コットンパックの効果を高める正しい方法。これでもう乾燥知らず!
Date:2019.03.13
化粧水をちゃちゃっとつけるだけで肌が潤っていた年齢とはもう違う。季節ごとに肌の調子が違ったり、乾燥がひどくなったりするエイジング世代には保湿が何より大事になってきます。
コットンパックは毎日でも気軽にできるスキンケアです。ドラッグストアなどで売っているお手頃価格の化粧水でも十分保湿できる美容法なんです。
特に冬の乾燥から肌を守るには、毎日でもやって欲しいパックです。お肌の水分補給に役立つコットンパックの効果と方法をご紹介します。
この記事の目次
コットンパックは乾燥肌の味方
コットンパックはローションパックとも呼ばれ、コットンに化粧水をひたしてお肌にのせるパックの方法です。
簡単なのですが、やり方にはちょっとしたコツがあるので、それを知っておくとさらに効果が高まりますよ。
コットンパックに必要なもの
コットンパックに必要なのは、
- コットン
- 水
- 化粧水
これだけです!
水は精製水、水道水、どちらでもOKです。ただ、塩素の刺激が心配な人は精製水か湯冷ましを使いましょう。
コットンパックに使用する化粧水は高級なものである必要はなく、むしろ惜しげも無く使える価格のものをおすすめします。
ドラッグストアなどで売っている、
- ハトムギ化粧水
- どくだみ化粧水
- へちま水
などのプチプラ化粧水で十分です。
お肌がぴりぴりしやすい人はパックをしているときに刺激を感じるかもしれないので、敏感肌用化粧水を選ぶといいですね。
コットンは裂けるタイプのものを使う
コットンは厚みがあると水分の浸透が悪くなるので、何枚かに割けるタイプのものを使って下さい。また、毛羽立ちの少ないものの方がおすすめです。
めくるコットン
5枚重ねのコットンパフで、コットンパックがしやすい作りになっています。はがすのが楽で毛羽立ちも気にならないと口コミ評価も高い人気のコットンです。
価格:オープン価格
http://www.cotton-labo.co.jp/product/detail/id=143
乾燥知らずの肌を作るコットンパックの効果
コットンパックをするとどのような美肌効果があるのかを具体的に見ていきましょう。
肌の水分がアップして乾燥肌を改善
普通に手でコットンをつけるよりも、コットンパックを使うと角質層により化粧水を浸透させることができます。
コットンで蓋をすることで、化粧水を肌の奥まで届けることができるので、角質層の水分量がアップして乾燥肌を潤します。
角質層がしっかり保湿できることで、肌のキメも整ってきますよ。
脂性肌を潤しニキビ肌の改善と予防
べたつきやすい脂性肌は、実は乾燥して潤いが足りないために皮脂が過剰に分泌されてしまい、ニキビの原因になることが多いのです。
また、大人ニキビは肌のターンオーバーが乱れることで毛穴が角栓で詰まりやすくなり、ニキビができます。
どちらの状態も、ニキビを予防するにはまず保湿!そのためにコットンパックが役に立ちます。
毛穴ケアにもコットンパック
毛穴が目立つ原因のひとつとして肌の乾燥があります。肌が乾燥して弾力が失われることによって毛穴が広がって見えてしまうのです。
まだ広がっているだけのうちに毛穴ケアをしっかりしておかないと、段々皮脂が出やすくなってしまいます。
集中ケアにもコットンパック
たとえば
- 鼻筋
- 頬骨の周り
など、紫外線を浴びやすい、シミが気になる部分を集中ケアしたい!という時にもコットンパックが有効です。
美容液の浸透が良くなる
コットンをのせている間に角質層を柔らかくする効果があるので、その後の美容液やクリームの浸透が良くなります。
コットンパックはただ肌に水分補給をするだけでなく、その後のケアの効果を高める目的もあるのです。
キメが整って化粧ノリが良くなる
肌が潤ってふっくらしてくるので、キメが整い化粧ノリが断然良くなります。
肌のバリア機能も回復して、肌の保水力も増してきます。
肌断食後のスキンケアとしてもおすすめ
過剰なスキンケアからかえって皮膚を傷めてしまい、肌トラブルを起こしてしまうことがありますね。
肌が荒れている時は化粧水でもしみることがありますから、あまり手をかけないのも肌を回復させるひとつの方法。それが肌断食です。
コットンパックの基本的なやり方
コットンパックのやり方はとても簡単!正しい方法で、パックの効果を高めていきましょう。
コットンパックをする前に、メイクを落とし、石けんまたは洗顔料で顔を洗っておいて下さいね。
1.コットンに水を含ませる
まず最初にコットンに水を含ませます。全体がしっかり濡れるように水にひたして下さい。こうすることで化粧水の染み込みが良くなるのです。
水がたっぷり染み込んだら手の平で優しく挟んで水気を切ります。ここでぎゅっと絞らないことです。水分が少し残っているかな?という程度で十分です。
2.化粧水を染み込ませる
化粧水をコットンがひたひたになるくらいまでしっかり含ませます。隅々まで行き渡るようにたっぷり使いましょう。
3.コットンを裂いて顔にのせる
1枚のコットンをだいたい4~5枚に、均等な厚さになるように裂いていきます。これを
- おでこ
- 両頬
- 鼻
- あご
に貼付けます。
目をつぶった状態でまぶたに貼ることもできます。目元の乾燥が気になる方にはおすすめですよ。
4.時間が経ったらはがす
数分おいてコットンをはがします。目安は、
- さっぱりタイプで1~2分
- しっとりタイプで3~5分
- ジェルタイプなら10分
コットンが乾かないうちにはがすのがポイントです。はがしたら、手の平で顔全体を覆って温めると浸透がより良くなります。
はがしたコットンにはまだ化粧水がついているので、首や手の甲などに使って下さいね。
5.最後は油分でふたをする
コットンパックは、実は最後の工程が一番大事。
せっかく水分を補給したのですから、蒸発してしまわないように、
- 乳液かクリーム
- 植物オイル
で必ず蓋をして下さい。目にパックをした時は、アイクリームもお忘れなく!
これをしないと、どれだけ角質層に水分を補ったとしても何の意味もなくなってしまうのです。
コットンパックの効果を高めるためのコツ
コットンパックのやり方はとても簡単でしたよね。それにちょっとしたポイントを押さえたやり方をすると、さらに効果がアップします。
コットンパックはタイミングが大事!
コットンパックはスピードが命!お風呂から上がった後、または洗顔後「すぐに」パックします。
毎日やっても大丈夫
コットンパックは化粧水を丁寧に時間をかけて浸透させる方法ですから、毎日やっても大丈夫です。むしろ、毎日やった方が効果的です。
化粧水を温めてから使う
化粧水は冷たいままよりも温めてから使った方が浸透が良くなります。電子レンジでチンするか、湯煎するなどして人肌くらいに温めて使ってみましょう。
ただし、ビタミンC誘導体が入っているものは、熱でビタミンCが壊れてしまいますから、温めない方がいいでしょう。
コットンパックの上からラップをする
鼻と口の部分に穴をあけたラップを用意して、コットンの上から貼付けます。水分の蒸発を防ぎ、化粧水の浸透がより良くなります。
応用編:美容液や乳液もコットンでパック
化粧水でパックして水分補給をするのもいいのですが、肌の乾燥がひどい時にはちょっと贅沢に、
- 美容液
- 乳液
を使ってコットンパックをするのもおすすめですよ。
やり方は同じです。水で濡らして絞ったコットンに美容液や乳液をたっぷりつけてパックします。週に1度のスペシャルケアにいかがでしょうか。
コットンパックをするときはここに注意!
簡単に保湿が出来るコットンパックですが、やり方を間違えると逆効果になってしまうことも。
コットンパックで効果が見られないという人は、もしかしてやり方が違っていたのかもしれません。
さて、どんなことに気をつければ良いのか、その注意点をしっかり押さえておいて下さい。
コットンが乾く前にはがすこと!
コットンパックで一番重要なポイントです。長くのせていればいいというものではないんですね。
コットンが乾くまで肌にのせていると、肌の水分がコットンに再吸収されてしまい、かえって肌が乾燥してしまいます。
コットンパックで終わらせてしまう
コットンパックをするとお肌がとても潤った状態になるので、そのままでもいいような気がしてきます。
しかし、せっかく水分を含んでいる肌を放置すればさらに乾燥するだけ。必ずパックの後に乳液かクリームを塗るようにして下さい。
コットンは肌にやさしいものを使う
肌に直に触れている時間が長いので、できればオーガニックコットンを使いたいですね。
毛羽立つようなコットンは、そこから化粧水が蒸発していってしまうので、あまりおすすめできません。
肌トラブルがある時は低刺激の化粧水を
コットンパックは肌内部に水分を届けることが目的です。
たとえば日焼けをしていたり、肌荒れしている時は、水分の浸透もあまりよくないですし、化粧水自体が刺激になってしまうことがあります。
アルコール入りの化粧水は向いていない
化粧水にも色々な種類がありますが、
- アルコール
- エタノール
の入っている化粧水を使うと、化粧水自体の蒸発が早いため、逆に肌の水分が奪われて乾燥してしまいます。
スーッとして気持ちがいいのですが、コットンパックには向いていない化粧水です。
コットンパックでいつでもプルプルの肌を目指そう
簡単にできて効果の高いコットンパック。手軽に出来て効果も高いパックなので、毎日やって肌の潤いを保って下さい。
スキンケアは高価な化粧品を使えばいいというものではなく、適切な方法で行えばきちんと効果が出ます。
毎日たった数分手間をかけるだけで乾燥知らずの肌が手に入ります。ぜひやってみて下さい。
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