顔汗を抑える方法。これでメイク崩れ知らず!
Date:2018.09.14
女性にとって顔に汗をかき、メイクが崩れるのはとっても嫌なこと。特に顔汗をかきたくないのに、デートや仕事の外回りなど、大事な場面で汗がダラダラ流れ、メイクがぐずぐずになってしまった経験がある方も多いはず!
緊張してしまうと、もっと顔に汗をかいてしまい、メイク直しでは間に合わないことも。
そんな顔汗をかいてしまう原因は何でしょうか?
顔汗対策をすることで、ぐずぐずなメイク崩れを抑える方法をご紹介します。
この記事の目次
なかなか止まらない!緊張すると顔に集中してしまう汗をかくの原因
そもそもなぜ顔に汗をかいてしまうのでしょうか?
顔汗の主な原因は、
- 自律神経の乱れ
- 精神性発汗
- 運動不足
- 顔面多汗症
があげられます。
自律神経の乱れ
自律神経とは、自分の意志と関係なく働く神経のことで、心身の緊張や興奮をさせる交感神経と、リラックスさせる副交感神経に分かれます。
そんな自律神経の役割が、
- 消化
- 体温調節
- 生命維持のコントロール
などです。自律神経は、呼吸や脈拍など生命の維持にかかわるあらゆる働きを支配し、細胞を調整している、大切な神経です。
自律神経が乱れるということは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることになります。バランスが崩れることで体温調節などがうまくいかなくなってしまいます。そんな自律神経の乱れの原因は、
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
です。現代社会でストレスがあるのは当たり前ですが、それをうまく発散できていないと、ストレスが溜まってしまい、自律神経が乱れてしまいます。生活習慣の乱れは、不規則な生活を送ってしまうことで、栄養の偏りや睡眠不足などから起こってしまいます。
精神性発汗
精神性発汗は、通常の暑い時にかく汗とは違い、緊張したときや、人前で何かをする場合などにかいてしまう、精神面が大きく影響する汗です。
精神性発汗の仕組みは、
- 緊張すると心拍や血圧の上昇で、血管が収縮するなどの体の内部で変化が起こります。
- その変化で脳の勘定に係る部分、偏桃体が不快に感じます。
- 脳が不快に感じたことで、コルチゾールというストレスホルモンが、アドレナリンが出ます。
- そのアドレナリンが副交感神経を刺激することで、汗腺に発汗の指令が伝わり、汗が出ます。
運動不足
人の体は、普段から運動をしていなければ、汗を積極的にかく機会がなくなります。運動で汗をかく機会が減ると、汗腺の機能が鈍くなってしまします。
そうすると、心臓から離れている部分から汗の機能が低下していきます。機能が低下すると、体温調節を担うエクリン腺が休憩モードになってしまします。休憩モードの汗腺が増えると、汗の出口が少なくなって限られてきます。
汗の出口が限られることで、心臓から近く、日常的に動いている顔の汗腺から集中的に汗が出てしまいます。
顔面多汗症
暑い時や、運動をしたときにかく汗と違って、何もしていないのに、顔にだけ大量の汗をかいてしまうのは顔面多汗症の可能性があります。
- 汗の量が日常生活に支障をきたす
- 体温が高くないのに顔から汗がでる
- 緊張した際に、滴り落ちるほど汗がでる
- リラックスしていても顔から汗がでる
などに当てはまる人は、顔面多汗症の可能性があります。
まずは実践!メイク崩れを起こさない、顔汗を止めるための3つの方法
顔から出る汗を抑えて、メイク崩れを抑えるための3つの方法をお教えします。まずは実践してみて、自分に合った方法を見つけてください。
舞妓さんが顔の汗をかかないのは「芸者の高帯」
京都の舞妓さんは、夏でも着物を着て化粧をしています。そんな舞妓さんが顔汗をかいて、メイクが落ちているなんて見たことがないですよね。
舞妓さんは、顔の汗対策をされています。
脇の下を圧迫する、半側発汗という、人の体の反射作用を利用しています。
半側発汗とは、圧迫した部分の周辺の汗が減らし、別の場所へ汗を逃がすことです。
女性はブラジャーを少しきつく止めることで、同じような効果を得ることができます。
顔汗を抑えるツボを押す
自律神経が乱れることで、顔に汗をかいてしまうことから、自律神経に良いツボを押すことで、顔汗を抑えることができます。自律神経を整えるツボは、
- 労宮
- 後谿
- 合谷
- 陰げき
- 復溜
などがあります。
労宮 | 手のひらの真ん中にあるツボ。 握りこぶしを握り、中指と薬指の先端の間のツボ。 |
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後谿 | 手の側面にあるツボ。 小指の付け根あたりあるツボ。 |
合谷 | 手の甲にあるツボ。 親指と、人差し指の骨が合流したくぼみのあるところにあるツボ。 |
陰げき | 小指側の付け根から、約1センチほど下にある、手のひらのツボ。 |
復溜 | 足の内側、くるぶしから指3本上にあるツボ。 |
休んでいる汗腺を呼び起こす
運動不足が起こしている、汗腺のお休みモード。
この汗腺を起こしてあげることで、顔に集中していた汗を回避することはできます。
ハードトレーニングでなくても効果は出ます。軽めのウォーキングを、負担にならないように始めるのが、ストレスもなく理想的です。
メイク崩れも怖くない!自律神経を整えるのが、顔汗を抑える近道
顔に汗を各原因は、自律神経の乱れが大きな要因でした。
自律神経はストレスや生活習慣の乱れ、運動不足などが大きく影響しています。顔汗を抑えるには、ストレスを軽減させるために、生活習慣を見直し、運動を行うことが近道です。
一石二鳥の効果がある運動は、ダイエットや美肌効果も期待できるので、顔汗を抑えることイコール美人への切符と思い、即実践してみてください!
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