飲むだけで痩せる硬水のダイエット効果。正しい飲み方もマスター
Date:2018.10.12
ダイエットはしたい、だけど辛い食事制限や苦しい運動はイヤ!そんな方に試して欲しいのが硬水ダイエットです。
硬水を飲むだけで痩せるなんてそんな虫のいい話があるの?と思うかもしれませんが、水分はダイエットに欠かせない要素です。
なぜ普通の水ではなく硬水がダイエットにいいのか、その効果についてお話しするとともに、正しい飲み方についても詳しくご紹介します。
ただ水を飲むだけのダイエットなら、続けられそうだなと思いませんか?
この記事の目次
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何が違うの?硬水と軟水の違いについておさらい!
まず硬水というのは、硬度の高い水のこと。
- カルシウム
- マグネシウム
などのミネラルを多く含む水のことです。
日本の水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水ですから、私たち日本人はあまり硬水を飲み慣れていません。
ですから初めて飲んだときは「まずい!」と思う人も多いんです。私も硬水は苦手です。
硬水と軟水の違いは、1リットルの水の中に溶け込んでいる、カルシウムとマグネシウムの量の違いです。
日本と世界の基準は若干違っていて、
- 日本:100mg以上
- WHO(世界保健機関):120mg以上
を硬水といいます。
一般的には100〜300mgくらいのものを中硬水、300mg以上のものを硬水と呼んでいます。
ダイエットには本格的な硬水の方が向いているかもしれないですね。
どうして硬水で痩せるの?硬水ダイエットの効果
硬水ダイエットのやり方について説明する前に、なぜ硬水を飲むことで痩せられるのか、その理由をお話しします。
脂肪の吸収を抑える
カルシウムには脂肪と結合して吸収を抑える働きがあるので、カルシウムをしっかり摂っていると太りにくい、という効果が期待できます。
普段から食事でカルシウムを摂れていればいいのですが、カルシウムは日本人の食事で不足しがちな栄養素。
食事で摂るより硬水で摂取できれば手軽でいいですね。
便秘を解消する
水分不足は便秘につながるのでダイエット中は水をたっぷり摂ることが大事ですが、硬水なら飲むだけで便秘解消効果が期待できるんです。
マグネシウムには腸を刺激して動きを活発にするとともに、便を柔らかくする働きがあります。
水の種類にもよりますが、硬水と軟水では含まれているマグネシウムの量が10倍くらい違うこともあるので、どうせ飲むなら硬水の方が効果的、ということです。
むくみの解消
よく、水を飲み過ぎるとむくむと思っている方が多いのですが、水分でむくむことはありません。
むくむのは、
- 水分不足
- 塩分の摂り過ぎ
が原因です。
塩分を摂りすぎると細胞の浸透圧を調整するために、水分を溜め込もうとします。
また、水分不足になると血液がドロドロになり老廃物の排出も出来ないので、これがむくみの原因になるのです。
むしろ水はたくさん摂って血液をサラサラにし、余分なものを排出した方が身体はスッキリします。
身体の巡りが良くなる
ミネラルというのは体内に微量しか無いものの、その微量のものが不足すると身体の組織作りや代謝に影響が出ます。
タンパク質や糖質といった生きていくために必要な栄養素を体内で代謝するためには酵素が必要ですが、この酵素が働くためにはミネラルが必要なのです。
硬水でミネラルを補給することで身体の巡りが良くなり、代謝アップ効果が期待できます。
空腹を抑えられる
人が空腹を感じる理由、それは「胃が空になったから」ではないんです。
色々と理由がある中で、水分不足も空腹を感じる要因のひとつ。
こまめに水分補給をすることで空腹を抑え、無駄な間食もしないで済むようになるでしょう。
飲む量やタイミングは?硬水ダイエットの正しいやり方
本当に硬水を飲むだけでダイエットが出来るのか、それには正しいやり方を知っておく必要があります。
こまめに飲むこと
水分というのは一度に飲んでも吸収されず、尿として出てしまうんです。
せっかくミネラルを摂ってダイエットしようとしているのに、そのミネラルの吸収が悪くなってしまうのです。
食事の時に大量に水分を摂ると胃酸を薄めてしまい、消化吸収にも影響が出ます。
1回に飲む量はコップ1杯程度にします。
それを1〜2時間に1回くらいのペースで飲むといいでしょう。
- 朝起きた時
- 夜寝る前
- トイレの後
など、タイミングを決めておくと飲みやすいです。
喉が渇く前に飲む
仕事をしているとなかなか自分のタイミングで飲むことが出来ないかもしれませんが、喉の乾きを感じてから飲むのでは、身体が脱水状態になっています。
身体の巡りを良くするためにも、本格的に「喉が渇いた」と感じる前に飲む工夫をしてみてください。
特に、お風呂の前後などはとても水分が不足しますので、しっかり飲んでくださいね。
1日1.5リットルを目標に
1日どのくらい飲めばいいか、目安としては1日1.5リットルを目標にしてみましょう。
ただ、硬水が苦手な人がいきなり1.5リットル飲むのは結構きついと思うので、その場合は軟水と合わせて1.5リットルとし、だんだん硬水の割合を増やしていけばいいと思います。
硬水ダイエット、失敗しないための注意ポイント
硬水を飲むだけという、何とも簡単なダイエット法ですが、失敗しないためのポイントも押さえておきましょう。
飲みにくいときは炭酸水や味付きでもOK
硬水がどうしてもまずく感じるときは、炭酸水にしてみてもいいでしょう。
炭酸が入っていると、少し味が変わって感じます。もしくは、レモン汁などを入れてみてもいいですね。
ダイエットのために飲むので甘味は抑えたいですが、デトックスウォーターのようにフルーツを入れてみてもいいでしょう。
ただし、炭酸水として飲むときは、飲む量に気をつけてください。
食事の前に炭酸水を飲むときは500lmくらいしっかり飲むこと。これは満腹感が得られるようにするためです。
コップ1杯程度では炭酸の刺激でかえって食欲が出てしまい、逆効果になることもあるからです。
急に飲み過ぎない
硬水のマグネシウムは便秘に良いというお話をしました。
ただ、私たち日本人の身体は軟水に慣れています。いきなりたくさんの硬水を飲むと、胃腸がびっくりしてお腹がゆるくなってしまう可能性もあります。
例えば市販のミネラルウォーターですが、
- ボルヴィック:60
- エビアン:304
- ヴィッテル:309
- サンペレグリノ:640
- コントレックス:1468
と、硬度にはこれだけの差があるのです。
普段軟水しか飲んでいない人がいきなり硬度の高い硬水を飲むと体調不良になることもありますから、硬度の低いものから試してみると失敗がないでしょう。
暴飲暴食は当然ダメ
硬水を飲めば飲むほど痩せる、というものではありません。ですから、当然ながら暴飲暴食はNGです。
水を飲むだけの簡単ダイエット。早速今日から始めてみよう
いかがでしたか?硬水で痩せる理由がわかれば、飲む水を硬水に変えてみよう!と思いませんか?
味には好みがあると思いますが、平気な人は全く平気ですし、私はレモン果汁を入れることで飲みやすくなると思いました。
最初は硬度が中程度のものから始めればそれほど抵抗無く飲めると思います。
水を飲むだけで体質改善できそうな硬水ダイエット、早速今日から始めてみませんか。
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