ファンデーションが浮く!原因と直し方、外出先で慌てない方法
Date:2018.11.05
朝にきちんとファンデーションを塗っても、時間とともに浮いてきてしまうことはありませんか。そうするとあわててしまいますし、直しても浮いた部分を隠しきれなかったりしますね。
ファンデーションが浮くのにはちゃんとした原因と直し方があります。この記事ではファンデーションや肌の特性を説明し、適切な直し方をご紹介します。
また、ファンデーションが浮くのを防止するメイクのコツも合わせてご紹介しますので、ぜひ普段のご自分のメイクを振り返りながら記事をご覧ください。
この記事の目次
知れば納得!ファンデーションが浮く原因は「皮脂と乾燥」
ファンデーションはなぜ浮いてしまうのでしょうか。まずその原因についてお伝えします。
原因をきちんと知ると、適切な直し方やそもそものメイクの仕方が変わってきますよ。
一番の原因である皮脂と、肌の乾燥の恐ろしい関係
ファンデーションが浮く一番の原因は、皮脂です。時間の経過とともに顔から皮脂が分泌され、それがファンデーションの油分と混ざりあってドロドロになってしまいます。
顔から皮脂が分泌される原因としては、肌の乾燥があります。肌が乾燥すると、皮膚の表面を守ろうとして皮脂が分泌されるので、ファンデーションが浮きやすい状態になってしまいます。乾燥は、皮脂の過剰な分泌を招いてしまうのです。
皮脂の分泌も肌の乾燥も、洗顔やクレンジングで皮脂を取りすぎているせいだったり、エアコンの効いた部屋で長時間過ごしたり、といった生活習慣や環境が影響します。そのため、季節や肌質に関係なく起こることになります。
ファンデーションの塗りすぎや化粧下地を使わないのも良くない
ファンデーションが浮かないように色々と気を遣っているつもりなのに、浮いてきてしまう…という人は、ファンデーションを塗りすぎて厚塗りになっているか、化粧下地を使っていないことが考えられます。
ファンデーションは厚塗りにするほど浮きやすくなってしまいます。また、肌にファンデーションを直塗りすると肌への密着性が悪く、水分がどんどん失われてしまいます。ベースメイクをファンデーションだけに頼るのは危険です。
浮いたファンデーションの直し方。道具も工程もシンプルに!
それでは浮いたファンデーションの直し方です。ファンデーションをただ重ね塗りしてしまうと、再び浮きやすくなり直した意味がなくなってしまいます。
浮いたファンデーションは身近にあるものを使い、シンプルな工程で直しましょう。
浮いた範囲・程度に限らず、まずはティッシュオフを
まず行っていただきたいのが、ティッシュオフです。肌を傷つけないよう、軽めに押さえるようにします。ちなみにあぶらとり紙だと吸収が良すぎるため、必要な皮脂まで吸収してしまうことがあるのでティッシュの方がおすすめです。
ファンデーションの浮き具合があまりひどくなければこれだけか、あとはフェイスパウダーを顔全体に重ねましょう。
しっかり直すなら、乳液をつけてからファンデーションを
しっかり直したい場合はティッシュオフをしたあと、ファンデーションが浮いた部分に乳液をつけます。乳液は油分を含んでいるため、ファンデーションの上からつけても自然になじみます。
乳液がなじんだら、その部分のみにファンデーションをつけて周りとの境目がなくなるようにします。
仕上げに、顔全体にフェイスパウダーをつけてもいいでしょう。注意したいのは、顔全体にファンデーションをつけないことです。ファンデーションが浮いていない部分にとっては厚塗りとなり、あとでまた化粧直しが必要になってしまいます。
ミスト化粧水を使いたい場合は保湿力のある化粧水を選ぶか、乳液と併用するようにしましょう。
目元は乳液をつけてからハイライトを重ねる
目元のファンデーションが浮いて困る場合は、乳液をなじませてからハイライトを重ねましょう。目元は皮膚が薄く、またよく動かすので乾燥しやすい場所です。
ファンデーションが浮いたところに、またファンデーションを重ねてしまうとシワが目立つなどして逆効果なので、乳液とハイライトをつけるのがちょうどいい直し方です。
ファンデーションが浮かないメイクの仕方でお直しいらず!
仕事や外出の途中に浮いてしまったファンデーションを直すのは、難しいことではありません。しかし、ファンデーションが浮きにくいメイクの仕方というのももちろんあります。
浮いてしまった場合のために直し方を覚えていただいた上で、ファンデーションが浮くのを防げるメイクの仕方を知ってくださいね。
メイク前のスキンケアで保湿をしっかりする
ファンデーションのノリが良く、長持ちするにはベースとなる肌の状態が大事です。皮脂の過剰分泌も肌の乾燥も、保湿をしっかりすれば防げます。
朝は忙しいので、オールインワンのスキンケア用品を使用する人も多いと思いますが、保湿を考えると化粧水と乳液をきちんとつけることをおすすめします。
保湿力に特化した化粧水と乳液を使用するのはもちろんですが、アルコールフリーの化粧水と乳液でも近い効果が得られます。アルコール成分は肌の乾燥を招きやすいので、乾燥対策を考える場合は化粧水と乳液の成分も気をつけてみましょう。
化粧下地を必ず塗って、ファンデーションを薄づきに
ファンデーションが浮く原因の項でもお伝えしましたが、化粧下地は肌を保湿し皮脂を抑える効果があるので、ファンデーションを浮かせないためにとても大事です。
肌の赤みやくすみなどといった肌の悩みは、化粧下地で対策しておきましょう。また、シミやクマはクリームタイプのコンシーラーでカバーします。そうするとファンデーションが薄づきで済み、ファンデーションが浮くのを防げることになります。
ファンデーションは場所によって量を調節する
ファンデーションは顔全体に均等につけるのではなく、場所によって変えましょう。皮脂の出やすいおでこや鼻のラインと、よく動かす目や口の周りは他の部分につけてスポンジやパフに残ったぶんをつける程度にします。
必ず化粧下地を塗って、少ない量のファンデーションで済むようにしましょう。またオイリー肌の人は、おでこや鼻のラインのTゾーンに皮脂の分泌を抑えるフェイスパウダーをつけると、さらにファンデーションを浮きにくくできます。
ファンデーションが浮くのは直せるし、予防もできる
浮いたファンデーションの直し方に、大がかりな道具や工程は必要ありません。ファンデーションが浮いてもいいように、ティッシュと乳液をいつもポーチに入れておきましょう。
ファンデーションが浮いてしまったあとの対策を知っておくことはもちろんですが、ファンデーションが浮きにくくなるメイクの仕方も押さえておくことで、よりファンデーションが浮く心配を減らすことができます。
ご紹介した方法を参考に、ぜひファンデーションが浮かないキレイな肌を長持ちさせてくださいね。
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