正月太りは素早い解消がポイント、体重よりも生活習慣を重視
Date:2018.12.05
クリスマスやお正月などイベントごとが続く年末明けは、「気が付くと体重が増えていた…」という事態に陥りがちです。
正月太りの原因は主に「食べすぎ」や「運動不足」です。お正月太りを解消するためには、これらに関わる乱れた生活習慣を一刻も早く元の生活リズムに整えていく必要があります。
また正月太り解消のためには「短期集中」で、ダイエットや生活習慣の改善に取り組むことが有効です。
今回は「正月太りの解消方法」について、正月太りを効果的に解消するための方法やより早く元の身体に戻すための一工夫などをご紹介していきます。
正月太りは「短期集中型」で解消しよう
正月太りのような短期的に増えてしまった体重は、短期集中して一気に落としてしまうことが、脂肪を蓄積しないためのポイントです。
まずは正月太りを短期集中で解消した方が良い理由と、短期集中で体重を戻すためのコツを見ていきましょう。
増えたばかりの体重は比較的落ちやすい
身体についてしまった脂肪は、時間が経つにつれて筋肉と複雑に絡み合ってしまい、「落としにくいがちがちの脂肪」に変化してしまいます。
このようにお正月などの間についてしまった脂肪は、脂肪が落ちやすい状態のときにできるだけ早く落としてしまうことが正月太りを解消するためのポイントです。
塩分対策でむくみを解消
数日間の間に急に増えてしまった体重などは、身体に水分が溜まってしまってむくんでいることが原因の場合もあります。
特にお酒をいつもよりもたくさん飲んでいたり、塩分の多い食生活を送っていたりしたときには、むくみによって体重が数キロ変動していることも多いです。
むくみを解消するためには塩分を控えたり、カリウムを含む食材を積極的に摂取したりすることなどが有効です。
ただし、水分が溜まってむくんでいるからと言って、水分をとる量を減らすことは、逆に体内の水分の循環を悪くしてしまうので、水分補給もしっかり行いましょう。
無理のない目標を設定する
短期間でついてしまった脂肪は、太った日数をかけて減らしていくということがダイエットの目安となります。例えば、10日間かけて2キロ太ったなら10日間かけて2キロ減らす、といったイメージです。
この期間に体重が戻らなかった場合には、増えた体重がいつもの自分の体重となってしまう可能性が高まってしまいます。
しかし、お正月の間に増えた体重を無理やり「1日で戻そう!」などと意気込んでも、成功する確率は低く、現実的ではありません。
体重が増えた日数を目安として、現実的に達成することができそうな目標を立ててダイエットに取り組むことが、お正月太りの解消を成功させるためのポイントです。
もし無理な目標を立ててしまい、それが達成できなかった場合には「痩せることができなかった、どうしよう…」といった精神的なダメージを受ける可能性があります。
自信や自己肯定感を損なわないためにも、達成可能な小さめの目標をひとつずつ消化していくことが、ダイエット成功のためには必要なのです。
正月太りは「生活習慣を元に戻す」ことが第一!
正月太りを解消するためには、「体重を落とす」という意識よりも、「生活習慣を元に戻す」という意識を持つことが重要です。
お正月太りの原因となっているのは、多くの場合
- 「摂取カロリーの増加」
- 「運動不足」
- 「身体の冷え」
といったことです。
次はこれらを解消するために、具体的にどのようなことを行っていくと良いのかを見ていきましょう。
生活リズムを整える
お正月が過ぎたらまず見直したい点が「生活習慣やリズム」です。お正月は夜更かしをしてしまったり、朝起きる時間が遅くなってしまったりと生活リズムが崩れてしまいがちです。
しかし、睡眠時間や生活リズムはダイエットや体重キープのためにも重要なポイントです。
特に寝ている間はダイエットには欠かせない成長ホルモンが分泌されたり、睡眠不足になることで過剰な食欲を感じてしまったりと、睡眠の乱れはダイエットの天敵となります。
お正月太りを解消しようと思ったら、まずは睡眠時間をしっかりと確保して生活リズムを元に戻すという意識を念頭に置いて取り組んでいきましょう。
食生活を整える
次に見直したい点が「食生活」です。お正月やその前後の時期はイベントごとなどモ多く重なってくるので、ついつい食べすぎや飲みすぎてしまいカロリーオーバーになってしまいがちです。
また、時間を決めずにだらだらと何かをつまんでしまうことも、カロリーオーバーを起こしやすくなるので控えることが得策です。
お正月太りを解消するためには、
- バランスを意識した食事
- 塩分を控えめに
- ちょこちょこ食べはやめる
- 食事の時間をできるだけ規則正しくする
といったポイントを意識するようにしてみましょう。
できるだけ身体を動かす意識を持つ
お正月に仕事が休みで一日中家にいると、ついつい運動不足になりがちです。運動不足は消費カロリーが減るだけではなく、身体の血流やリンパの流れなどが悪くなってしまい、冷えや老廃物の排出の滞りなどが起こることも、正月太りの原因の一つとなります。
正月太りを解消するためには、
- 一駅分歩いて見る
- 立っている時間を長くしてみる
- 湯船にしっかりとつかる
など、少しでも身体を動かしたり身体を温めて巡りを良くしたりといった心がけをすることで、正月太りがより解消されやすくなります。
より早く体重を落としたい時におすすめの方法
正月太り解消のための基本的な方法や心がけについてご紹介してきましたが、
- 「これだけじゃ足りない!」
- 「もっと早く元の身体に戻したい!」
といった方は、追加でエクササイズや食事の置き換えなどを行うこともおすすめです。
最後に正月太り解消のための「プラスアルファの取り組み」をチェックしていきましょう。
簡単なエクササイズを取り入れる
より早く元の体重に戻すためにぜひ取り入れたいのが、簡単な運動やエクササイズです。やはり身体を動かして消費カロリーを上げることは、体重を減らすための役に立ちます。
お正月が明けて仕事が始まると、「なかなか運動する時間を取ることができない」という方もいらっしゃるかと思いますが、少しでも歩く距離を長くしたり、寝る前に簡単なストレッチを行ったりといったことでも効果的です。
食事の置き換えを行う
食事の置き換えを行って摂取カロリーを抑えたり、ダイエットの効果をアップさせたりといった方法も有効です。
特にお正月などは「炭水化物」の摂取が過剰になりがちです。そのため、炭水化物の代わりに豆腐や野菜のような、よりヘルシーな食べ物に置き換えるといったことをすると、食事を減らすストレスをあまり感じずに摂取カロリーを抑えることができます。
また短期集中して、昼食や夕食などをダイエット食品やスムージーなどで置き換えることもおすすめです。
食事の置き換えを実践する場合には、自分ができるだけストレスを感じずに行えるような方法を選んで行ってみましょう。
正月太りは早めの対処で体重の慢性化を防ごう
今回は「正月太りの解消方法」についてご紹介してきました。
正月太りはできるだけ早いうちに元の体重に戻すことで、「体重がそのまま戻らなくなってしまった!」というような事態を防ぐことができます。
ついてしまったばかりの脂肪やむくみは、まだ落としやすい状態です。がちがちの落としにくい状態に変わってしまう前に、しっかりと対策を行ってお正月太りを解消させましょう。
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