おしゃれ度がアップするヘアワックスの使い方、意外と簡単!
Date:2018.05.21
突然ですが、ヘアワックスを使ったことはありますか?
ヘアワックスといえば、男性にとっては馴染み深いアイテムですが、女性にとっては「髪がべたべたしそう…」「キープ力が心配」などと少し敬遠されてしまいがちなアイテムです。
今回は女性のためのヘアワックスの基本的な使い方と、ヘアアレンジ方法をご紹介します!
この記事の目次
どれを選べば…?ワックスの種類と選び方
ヘアワックスにはテクスチャーや仕上がりによっていくつかの種類があります。その中でも、自分の髪質や目的のヘアスタイルに合ったものを選ぶことがきれいに仕上げるためのポイントです。
ワックスの種類とその特徴やどんな場面に向いているのかを、見ていきましょう!
2種類に大別!スタイリング力で選ぶ
ヘアワックスを選ぶ際にはまず、次のポイントを念頭に置いて選びましょう。
- どのくらいの時間キープしたいのか。
- スタイリングの雰囲気 (動きのあるスタイル、ふわっと軽いスタイル)
ヘアワックスの種類は大きく分けて、「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類です。次にそれぞれの特徴をご紹介します!
- ハードタイプ
- ハードワックスはヘアスタイルを一日中キープしたいというときにはもちろん、髪の短い方で毛先を遊ばせたり、動きのあるヘアスタイルに仕上げたかったりという際に活躍します。
躍動感のあるスタイリングを一日中キープできるので、特にベリーショートからショートヘアくらいの髪の短い方のスタイリングに活躍します。
- ソフトタイプ
- ソフトタイプのワックスは名前の通り、キープ力もスタイリング力もハードワックスと比べてソフトです。そのため、がっつりキープ!といったスタイルではなく「ナチュラルな毛流れを演出したい」「ちょっとふんわりさせたい」というときに活躍します。
パーマをかけている人や巻き髪の日などにもソフトワックスがおすすめです。軽い仕上がりになるので、髪の毛の巻きやふんわり感を損なってしまうことなくキープすることができます。
質感を選んで思い通りのヘアスタイルに
ワックスはハードとソフトのスタイリング力によるタイプだけではなく、様々な質感のものがあり、それぞれ仕上げたいスタイルや髪質によって適しているものが違ってきます。
ヘアワックスにはどのような質感のものがあり、どのような方に適しているのか見ていきましょう!
- ファイバータイプ
- ファイバータイプのヘアワックスには、繊維質の素材が配合されています。伸びがよいテクスチャーが特徴的で、手に取って伸ばしてみると繊維質を実感することができます。比較的扱いやすいので、ヘアワックス初心者にもおすすめです。
ファイバータイプのワックスは、動きのある毛先もしっかりホールドしてくれるので動きのあるスタイリングに向いています。しかし、少し油分が多いワックスのため髪質が細く猫っ毛の方は、ぺたーっとしてボリュームのない印象を加速させてしまうことがあります。
そのため、ある程度しっかりした太さとボリュームのある髪質の方におすすめです。
- グリースタイプ・ジェルタイプ
- グリースタイプやジェルタイプは髪の毛のツヤやしっとり感を演出してくれるため、濡れ感・ツヤ感を出したいときに活躍します。しっとりとした仕上がりになるので、髪の毛の乾燥が気になる時にもおすすめです。
しかし、ジェルタイプのワックスは比較的強めに固まってしまうものが多くパリパリとした見た目になってしまうこともあるため、つける量には注意が必要です。
- ドライタイプ
- ドライタイプのワックスは油分が少なく、ツヤ感のないマットなスタイルに仕上げることができます。使用感も軽く、やわらかい髪の毛またはヘアスタイリングに適しています。
ただし、ドライタイプのワックスはテクスチャーが硬めであまり伸びがよくないものが多いため、しっかりと伸ばしてつけないとかたまりとなってしまいがちです。ヘアワックス初心者の方には少し扱いにくいタイプかもしれません。
定番かつ万能!クリームタイプ
幅広い髪質の方に適しているので、初めてのヘアワックスにクリームタイプを選ぶということもおすすめです。
これで解決!悩み別ヘアワックスの上手な使い方
いざヘアワックスを使ってみても、なかなか思い通りにならない…、という経験がある方も多いのではないでしょうか?
ここではよくあるヘアワックスのお悩みごとに、上手な使い方のポイントについてご紹介していきます!
お悩み① ヘアワックスの適量は?
ヘアワックスの適量、知っていますか?つけすぎてしまうと、髪がべたついているように見えるし少なすぎるとスタイリングが決まらないしと、使う量も案外難しいものです。
ヘアワックスの適量は、パール一粒大~10円玉の大きさくらいと言われています。これは髪の長さに関わりません。ワックスの適量とあわせて、ヘアワックスの基本のつけ方もご紹介します!
- パール一粒大のヘアワックスを指に取る。
- 指先でよく伸ばす。
- よく伸ばしたワックスを髪の毛に揉みこむように、毛束を作りながら馴染ませる。
お悩み② スタイリングがすぐに崩れてしまう
せっかくきれいにスタイリングしても、すぐに崩れてしまっては悲しいですよね。スタイルをキープするためには、「ヘアスプレー」を併せて使うことがおすすめです。
ワックスでヘアスタイルを整えた後に、軽くヘアスプレーで固めておくと長時間スタイルをキープしやすくなります。雨の日のヘアスタイル崩れ防止にも使えるので、これからやってくる梅雨時期の対策にも効果的です。
お悩み③ ボリュームのない猫っ毛
髪の毛がもともと細くボリュームのない方は、選ぶものを間違えてしまうとなかなかワックスの効果を発揮しにくいことが多いです。
髪質が細く柔らかい方には軽めのワックス、特にドライタイプが適しています。油分が多めの重いワックスをつけてしまうと、余計にボリュームが失われてしまい、ペターっとしてしまうので油分が少なめの軽いものを選びましょう。
髪の長い方は、万能なクリームタイプなどが、適度なツヤ感が出て髪の毛をきれいに見せることができます。
お悩み④ 硬そうな剛毛・直毛
髪質が太めで硬い方は、油分が多めのものがおすすめです。髪の広がりやパサつきを抑え、ツヤ感を出してくれます。
ワックスをつける際には髪に少し水分が残っている状態で、全体に揉みこむように馴染ませましょう。髪が完全に乾いている状態よりも、ボリュームを加減しやすくなります。
また、次にあげるような一手間を加えることでより理想のスタイリングに近づけることができます。
長時間キープ…ワックスを付けた後にヘアスプレーで空気を含ませるようにホールド。
お悩み⑤ 前髪が決まらない
前髪は最後に手に残っている程度のワックスの量でセットするだけでも、しっかり効果があります。また、根本からしっかり塗りこんでしまうと束になりすぎてしまい、ぱっかりと別れた前髪となってしまうので毛先~前髪の真ん中あたりを目安にワックスを塗っていきましょう。前髪をワックスでセットする基本の手順をご紹介します!
- 後ろ髪をセットする。
- 手に残っているワックスを使って、前髪の流れを整える。
- 前髪の毛先~中央あたりで束感を作っていく。
周りと差をつける!ワックスを使ったおすすめスタイリング
次はヘアワックスを使ったおすすめのヘアアレンジを、髪の長さごとにご紹介していきます!
ショートヘア:メリハリのあるふんわりヘア
ショートヘアの方は、ハードタイプのワックスを使って、全体にふんわり動きを付けたスタイリングがおすすめです。
- 手でよくワックスを伸ばし、毛先からワックスを揉みこんでいく。
- 髪の毛全体にワックスを馴染ませる。
- ワックスを少量手に取り、よく伸ばす。
- ボリュームを出したい部分を、軽く握るようにしてふんわり感を出す。
- ボリュームを減らしたい部分を軽く手でおさえる。
ボリュームのあるところとないところを作ることで、メリハリのある垢ぬけたスタイリングに仕上げることができます。
ボブ・ミディアム:束感を出しつつエアリーに
ボブ・ミディアム程度の長さのある方は、ふんわり感を出しつつも束感も残してエアリーに仕上げるスタイリングがおすすめです。
最後にヘアスプレーをかけておくと、よりエアリーな仕上がりかつ長時間スタイルをキープすることができます!
- ワックスを手でよく伸ばす。
- 毛先をしたから持ち上げるように握り、ワックスを馴染ませる。
- 横髪~後ろ髪部分も軽く握るようにしてふんわりさせていく。
- 横髪あたりと前髪を軽くつまむようにして束感を出していく。
- 髪の毛を軽く持ち上げながら、空気を含ませるように髪全体にヘアスプレーを吹きかける。
注意点として、根本の部分をふんわりさせすぎてしまうと全体のバランスが悪くなってしまい、締まりのないスタイリングとなってしまいます。
ボリューム感を出すときには、髪の毛の真ん中~毛先部分を中心にスタイリングしていきましょう!
ロングヘア:毛先に動きを出す
ロングヘアの場合、毛先~多くても髪の中央あたりまでのセットで十分です。髪の毛が長い分、重さもあるので根本付近をワックスでセットしたとしてもすぐに落ちてしまいます。
- ワックスを手でよく伸ばす。
- 毛先を下から軽く握るようにしてワックスを揉みこむ。
- 動きをつけたい部分までを毛先同様、軽く握るようにふんわりさせていく。
- 前髪を整える。
- 全体のバランスや動きの感じを整える。
ロングヘアの場合でも、髪の長さがあるからと言ってワックスの量を多くしたり全体に揉みこんだり、ということは特に必要ありません。
毛先~ボリュームを出したいところを中心に、全体のバランスも確認しながら軽くワックスを揉みこんでいきましょう!
ヘアワックスの使い方をマスターして、おしゃれ度アップ!
ヘアワックスの種類や基本の使い方についてご紹介してきました。ヘアワックスを使いこなすことはなかなか難しく感じてしまいますが、基本とコツを抑えてしまえば意外と簡単に使うことができます。
さらに、ヘアワックスを使うことでヘアアレンジの幅が広がったり、マンネリ化していた髪型に変化をつけたりすることができます。
ぜひ自分にピッタリのヘアワックスを見つけて、毎日のスタイリングに取り入れてみてくださいね!
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