デコルテケアで首元美人に。顔と同じスキンケアを続けるのが基本
Date:2019.04.01
襟の大きく開いた服やオフショルダーなど、女性らしい服を着ようとすると、どうしてもデコルテの部分が人目につきますよね。
デコルテ…鎖骨や肩、うなじから背中にかけての部分は、女性的な色っぽさと美しさを持っています。なめらかで整ったデコルテは、美人度を上げるのに欠かせないポイントなのです。
この記事では、デコルテのケア方法をご紹介します。デコルテ部分に自信つけば、ファッションを楽しめるようになりますよ!
この記事の目次
そもそもデコルテってどこ?デコルテケアの必要性
「デコルテ」ってよく見るけど、実際はどの部分?…こんなほわっとした認識を持っている人もいるのではないでしょうか?
デコルテとは首から胸元にかけての部分のことを言います。元々はフランス語で「襟ぐり」を示す言葉。
服装によっては露出されることが多いデコルテは、肌トラブルが起きやすいことでも有名なのです。
皮膚が薄いのでトラブルが目立つ
実際に触ってみると分かるかと思いますが、デコルテ部分の皮膚はとても薄くなっています。
皮膚が薄いと些細な刺激でダメージを受けやすいですし、乾燥しやすいのが悩みどころ。
そのためデコルテ部分は、以下のような肌トラブルが起きやすくなっているのです。
- シミやそばかす
- シワ、たるみ
- ニキビ
顔と同じくらいにデリケートな部分ですので、デコルテを美しく保つためには顔と同じようなスキンケアが欠かせません。
着実にシワができやすい
デコルテ部分は年齢を増していくのと共に、着実にシワやたるみができやすくなっていきます。
皮膚が薄いため姿勢の悪さや頭の重みがかかり続けると、皮膚がたるんだりシワが刻まれたりしやすいのです。
若いころは何ともなかったのに、気づいたときにはデコルテに深いシワが刻まれている…というのもよくあるケース。
デコルテケアの基本は顔と同等のスキンケアをすること
皮膚が薄く、加齢と共に着実にシワ・たるみが出来ていく…まるで顔と似ていますよね?
デコルテケアの基本は、顔と同じ扱い方でスキンケアをすることです。洗顔や保湿といったスキンケアの範囲を、顔だけではなくデコルテ部分まで広げてみましょう。
洗顔の際はデコルテまで洗う
普段洗顔をするときの範囲を、デコルテまで広げてみましょう。デコルテも毎日角質を取って清潔にしておかないと、ニキビや吹き出物、シミといった肌トラブルを招いてしまいます。
デコルテを洗う時も洗顔時と同様に、よく泡立てた洗顔料で優しく洗っていきましょう。
「顔ではないから」と言ってゴシゴシ手で擦るのはNG。皮膚が薄いため擦るとダメージを与えてしまいます。
- 石鹸や洗顔料をよく泡立てる
- 泡を乗せるようにして優しく洗う
- ぬるま湯をたっぷり使ってすすぐ
この手順を意識してみてくださいね。
化粧水や乳液をデコルテにも使う
洗顔後、スキンケアとして顔に化粧水や乳液を使いますよね。これも同様に、顔だけでなくデコルテまで範囲を広げてください。
顔の保湿と兼ねていれば、デコルテケアを忘れることはありません。
ボディクリームでも良いですが、顔用の基礎化粧品の方が皮膚の薄い部分への保湿に向いています。
デコルテは範囲が広いですから、コットンパックでよく化粧水を染み込ませるのもおすすめです。
もちろん乳液やオイル、クリームでの保湿も忘れないように注意してくださいね。
デコルテの紫外線対策も重要
顔に使っている日焼け止めを、同じようにデコルテにも使うように気を付けてみましょう。
デコルテは皮膚が薄いため紫外線に弱く、すぐにシミができたり肌が乾燥したりして、肌トラブルを起こしてしまいます。
服を着替える前のタイミングだと、デコルテに日焼け止めが塗りやすいですよ。髪をアップスタイルにまとめるときなどは特に首が露出しますから、気を付けて念入りに紫外線対策を練ってください。
すでに危ういデコルテに美しさを取り戻すケア方法
最近になってデコルテの肌トラブルが気になりだした、もしくは今から念入りにデコルテトラブルの予防をしたい、という人におすすめのケア方法をご紹介します。
普段のスキンケアにプラスして行いたい、デコルテのスペシャルケア方法は次の通り。
マッサージで疲労を回復
頭の重さは約4kg。これをずっと支えているのが首からデコルテにかけての筋肉です。頭をずっと支え続けることにより、疲労が蓄積されてデコルテにシワやたるみができるのは秒読み。
首やデコルテをマッサージすることにより、老廃物を流して疲労を回復し、デコルテのシワやたるみを予防していくことができます。
マッサージは必ずマッサージオイルを使って、滑りを良くしてから行ってください。
- 人差し指・中指・薬指の3本を鎖骨の下に置く
- 鎖骨の下を内側・真ん中・外側と、3か所に分けて押しほぐす
- 2を3回繰り返す
- 握りこぶしで左右の鎖骨を内側から外側へ滑らせる
- 4を3回繰り返す
- 左右のバストの上あたりを、内側から外側へ円を描くように3本指でマッサージする
リンパを流すような気持ちでマッサージをしていくのがポイント。入浴中にやると血流が促進された状態なので、マッサージの効果も高まりやすいですよ。
エクササイズでコリを解消する
猫背気味な人やデスクワークなどでずっと同じ姿勢でいる人は、頭を支えることでかかる首やデコルテへの負担が大きいです。日常的にエクササイズを取り入れて、何とか筋肉のコリを解消したいところ。
- 足を肩幅に開いて立ち、両手をまっすぐ上げる
- 両手を上げたまま、両肩を持ち上げて下ろす動作を繰り返す
- 2を10回繰り返す
両手をしっかり上げたままを維持するのと、顎を引いた状態を意識するのがポイントです。
首や肩のコリが解消されると筋肉の負担も軽減されるので、デコルテのシワやたるみを予防する効果が期待できます。
寝る前や起きた後、ずっと同じ姿勢で過ごした後などに実践してみてくださいね。
デコルテケア用クリームを使う
顔用の基礎化粧品を使ってデコルテのケアをしても良いですが、シワやたるみが気になる人はデコルテ専用のクリームでケアするのもおすすめです。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- ビタミンC誘導体
- コラーゲン
などの保湿成分がたっぷり含まれているものがベターですね。
保湿成分の含有量もですが、角質を落とすピーリング効果のあるものやバリア機能を高めるものなど…あらゆる効果・効能をチェックしてから選んでみましょう。
ハチミツ主成分のものやホホバオイルをベースにしたものなど、デコルテ用の保湿アイテムは様々あります。香りの好みなどで選ぶのも楽しいですよ。
生活習慣が大切。日頃からできるデコルテケア方法
顔と同じスキンケアをするだけでも優秀なデコルテケアになりますが、デコルテの肌トラブルは何気ない生活習慣にも要因が隠されています。
日頃の生活習慣の見直しで、デコルテが受けるダメージを減らしていくことにも注目してみましょう。
猫背NG!姿勢の改善を試みる
猫背気味になっている人は、首や肩にかかる負担が姿勢の良い人よりも大きくなりがち。負担が大きいと筋肉に負担がかかって、デコルテにシワやたるみができるリスクが高まります。
スマホを見ているときやPCを見ているときなどは特に猫背になりやすいため要注意です。
- 机と椅子を近づけすぎない
- 背筋を伸ばした状態を意識する
- 下を向きすぎない
猫背にならないように注意しながら生活すると、デコルテに負担がかかりにくくなります。
枕の高さ・選び方にも注目
デコルテのシワ・たるみは、眠っているときの姿勢にも左右されます。枕の高さが合っていないと首にかかる負担が大きくなって、デコルテにダメージが蓄積されます。
- 枕の柔らかさor硬さ
- 枕の高さ
- 寝返りの打ちやすさ
寝具売り場でテスターの枕を実際に使ってみると良いですね。
理想は仰向けになって寝たとき、首が15度前に傾いている状態です。
もしも今使っている枕の高さが合わない人は、タオルケットを重ねて調整すると良いですよ。
下着でしっかりバストを支える
実はブラジャーの選び方だけでも、デコルテの見た目は大きく変わります。バストがしっかり支えられていないとデコルテ部分の皮膚は引っ張られ、シワやたるみの原因になってしまいます。
バストを下から上にしっかり持ち上げてくれるブラジャーを着けていると、デコルテ部分をふんわりと盛ってより美しく見せられます。
ブラジャーのストラップを短く調整するだけでも、バストを支えるキープ力は強くなりますよ。
デコルテ美人は顔も映える!顔と一緒に毎日ケアしよう
デコルテが綺麗な人はしなやかで清潔感があり、それだけで「美人」の条件を満たします。
また、デコルテが綺麗だとその上にある顔も、相乗効果で綺麗に見えるのです。デコルテが光りを反射し、顔だちをパッと華やかに演出してくれます。
顔や腕、足はよく注目されていますが、デコルテ部分にも注目したスキンケアを徹底していきましょう。
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