服の寿命と見極める方法、オシャレさんなら知っておきたい!
Date:2019.02.27
新しい季節が始まる頃や、セールの時期は、服を新調する方も多いですよね。しかし、新しく買ったからといって、手持ちの洋服を捨てるわけではないので、クローゼットなどの収納空間はパンパンになる一方ではありませんか?
「まだ着られるかも」「後で着るかもしれない」となんとなく取っておくと、捨てるタイミングを逃した服であふれてしまいます。
そうならないためには、服の寿命を知り、捨てるタイミングを逃さなければ、着る服を常に選びやすい状態に保てます。そこで今回は、服の寿命と捨てるタイミングについて詳しく見ていきましょう。
この記事の目次
もう着ていないものは、捨てるタイミングかもしれない!?
まずは、クローゼットや引き出しを開けてみて、「着ているか?」「着ていないか?」を考えてみましょう。
着ていない服を、取っておいている理由はなんでしょうか?このような理由が思い浮かぶのなら捨てるタイミングなのかもしれません。
- 今の気分じゃない
- 手持ちの服と相性が悪い
- 着心地が良くない
- 飽きてしまった
このような理由で、着る機会が減ってしまっている服は、今後、出番が増える可能性は低いはずです。
最近のシーズン中、着た頻度が月に1回以下の服は、捨てるタイミングの可能性が高いでしょう。購入した理由や、着ない理由を思い起こしてみて最終判断を下しましょう。
思い入れがある、どうしても捨てられない服は別スペースに収納しよう
思い入れがある服や、お出かけには着ていけなくてもお気に入りの服は、なかなか捨てる決断をすることが難しい場合もあります。
そのような服は、自宅での部屋着として着たり、普段着る服と同じ収納空間ではなく、別のスペースに移動することで、普段着る服の収納スペースを確保しましょう。
トレンドの変化で着ない服を、タンスの肥やしにしがち
月日の流れと同じように、トレンドも常に変化します。シーズンごとに新調した、トレンドアイテムは寿命が短く、次のシーズンやトレンドが過ぎ去ってしまうと着なくなってしまいます。
トレンドが過ぎ、古い印象を受けるのなら、今の服装に取り入れることはなかなか難易度が高いでしょう。ダメージが少なく、大事に取っておいても着る機会が訪れることはないでしょう。
ニオイが取れなくなってきたら要注意!ニオイにも注目してみて
服の繊維には目に見える汚れだけでなく、ニオイが染み付いてしまいます。焼肉やタバコの匂いが服についてしまった経験は誰もがあるでしょう。
服の繊維は、丁寧にケアしていても劣化していきます。洗濯してもフワっと嫌なニオイを感じたら、服の繊維にニオイが染み付いてしまっている証拠です。
こうなってしまうと、周りの人に気づかれてしまう可能性が高いので、洗濯後には目に見える汚れ落ちだけでなく、ニオイがしっかり落ちているかどうかもチェックしましょう。
下着やTシャツは消耗品!アイテムによって寿命に違いがある
トレンドや好みに関係なく、アイテムごとに寿命の長さはそれぞれです。イメージとしては、直接肌に触れるか触れないかによって寿命の長さが変わってきます。
服の繊維は皮脂や汗などによって劣化し、洗濯を繰り返すこともダメージの原因となります。
直接肌に触れないアウターは寿命が長い
ジャケットやコートは、直接肌に触れる部分が少なく、汗や皮脂が付くことがほどんど無いので、洗濯やクリーニングの回数も少ないため、洗濯によるダメージも受けることも最小限に抑えられます。
そのため、ジャケットやコートなど肌に直接触れないアウターは、長く着られる服であると言えるでしょう。
直接肌に触れる下着は寿命が短い
下着やTシャツは、肌の上に直接着るため、汗や皮脂を吸収しています。それが下着の役割の一つと言えますが、1日着た後は必ず洗濯することから、洗濯による摩擦ダメージも受けています。
そのため、服の繊維の劣化や型崩れも早く、寿命が短い消耗品として考えましょう。
捨て時を迷ったらココを見て!アイテム別チェックポイント
トレンドの変化や、服が受けるダメージを理解していても、ひとつひとつの捨てるタイミングを迷ってしまうことは多々あります。
アイテム別に、捨てるタイミングを見分けるチェックポイントを見ていきましょう。
アウター類のチェックポイント
コートやジャケットは、肌と触れる部分が少ないながらも、よく動く襟や袖口には汚れや毛玉ができやすいのでチェックしましょう。
また、歩いた時に擦れる部分の生地が薄くなってしまったり、肘や背中のシワが取れなくなってしまっていることもあるでしょう。
そのような状態になっていると、だらしない印象を与えることもあるので、捨て時と言えます。
トップス、シャツのチェックポイント
トップスやシャツは、襟や袖口に汚れや黄ばみができやすく、劣化してくると汚れが取れなくなって全体の色もぼんやりとしてきます。また、襟などのシルエットが崩れてきたら、捨てるタイミングと判断しましょう。
ニット製品のチェックポイント
ニット製品は、大事に着ていても毛玉は防げません。腕の曲げ伸ばしで擦れる部分は、毛玉やほつれなどのダメージが起こりやすく、毛玉を取り除いても生地が薄くなってしまいます。
毛羽立ちが目立つようになったり、生地の厚みが薄くなってしまったら、捨てるタイミングでしょう。
ボトムスのチェックポイント
パンツやスカートには、トレンドが反映されやすく、裾の形や長さ、ポケットの位置などで判断できます。数年経つとボトムスのトレンドが変化していることが多いでしょう。
また、スカートは座った時にできるシワが取れなくなってきたら捨てるタイミングとなります。
下着のチェックポイント
ブラジャーやショーツなどの下着は、ゴムの緩みやレースなどの傷みで見た目でチェック出来ます。だいたい1年程で寿命になるでしょう。
服は、大切に身につけたり、適切なケアをすることで寿命を長くすることが可能です。
カバンを持つときは、左右の片側ばかりで持っていると、同じ場所にばかり負担がかかってしまうので気をつけましょう。
また、服についた汚れは放置せず、洗濯表示通りに洗って落としておきましょう。コートなど自宅で洗濯ができない服も、洋服ブラシをかけるなどのケアが必要です。
正しいタイミングで服を捨てて、クローゼットを見やすく保とう
「今着る服がない!」と感じるときは、着ていない服がクローゼットを占領しているために、洋服選びの妨げになってしまっていたのかもしれません。
服の寿命を見極めて、正しいタイミングで捨てることで、洋服選びも迷うことがなくなるでしょう。
また、服を捨てるタイミングを迷い、着ない服が増えていってしまうと、捨てるのも大掛かりになってしまい、思い切りが必要となってしまいます。
新しい服を買ったり、クローゼットを整理するタイミングで、こまめに持っている服を把握し、状態をチェックしてみましょう。
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