
第二新卒で転職するのは難しい?うまく就職するためのコツを解説!
Date:2022.04.05
入社して数年だけどもう今の会社を辞めたい、あるいはすでに退職してしまったという人はいませんか。
この記事では、新卒から数年で会社を辞めた「第二新卒」が、転職市場でどういう評価をされているのかを説明していきます。
また、第二新卒がうまく転職する「コツ」と、第二新卒が使ったほうがよい「転職エージェント」についても解説していきます。
第二新卒とは?いつまでが第二新卒なの?
「第二新卒」が何を指している言葉なのか、よくわからないという人もいるのではないでしょうか。わからないのも当然で、実は第二新卒という言葉のハッキリとした定義は定まっていないのです。
第二新卒は一般的に、学校を卒業して就職し、短期間(3年以内程度)で退職した人を示す言葉だと考えられています。
大学卒業者なら、「25歳」ぐらいまでが第二新卒と見なされます。ただし、求人を出している会社によって第二新卒の意味は変わってくるので、応募時には確認が必要になります。
ちなみに第二新卒と似た言葉に「既卒」がありますが、こちらは卒業後に正社員として就職しなかった人を意味しています。
第二新卒の転職が難しい2つの理由
第二新卒は、新卒と比べて正社員就職が難しくなっています。その理由としては、次の2つが挙げられます。
- すぐ辞めそうだと思われている
- 技術やマナーを身に着けていないと思われている
では、第二新卒の転職が難しい理由について、詳しく見ていきましょう。
1.第二新卒はすぐに会社を辞める人間だと思われている
第二新卒というのは、入社後3年以内の短期間で退職した人を意味します。そのため第二新卒は、企業から「採用してもすぐ辞めそう」と思われてしまうのです。
「飽きっぽい」「責任感がない」「忍耐力がない」「コミュニケーション能力に欠ける」どの理由で退職したにしろ、企業としては欲しい人材ではありません。
ただし、短期間で退職した理由を、会社が納得できるように説明できるなら、第二新卒でも大きなマイナスにはなりません。
2.第二新卒を採用しても教育コストがかかると思われている
企業が中途採用をする大きな理由は、すぐに役に立つ「即戦力」を補充することにあります。しかし短期間で辞めた第二新卒は、働くために必要な技術やビジネスマナーを身に着けているとは見なされません。
そのため、新卒と同程度の教育コストがかかるなら、新卒を採用した方がよい、というのが企業側の考えとなります。
第二新卒の中でも特に「半年以内」で辞めた人が、教育コスト面での価値が無いと見なされます。同じ第二新卒でも3年近く働いていた場合、基本的なビジネスマナーは身につけているとプラスに考えてもらえることもあります。
第二新卒で転職する4つのメリット
第二新卒で転職することには、次のようなメリットがあります。
- 労働環境を変えられる
- ポテンシャル採用を狙える
- 就職経験を生かして会社を選べる
- 新しい分野にチャレンジできる
では、第二新卒が転職するメリットについて、詳しく見ていきましょう。
1.転職することによって労働環境を変えられる
やはり転職する大きなメリットは、「労働環境」を変えられるということです。新卒で就職する場合、経験がないため、とんでもないブラック企業に入ってしまうこともあります。
ブラック企業で耐え続けて心身を壊してしまうよりは、早めに転職して、やり直したほうがはるかにマシです。
2.第二新卒は転職でポテンシャル採用をギリギリ狙えるタイミング
新卒は技術も経験もありませんが、働くうちに育つことを期待して、企業は「ポテンシャル採用」しています。
そのため、転職成功率を考えるなら、第二新卒でいるうちに転職してしまったほうがよい、ということになります。
3.第二新卒なら就職経験を生かして会社を選べる
はじめての就職では、イメージでしか会社のことがわからないため、自分の思ったような会社を選ぶことが困難です。
しかし第二新卒なら、実際に働いて会社というものがどういうものなのか実感できています。そのため、新卒の時よりも自分に合った会社を選ぶことができるようになります。
4.第二新卒は新しい分野にチャレンジできる
年齢が上がるごとに、企業が求職者に求める「ハードル」も上がってきます。40代なら実務経験とマネジメント能力が求められますし、30代でもその分野の職務経験が必要とされます。
しかし第二新卒ぐらいまでなら、やる気さえあれば、未経験者でも雇ってもらえる可能性が十分にあります。
一度きりの人生ですので、どうしてもやりたい仕事があるなら、成功率が高いうちにチャレンジしてみるのも1つの方法です。
第二新卒が転職を成功させる5つのコツ
第二新卒が転職をする場合、次のようなことに注意してみてください。
- 働きながら転職活動をする
- 退職理由と志望動機はポジティブなものにする
- 自分と企業の分析をしっかりおこなう
- 転職の条件を設定する
- 転職エージェントを使う
では、第二新卒が転職する際のコツについて、詳しく見ていきましょう。
次の職場が決まるまでは退職しない
すでに会社を辞めてしまっている場合は仕方ありませんが、また働いているなら、勢いで退職はしない方が賢明です。
仕事を失うと、「金銭面」の問題や「世間の冷たい目」から逃れるために、焦って会社を決めてしまいやすくなるからです。
働きながら転職活動をするのは大変ですが、内定が出るまではそのまま働き続けましょう。
退職理由と志望動機はポジティブなものにする
今の労働環境がどれほどひどいものだったとしても、それを面接などで伝えるのは厳禁です。ネガティブな「退職理由」は、採用担当者にマイナスのイメージを与えてしまいます。
新しい会社への「志望動機」と合わせて、ポジティブな退職理由を考えましょう。
この時、同業他社に転職するよりも、まったく違う業種に転職したほうが退職理由と志望動機の説明は簡単になります。新しい世界にチャレンジするために退職した、と理由付けができるからです。
自分と企業の分析をしっかりおこなう
実際に働いた後なら、学生のころより、自分がどういう性格でどんな仕事に向いているかよくわかるはずです。
「性格」「技術」「志望」などを、自己分析で見極め、自分に合った会社に応募しましょう。
また学生のころにはわからなかった、企業が出している求人の裏事情についても見えてくるはずです。企業分析もしっかりおこない、会社が求職者に何を求めているのかを把握しましょう。
転職の条件をハッキリと設定する
ただ今の会社を辞めたくて、転職すること自体が目的になってしまうと、転職後に後悔する可能性が高くなります。
転職をするとして、譲れない条件が何であるのか、しっかりと考えてから転職活動をしてください。
「やりたい仕事がある」「収入を増やしたい」「プライベートに余裕を持ちたい」など、どんな条件でもかまいませんが、具体的な数字を定め、そのラインを下回らない転職をしましょう。
逆に、譲れない条件以外は、ある程度柔軟に対応した方が、転職がうまくいきやすくなります。
第二新卒は転職エージェントを使うと転職成功率が上がる
働きながら転職活動をした方がよいと述べましたが、現実的には時間と労力の問題から、なかなか難しいものです。
これまで述べた「自己分析」「企業分析」「退職理由」「志望動機」など、転職で考えておきたいこと全般についても、キャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。
転職エージェントを使えと言われても、どの転職エージェントを使えばよくわからない、という人もいるかもしれません。
しかし、気になったすべての転職エージェントに登録してしまえば大丈夫です。ほとんどの転職エージェントは「無料」で利用できるため、複数登録してもデメリットはほぼありません。
転職エージェントを複数利用することで、「求人の数」も増えますし、複数のキャリアアドバイザーと相談すれば、より「精度の高い情報」を入手できます。
第二新卒におすすめの転職エージェント5選
転職エージェントは複数登録すればよいとしても、基準がなければ、どれを選べばよいのかわからないという人もいるでしょう。そういう人には、次の5つの転職エージェントがおすすめです。
- リクルートエージェント
- マイナビジョブ20’s
- DYM就職
- 就職Shop
- ジェイック
では、第二新卒に向いている転職エージェントについて、詳しく見ていきましょう。
リクルートエージェントはとりあえず最初の転職エージェントに
「リクルートエージェント」は、業界でも最大手の転職エージェントです。大手だけあって、他の転職エージェントとは比べ物にならないほど「求人数」が豊富です。
求人数が多いほど選択肢が増え、自分が望む職場に行ける可能性が上がりますから、とりあえずリクルートエージェントに登録しておくことをおすすめします。
万能型のリクルートエージェントに、第二新卒に特化した転職エージェントを組み合わせるのが、基本的な利用法となります。
マイナビジョブ20’sは第二新卒に特化した転職エージェント
「マイナビジョブ20’s」は、その名のとおり20代の転職サポートを目的として作られた転職エージェントです。そのため、20代前半の第二新卒には非常に適したサービスとなっています。
マイナビジョブ20’sに登録している人の「85%」以上が第二新卒ですし、紹介している求人の「70%以上」が未経験者OKの職場となっています。
そのため、転職をして本当に自分がやりたい仕事をしようと考えている第二新卒の人にぜひおすすめした転職エージェントだと言えます。
また、マイナビジョブ20’sは、大手転職サービスの「マイナビ」のグループ会社です。マイナビグループが蓄えてきた転職に関するノウハウが継承されていますので、信頼性が高い転職エージェントとなっています。
DYM就職は未経験者でも就職しやすい転職サポートサービス
「DYM就職」は、若者に特化した転職エージェントです。「既卒」や「フリーター」「ニート」の転職を成功させた実績が多数あります。
第二新卒は、短期間で最初の会社を退職したとはいえ、正社員経験が無い既卒、フリーター、ニートの人よりはずっと企業からの評価が高くなります。
正社員経験が無い人でもどんどん転職しているくらいですから、第二新卒の転職成功率もかなり高いことが期待できます。
DYM就職を使うと、担当のキャリアアドバイザーが二人三脚体制でサポートしてくれますので、仕事をしながらでも安心して転職活動をおこなえます。
就職Shopを使えば書類選考をスキップできる
「就職Shop」は、大手転職サービスの「リクルート」の関連サービスです。そのため、信頼性が高い転職エージェントだと言えます。
就職Shopは20代に特化したサービスで、利用者の90%が20代となっています。
就職Shopを使う大きなメリットは、「書類選考」を省いて、いきなり「面接」をしてもらうことができるとうことです。書類選考で落とされてしまう人も多いため、これが無くなるだけでもだいぶ転職成功率を上げることができます。
また就職Shopでは、求人を出している企業を、社員が直接訪問して取材しています。そのため、ネットの情報だけではわからない、生の情報を教えてもらうことができます。
ジェイックは集団面接会があり内定までの期間が短い
「ジェイック(JAIC)」は、若者の転職サポートに定評のある転職エージェントです。第二新卒だけでなく、既卒やフリーターの人の転職サポート実績も多くあります。
2020年のマイナビの調査によると、既卒やフリーターの就職成功率は「34%」程度しかありません。しかしジェイックを使った場合は、就職成功率が「81.1%」と倍以上に高くなっています。
またジェイックでも、書類選考を省いて面接からスタートできます。20社程度を集めた集団面接会が実施されているため、なるべく早く転職をしたい第二新卒の人には、適したサービスとなっています。
転職エージェントのランキング記事を見ればより詳しい情報が
次の記事では、転職エージェントの紹介をしています。
転職エージェントと転職サイトをランキング形式で紹介しているため、詳しい情報を見てから転職エージェントに登録したいという方は、ぜひ確認してみてください。
第二新卒の転職でよくある質問と回答
第二新卒の転職では、次のような疑問がよくあります。
- 第二新卒が転職しやすい時期はある?
- 第二新卒での転職はやめたほうがいい?
では、第二新卒の転職に関する疑問について、詳しく見ていきましょう。
1.第二新卒の中でも経験が長いほうが有利
第二新卒の中でも、半年で辞めた人と2年働いて辞めた人では、評価が変わってきます。1年未満で辞めた場合は、評価が厳しくなりがちのため、最低1年間は働いておいた方が賢明です。
早く転職したい場合、1年目の1月ごろから転職の準備をして、4月から新会社に移行するというのが効率的な方法となります。
3カ月は、転職準備期間としてはそれほど余裕があるとは言えないため、11月や12月など、前の年から準備をしておくと、より転職しやすくなります。
2.第二新卒での転職はやめたほうがいい?
第二新卒で転職してもうまくいかない、という人も多くいます。しかし1年程度働いてビジネスマナーの基本を身に着けておけば、転職できないということはありません。
むしろ多くの企業が労働力不足で苦しんでいるため、第二新卒なら採用したいとう企業もたくさんあります。
ただし企業によっては、中途採用者は昇進を抑えるという慣習を持っている場合もあります。そのため、事前に企業情報を十分に調査しておくか、キャリアアドバイザーのアドバイスを聞いておくことが必要になります。
第二新卒は自分が望む仕事に移りやすい時期
第二新卒は新卒よりは、転職市場での評価が低くなります。しかし需要も大きく、転職成功率は低くありません。
また第二新卒は、未経験者でも採用されやすい最後のタイミングです。
これ以降は、未経験での転職は難易度が上がるため、どうしてもやりたい仕事があるなら、チャレンジしてみるのも1つの方法です。
第二新卒は、若者に特化した転職エージェントを利用すると、転職の成功率が上がるため、おすすめです。

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