あなたはなぜ片付けられない?片付けられない女性には特徴がある
Date:2018.03.26
部屋が綺麗になると気分もスッキリできて、部屋の片づけや掃除は好きな方だ、という女性がいる一方で、掃除や片付けは面倒でつい後回しになってしまったり、片付けがスムーズに進まず結局中途半端になってしまったりする、という人もすくなくありません。
少し前まで
「汚い部屋=一人暮らしの男性の部屋」
という印象がありましたが、現代では片付けられないという悩みを抱えている女性は少なくありません。実際に片付けられないという人は女性に多い傾向があります。
そこでここでは、片付けられない女性の特徴をご紹介します。片付けられない人の共通点を知ることで、片付けのコツがわかるかもしれません。
この記事の目次
現代病と言えるかも!?物が捨てられない女性が増えている
片付けられず部屋が散らかってしまう原因として、物が捨てられずにどんどんたまってしまうということがあります。
部屋が片付かない大きな要因といっても良いでしょう。では物が捨てられない心理はどんな風に働いてしまうのでしょうか。
右脳と左脳が同等に働いてしまうと捨てられなくなる
部屋の中に、物をため込まない人は、物を捨てるかどうか判断する時、
- 「もう使わない、要らないものなので捨てる」と論理的に考えることが出来る
- 「もう思い入れもなく、その物にときめかないから」と感情的に考えることが出来る
論理的に考えるのは右脳であり、感情的に考えるのは左脳です。
このどちらかの働きが強ければ、捨てる判断は比較的スムーズに行えます。
しかし、右脳も左脳も同等に働いてしまう人は、もう使わない、だけど大好きな物だった。と判断してしまうと物を捨てられなくなってしまいます。
捨てられないだけじゃない!片付けられない女性の特徴
物が捨てられないというのは、片付けられない大きな原因になってしまいますが、その他にも片付けられない人に共通している心理や特徴があります。
お得、期間限定などという言葉に弱い
限定品や、お買い得品などを見かけると、今買っておかなければ損してしまう!という心理状態に陥り、本当はそれほど必要でもないのに買ってしまうという人がいます。
必要のないものは無駄になってしまうことも多く、それらが部屋を埋め尽くしてしまうことにもなりかねませんね。
また、人間関係や仕事などのストレスを、買い物で発散してしまうという人も要注意です。
片付けができない人は仕事もできない傾向にある
片付けができない人は、仕事に関わる整理整頓も苦手という場合が多く、整理整頓が出来ていないため仕事がスムーズに運ばず、成果を上がられない傾向があります。
ダイエットも失敗しがち
ダイエットと片付けには、
- 時間や心に余裕ができたら始める。
- 今日までは楽をして、明日から。
- 私だって本気で取り組めば出来る。
- 目標達成がゴールで、後にリバウンドしてしまう。
など、共通している点が多くあります。
つまり、片付けが苦手な人はダイエットも続かない、やる気だけはあっても実行できない、リバウンドを繰り返してしまうという特徴があります。
環境の変化による寂しさを抱えている
始めての1人暮らしを始める人に多くみられますが、寂しさを物で埋めてしまうという人も少なくありません。
物に囲まれていることで安心感を得られるため、不要になったゴミなどもため込んでしまうという場合も。
そもそも部屋が汚いことに気付いていない
子供の頃、常に散らかった部屋で過ごしていたなど、そんな環境に慣れてしまっている人は自分の部屋が片付いていないという事に気が付いていないという人もいます。
友人や恋人を招いて指摘されてから気づくという人も少なくありません。
しかし、そんな場合でも家を出て1人暮らしを始めたり、結婚して自分の家を持ったりすることで、片付けに対する意識が変わり、意欲的に片づけが出来るようになるケースも多くあります。
あれこれと言い訳をして片付けを始めない
散らかった部屋を片付けなければ…。という意識はあるものの面倒で後回しにしてしまう人は、
- 今は忙しい
- 直しこまない方がわかりやすい
- 散らかっている部屋の方が落ち着いて過ごせる
- 散らかっていても生活は出来る
など、片付けないことをあれこれと自分に言い訳をして正当化しがちです。
今住んでいる部屋が好きではない
いろんな事情があり、今住んでいる部屋やエリアが自分の希望と違っている場合、
- 不満があるからいつか引っ越す
- 住んでいるエリアに馴染めず人を招く機会が少ない
など、部屋に愛着が持てていない場合、片付けが投げやりになってしまうという人も少なくありません。
病気が原因で片付けられない場合もある
「片付けられない女性」と言ってしまうと、面倒くさがりの怠け者、いい加減な人という悪い印象を与えてしまいがちですが、個人の性格とは関係なく、片付けられないのは病気が原因であることもあります。
自分の努力だけではどうにもならないという場合は医療機関を頼るようにしましょう。
発達障害で片付けられない
ADHDと言われる注意欠陥多動性障害は、
- 集中力
- 活動性
- 衝動性
- 多動性
などを、自分でコントロールすることが困難な障害です。大人になるにつれて症状は落ち着いてくると言われていますが、最近では大人になってからその障害に気付いたという人も増えています。
ADHDの障害があっても片付ける意欲はあり、実際に行動に移すことも可能です
しかし、ADHDの症状が
- 計画的に物事をすすめることが出来ない
- 片付けに集中することが出来ず時間が掛かる
といったことを引き起こしてしまうため、片付けているつもりが余計に散らかってしまう、といった事態になってしまうこともあります。
セルフネグレクトが原因となり片付けられない
人間が生きる上で必要とされている事も行動にうつすことができない、したくない、といったセルフネグレクトだと考えられる人の7割は、散らかった部屋で過ごしているというデータがあります。
食事や、入浴、掃除など面倒だと思う事を後回しにして、自己放棄してしまうセルフネグレクトのきっかけとなってしまうのは
- 環境の変化
- 毎日が多忙
- 仕事や、恋愛などの人間関係でのトラブル
- 自身の病気やケガ
- 親しい人の死
などと言われています。
また、様々なトラブルを自己解決しようと誰にも頼らず頑張ってしまうといった人は要注意です。
気力がない…。うつ病で片付けられない
うつ病は症状が悪化してしまうと、様々なことに対してやる気がなくなり、最終的には仕事も家事もできなくなってしまいます。
入浴や歯磨きといったことでさえ、出来なくなってしまう事もあるため掃除や片付けも当然できません。
認知症で片付けられない
認知症は加齢が引き起こしてしまう病気という認識がある人も多いですが、高齢者だけが発症する病気ではありません。
認知症の原因は、加齢によるものも多いですがその他にも別の要因で発症してしまうことも有ります。
認知症の症状は
- 記憶障害
- 判断力の低下
- 注意力の低下
などがあり部屋が散らかっている事自体理解できないことも多く、片付けることが出来なくなってしまいます。
汚い部屋はデメリットだらけ。まずは狭い範囲を完璧に片づける
汚い部屋で過ごしていると、
- カビやダニ、または病原菌をもった害虫が住み着いてしまうこともあり健康が損なわれる
- 物で埋め尽くされてしまう程買い物をして散財する、毎月のお金の流れを把握できずお金はたまらない。
- 物の定位置がないため、必要なものはいつも探さなければならず、時間を浪費してしまう。
- 太りやすい体質になる
など、様々なデメリットが生じてしまうものです。
片付けられない人の特徴を知ることで、少しずつでも上手に片づけるコツをつかんでいきましょう。
最初から頑張りすぎてしまうと、ダイエット同様に挫折してしまう可能性が高いので、まずは、自分が取り組みやすい狭い範囲を決めて実行してみると良いでしょう。
部屋が綺麗になれば、心理的にも、実生活でも今までになかった新しい発見があるかもしれませんよ。
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