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いつも笑顔な人の裏に隠された心理とは?笑顔にはリスクも付き物

Date:2019.02.02

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いつも笑顔な人の裏に隠された心理とは?笑顔にはリスクも付き物|女性の美学
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いつもニコニコ笑顔な人、あなたならどう思いますか?機嫌が良さそう?穏やかそう?それとも、裏がありそうで気味が悪い?

忘れられがちなことですが、笑顔は自分のためではなく、誰かに向けて浮かべられるものです。つまり外側にある、壁のようなもの。

いつでも笑顔を浮かべている人には、意外な心理が隠されていることが多いです。また、笑顔は処世術の一つでもありますが、使い方を間違えると厄介なリスクを招くことも。

この記事では、いつも笑顔な人の心理と、ちょっと厄介なデメリットについて解説していきます。


どうしていつも笑顔?笑顔の裏に渦巻く心理状況

いつも笑顔を浮かべている人は、確かに取っ付き易そうなイメージがありますよね。もちろんそれは、笑顔を浮かべている本人も知っていること。

「笑顔は大体の人に好印象を与える」と知っていながらいつも笑顔を浮かべる。これには、次のような心理状況が考えられます。

心を閉ざして本音を言わない

人に対してオープンで社交的なイメージを持ちますが、実はいつも笑顔な人こそ、心を閉ざして本音を飲み込みがち。

何かつらいことや悲しいこと、激しい怒りなど…人に知られたくない本性を隠すために、笑顔をフィルターとして使っているのです。

笑っていれば誰も自分の本性にはたどり着きません。「人懐っこい」「穏やか」など…笑顔で周囲の注意を本心から遠ざけて、核心に触れられないように防衛しています。

つまり心を閉ざして笑顔な人は、笑顔の真逆にある負の感情を抱えていることがほとんどです。

逆に心がオープンな人ほど、人前で怒ったり悲しんだりと表情豊か。人見知りだったり、表裏の激しい人ほど、いつでもニコニコしているのです。

世渡りのために笑顔でいる

いつも仏頂面な人よりは、いつもニコニコしている人の方が好印象を与えやすいです。目上の人からは可愛がられやすいですし、目下の人からも慕われやすく話しかけられやすいもの。

誰かと深い人間関係を築くのが面倒くさくて、親しくするのが億劫な人ほど、笑顔で世渡りをしようと考えます。

確かに笑顔なら、言葉を選んだり空気を読んだりする必要もありませんよね。ただ笑っているだけで上手く世渡りできるなら、これほど簡単なこともありません。

たまにいつも笑顔でいることに嫌味を言われたりもしますが、処世術の一環としてやり過ごしています。

ポジティブだからいつも楽しい

笑顔の裏にドロドロした感情を抱える人が多い中、いつもの笑顔は純粋に本心から来るもの、というタイプもいます。

ポジティブな人はどんなことでも楽しむ才能を持っていて、自然と笑顔が溢れています。これが常時ニコニコの理由だというわけです。

楽観主義者で精神的な余裕を持っていて、取り乱して泣いたりすることが少ないため、ある意味で冷静な心を持っていると言えます。

ただしこのタイプは少数ですから、「実は嫌味な奴」「無感情な奴」との誤解を受けることもあります。ですが本人と話してみると、本当に毎日が楽しくて笑っているだけだと気づけます。

自信がなくて人の目が気になる

いつも笑顔を浮かべている人の中には、周りを気にし過ぎて常に緊張しており、その結果ニコニコしている人もいます。

笑顔は敵を作りにくい表情で、逆に怒りや悲しみは誰かを敵に回したり、鬱陶しがられるリスクがあります。

「嫌われたらどうしよう」の精神が働きかけた結果、いつでも誰かに同調するような笑顔を浮かべて、敵意が向けられないように立ち回っているのです。

本来は喜怒哀楽の表情を見せることは、全然悪いことではありません。しかし自分に自信がないので、堂々と表情を顔に出せず、笑顔ばかりになっています。

ある意味で、こちらも本音を飲み込むタイプだと言えます。争い事が苦手な人にありがちな心理。

気配り上手で優しい人

いつでも人を気遣うタイプの心優しい人にも、笑顔を浮かべる時間が多い傾向があります。笑顔でいることで

  • 人を不安にさせない
  • 人に心配をかけない
  • 人を楽しませる
  • 人を和ませようとする

のが目的。空気が読めるタイプで、周りを広い視野で見渡せるタイプ。気配り上手だと言われることが多い人です。

ただし素直に助けを求められないタイプでもあるので、誰かの手を煩わせることを苦に思い、困っていてもそれを笑顔で隠しがちです。ある意味で不器用さんだと言えるでしょう。

単純に職業病でいつも笑っている

接客業やサービス業などでは、笑顔は欠かせない存在ですよね。いつもお客様に笑顔を向けて、明るく接することを要される…。こんな職業についている人は、単純な職業病でいつも笑顔を浮かべています。

笑顔にこれといった理由はなく、ただ身体に染みついているから、顔が笑ったままだというだけ。

別に打算もなければ本音を隠すわけでもなく、楽しいわけでもありません。そのため顔は笑っているのに、酷いことを言ったりネガティブな発言をしたりと、笑顔と裏腹な感情表現をすることもあります。

誤解や警戒はありがち。いつでも笑顔な人に伴うリスク

笑顔は多くの人たちに好印象を与えられますが、それでも万能薬というわけではありません。笑顔も適した使い時があります。いつでも笑顔でいると、時には不適切だと見なされ、トラブルを招いてしまいます。

「笑顔を心がけなきゃ」と思うことは素晴らしいですが、それもメリットばかりではなく、こんなリスクを抱えることになります。

表裏が激しく対人トラブルが起きる

誰にだって本性や本心というものは存在します。いつでも笑顔でいようとすると、本性を見せるチャンスを失ってしまい、本当にたまにしか自分の本音をさらけ出せません。

いつもの笑顔と本性との落差が激しいため、「裏表が激しい」と言われるタイプになり、対人トラブルの火種を多く生みます。

本性を見せずにいれば「私に心を開いていない」と言われますし、逆に本性を見せれば「外面ばかり」と言われます…。

いつも浮かべているのが心の底からの笑顔ではない場合は、どうしても「裏表のある人間」になってしまうのです。

笑顔を崩すと周囲の印象が激変

いつも笑顔を心がけていると、確かに大抵の人間関係は上手くいきます。ところが「いつも笑顔の人」と思われると、1度でも笑顔を崩した途端に、周囲からの印象や評価が激変します。

怒りや悲しみ、どんな表情であれど「いつも笑ってるけど実は○○な人」と思われ、噂を流されることだってあります。

誰かの意外性についての噂は大人気です。特にいつも笑顔で穏やかそうな人の意外な一面は格好の的。それまでに築き上げてきた”笑顔の人”像は崩れ去り、「実はキレやすい」「実は陰湿」と言われるはめに…。

人間関係のためにいつでも笑顔でいることを心がけていたのなら、それを出来るだけ崩さないように心がけないと、一瞬で努力が水の泡になります。

感情表現が乏しいと言われる

人には喜怒哀楽、たくさんの感情とそれに伴う表情があります。笑ったり怒ったりとクルクル表情が変わるのが、表情豊かな人。つまりいつも同じ表情の人は、それが笑顔であれ仏頂面であれ、感情表現が乏しい人。

笑顔以外の表情を頑なに見せないでいると、何を考えているのか分からない「不気味な人」と称されることもあります。

楽しい場面で笑っているのなら良いですが、みんなが悲しんでいる場面で一人だけ笑っているのなら、ちょっと怖いですよね。

「本音が分からない」と思われるのはかなりのハンデ。地雷がどこに潜んでいるか分からない状況ですから、周りの人が余計に気を使う可能性もあります。

裏がありそうだと警戒される

警戒心の強い人からすれば、頻繁に怒る人の方が素直に感じられ、逆にいつも笑顔で穏やかな人ほど何を考えているか分かりません。

笑顔を崩さないでいると、「本当はどんな裏があるんだ」「お前に何を言われても信じないぞ」と信用してくれない人も出てきます。

いつも浮かべている笑顔が心底楽しそうなものに見えないと、余計に警戒心を強められます。時には仲良くしたい人にすら距離を置かれてしまうので気をつけたいですね。

「気色悪い」とイライラされる

いつも笑顔を浮かべていると、単純に「気色悪い」と言われることがあります。こちらはちょっと卑屈なタイプの人からぶつけられやすい悪意。

「ヘラヘラするな」「馬鹿にするな」と人をイライラさせ、場の雰囲気を悪くしてしまうリスクも考えられます。

普段は穏やかな人でも、自分がカリカリしているときに笑顔な人が隣に並ぶと、何だかムカついて八つ当たりをしたくなるものです。いつも笑顔でいると、時にはこうした八つ当たりや皮肉の的になることも少なくありません。

エネルギーを使う、単純に疲れる

いつも笑顔でいようとするのは、簡単なようで難しいことです。どんなにイライラしたときでも笑顔、悲しくて泣きそうでも笑顔、心底つまらなくても笑顔…。

心と裏腹な表情を浮かべるのは、ハッキリ言ってものすごくエネルギーを使う作業です。

顔はいつも自分の目では確かめられない部位ですから、特に気を張って「笑顔が崩れていないか?」という心配をしなくてはなりません。心休まる暇もありません。

先にご説明したように、いつも笑顔な人は1度でも表情を崩すことで、印象が激変します。これを避けようと考えるなら、尚更「笑顔が崩れていないか?」と緊張することになるでしょう。

笑顔も使い時が重要。たまには自分に素直になろう

笑顔はとても優秀な処世術にしてライフハックの1つです。しかし何にでも適した使い時というのがありますから、不適切な場面での笑顔は思わぬリスクに繋がります。

しかしどんなリスクでも、「本当に心から楽しいときの笑顔」であるなら回避できることです。楽しくて笑っている人に関しては、周りにも楽しさが伝染して場が明るくなるだけです。

愛想笑いは必要ですが、自分の心に嘘をつき過ぎるのは問題。どうしてもつらいときは泣いて良いですし、譲れないことがあるなら怒ってもOK。

笑顔もメリットだけではありませんので、使い時やリスクのこともよく考えて活用していきましょう。
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ライター:箸屋

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