顔の角質ケアをして、くすみのない透明感のある肌を作る方法
Date:2018.05.17
シミやニキビなどの肌トラブルはわかりやすいですが、肌のくすみって少し気づきにくいですね。
何となく肌の明るさが出なかったり、メイクのノリが悪いなと感じたら、それは余計な角質が落としきれていないからかもしれません。
角質がたまると、毛穴の黒ずみの原因にもなるので早めに取り除きたいですが、自分で角質ケアをする方法は色々あります。
肌を傷めずに角質を優しくとって、肌の透明感をアップさせる方法をご紹介します。自分の肌に合いそうなものを探してみてください。
肌に負担をかけない、顔の角質ケアの方法
肌はいくつかの層になっていますが、肌表面の表皮の一番上が「角質層」です。
角質ケアとは、肌のターンオーバーの乱れなどから、肌表面に残ってしまっている古い角質などを落とし、くすみなどをケアするスキンケア方法です。
角質をケアする時に一番大事なことは、肌に負担をかけないこと。肌を必要以上に刺激してしまうと、余計に角質が厚くなってしまうからです。
クレイ洗顔で角質をオフ
クレイとは泥のこと。泡ではなくて、泥が持っている吸着力を利用して毛穴の汚れを落とすのがクレイ洗顔料です。
クレイはとても粒子が細かいので、毛穴の奥まで入り込んで
- 毛穴の汚れ
- 皮脂
- 角質
を取り除いてくれます。
角質と同時に、毛穴の黒ずみなどが気になる人に向いています。
酵素洗顔料で落とす
酵素洗顔料は、酵素の力で角質を落とします。
角質はタンパク質。酵素はタンパク質を分解する力があるので、普段の洗顔では落としきれていない角質を優しく落とすことが出来ます。
- パパイン酵素(パパイヤの酵素)
- パイン酵素
などが配合されているものが多いです。
小鼻のぶつぶつや毛穴の黒ずみが気になる人にもおすすめです。
拭き取りローション
手軽に汚れや角質を落としたい人におすすめなのが拭き取りローションです。
化粧水の前に使うことで、化粧水の浸透も良くなるんです。
使い方は簡単。洗顔後、コットンに拭き取りローションを含ませて、角質が気になるところを優しく拭き取るだけです。
普通の保湿用の化粧水とは違うので、「手で塗る」のではなくて、必ずコットンで拭き取るようにしてください。
成分としては、
- AHA(アルファヒドロキシ酸)
- 尿素
- アルコール
などが入っています。
AHAは、リンゴ酸やグリコールさんなどの総称で「フルーツ酸」と呼ばれることもあります。
スクラブで落とす
スクラブ(粒子)の入った洗顔料で角質をオフする方法があります。
こすりすぎると肌を傷めてしまうことがあるので注意が必要ですが、洗った後はお肌がスッキリします。
天然の顆粒を使ったものは「ゴマージュ」と呼ばれています。
やや刺激の強い方法なので、敏感肌の人には向いていないかもしれません。
ピーリング石けん
フルーツ酸が配合された石けんで、比較的作用が穏やかなのが特徴です。
顔だけでなく身体の角質オフにも使えます。
ピーリングジェル
ジェルを顔に塗って、マッサージすることでぽろぽろと角質を落とすことが出来るのがピーリングジェルです。
目に見えて角質が落ちてくるので、「角質ケアできてる!」と実感しやすいのが特徴です。
洗い流した後は肌がツルツルになるので、気持ちがいいですよ。
炭酸パック
炭酸の刺激で毛穴の奥の汚れや古い角質を浮き上がらせて落とし、肌のキメを整えてくれるのが炭酸パックです。
毛穴の引き締め効果や炭酸による血流アップで肌のターンオーバーを促進する効果も期待できるので、肌の透明感が欲しい人にはおすすめですね。
エステで角質オフ
セルフケアでは限界があると感じたら、たまにはエステサロンでプロに角質オフをしてもらうのもいいでしょう。
一人一人の肌に合わせてピーリング法を選んでもらえるのがメリットです。
クリニックでケミカルピーリングを受ける
市販のピーリング剤はそれほど刺激が強い薬剤ではないので、肌のトラブルが少ない分、効果を実感するまでに時間がかかる場合もあります。
すぐにでもこの角質をオフしたい!と思うなら、クリニックでケミカルピーリングを受けるというのもおすすめです。
角質が落ちるだけでなく、肌の新陳代謝を促進するので、シミやシワの改善効果も期待できます。
逆効果にならないために。角質ケアで気をつけること
角質ケアをするにはいくつか注意をして欲しいポイントがあります。肌を傷めないためにも、必ず守ってくださいね。
保湿を徹底すること
角質をオフした後は、いつもよりもお肌がデリケートになっています。保湿はスキンケアの基本ですが、化粧水をたっぷり使ってしっかり保湿してください。
角質を落としたことで化粧水の浸透が良くなっていますから、高保湿タイプの化粧水や美容液をたっぷり馴染ませましょう。
最後は乳液かクリームで蓋をすることをお忘れなく!
日焼け止めは必須!
角質がオフされてお肌の状態がデリケートになっているので、紫外線にも弱くなっています。
季節を問わず、角質ケアをした後は日焼け止めを忘れずに塗りましょう。
頻度はどのくらい?まずは月に1回から様子をみる
角質ケアの頻度に決まりはないのですが、毎日やるものではありません。
どんなに優しい成分であっても、角質をオフするのですから、毎日使えば肌を傷めてしまいます。
お肌の丈夫さ、ターンオーバーのサイクルにもよるのですが、まずは月に1回から様子を見ます。
そして何もなければ、
- 肌のくすみが気になる
- お肌がごわつく
- 化粧ノリがよくない
と感じた時にやってみるといいでしょう。
頻度は多くても、週に1〜2回までにしておきます。
角質を取りすぎてしまうと肌のバリア機能が低下して、乾燥などのトラブルが増えてしまいますからやり過ぎにはくれぐれも気をつけてください。
肌トラブルがあるときは角質ケアを控える
くすみが気になっても、ニキビや湿疹など肌にトラブルがあるときは角質ケアは辞めておいてください。
また、生理の前後などはだが敏感になりやすい時期も避けた方が無難です。
角質を放置するとこんな肌トラブルが増える!
どうして角質ケアをしないといけないのか、それはくすみなど美容の面からだけの理由ではありません。
古い角質がたまっていると化粧水などの浸透も悪くなってしまうので、しっかり保湿が出来ないんです。
角質を定期的にオフすれば、肌のトラブルも防げますし、くすみがとれてワントーン明るい肌も作れます。
年齢が進むほど古い角質が剥がれにくくなっていくので、適度に角質ケアをすることを心がけた方がいいでしょう。
角質ケアはとにかく肌に刺激を与えないことが大事
角質をケアする方法はたくさんありましたが、大事なのは自分の肌に合った方法を見つけることと、肌に刺激を与えないように心がけることです。
やり過ぎは禁物なので、週に1〜2回くらいまでにしておいてくださいね。
でも角質をオフした後のお肌はツルツルで気持ちがいい!化粧のノリも良くなるし、1度やるとやめられないですね。
優しい角質ケアでくすみのない理想の肌を作ってください!
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