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女性の味方「ゴールデンミルク」とは?美容、健康効果抜群!

Date:2019.01.14

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女性の味方「ゴールデンミルク」とは?美容、健康効果抜群!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/goldenmilk3719/

女性の心身はとてもデリケート。日ごろのストレスや環境の変化などで、心身ともに外部から色々な影響を受けることが多いですよね。

思わずストレス食いして太ってしまったり、不眠に陥ってしまって、結果、肌荒れやら酷いとうつっぽくなったりなんてこともあるのではないでしょうか?

そんな時、ホットミルクを飲んで寝るといいと聞いたことがありませんか?身体を芯から温めてくれて、リラックス効果も期待でき、安眠効果が期待できます。

でも、更にその上を行く飲み物「ゴールデンミルク」を試してみませんか?ここではゴールデンミルクとはどのようなものでどのような効果があるかをご紹介していきます。


海外セレブからも人気、ゴールデンミルクとは

名前から言って、何となくゴージャスな雰囲気があるゴールデンミルク。セレブが愛用しているということから、もしかして高いものなのでは…なんて思ってしまいますが、そんなことはありません。

「ゴールデン」の秘密は手に入りやすいあの健康食品なのです。

黄金色の秘密は健康効果いっぱいのターメリック

ゴールデンミルクは見た目は、例えて言えば、薄いさらっとしたカボチャのポタージュのような感じです。

その黄金色の秘密はカレーに使われる「ターメリック」です。ゴールデンミルクは別名ターメリックミルクとも呼ばれます。

ターメリックは和名で「うこん」と呼ばれ、サプリメントや栄養ドリンクなどで売られているように、健康に効果が高いスパイスです。

そして、ミルクですが、元々のレシピは無調整牛乳が使われます。しかしながら、レシピによって様々ではありますが、ナッツミルクや豆乳など、植物性のミルクが使われることが多いです。

中でも一番良く使われ、健康効果が高いとして支持されているのがココナッツミルクです。ココナッツはオイルなどでも非常に人気を博したように、身体に良い効果をもたらしてくれるものです。

健康効果が高いターメリックとココナッツミルクを使うドリンク、というだけで、その効果の高さには期待が持てると感じられるのではないでしょうか。

ターメリックとココナッツミルクや牛乳を使うほか、一般的にはそこに生姜やシナモンを入れます。これらも健康効果が高いものです。一層良い効果を得るためにココナッツオイルを入れるなど、色々とアレンジもできます。

基本のレシピを元に自分の気に入った味に仕上げたり、自分が欲しい効果を高めたりということが出来るのも嬉しいところです。

とても優秀!ゴールデンミルクの健康効果と美容効果

基本の材料を聞いただけで身体にとても良さそうなゴールデンミルク。その健康効果と美容効果も正に黄金なのです。

では具体的にどのような効果があるのかを見ていきましょう。

がんの予防や改善への可能性

現代の死因の上位に位置するがん。この病気を患ってしまう理由はいくつかあり、絶対的な予防法というものは残念ながらありません。

とはいえ、早期発見で治療も可能で、放射線治療や薬物療法など、様々な角度からアプローチしてがん細胞の根絶を目指します。

実はこの厄介ながんを予防したり治療のサポートとなる可能性があるものが、ゴールデンミルクに含まれているのです。

一つ目は、ターメリックです。ターメリックにはクルクミンと呼ばれる黄色のポリフェノール化合物が沢山含まれています。このクルクミンには

  • がん細胞を死滅させる
  • 腫瘍に新しい血管が出来るのを防ぐ(がんは血管を作り血液を引いてきて大きくなります)
  • がんの転移を制限する

といった効果が指摘されています。

二つ目は生姜です。生の生姜には抗がん物質である6-ジンゲロールという物質が多く見つかっています。

三つ目は、シナモンです。シナモンに含まれるポリフェノールなどの化合物が、がん細胞の成長を減少させる可能性があることがいくつかの動物実験により指摘されているのです。

ゴールデンミルクに一般的に使われるこの3つの材料が、可能性ではありますが、どれもがんに対して有効的な効果があるのは、凄い組み合わせと言えるのではないでしょうか。

様々な方向から心疾患予防をサポート

がん同様、世界的にも死因の上位に位置する心疾患。これも実はゴールデンミルクに含まれる

  • ターメリック
  • シナモン
  • 生姜

の3つの材料が心疾患のリスクを下げてくれる可能性が大なのです。

まずターメリック。これは血管の最も内側にある血管内皮細胞という血管の健康を維持するのに重要な細胞の機能を高めてくれる可能性が指摘されてます。この機能が上がることで、動脈硬化などの血管一般の疾患にかかりにくくなるのです。

実際、ある実験では心臓の手術を受けている患者に術後、ターメリックの主成分、クルクミンを与えたところ、プラセボを与えられた患者より入院中の心臓発作が65%起こりにくかったという報告もあります。

次にシナモン。ある実験では、シナモンを一日120㎎摂ることで、

  • 総コレステロール値が下がる
  • 中性脂肪とLDL(悪玉コレステロール)が減る
  • HDL(善玉コレステロール)が増える

という効果が確認されています。これらの効果は全て血管の健康に役立ち、心疾患のリスクを大幅に下げる効果があります。

最後に生姜。ある実験では、41人の2型糖尿病患者に1日2gの粉末生姜を与えたところ、12週間後に心疾患の危険因子がそれぞれ23%から28%程度減ったことが確認されています。

この3つの材料があらゆる方面から血管の健康に働きかけ、心疾患のリスクを下げてくれる可能性が大いに期待できるのです。

更に、基本レシピではありませんが、善玉コレステロール値を上げる効果が期待できるココナッツオイルを入れれば、血管の健康効果は一層上がりますよ。

ニキビやアンチエイジングも!美肌効果

ゴールデンミルクは健康効果だけに留まりません。女性に嬉しい美容効果もしっかりと期待が出来ます。

ターメリックのクルクミンには抗炎症作用と抗酸化作用があります。この働きにより

  • 肌の赤みやかゆみを防ぐ
  • ニキビや疥癬の改善
  • 肌の老化を防ぐ(しみ、しわなど)
  • 肌の乾燥を防ぎ、保湿力をアップ
  • 肌のキメを整え、毛穴が目立ちにくくなる

といった効果が期待できます。

ただ、ターメリックは私たちの身体に長くはとどまらないため、効果を十分に得たいのであれば、毎日続けて長期間にわたり摂取する必要があります。

また、生姜とシナモンにも抗酸化作用があるので、この二つを入れることで美肌&アンチエイジング効果は倍増しますよ!

アルツハイマーにも!脳の健康に

毎日の生活で無意識に酷使している脳。私たちが日常生活を送るにあたりとても重要な脳ですが、年齢とともに衰えてしまいますし、知らぬ間にアルツハイマーを患ってしまうリスクもいつも身近にあります。

そんな私たちの脳の健康にゴールデンミルクが一役買ってくれるかもしれないのです。

ターメリックに含まれるクルクミンは、脳の神経細胞を

  • 作りだす
  • 成長を促す
  • 維持をする
  • 再生をする

といった脳神経一般をサポートをしてくれる、BDNF(脳由来神経栄養因子)と呼ばれるタンパク質の量を増やしてくれる効果が期待できるのです。

BDNF量が少なくなることは、アルツハイマーをはじめとした脳の機能異常に関連している可能性が指摘されています。

更に、アルツハイマーはタウ・タンパク質と呼ばれるタンパク質の異常蓄積が見られるのですが、シナモンに含まれる物質がこの蓄積を防いでくれる可能性があることが動物実験で示されています。

それに加え、生姜には

  • 脳の機能を高る
  • 記憶力を上げる
  • 年齢による脳機能の低下を抑制する

という効果も期待がされています。

ゴールデンミルクは正に現代人のストレスで疲れた脳には最適と言えるのではないでしょうか。

風邪にも効果あり!免疫力が上がる

寒い中に同じような格好をして同じ時間外に立っていたとしても、風邪を引く人と引かない人がいます。これはウィルスに対する自己防衛が強いか強くないか、つまり免疫力が高いか低いかの違いです。

免疫力を上げるには普段の生活習慣が重要となってきますが、その中でどのようなものを食べるかも左右してきます。

そこに是非取り入れたいのがゴールデンミルクなのです。現にインドでは風邪などの家庭療法としてゴールデンミルクを取り入れることがあります。

ターメリックに含まれるクルクミンには

  • 抗ウィルス作用
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用

があります。これらは風邪をはじめとしたあらゆる感染症に対し、非常に有効に働いてくれます。

また、生姜にも抗菌作用が確認されており、呼吸器系の感染症を引き起こすヒトRSウィルスに有効とされています。

シナモンにも同様に菌の成長を抑えてくれる働きや、真菌による呼吸器系の感染を防ぐ働きもあるとされています。

これらが総じて免疫力を高める効果が期待できるということになります。

糖尿病予防やダイエットの手伝いも!血糖値を下げてくれる可能性

最近流行っている糖質制限。体重が気になる人及び糖尿病を抱えている患者にとり、有効なダイエットです。これは炭水化物などの糖質を控えるものですが、根本にあるものは血糖値の上昇を抑えることを目的としています。

この血糖値を下げてくれるものがゴールデンミルクに含まれる生姜とシナモンなのです。

まず、定期的に生姜を少し食事に加えることで、空腹時血糖値を12%程度まで下げる効果があるという実験結果があります。

同様にシナモンを一日に1-6g程度摂ることで、空腹時血糖値を29%程度まで下げるという結果も出ています。また、シナモンはインスリン抵抗性を低くして、インスリンを効きやすくする、つまり血糖値を下げやすくする作用も確認されています。

これらはまだ十分な実験が行われておらず、可能性にすぎないとのことですが、証明されている実験結果から見る限りは、血糖値をコントロールするのに非常に有効だと思われます。

なお、ゴールデンミルクのレシピにはハチミツなどで甘みを付けますが、血糖値を下げる効果を求めているのであれば、甘味料を入れないことをお勧めします。

うつの改善にも!気分を上向きに

ストレスなどで気分が落ち込んでしまうことがあるかと思います。ひどいとうつになってしまい、ずっと気分が晴れず、生活に支障をきたしてしまうことも。

そうなってしまう前に、まずゴールデンミルクを飲んでほっと一息ついてみましょう。

ターメリックに含まれるクルクミンには抗うつの作用が確認されています。60人を対象にした6週間に渡る実験では、

  1. クルクミンのみ
  2. 抗うつ薬のみ
  3. クルクミン+抗うつ薬

の3グループに分けてうつ病患者に摂ってもらったところ、1のクルクミンのみと2の抗うつ薬のみはほぼ同じ程度の効果が見られ、3のクルクミンと抗うつ薬両方を摂った患者が一番良い効果が見られたという結果が出ています。

また、脳の健康の項でもご紹介したBDNFですが、この量の減少がうつにも関連してくるということが言われています。そのため、ターメリックを摂ることでこの量が増えるのであれば、うつの症状を改善する可能性が大なのです。

ミルクの栄養で骨粗しょう症予防

更年期障に入ることで女性に多く見られる骨粗しょう症。骨密度が低くなり、ちょっとぶつけただけでも骨折しやすくなるため、早期に予防を心がけたい病気の一つです。

骨粗しょう症の予防に効果的と言われているのがカルシウム、そしてその吸収を助けるビタミンDです。この両方をゴールデンミルクで摂ることが出来ます。

ゴールデンミルクは牛乳や植物性のミルクが使用されます。代表的なものを比べて順位付けをしてみると、カルシウムは

  1. アーモンドミルク
  2. 牛乳、豆乳(ほぼ同量)
  3. ココナッツミルク

の順で含有量が多く、ビタミンDは

  1. 豆乳、アーモンドミルク(ほぼ同量)
  2. 牛乳、ココナッツミルク(ほぼ同量)

の順で含有量が多くなっています。これを見る限り、どれも骨粗しょう症予防に良いのですが、特にアーモンドミルクを使用するとより効果が期待できそうです。

胃もたれや消化不良に!消化器系の健康を向上する

胃が弱くて、慢性の消化不良に悩まれている方や、ちょっと食べ過ぎるとすぐに胃が持たれてしまうという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

実はゴールデンミルクの材料として使われる

  • 生姜
  • ターメリック
  • ココナッツオイル

が消化を促進してくれる可能性があるのです。

生姜は消化不良に悩む方が摂ることで、胃の中を早く空にするよう促進して症状を緩和してくれる効果があることがある研究でも分かっています。

ターメリックは胆汁の分泌を増やすことで、脂肪の消化を助けたりといった効果も確認されています。

ゴールデンミルクに入れられることがあるココナッツオイルは、その健康効果の理由として知られる中鎖脂肪酸の持つ抗菌作用により、胃の消化を助け、内臓の健康に効果が期待できるのです。

胃の健康に効果が期待できるこの3つの材料が入っていることで、ゴールデンミルクは消化不良に悩む方の強い味方になってくれることでしょう。

アレンジも可能!ゴールデンミルクのレシピと飲み方

様々な効果が期待できるゴールデンミルク。もしかしたら作るの難しいのかな?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、材料さえあれば簡単に作れてしまいます。

ゴールデンミルクの基本レシピ

<材料(1人分)>

  • 牛乳または植物性のミルク 150㏄(好みで増減してもOK)
  • ターメリックパウダー 小さじ1杯
  • シナモン 小さじ半分
  • 生姜 1-1.5㎝角ほどをすりおろす(パウダーなら小さじ半分)
  • 黒コショウ ひとつまみ
  • ハチミツ お好みで小さじ1杯~(出来る限り控えめに)

<作り方>

  1. 全ての材料を小鍋に入れ、良く混ぜ、火にかける
  2. 沸騰して来たら弱火にし、10分ほど香りがたつまで煮る
  3. マグカップに茶こしをかけ、2を流して濾す
  4. 好みでシナモンをひとつまみ入れる
  • ミルクはココナッツミルク、アーモンドミルク、豆乳などお好みで。2種類ほど混ぜてみるのもお勧め。
  • 蜂蜜をメープルシロップに変えたり、ココナッツオイルを小さじ1/4から1/2ほど入れてアレンジも楽しめます。
  • すぐに飲むのがお勧めですが、多めに作って冷ました後、清潔な容器に入れて冷蔵庫保存も可能です。約5日間ほど保存できます。飲む前に鍋で沸かし直してください。

ゴールデンミルクを飲むのはいつがおススメ?

色々な効果が期待できるゴールデンミルク。好きな時に飲んで良いのですが、お勧めは就寝前です。

ご紹介してきたようにゴールデンミルクには

  • うつ
  • 血糖値
  • 消化補助
  • 脳の健康

といった効果が期待できます。これらの効果は入眠の補助をしてくれるものであり、私たちの身体が回復するのに必要な睡眠の効果をより高めてくれるものとも言えそうです。

一日の疲れを癒し、快適な睡眠を得るためにも就寝前のゴールデンミルクが一番お勧めです。眠れない夜に飲むホットミルクのような感覚で楽しんでください。

ゴールデンミルクの副作用と注意点

ゴールデンミルクは非常に健康に良さそうな飲み物です。しかしながら、副作用も少なからず確認が出来ています。

ゴールデンミルクのターメリックによる副作用と注意点

特にターメリックは人によって

  • 胃のむかつき
  • 吐き気
  • 腎臓結石の危険性
  • アレルギー反応
  • 鉄分不足になる

といったことがあります。アレルギー反応以外の症状は、通常サプリメントで摂るような量を摂らなければ大丈夫で、ゴールデンミルクに含まれている程度の量ではあまり心配はありません。

とはいえ、胃が弱い人など、人によっては少量でも過剰に反応してしまうことがあるため、注意が必要です。

また、妊婦、授乳中の方も、ゴールデンミルクに入っている量であれば通常は問題ありませんが、サプリメントの量を摂ると危険性があると言われているため、万一を考えると控えることをお勧めします。

どうしてもゴールデンミルクを摂取したいのであれば、その旨医師に相談してからにしてください。

その他にも

  • 薬を服用している人
  • 病気の治療中の人
  • 手術前後の人

など、何かしら健康に問題がある人は、摂取前に必ず医師に相談してください。

使用するミルクによる副作用と注意点

ゴールデンミルクに使用するミルクは、その種類によってアレルギー反応が心配されます。

ナッツアレルギーをお持ちの方は、アーモンドなどのナッツ系のミルクを使わないようにしましょう。

乳糖不耐症の方は牛乳で下痢などの症状を起こす心配があるので、別のものを使用するようにしましょう。

少量から始め、自分に合ったレシピで健康に

ゴールデンミルクの効果や魅力に関してご紹介してきましたが、いかがでしょうか?女性に嬉しい効果がたっぷりで、新しい習慣に加えたいドリンクですよね。

ただ、ご紹介したように誰にでもこのミルクが合うというわけではないので、まずは少量から始めてみることをお勧めします。

色々なアレンジもできるので、ちょっとずつレシピを変えながら、長期にわたって試してみてくださいね。少しずつ身体が変わっていくのが見られると思います。

是非参考にお試しください!

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ライター:Ponoko

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