アイクリームは使うべき!目元への効果と正しい使い方をマスター
Date:2018.04.06
皆さんは、スキンケアにアイクリームを使っていますか?
アイクリームって結構価格が高いものが多いですし、わざわざ目元専用のものを使わないといけないの?と思っている人もいるでしょう。
まだまだ私には必要ないって思っている人もいるかもしれないですね。
しかしアイクリームは使った方がいいですよ。しかも普通のクリームではダメで、目元には目元のクリームが必要なんです。
なぜ目元のケアにはアイクリームが必要なのか、アイクリームの効果と正しい使い方についてご紹介します。
この記事の目次
目元専用じゃないとだめ?アイクリームが必要な理由
顔の皮膚は薄いですよね。目元はその中でも特にデリケート。だから目元専用のクリームが必要なんです。
目元は水分、油分ともに少ない
目の周りの皮膚は皮脂の分泌が少ないために、皮脂膜が作られにくく、乾燥しやすいという特徴があります。
しかも、その皮膚が薄いところに、
- アイシャドウやアイラインなど化粧品の刺激
- クレンジングや洗顔の刺激
- 紫外線、乾燥した空気
- 目をこするクセ
など、毎日様々な刺激にさらされて、目元はダメージを受け続けているんですね。
だから、他の部位よりもより丁寧にケアをしないとどんどん肌が乾燥して小じわなどの肌トラブルが増えてしまうのです。
低刺激処方が必要
それなら普通の美容液やクリームにも美容成分はたくさん入っているし、それを塗ればいいのではないかと思いますよね。
でも普通の美容液では皮膚の薄い目元には刺激が強すぎる場合があります。
また、目元の悩みというと
- 乾燥小じわ
- たるみ
などが多いと思いますが、目元の悩みに特化した美容成分が入っているものでないと効果を実感しにくいこともあります。
ですから普通の美容液ではなく、目元専用の化粧品が必要なのです。
若くてもアイケアが必要
目元のケアなんて40代くらいからでもいいんじゃない?と思っていたら大間違いです。
シワなどの肌のトラブルは出てきてからケアしても遅いということと、エイジングサインが出てくる年齢が段々低くなっているからです。
それはスマホやパソコンが大きな原因です。
目が疲れている人は特に要注意ですよ。
若くても、本格的にシワやたるみが出る前にアイケアをしてく必要があります。
デリケートな目元をケアするアイクリームの効果
女性なら誰でも、目尻の小じわが気になるでしょう。年齢とともにクマやたるみなどの悩みも増えてきます。
アイクリームを使えばそのような目元の悩みを少しでも改善していくことが出来ますよ。
保湿をして肌のバリア機能を高める
目元のケアでなんといっても一番大事なのが保湿です。
皮脂膜が出来にくく、油分が少ない目元が乾燥しないように、アイクリームで角質層に水分と油分を補います。
肌に潤いを与えることでバリア機能を高め、ハリのある肌を作ります。
乾燥を防ぐことが出来れば、乾燥小じわはもちろんのこと、浅いたるみなら改善できるかもしれません。
薄い皮膚を刺激から守る
アイクリームは朝晩使うタイプのものが多いですが、朝も使うことで目元の薄い皮膚を紫外線やメイクのダメージから守ることもできます。
それによって少しでも薄い皮膚を守り、乾燥やシワを予防します。
症状に合わせたケアが出来る
アイクリームと一口にいっても様々な美容成分が配合されています。
- シワ
- たるみ
- クマ
など肌の悩みも様々ですよね。自分の症状に合った成分を選ぶことで、気になる悩みに特化したアイケアが出来るんです。
目の周りのツボ押し、マッサージも出来る
クリームのテクスチャーも色々あります。
肌の保湿と同時にマッサージが出来るようなものもあって、クリームを塗りながら皮膚を傷めることなくマッサージやツボ押しが出来てしまいます。
同時にまつ毛ケアが出来るものも
最近のアイクリームは進化しています。
目元の皮膚だけでなく、まつ毛の生え際に塗ることで同時にまつ毛ケアまで出来てしまうものも。
まつ毛も年齢とともに薄くなったり短くなったりするので、目元の肌と一緒にケアできたら嬉しいですね。
実はほうれい線や口元にも使える
目元は顔の中でも一番皮膚がデリケートなところです。その目元に塗っても刺激がないのですから、他の部位に塗っても大丈夫なものが多いんですね。
ということは、
- ほうれい線
- 口元の乾燥小じわ
- 首のシワ
- 眉間のシワ
など他のところの肌の悩みにも使えるということ!
目元美容液は量が少ないのでコスパという問題はあるものの、「このシワが気になる!」という悩みを何とかしたい時は、顔全体ではなくて集中的に悩みのある部分に塗っていくのもおすすめです。
悩み別、アイクリームに必要な美容成分
アイクリームの一番の効果は保湿ですが、悩みにあわせて配合成分を選んでみてください。
目元の小じわが気になるとき
目元の乾燥が特に気になるという人は、
- ちりめんジワ
- カラスの足跡
などが悩みではないでしょうか。
とにかく肌の潤いが不足している状態なので、保湿効果の高い有効成分が入ったアイクリームを選んでください。
具体的には
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- アミノ酸
などです。
セラミドは種類が多くありますが、保湿効果が高いのは「ヒト型セラミド」です。
以前は「セラミド1」のように、セラミドの後ろに番号がついていましたが、
- セラミドAP
- セラミドNP
- セラミドEOP
などアルファベットがついて表示されている場合がありますので、ちょっと注意してみてください。
植物性セラミドの場合は「○○エキス」など植物の名前が書いてあることが多いです。
目元のたるみが気になるとき
目の下のたるみが気になる時も基本的には保湿が大事なのです。
ただ、たるみは加齢によってコラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を支えてくれる成分が減ってきてしまうことが原因です。
化粧品でコラーゲンそのものを補給して肌の弾力をアップすることは出来ないので、次のような成分を使っていきます。
- ビタミンC誘導体
- レチノール
- EGF、FGF(成長因子)
など、コラーゲンの生成に関わり、コラーゲンそのものを増やしていける成分です。
レチノールは若干皮膚に刺激のある成分ですが、最初は低濃度のものから使っていけばよいでしょう。
目の下のクマが気になるとき
クマにも種類がありますが、色素沈着による茶クマは美白作用のあるアイクリームを使うといいでしょう。
- レチノール
- ビタミンC誘導体
- プラセンタ
などです。
血行の悪さが原因の青クマは、保湿効果の高いもので丁寧にマッサージをしていくといいと思います。
アイクリームは量と塗り方が大事!正しい使い方
アイクリームは割と高価なものが多いので、確実に効果を実感したいですよね。そのためには、正しい使い方をすることがとても大切です。
表示通りに使うこと
化粧水の前に使うのか後に使うのか、基本的には油分の入ったクリームは化粧水の後に使うことが多いですが、これもそのアイクリームによって違ってきます。
基本的な塗り方
アイクリームの塗り方ひとつでも効果がけっこう変わってくるんですよ!
クリームを塗る時はリンパの流れを意識して、目頭から目尻の方向に塗ってください。目の下だけでなくまぶたにもしっかり塗ってくださいね。
そして目尻の小じわが気になる時は、片手でシワを広げるようにしてクリームを丁寧に塗ってください。
シワの間にクリームを入れ込むようなイメージですね。
シワを広げながら上に引き上げるようにして塗ると、しっかり保湿できて美容成分も浸透しやすくなるでしょう。
薬指で塗るのがおすすめ
アイクリームを塗る時は力を入れてはいけません。ゴシゴシこするように塗ったらシワが悪化してしまいます。
肌への刺激は少しでも減らしたいので、力が入りにくい薬指を使って塗ってみてください。
塗る時は、こすらないようにして、軽くトントンと叩くようなイメージで指を小刻みに動かしていくといいですよ。
あまり塗り込まなくても大丈夫
早くこのシワを改善したい!と、ついついたっぷり塗り込みたくなってしまいますが、そんなに塗り込まなくてもちゃんと美容成分は浸透します。
何度も触って肌をこする方がよくないので、優しく塗るようにしてください。
テクスチャーも重視
濃厚なクリームだと保湿効果も高そうに感じますが、あまり伸びが良くないと塗る時に肌をこすってしまう可能性があります。
適度なゆるさのある、塗りやすいクリームを選ぶようにしましょう。
ある程度使い続けないと分からない
30~40代になると肌のターンオーバーも乱れてきますし、化粧品を変えたからといって数日で効果が分かるものでもありません。
アイクリームに関しては最低でも1本、1~2ヶ月は使ってみないと効果が実感しづらいでしょう。
お試しのパウチなどで数回使ってみても保湿ができているかなと感じる程度で、肝心のしわやたるみを改善するところまではいかないと思います。
数回の使用で「効果がない」とあきらめないで、ある程度の期間使ってみることが必要です。
これで目元の悩みともさよなら、アイクリームでしっかりスキンケア
目は口ほどにものをいいますね。目元の印象は顔全体の印象を左右しますから、少しでも若々しい印象でいるためにはアイケアが欠かせません。
アイクリームは塗る面積が小さいので、早く使い始めるほど効果を実感しやすい美容アイテムでもあります。
笑った時の小じわやたるみが気にならないように、アイクリームで早めのアイケアをしていきましょう!
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