体に優しいほうじ茶の効果効能、温かいお茶でリフレッシュ!
Date:2018.04.25
香ばしい香り、スッキリとした軽い味わいで美味しいほうじ茶。
ほうじ茶は玉露や煎茶のような高級茶ではなく、比較的安く購入できるためお子様からお年寄りまで親しんでいただける飲み物ですよね。スーパー等でも緑茶や麦茶と並んでよくみかけます。
そんな身近なほうじ茶に、実は秘められた効果がたくさんあるのをご存知でしょうか?とくに女性が喜ぶ美肌効果やダイエット効果などがあるのです。
朝のちょっとした時間や、お昼のひと時などにほうじ茶を飲むだけできれいになれたら嬉しいですよね。
知られざるほうじ茶の効果・効能について知って、ほうじ茶できれいになる生活を始めてみませんか?ほうじ茶の魅力について詳しくご紹介します。
この記事の目次
ほうじ茶とは?他のお茶との違いは何?
ほうじ茶と聞くと色は茶色で香ばしい香りのイメージがあるのではないでしょうか?しかしどんな特徴があり他のお茶と何が違うのが知らない人がほとんどだと思います。
ここではほうじ茶の特徴や製法、他のお茶との違いについてご紹介いたします。
ほうじ茶はどうやって作られる?
ほうじ茶ができるまでの工程です。
- ほうじ茶が作られる茶畑では初夏に太陽の光をたくさん浴び育ちます。
- 立春から八十八夜(5月2日前後)が過ぎた頃に茶摘みが行われます。
- 生葉の鮮度を落とすことなくすぐに蒸します。(蒸すことで葉の酸化酵素の働きをとめ香りをとじこめます。)
- 葉を揉んで繊維をほぐします。(お茶のうまみ成分を葉全体にいきわたらせます。)
- 十分に乾燥させます。(水分を完全にとばすことで葉の変質を防ぐことができます。)
- 高温で焙じます。(ほうじ茶特有の香ばしさが生まれます。)
ほうじ茶の特徴について
色は茶色(褐色)で、香ばしい香り、そして飲んだ後にすっきりとした軽い味わいが楽しめるのが特徴です。また、高温で焙じる工程によりカフェインが飛ばされるのも特徴です。
何が違う?他のお茶と比較
ほうじ茶は他のお茶とどのような違いがあるのでしょうか。
下記はそれぞれのお茶の製法と特徴を表にしたものです。
製法 | 特徴 | |
---|---|---|
ほうじ茶 | 日光を浴びて栽培・高温で焙じる | 茶色、香ばしい |
煎茶 | 日光を浴びて栽培 | 一般的な緑茶のこと、渋みがある |
玉露 | 日光に当たらず栽培 | 甘味・旨みがある、高級茶 |
抹茶 | 葉に覆いをかけて栽培、揉む工程がない | まろやかな味わい |
番茶 | 遅い時期に摘む、硬い葉や古葉で作られる | 苦みが少ない、下級茶 |
一般的なお茶の栽培といわれているのは煎茶であり、他のお茶はそれを基礎に製法が少しずつ違うことがわかります。製法が異なることにより、お茶に香ばしさや渋味、旨みといった特徴が表れます。
カテキンだけじゃない!知られざるほうじ茶の成分
お茶に含まれる成分で一般的に有名なのは、カテキン・タンニン・カフェイン・ビタミン類です。先述の通り、ほうじ茶は高温で焙じるという工程によりカフェインが飛ばされ含有量が少ないという特徴がありました。では他の成分は何が含まれているのでしょうか。
体に嬉しいカテキン
ほとんどのお茶に含まれている「カテキン」。緑茶に最も多く含まれますが、ほうじ茶にも含まれているのです。
旨み成分であるテアニン
テアニンはアミノ酸の一種であり、旨み成分でもあります。ほうじ茶から得られる癒し効果はテアニンによるものです。
なんといってもビタミン豊富!
ほうじ茶にはビタミンC、ビタミンEが含まれています。なかでもビタミンCは唯一お湯に溶け出すことのできるビタミンです。ビタミンといえば美容効果に嬉しいですね。
臭いに活躍!クロロフィル
クロロフィルには強い消臭効果があります。ほうじ茶にはクロロフィルを含むため、嫌な臭いを取り除きたいときなどに大活躍します。
その他にもクロロフィルには健康に嬉しい効果があります。
カフェインとタンニンは少なめ!
カフェインが少ないのは述べましたが、実はタンニンも他のお茶に比べるとほうじ茶は少ないのが特徴です。
お茶を飲む際、貧血が気になる方はほうじ茶を選ぶといいかもしれませんね。
女性に嬉しい効果あり!ほうじ茶の効果・効能
ほうじ茶に含まれる成分にはどのような働きがあるのでしょうか。具体的にその効果についてご紹介します。
ほうじ茶を飲んでリラックス!癒し効果あり
リラックスしたいときはもちろん、集中力を高めたいときなどにもおすすめです。
美肌を手に入れる美容効果あり!
先述の通り、ほうじ茶にはビタミンCとビタミンEが含まれており、それらは一緒に摂ることで効率的に吸収されるというメリットがありました。このビタミンCとビタミンEの組み合わせは美肌には欠かせない素晴らしい組み合わせなのです。
ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける働きがあります。コラーゲンの生成を助けることで、美しくハリとうるおいのある美肌へと導きます。また、シミができるのを防ぐ効果や、皮膚の粘膜の健康を維持しニキビを予防する効果もあります。
ビタミンEには細胞の酸化を防ぐという働きがあります。細胞が酸化されるのを防ぐことで老化を予防することにもつながります。アンチエイジングの効果も期待できるでしょう。
ビタミンCもビタミンEも美肌には欠かせない効果があり、一緒に摂ることでさらに力を発揮します。どちらも含むほうじ茶は美肌作りに欠かせない飲み物といえるでしょう。
また、ビタミンは飽和状態となるのが早いためこまめに摂取するとより効果を得られます。
ほうじ茶でダイエットができる!?
ほうじ茶に含まれているカテキンには
- 脂肪を分解する働き
- 脂質や糖質の吸収を抑えてくれる働き
があるためダイエットにはとても効果的です。
便秘解消の効果もあるのでお通じ改善したい人にも万能です。
生活習慣病予防にもつながる
このため、高血圧や高血糖の予防と改善につながります。また、血液がサラサラになる効果もあるので動脈硬化や脳梗塞の予防と改善の効果があります。
口臭トラブル・虫歯・風邪・インフルエンザ予防にも
季節の変わり目や、インフルエンザが流行する時期などに積極的に飲みたいですね。ほうじ茶でうがいするのも風邪予防になりますよ。
強い消臭効果もあり!
ほうじ茶に含まれるクロロフィルには強い消臭効果があります。そのため臭いが気になる所にほうじ茶を使って拭き掃除すると嫌な臭いを取り除いてくれます。
また、消臭効果は長続きしますよ。
美味しいほうじ茶を淹れてみよう!おすすめの飲み方アレンジも
ほうじ茶をより美味しく飲むために、美味しいほうじ茶の淹れ方をご紹介します。また、ただ淹れるだけじゃ飽きた!という方のためにアレンジレシピもご紹介します。
美味しいほうじ茶の淹れ方
- 急須に茶葉を大さじ4(約10g)いれます。多いかなと思うくらいが適量です。
- 熱湯を注ぎます。お湯の温度は約95~100度で一気に香りをひきだしましょう。
- 注いでからそのまま30秒待ちます。茶葉が荒いのですぐに溶けだします。
- 少しずつ均等に注ぎます。旨みが凝縮されている最後の一滴までしぼりきりましょう。
お湯は必ず熱くいれて香りをひきだしましょう。
また、冷やしてさっぱりとした後口を楽しむのも良いですね。
ほうじ茶ラテを作ってみよう!
- 小さめの鍋に茶葉を大さじ4杯とお湯50㏄をいれます。
- そのまま30秒ほど待ちます。
- そこに冷たい牛乳を150㏄いれます。
- 弱火から中火で沸騰させないように約3分かき混ぜながら煮ます。
- 火を止め、茶こしを使って茶葉をきり、コップに注ぎます。
牛乳をいれてからは必ず沸騰させないようにしましょう。
また、砂糖を加えると甘くなり美味しいですよ。
嬉しい効果がたくさんのほうじ茶でホッと休憩をしよう
ほうじ茶には癒し効果、美容効果、風邪予防などさまざまな嬉しい効果がありましたね。ホッとしたいときはもちろん、普段使いにもほうじ茶を飲むといい効果が表れるかもしれません。
まずは休憩時間にほうじ茶を淹れて、香りを楽しみ癒されてみませんか?自然と内側から美しくなること間違いなしですよ。
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コメント一覧
お茶からもサラダに入れたり
炒め物に入れたりして食べてます。
ほうじ茶は香りや味がくせがない
ので大好きです。