肌をサビさせない効果で肌の老化を防止します。
この活性酸素に対抗する抗酸化物質が元々体には備わっているのですが、活性酸素が大量に発生してしまうと、抗酸化物質の量が減ってしまい、細胞がどんどん酸化することになり、肌の老化だけでなく、様々な病気の原因にも。
ビタミンCは、これらの活性酸素を抑える働きがあり、アンチエイジングの効果があるのです。
- メラニンの生成を抑える
- シミの元になるメラニンの生成を抑えるだけでなく、濃色メランンを淡色メラニンへ還元する作用があります。
よって、ビタミンCは、肌をくすみから守りクリアな肌にする美白効果があるのです。
- コラーゲンの生成を助ける
- 細胞と細胞をつなげるコラーゲンというたんぱく質を作るのに不可欠です。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け皮膚や粘膜を若々しく保ち、みずみずしいプルプルの肌を作ります。
- 肌のターンオーバーを活性化する
- 一定周期で起こる肌のターンオーバーを活性化することで、細胞の生成と修復を助けます。
古くなった角質をはがし、新しい細胞を生成する肌の生まれ変わりに作用します。肌のターンオーバーが正常化すると、くすみが取れ潤いのあるみずみずしい肌に生まれ変わります。
- 貧血予防
- 鉄分の吸収率を上げ、肌荒れの原因になる貧血を予防します。
貧血によって酸素の供給量が減り、新陳代謝の働きが低下し肌荒れが引き起こされてしまいますが、貧血が治ったら、この機能が回復し肌にも潤いが戻ります。
貧血は顔色を青白くし不健康に見えてしまいますが、貧血を治せば血行が良くなることで顔色も良くなり、肌の新陳代謝も上がり、美肌につながります。
- ストレスに作用
- ストレスを過剰に受けると、体内で活性酸素が大量に発生し、肌をも酸化させてしまいます。
ビタミンCはこの酸化を防ぐので、ストレス軽減にも効果がありストレスによる肌荒れを防ぎます。
身近な食材や手軽なサプリメントでビタミンCを摂取しよう
成人の一日のビタミンC摂取推奨量は100mgと定められています。解りやすく表すと、レモン果汁7個分に相当します。
レモン7個分なんて一日に到底食べることはできませんが、この量を三食の食事で分散して摂れば良いのです。もちろん食事から摂取できるのが理想ですが、サプリメントでも補給することは可能です。
ここでは、どのようにビタミンCを摂取するのが良いのか、自分に合った最適な摂取方法を見つけましょう。
ビタミンCを多く含む食べ物
ビタミンCを多く含む食べ物は、いちご、キウイ、柿などの果物や赤ピーマン、ゴーヤー、ブロッコリー、キャベツ、イモ類などの野菜です。一般的な食べ物に含まれているので、普通のバランスの良い食事をしていたら不足することはまずありません。
ビタミンCは熱に弱く、加熱すると少なくなってしまうので、果物はそのまま、野菜は加熱せずにサラダでいただくのが最良です。加熱しなければならない場合は、少量の水で短時間に調理しましょう。
また、収穫したらどんどんビタミンCが減少していくので、なるべく新鮮なものを手に入れたいですね。
ジャガイモやサツマイモ等のイモ類は、加熱してもデンプンによりビタミンCを保護するので、調理してもビタミンCは分解されにくく残るので、積極的に料理に取り入れていきましょう。
ビタミンC含有量の目安
食品名 | ビタミンC含有量 |
---|---|
一口サイズの茹でたブロッコリー | 5.4mg |
キャベツ100mg | 41mg |
赤ピーマン1個(58g) | 98.6mg |
ゴーヤー100g | 76mg |
キウイ1個(85g) | 59mg |
いちご100g | 62mg |
柿100g | 70mg |
レモン1個の果汁30g | 15mg |
推奨量は100mgですが、活性酸素が大量に発生すればするほどビタミンCの消費量は増えていきます。100mgとは言わず、意識的にビタミンCを多く摂取することを心掛けましょう。
手軽にビタミンCをたくさん摂れるレシピ
- たっぷり野菜の豚汁
- 野菜など生食できずに調理するならば、野菜たっぷりの豚汁がおすすめです。
加熱することで、栄養が溶け出した汁までいただけますし、タンパク質の豚肉と一緒に摂ることでコラーゲン生成にも一役買えてしまうのです。
- たっぷりフルーツヨーグルト
- プレーンヨーグルトに、ビタミンCが多く含まれているキウイやイチゴ、ベリー類などの果物を入れてみましょう。
ビタミンCの美肌効果だけではなく、ヨーグルトに含まれる乳酸菌と果物に含まれるオリゴ糖で腸内環境も良くなり、肌荒れ防止にもつながるので一石二兆の効果が。
これらをスムージーにしてもたくさんの果物が摂れて良さそうですね。
- ブロッコリーの蒸し物
- フライパンに200mlの水と一口大に切ったブロッコリーを食べる分入れてフタをし、強火で加熱します。水分がなくなったら茹で上がりです。
普通に茹でるよりも味が濃くなり、ビタミンCも逃がさないので、おすすめの調理法です。
- 冷凍キャベツお浸し
- 洗ったキャベツを、食べやすい大きさに切り冷凍します。自然解凍して水気をしぼったらお浸しの完成です。
小松菜や白菜などでもできるビタミンCを逃がさない茹でない調理法です。
- 緑茶
- これらの食事には緑茶を添えて飲むようにしましょう。緑茶にはビタミンCが豊富に含まれており、毎日がぶがぶ飲んでも構いませんよ。
緑茶で足りないビタミンCを補うのも手です。
ビタミンCサプリメント
忙しい現代人はダイエットやファストフードの利用、外食などで果物や野菜の摂取量が少なくなりビタミンCが不足しがちです。
そこで、手軽に補えるサプリメントで補うのも一つの手段です。しかし、サプリメントで摂取したビタミンCは食事で摂取したビタミンCよりも体内に留まっている時間が短いといわれています。
どうしても食事でとりにくい、サプリメントで補いたいという方は、用量を守り、なるべく食後に摂取する時間を決めて正しく摂取しましょう。
サプリメントでの過剰摂取は下痢などの症状が出るとの報告もあり、用法用量を必ず守るようにしましょう。
ビタミンCを効果的に摂取する方法
多量に摂取しても、2-3時間後には体外に排出されてしまいます。体に留めておくことができないので、毎食摂取を心掛けましょう。
すぐに効果が出るものではないので、継続して続けることが大切です。
たくさんビタミンCが摂取できるからと言って同じメニューでは飽きてしまい続かなくなってしまいます。
バラエティ豊富にいろんなビタミンC料理にチャレンジしましょう。
ビタミンCで体のサビを防ぎ、体の内側からの美しい肌を手に入れよう!
私たちの身体は、毎日酸化しています。放っておくとどんどん体がサビていってしますのです。体が酸化することは、体の不調や肌荒れ、老化を引き起こす大きな原因だということが解りましたよね。
体のサビを防ぐビタミンCは体に貯めておくことができないので、こまめに毎日ビタミンCを摂取して体の内側からの酸化に思いっきり対抗しましょう。
それだけでなく、美白や美肌、肌のハリにもビタミンCは欠かせません。
ビタミンCは摂取して補わないと、ただ使われて無くなっていくばかりです。積極的に摂取することを心掛けていきましょう。
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