恋愛に依存してませんか?依存の症状と恋愛依存から脱却する方法
Date:2018.05.11
彼氏ができると幸せな気持ちになるだけでなく、こんな悩みに苛まれる女性もいるのではないでしょうか。
それは恋をしている人にとっては誰にでも起こり得る事ですが、問題なのはそれが異常に顕著な時。そのような人は、恋愛に依存しやすい体質=恋愛依存症の可能性があります。
恋愛に依存してしまうと、相手にとって大きな負担となったり、自分の精神バランスを崩して、結果破局を繰り返す事になります。したがって、然るべき対策を取る必要があるでしょう。
今回は恋愛に依存しない体質になるために、恋愛依存症の症状や原因、対策について紹介します。
この記事の目次
恋愛依存症の症状を簡単セルフチェック!自分の恋愛依存度はどれくらい?
まずは自分がどれくらい恋愛に依存する体質なのか、把握する事から始めましょう。以下の10個の質問を読み、該当する項目をチェックしてみましょう。
- 彼がいないと生きていけないと思う
- 彼を支えられるのは自分だけだと思う
- 彼が悪い人かもしれないと思っても、それ以上に信じたいという気持ちになる
- 彼に対して我慢する事が多い
- 彼の望む事は何でもしてあげたい
- 彼と早く同棲や結婚をしたいと思う
- 彼が何をしているのか常に気になり、自己管理まで疎かになる
- 付き合うと彼一色の生活になり、友達との関係が希薄になる
- 彼から必要とされたい、認められたい
- 彼が「好き」と言ってくれれば、それだけで幸せ
以上は主に恋愛依存症に見られる症状です。該当項目が多ければ多いほど、恋愛に依存する体質だと言えるでしょう。
恋愛依存体質になる原因とは?根深い問題が隠されているケースも
恋愛依存症になってしまう女性は、なぜそこまで相手に依存してしまうのでしょうか?
弱いから?
元々恋愛体質だから?
それももちろんあるでしょう。しかし、実はそれ以上に深い問題がある場合がほとんどです。そしてそれを理解して解決しない限り、きっと恋愛依存からは脱却する事ができないでしょう。
したがってここでは、恋愛依存症に陥ってしまう原因を掘り下げて紹介していきます。あなたにとって、意外な原因が紐づいている事が判明するかもしれませんよ。
自分に自信がない。存在意義や自分の価値を恋愛に求める
恋愛依存体質になってしまう最も大きな理由の一つに、自分に自信が持てない事が挙げられます。自信がないと、様々な理由から相手に依存せざるを得なくなってしまうのです。
- 恋愛をしているから、「女」として大丈夫。価値を保っていると思える
- 自分なんかの事を彼が本当に好きなんだろうか…と、すぐに不安になる
- 何かを決める事にも自信がないので、なんでも彼任せになる
- 彼から必要とされることで自分の存在意義を感じられる
自分に自信がない人は自己評価が極めて低いため、それをカバーするために高価な物を身に付けて自分のステイタスを上げようとする傾向があります。
そのような人にとっては恋愛も1つのステイタス。したがって、彼がいなくなれば自分の価値が一気に下がってしまう気がして、なんとしてでも彼を逃してはいけないと執着する事になるのです。
また、自信がないところで自分にそこまでの魅力があるとも思っていません。したがって彼が自分の事を本当に好きなのかどうか常に不安がつきまってしまうのです。
そのため、不安を払拭するために束縛気味になったり、または彼の機嫌を取るために何でも彼の意見を優先したりするようになることも。
こんな不安定な付き合いを続けていながらも、それでも彼に必要とされていると感じるだけで、それが報われる気持ちになります。
なぜなら自分に自信がない人というのは、他人から必要とされる事ではじめて自分の存在意義を感じられる場合がほとんどだからです。
過去の恋愛が原因でコンプレックスやトラウマを抱えている
過去の恋愛がコンプレックスやトラウマになっていて、それが原因で今の彼に対して依存してしまう場合もあります。
- 婚約までしたのに突然フラれた
- 親友と浮気していた
- DVを受けていた
- 人格を否定されるようなモラハラを受けた
このように心に大きな傷を負うような経験を過去に恋愛でした場合、知らず知らずのうちに、新しい恋愛ではそれをリカバリーできるような大きな幸せを手に入れたい、彼から愛情をもらいたいという心理が働く事があります。
どこかで「傷を負った可哀そうな自分」という甘えがあるので、恋愛をしても自立しようとせずに、はなから彼に依存しようという気持ちが強いのです。
結婚適齢期を迎えている。彼を逃してはいけないという心理が働く
周りがどんどん結婚していく…いわゆる結婚適齢期を迎えた女性は、結婚に対する焦りを感じる事も多くなる事でしょう。
- 親や周りからのプレッシャー
- 「結婚できない女」の烙印を押されそうな恐怖
- 年齢を重ねれば重ねるほど難しくなるであろう婚活
いまだ日本では、女性の婚期が遅れるとこのような悩みがつきまとう事が多いからです。
したがって結婚適齢期を迎えている女性にとって、付き合っている彼とは何としても結婚したい!と強く意識するようになる事が多いでしょう。
そのため、何としても逃げられてはいけないと束縛や依存が強くなってしまうのです。
友達が少ない。人をあまり信じられないので、彼さえいれば良いと思う
友達が少ない女性は、恋愛をすると彼に依存する事になるケースが多いです。それは、友達が少ない原因が関係しています。
- 人をあまり信じられない
- 自分の事を理解してくれない人が多い
自分と価値観の合う人と付き合いたいというのは、誰しも感じる事でしょう。しかし人をあまり信用していなかったり、自分の事を理解してくれない人とは付き合わないという人は、その傾向が異常に強いのです。
しかしそれと同時に、少しでも褒められたりすると一気に心を開く傾向があります。
それがきっかけで付き合い始めた彼に対して、「私の事を分かってくれるのは彼だけ」と全幅の信頼を寄せるようになるため、それ以上他に友達を作ろうともしなくなるのです。
両親との関係が上手くいっていない、幼少期に家庭に問題を抱えていた
両親との関係や幼少期の家庭環境も、実は恋愛依存に大きく影響する事が分かっています。
- 干渉される事が多く、未だに両親の言いなりになる事が多い
両親との関係がこのようだと、両親の呪縛から逃れたいと思う気持ちから、自分は彼と2人でやっていけると強がる気持ちや両親と違って彼なら自分の事を分かってくれるという気持ちが膨らんで、彼への依存が強くなります。
また幼少期に、
- 幼少期に両親が忙しくてあまり甘えられなかった
- 一人っ子で遊ぶ友達もいなくて寂しい思いをした
- 褒められた事がなく、愛されている実感がなかった
家庭環境がこのような状態にあると、両親から、つまり誰からも十分な愛情を感じる事ができなかったという気持ちが残ったまま大人になってしまう事が多いのです。その結果、彼からその分の愛情を得ようとして依存が強くなってしまいます。
恋愛に依存しない体質になる方法。自立して素敵な女性になるための秘訣
恋愛に依存してしまう理由としてかなり根深い問題もありましたが、理由こそ分かればあとは解決に向かって動くだけ!
恋愛依存症から脱却する事は、自立した素敵な大人の女性になる事とも言えます。素敵な未来が待っているとポジティブな気持ちに切り替えて、ぜひ前向きに取り組んで行きましょう。
自信をつけるために…周りと比べない!
気が付けば毎日毎日、こんな風に誰かと比べたり羨んだりしていませんか?まずはそれを止めましょう。誰かと比べる事は、「どうせ自分なんて」と思って自信がなくなる事にしかなりません。
羨ましいと思うような相手と自分を比べるのでなく、
「自分もなりたい!」
「ここは真似できそう」
と前向きに受け入れるようにしてみましょう。このような姿勢を続けるうちに、素敵な人を見つけると「どうせ自分なんて」と思う気持ちが湧かなくなります。
「わ、素敵。自分もこの色挑戦してみようかな。」「海外旅行いいな。私も頑張って来年は行こう!」という風に、自然と自分もその人に近づく事ができるような気持ちになるのです。
気持ちの面で前向きになるだけでなく、そうなると今度は実際に素敵な女性に近づけるようにどんどん動けるようになるでしょう。
周りと比べる事をやめてポジティブに考え方を変えるだけで、内外面ともに自信がついて素敵な女性になる事ができるのです。
自分の時間を充実させる。自立心が身に付くきっかけに!
趣味や仕事など、彼以外に自分が充実できる時間を作る事はとても大切です。とはいえ、それが難しいから彼に依存してしまうというケースも多いですよね?
したがって、何か没頭できるものを無理に探す必要はありません。無理をしても結局1人でいる時に彼の事を考えて気になってしまうだけです。
それよりも、意識してとりあえずは1人の時間を作る努力をしましょう。そのためにも、その時間が心地よいと感じられるようなものにして。
例えば、
- カフェで美味しいコーヒーを飲みながら好きな本を読む
- 天気の良い時にぶらりと散歩をする
- 好きなお菓子を食べながら好きな映画を観る
とにかくリラックスできて気分が良いと思える時間を、1人で過ごしてみるのです。そのような時間を重ねるうちに、1人の時間の大切さを感じる事ができるようになります。
1人の時間の大切さが分かれば、そういった時間が彼にとってもまた大切という事が分かるようになるでしょう。
とても簡単な心掛けですが、自立心がついて彼への理解も深まるきっかけになるには十分。
どんな人にもいい所を見つける。彼だけの世界から人間関係が広がる!
友達が少ない人は、人の嫌な面を見つけるとすぐに心を閉ざしてしまう事が多いです。しかし友達が多い人はその逆。人の良い面を積極的に見ようとします。
例え悪い面があっても、良い面を積極的に見つければ、「なんか良い人かも」という印象に変わります。
悪い人だと思って付き合えば何をされても悪意に感じる一方、良い人だと思って付き合えば好意や善意と感じるものです。そしてそれは相手にも伝わるもの。
自分の事を受け入れてくれていると感じる相手には一層の好意を見せたくなるので、どんどん感じのよい人が周りに増えていくのです。
たくさんの「良かった」を見つけてポジティブ思考に変身!
ネガティブ思考でいる事は、自信が持てなかったり彼の気持ちが信じられなかったり。とにかく依存を引き寄せる多くの原因になってしまいます。
したがって、ポジティブ思考を身に付けましょう。輝いている人は皆ポジティブ思考です。
ポジティブ思考の身に付け方は実はとても簡単です。それは日々、たくさんの「良かった」「嬉しい」「楽しい」事を見つけるだけ。
- 「今日もお天気晴れてる!気持ちいい!ラッキー!」
- 「今日は雨だ!じゃああの可愛い傘持っていける!ラッキー!」
- 「ランチ美味しかったー。幸せ!」
- 「遅刻しそうだけど、格好いい人見ちゃった!」
なんて事ない日常も、時にはネガティブに転びそうな事でも、「ラッキー」と思うようにするだけで本当にラッキーに思えてくるでしょう。
そのような人の周りには、これまた幸運な持ち主がどんどんと集まって、実際にもどんどんラッキーな事が舞い込んでくるようになるのです。
愛され上手になるために、周りに「愛」をたくさん与えて
恋愛に依存する人は、家庭環境の影響で十分な愛情を感じて育つ事ができなかったり、自分に自信がなく自分で自分の事を認める事ができないために、周りから「愛されたい」と強く思っている事が多いです。
そのため一番近くにいる彼から愛情を得ようとするのですが、愛され方がよく分からないために、とにかく彼に尽くして愛情を得ようとしてしまいます。
したがってどこかで見返りを求めていたり、彼から受ける愛情が自分のそれより足りないと感じるともっともっと尽くさないと思ってしまったり。
この悪循環を断つためにも、愛情のあり方について一度見つめ直してみましょう。
彼に愛されたいと思う前に、まずは色んな人に対して愛を与えてみて下さい。とはいっても、何も大それた事をする必要はありません。
- 困っている人に親切にする
- 誰に対しても笑顔で接する
- 美味しいお菓子を隣の席の人に分けてあげる
相手の心が温かくなるようなちょっとした事を、日々色んな人にできるだけしてみて下さい。
そのようにして色々な人に愛を与えていけば、返ってくる愛情の量に比例して、愛情の受け取り方もどんどん上手になります。
恋愛依存から脱却して本当の恋愛と向き合えば、幸せな未来が待っている!
今回は恋愛依存体質で失敗を繰り返してしまう女性のために、恋愛依存から脱却する方法について紹介してきました。
したがって、彼と依存してまで一緒にいたいと思っているというよりも、実は自分の存在価値を保つために離れられない存在となってしまっている女性も少なくないはずです。
それが分かり、自分自身で存在価値を認めてあげる事ができるような自立した女性になる事ができれば、「どうしてこの人と付き合ってたんだろう」と一気に熱が冷めてしまう可能性もあるでしょう。
その場合は彼にとってはとても気の毒ですが、彼自身に魅力が無かったのですから仕方のない事と割り切って。
一方で変わらず彼の事が好きな場合は、それは恋愛依存を脱却し、お互いちゃんと信頼し合って向き合う、本当の恋愛がやっと始まるスタート地点。
そう、大切なのはポジティブ思考ですよ!
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コメント一覧
依存を無くしたい気持ちはあるんですけど無くしたくないっていう気持ちもあるんですよね。
親に頼りきりだから依存するのではなくて、頼れなかった(心を開けなかった)から心から信頼出来る彼氏の存在は大きくて、嫌われたくない、捨てられたくないから彼氏が自分よりも優先順位が上になるんですよ。
今の私の状況をズバリあてられた感じです…。
良かったことをたくさん見つけられるように、素敵な人生になるように少しずつ頑張ります!
素敵な記事、ありがとうございました!