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バイキングの食べ方におけるマナー。スマートに食事を楽しもう

Date:2019.12.11

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バイキングの食べ方におけるマナー。スマートに食事を楽しもう|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/buffetstyle-manners8945/


好きな料理を好きな分だけ食べることができる、バイキング。何といってもバイキングは食べ放題が魅力で、よく利用するという人も多いでしょう。

街にある行きやすいお店から、格式の高いパーティーまで、さまざまシーンでバイキングを利用する機会はあります。

しかし、バイキングにもマナーがあるのをご存じでしたか?マナー違反の食べ方をするとあなたの印象が悪くなりますし、周りの人に迷惑をかけてしまいます。

そこで今回は、バイキングの食べ方におけるマナーをご紹介します。正しいマナーを知って、食事を楽しみましょう。


バイキングで並んでいる時のマナー。列を乱す行為はマナー違反

バイキングは自分で料理を取りに行くのが大きな特徴です。料理を取るために列に並びますが、並ぶ時にもマナーがあります。

思わぬトラブルを引き起こさないためにも、列に並ぶ時のマナーをしっかり守りましょう。

右から左、時計回りに進む。逆らって反対方向に並ばない

バイキングでは一般的に時計回り、つまり右から左に進むのがマナーとされています。時計回りに料理が置いてあるお店がほとんどです。

列は時計回りに流れているため、逆らって反対方向に並ぶのはマナー違反です。

取り損ねた料理があっても反対側には回らず、右から左に沿って並んで取りましょう。

長い時間、料理の前で立ち止まらない。並ぶ人に迷惑がかかる

バイキングでは美味しそうな料理がたくさん用意され、何から食べるか悩んでしまいますよね。サラダやお肉、デザートなどさまざまな料理を見ると、つい迷ってしまうでしょう。

しかし、長い時間料理の前で立ち止まるのは、マナーを守っているとはいえません。列の動きが止まり、後ろに並んでいる人に迷惑をかけてしまいます。

立ち止まる時間はなるべく減らし、気になる料理はあまり悩まずに取るのがスマートです。列に並んでいる時にどの料理を食べるか決めておき、順番が来たらスムーズに取りましょう。

列に割り込まない。一緒に来た人に声をかけられても最後尾へ

列に並んでいる時、友達や家族など一緒に来た人に

  • 私の前に入れてあげる
  • ここ、並んでいいよ

と声をかけられ、割り込んだ経験がある人はいませんか?声をかけられたら、喜んでつい割り込んでしまいますよね。

最後尾に並ぶよりも早く料理を取ることができるので、割り込みたい気持ちは分かりますが、割り込みはマナー違反です。

もし自分の前に急に人が割り込んだら、気分は良くないですよね。他の人も同じです。気分が悪くなると、せっかくの楽しいバイキングが台なしになってしまいます。

一緒に来た人から「入れてあげる」と話しかけられても、割り込むのはやめましょう。最後尾に並ぶのは面倒かもしれませんが、順番を守るのがマナーです。

料理が並ぶ台の前では会話しない。もし話すなら小さな声で

一緒に来た人と並んでいると、料理を見て話が盛り上がることもありますよね。

  • これ美味しそうだね
  • たくさんあって迷うね

など、料理を見て話が弾むでしょう。

しかし、料理が並ぶ台の前で会話するのは、できるだけ控えましょう。唾液が飛ぶ可能性があり、周りからの印象は決して良くありません。

また、大きな声で話すとマナー知らずだと思われてしまいます。できるだけ話さないのが望ましいですが、もし話す場合には小さな声で話しましょう。

料理を取る時に注意したいマナー。バイキングとはいえ大量に取らない

バイキングではたくさんの料理が並んでいます。好きなだけ自分が食べたい料理を取れるのは、バイキングの醍醐味ですよね。

しかし、料理を取る際にもマナーがあります。周囲の人から反感を買われないように、次のマナーに気をつけましょう。

用意されたスプーンやトングで料理を取る。使ったら元の位置へ

料理台にはお皿から料理を取るために、カトラリーが用意されています。料理を取る時には、用意されたスプーンやトングを使いましょう。

なお、バイキングでは料理ごとにカトラリーが置いてあります。別の料理を取ると味が混ざるのでやめましょう。

食べる時に使うフォークやスプーンで料理を取るのは、絶対にNGです。

料理を取り終わったら、使ったスプーンやトングは元の位置に戻してください。料理を美味しくいただくためにも、マナーはきちんと守りましょう。

料理は左側、または上側から取る。いろんな場所から取ると崩れる

バイキングは大皿に乗った料理を、お皿に取り分けるのが特徴ですよね。フランス料理や会席料理のテーブルマナーと同じように、バイキングでも料理は左から取りましょう。

料理をいろんな場所から取ってしまうと、形が崩れ、見映えが悪くなります。スプーンですくう料理やナイフで切る料理は、左から取りましょう。

ただし、左から取りにくい料理は右から取っても問題ありません。強引に左から取ると、料理が崩れやすくなります。

また、大皿に盛り付けられた唐揚げやパンなどは、上から取りましょう。下から無理やり取ろうとすると品がないですし、料理が落ちる可能性もあります。

料理を取りすぎたとしても、元あったお皿には戻さない

 
お皿に料理を乗せた後、「取りすぎたかな?」と思う時もありますよね。しかし、取りすぎた場合でも、料理を元あったお皿に戻すのはやめましょう。

一度お皿に乗せた料理は、食べきるのがマナーです。料理を取る時には、自分が食べられる量を考えてから取りましょう。

食べ放題が魅力のバイキングでは、たくさんの料理を食べたいと思いますよね。でも欲張って、食べられない量を取るのは控えましょう。

バイキングだからといって、1つの料理を大量に取らない

バイキングでは、好きな料理を好きなだけ食べることができます。しかし、それぞれの料理は決して大量に用意されているわけではありません。

独り占めするかのように、1つの料理を大量に取るのはマナー違反です。好きだからといって同じ料理を過剰に取ってしまうと、他の人に行き渡りません。

好きな料理があっても一度に大量に取るのは避けて、食べ終わった後におかわりしましょう。

特に、単価の高い料理や数が限られている料理を大量に取ると、周りから冷たい視線を向けられます。思わぬトラブルを招く可能性もあるので、控えましょう。

1皿に2〜3種類程度盛りつけると味が混ざりにくく、見た目も◎

少しでもお腹いっぱい食べようと思い、料理をお皿にたくさん取る人もいますよね。しかし、ソースや煮汁などのいろんな味が混ざり、丹念に作った料理が台なしになってしまいます。

また、山のようにお皿へ料理をたくさん盛ると、見た目が悪く、周りの人の食欲が下がる可能性もあります。

ごちゃ混ぜに料理をたくさん乗せるのではなく、1皿あたりに盛りつける料理は2〜3種類程度に留めましょう。

冷たい料理と温かい料理でお皿を分けて取ると、温度が変わりにくいのでおすすめですよ。

コース料理と同じような流れで食べると、スマートに見える

コース料理は一般的に

  1. 前菜
  2. スープ
  3. 主菜
  4. デザート

の順番で料理が運ばれます。バイキングの料理台でも、コース料理通りの順番で並んでいることがほとんどです。

バイキングは好きな料理を好きなタイミングで食べても良いですが、コース料理と同じような流れの食べ方だとスマートでマナーが良く見えますよ。

なお、最初に野菜を食べると血糖値が緩やかに上昇し、脂肪になりにくいとされています。体型が気になる人は、コース料理の順番に食べるのがおすすめです。

同席者の分の料理は取らない。自分の分だけでOK!

バイキングは家族や友達、恋人など、複数人で訪れるケースがほとんどですよね。中には気を利かせて、同席者の分の料理を取る人もいるでしょう。

しかし、あくまでもバイキングは、自分が食べたい分を自由に取るのが基本的なスタイルです。他の人の分の料理を取るのはマナー違反とされるので、注意しましょう。

気を利かせたつもりが、相手は

  • これを食べると、自分の好きな料理が入らない
  • 苦手な料理だと言いにくい

などと思う可能性があります。

仲が良い人だとしても、好き嫌いを全て把握しているとは限りません。自分以外の人がどれくらいの量を食べるのかも把握しにくいので、他の人の分を取るのは避けましょう。

「〇〇を取ってきてほしい」と頼まれない限り、バイキングでは自分の分だけ料理を取るようにするのがマナーです。

バイキングで料理を食べる時のマナー。食べ残しや持ち帰りはNG!

バイキングで料理を取ったら、席について食べます。次に挙げる食べ方のマナーに気をつけながら、食事を楽しみましょう。

料理を取って先に座っても、同席者がテーブルに揃うのを待つ

前述したように、バイキングは複数人で行くケースがほとんどでしょう。家族や友達、恋人と一緒に行く他、パーティーで利用することもあります。

お皿に料理を取って席に座ると、すぐにでも食べたいですよね。時間がもったいないと思い、1人で先に食べる人もいるかもしれません。

しかし、誰かと一緒にバイキングへ行った場合は、同席者がテーブルに揃うのを待ちましょう。同席者が戻るまでは我慢するのが、バイキングの食べ方におけるマナーです。

食べ残しはマナー違反!料理は食べる分を考えて取る

バイキングは何度もおかわりすることができます。好きなだけ料理を食べられるのは、バイキングの魅力ですよね。

しかし、料理を食べ残すのはやめましょう。バイキングに限らず、食べ残しはマナー違反です。お店に失礼ですし、一緒に来た人に悪い印象を与える可能性もあります。
バイキングは食べる量を自分で調整できます。料理は食べる分を考えて取るようにし、無理して大量に盛るのは避けましょう。

お皿を一度使ったら、料理を取るごとに新しいお皿へ取り替える

バイキングで同じお皿を続けて使うと、ソースやドレッシングが混ざり、次に乗せた料理の本来の味を楽しむことができません。

お皿を一度使ったら、次の料理を取りに行った際には新しいお皿に取り替えましょう。きれいなお皿を使えば、料理の味を損なうことなく食べられます。

何度もお皿を変えると申し訳ないと思う人もいるかもしれませんが、お皿は何枚でも取り替えられます。バイキングの食べ方のマナーとしては適切といえます。

また、汚れたお皿を持って次の料理を取りに行くのは、見ていてあまり気持ちの良いものではありません。新しいお皿に取り替えて、自分も周りの人も気分良く食事を楽しみましょう。

使用済みのお皿やグラスは端に寄せる。重ねるのはNG

ご紹介したように、バイキングではお皿を取り替えることができます。使い終わったお皿はテーブルの端に寄せ、店員さんに下げてもらいましょう。

使用済みのお皿やグラスをテーブルのあちこちに置くとマナーが悪いので、端に寄せるようにしてください。

ただし、お皿は重ねないように注意しましょう。お皿を重ねることで傷がつく可能性がありますし、きれいだったお皿の底が汚れ、余計に汚くなってしまいます。

ドリンクは先に注いだものを飲んだ後におかわりする

バイキングではドリンクが飲み放題の場合もあります。さまざまなドリンクを好きなだけ飲めるのは、嬉しいですよね。

しかし、飲み終わっていないのに、別のグラスやマグカップに飲み物を注ぐのはやめましょう。料理と同じように、ドリンクを残すのもマナー違反です。

次のドリンクは、先に選んだものを飲み終わった後に注いでくださいね。

持参した容器に料理を入れ、勝手に持ち帰らない

バイキングは基本的に食べ放題ですが、持参した容器に料理を入れて持ち帰るのはマナー違反です。
バイキングはあくまでも、店内で食べることを想定して料金が設定されています。持ち帰る分は含まれていません。勝手に料理を持ち帰るのはやめましょう。

立食パーティーなど稀ではありますが、持ち帰りが可能なケースもあります。「残った分は持ち帰って良い」と言われた場合や、持ち帰りを許可しているお店では持ち帰ることができます。

マナーに気をつけながら、気分良くバイキングを楽しもう

バイキングはさまざまな料理を、好きなだけ食べられるのが大きな魅力です。いろいろと目移りしてしまい、何から食べようか悩む人も多いですよね。

しかし、マナーを守らないと、周囲の人や同席者が不快に感じる可能性があります。料理の前で長時間立ち止まったり、列に逆らって並んだりするのは避けましょう。

そして食べ放題とはいえ、食べきれない量の料理をお皿に乗せるのはマナー違反です。1つの料理を大量に取るのもやめましょう。

自分も周りの人も気分良く食事ができるように、食べ方のマナーに気をつけながらバイキングを楽しんでくださいね。

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バイキングの食べ方におけるマナー。スマートに食事を楽しもう|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/buffetstyle-manners8945/
ライター:さより

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