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ガードルの選び方を徹底解説。体型の悩みをガードルで解消!

Date:2018.08.31

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ガードルの選び方を徹底解説。体型の悩みをガードルで解消!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/gardlhipup351458/

ガードルと聞くと「窮屈そう」「苦しそう」というネガティブなイメージをお持ちの方も多いはず。ですが、そのイメージはもう過去のもの!

今のガードルは苦しくなるほどの締め付けはなく、むしろガードルを着用したほうが楽にタイトなウエストのパンツやスカートを履きこなすことができるようになっています。

楽におなか周りをすっきり見せたり、太ももとヒップにかけてのラインを整えたりもガードルにお任せできてしまいます。ガードルは上手に使えばまさに女性の救世主

ガードルは機能性ボトムと呼ばれ、ヒップラインをきれいに整えるだけでなく、スポーツやエクササイズ、歩行のサポートをすることもできます。正しい選び方と着用方法を守るとヒップのエイジングケアにもなると言われています。

今回はガードルの種類と自分に合ったガードルの選び方、試着方法までを徹底解説していきます。体形や目的にぴったりのガードルを味方につければ、もっとたくさんのファッションを楽しめますよ!


▼動画で見たい方はコチラから

ガードルの股下丈とおなかまわりの履き込み丈の種類と選び方

ガードルの種類を選ぶにはまず、ガードルの丈と履き込み丈の種類を知りましょう。

それぞれの丈の長さによってカバーする部位や機能が違うため、自分の体型や目的に合ったものを選ぶのが基本です。

ガードル股下丈の種類と選び方

ガードルの丈は大きく分けて3種類、

  • ロング丈
  • セミロング(スタンダード)丈
  • ショート丈

があります。

ロング丈 股下が長く太もも全体を包み込むタイプ
セミロング丈 股下4~10cmほどまでガードルが伸びているタイプ
ショート丈 ショーツのように履くことができる股下がないタイプ

股下の長さによって、それぞれガードルの役割や効果の出る部位が違います。丈の長さ別の特徴と、向いている人、向いている服装を以下の表にまとめてみました。

丈の長さ 特徴 こんな人向け 特に向いている服装
ロング丈 ヒップと太ももをバランス良く引き締める ヒップと太もものラインを整えたい人 太ももやヒップラインが出るパンツ
セミロング丈 ヒップラインを整える ヒップラインを整えたい
太もものラインが整っている人
タイトスカート
ショート丈 程よいおなかとヒップの引き締め
動きやすさ重視
ウエスト・ヒップ・太もものバランスが取れている人 丈の短いスカートやパンツ

ヒップと太ももを両方引き締めたい場合はロングタイプ。主にヒップラインを整えたい場合は、セミロングタイプ。

そして、ショーツのように気軽に履き、動きやすさ重視で程よくおなかとヒップを引き締めたい場合はショートタイプを選ぶといいでしょう。

ショートタイプは、太ももをサポートしていないのでヒップラインが垂れたり、お肉がはみ出したりとヒップラインを整える効果がロングやセミロングに比べて弱いものが多いです。

ひざの関節など、下半身の動きをサポートするガードルには、足首まで包み込むタイプもあります。

履き込み丈の種類と選び方

ガードルのおなかから上をカバーする範囲にも大きく分けて3種類、

  • ハイウエスト
  • ジャストウエスト
  • ローウエスト

があります。

ハイウエスト ウエストより上部分まで(おなか全体)包み込むタイプ
ジャストウエスト おなかの中間まで包むタイプ
ローウエスト ショーツのように腰まわりまでを包むタイプ

履き込み丈の長さ別の特徴と、向いている人、向いている服装は以下の通りです。

履き込み丈 特徴 こんな人向け 向いている服装
ハイウエスト ウエストをつくり、おなかを引き締める 寸胴体型、おなか周りのラインが気になる人 ウエストラインが出るタイトな服装
ジャストウエスト ヒップとおなかまわりを引き締める 主にヒップライン整えたい人
おなかまわりを程よく引き締めたい人
ヒップラインがでる服装
ローウエスト ヒップを重点的に引き締める ウエストやおなかのラインが整っている人 股上の短いパンツ着用時
ハイウエストのガードルは、ウエストを締める機能があります。コルセットのようにウエストニッパー付きのものもありますが、コルセットと比べると伸縮性があり着心地がマイルドになっています。

ガードルのパワーと機能の種類を体型の悩み・目的別で選ぶ方法

ガードルの丈と履き込み丈の次に重要なのはガードルの機能です。

  • 締め付けるパワーの強さ
  • ガードルの素材と通気性
  • ショーツ機能付きのもの
  • 特徴的な機能付きのもの

など、さまざまなガードルがあります。気になる機能のものや目的に合うものがあるか確認してみてください。

また、体型の悩み別にガードルを選ぶ場合に参考にしていただきたい表もあわせてチェックしてみましょう。

締め付けるパワーの強さ

ガードルの締め付ける力(パワー)はメーカーによって違い、さらにメーカーでもガードルの特徴ごとに違います。

メーカーでも、

  • ハード
  • ミディアム
  • ライト

などパワーが違う商品が用意されています。

試着してみて着心地や希望通りの補正効果が得られるパワーのものを選ぶようにしましょう。

ひと昔前まではパワーの強いガードルが主流でしたが、最近はしめつけが強くなく、からだの動きにフィットしたものが人気。

最近のガードルは薄くて軽いのに、しっかりサポートしてくれるものも多く出ています。また、部位別にパワーの強弱をつける技術が発達しているため、引き締めたい部分だけをしっかり引き締める構造のものもあります。

ガードルの素材と通気性

ガードルを選ぶ際は、使用されている素材をチェックしましょう。ガードルは基本的に、

  • ナイロン
  • ポリウレタン
  • ポリエステル

といった化学繊維を素材として使っています。

ナイロンやポリウレタンは強度があり、ガードルの締め付けや伸縮性といった機能を実現しています。

化学繊維に綿などの天然素材を折り込むことで、着心地と吸湿性をアップさせることができます。なかには、記事に綿が95%も使われているガードルもあります。

化学繊維が主体 パワーが強く補正効果が大きい
天然繊維が主体 着心地が快適で肌に優しい

肌が弱い方や、着心地にこだわる場合は天然素材が多く使われたガードルを選びましょう。肌が弱くてガードルを諦めている方は、天然素材が主体のガードルを選ぶと肌荒れを起こす可能性が低くなります。

さらに、汗をかきやすい部分の通気性を上げるためにメッシュ素材になっているガードルも多く出ています。

夏場は、肌にぴったりフィットしていてもムレによるかぶれの心配がない吸湿性と通気性の高い素材のガードルを選ぶのがおすすめ。

ガードルを着用していないときよりも、ガードルを履いているほうが快適で、汗をかいてもさらさらとした肌触りをキープできる商品もあります。

ショーツ機能付きのガードル

ガードルには、

  • ショーツを履いてから着用する重ね履きタイプ
  • ショーツ機能もある1枚で履くタイプ

の2種類があります。

ショーツ機能がついた1枚で履くタイプは、クロッチ部分に綿などの肌に優しい素材が使われていて、ショーツとしても快適に履くことができるようにできています。

ショーツの上からガードルを履くのが面倒だったり、ガードルの下にショーツを履くと食い込む、違和感があるといった場合にはショーツ機能付きのガードルを選ぶのがいいでしょう。

そのほか便利機能付きガードル

動きをサポートするガードル
ひざや腰を適度な力で締め付けることで歩行などの動きをしやすくするガードル。エクササイズ用ガードルは、締め付けによって普段使われにくい筋肉を動かし筋力を刺激する効果がある商品も。
動きをサポートするガードルには、肌にくいこまないソフトな履き心地のものがほとんどです。特殊な締め付けで歩幅が広くなったり、ヒップの筋肉を使いやすくできるものもあります。
アウターにひびきにくいタイプ
特殊加工によって縫い目を最低限、もしくは縫い目をなくしたガードル。切り替え部分や縫い目がないことでアウターへのひびきを軽減。
生地の薄いタイトスカートやパンツの着用時に特におすすめ。ガードルの生地も薄めの場合が多く目立たないので、こっそりリフトアップすることができます。

体型の悩み別ガードルの選び方

体型の悩み 選ぶべきガードル
全体的に引き締めたい ハイウエストでロング丈
ウエストのくびれがほしい ハイウエストでニッパー付き
おなかを引き締めたい ハイウエスト、もしくはジャストウエスト
ヒップアップしたい セミロング丈のヒップアップガードル
太ももとヒップを引き締めたい ロング丈
ヒップアップに特化したガードルや、二段腹を矯正するガードルなど細かい悩み別にアプローチしてくれる商品もあります。

また、たくさん体を動かす場合は運動用のガードルを、長時間座っている場合はショート丈でローウエストになっているショーツガードルを選ぶとより快適に過ごすことができます。

ガードルはその日に何をするか、気温や着る服装によって使い分けるのが効果的です。

お店に行く前に要チェック!ガードルのサイズと試着方法

最近は、ガードルは引き締め効果と快適な履き心地を重視するのが一般的です。履き心地の良いガードルを選ぶためには自分の正確なサイズを知ることが大切。

長時間着用していても、ガードルを履いていることを忘れてしまうくらいにフィットしたものを選ぶのがちょうどいいとされています。

自分の体にフィットするガードルを選ぶために、サイズの測り方と試着方法をしっかり確認しましょう。

まずはサイズを測ろう

ガードルを選ぶには、まずウエストとヒップのサイズを知ることが必要不可欠です。

【用意するもの】

  • メジャー
  • 全身鏡

全身が映る鏡の前に立ち、メジャーを持ってウエストとヒップを測ります。生地の薄い肌着や下着の上から測るようにしましょう。

このとき、鏡を見ながらメジャーがたるんでいないか、水平になっているかチェックすることでより性格なサイズを測ることができます。

ウエストとヒップのサイズを測る位置にも気をつけましょう。

ウエスト
おなかに力を入れず、リラックスした状態でウエストのいちばんくびれている部分(細い部分)を測る。
ヒップ
お尻の膨らみがいちばん高い部分を測る。
ウエストとヒップのサイズはガードルを選ぶ際の基準になるため、忘れないようにメモしておきましょう。

一般的なガードルのサイズ

ウエストとヒップのサイズが分かったら、ガードルの商品サイズと自分のウエスト、ヒップサイズを照らし合わせて当てはまるサイズのものを選びましょう。

一般的なガードルのサイズは以下の通りです。

適合サイズ 58 64 70 76 82 90 98 106 114
ウエストサイズ 55~61 61~67 67~73 73~79 78~86 86~94 94~102 102~110 110~118
ヒップサイズ 79~89 83~93 86~96 89~99 91~103 94~106 97~109 100~112 103~115

メーカーによってガードルのサイズが微妙に違う場合もあります。ウエストとヒップのサイズの差が大きすぎて適合サイズがふたつにまたがる場合は、ヒップのサイズに合わせて選びましょう

ウエストにもヒップにもしっかりフィットしたものを使いたい場合はオーダーメイドする方法もあります。

ガードルの正しい試着方法

がーどるの基本的な試着方法は以下の通りです。ガードルの中心を合わせる、そけい部を合わせる、ウエストをしっかり上げるなど細かいポイントをしっかり確認することで正しく着用することができます。

【ガードルの試着方法】

  1. ガードルの上半分を外側に折る、もしくはサイドに両手を入れて幅を広げるように持つ
  2. ショーツを履くように足を入れて引き上げる
  3. ガードルの前後を持って、ガードルの中心を合わせる
  4. ウエスト部分を整えるようにガードルを引き上げる
  5. 太ももの付け根に両手を入れて上へ引き上げる
  6. ガードルの下から手を入れてヒップを持ち上げるようにしてお尻のお肉をガードルに収める
  7. 仕上げにもう一度ウエスト部分とガードルの裾を整える
ガードルの丈の長さや履き込み丈によっても、試着方法は異なってきます。分からなければ専門店のスタッフの方に聞きながら試着しましょう。

フィッティング運動

試着できたらフィッティング運動をしてみて、着心地と動きやすさを確認しましょう。フィッティング運動としておすすめされているのは、屈伸と足上げです。

【屈伸運動】
膝を軽く曲げて反動をつけ、2、3回屈伸する

【足上げ運動】
膝が直角になるように左右の足を2回ずつ上げる(足上げ)

この動きをしてみて、動きにくいと感じたりウエストや裾まわりが食い込む、正しい位置からずれるなど違和感を感じたらサイズが合っていない可能性があります。

サイズは合っていても正しい履き方ができていないこともあるので、専門店の店員さんに確認してもらいましょう。

試着中にも購入後にもチェック!選びなおすポイントと体型の変化

最後に、ガードル着用時の違和感と、違和感別に選び直すポイントをご紹介します。試着中や買ってから時間が経ったときのチェックにも活用してみてください。定期的に行いたいガードルのチェック方法も確認していきましょう。

良い意味でも悪い意味でも、体型は毎日少しずつ変化していくもの。いつまでも同じガードルを使っていると、ボディラインを整えるどころか崩してしまうことにもなりかねません。

ガードルが原因でお尻の形が潰れたり、おなかまわりのお肉にたるみができることもあります。

ガードルによる残念な体型への影響を防ぐためにも、定期的にガードルが体型に合っているかチェックすることは必要不可欠。

こんなときは選び直そう

試着中や購入して少し時間が経って、ガードルの着用時に違和感を感じた場合はガードルを選び直す必要があります。

ウエストとヒップ部分の違和感と、それぞれの違和感に合った選び直すときのポイントを見ていきましょう。

ウエストがくいこむ ・ワンサイズ大きめを選ぶ
・パワーの弱いものを選ぶ
・ウエスト部分をしっかり引き上げる
ウエストがゆるい ・ワンサイズ小さめを選ぶ
・パワーの強いものを選ぶ
ウエスト部分の前後の高さが違う ・ワンサイズ小さめを選ぶ
・ヒップの形に合ったガードルを選ぶ
ウエスト部分が正しい位置まで上がらない ・ワンサイズ大きめを選ぶ
ヒップ部分があまる・たるむ ・ワンサイズ小さめを選ぶ
・ヒップを下から引き上げる
・ウエスト部分をしっかり引き上げる

太ももより下のガードルの違和感と選び直すポイントは以下の通りです。

裾が太ももにくいこむ ・ワンサイズ大きめを選ぶ
裾丈が短い ・裾まわりのパワーが弱いものを選ぶ
裾にたるみができている ・ワンサイズ小さめを選ぶ
・裾の丈が短いものを選ぶ
裾がずれ上がる・めくれる ・ワンサイズ小さめを選ぶ
・ウエストやヒップ部分の履き方を見直す
試着中にこのような違和感がないか、しっかりチェックすることで買い物に失敗することもなくなりますよ。少しの違和感だから大丈夫、と思わず違うガードルも試着してみましょう。

定期的にしたいチェック

体全体的にバランス良く体型が変わっていくとは限りません。体の部分別にガードルがフィットしているか改めてチェックしましょう。

【ウエストまわりのチェック】

  • ゆるくないか
  • くいこんでいないか
  • ガードルがめくれたりしていないか
  • ガードルのウエスト位置は正しいか
  • ガードルの前後がどちらかが上がったりしていないか(前後は水平になっているか)

【ヒップまわりのチェック】

  • 押し潰されていないか
  • きれいな形に整っているか
  • ヒップアップできているか

【クロッチ部分のチェック】

  • 浮いていないか
  • くいこんでいないか
  • 正しい位置にあるか

【裾まわりのチェック】

  • くいこんでいないか
  • めくれていないか
  • ずれ上がっていないか
以上のチェック項目に当てはまるものがあれば、ガードルのサイズが体型に合っていない可能性があります。着用をやめて、新しいものを選びましょう。

自分の体型・目的・悩みにぴったりのガードルを選んでスタイルアップ!

ご紹介してきたガードルの種類はさまざまありましたね。気になる機能付きガードルや悩みを解消してくれそうなガードルは見つかったでしょうか?

どんな女性の体型の悩みにも応えられるようにつくられたガードルは、賢く選んで正しく着用すればスタイルアップを叶えることができる強力な味方です。

その日の活動量や服装に合わせたガードルを選べば、さまざまなシーンできっと大活躍してくれるはず!

気合いを入れて挑みたい華やかな場でも、ガードルがあればボディラインが出るファッションだってもうこわくありません!女性らしい魅力的な体型を強調させるガードルで、もっと自分の体型に自信を持ちましょう。

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ガードルの選び方を徹底解説。体型の悩みをガードルで解消!|【女性の美学】
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ライター:Uli

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