化粧水の効果的な付け方とは?付け方を見直すだけでもっと美肌に!
Date:2018.12.19
スキンケアの一番初めに使うことが多い「化粧水」。何気なくパシャパシャと付けてしまっている方も多いのではないでしょうか?
しかし洗顔後の肌にはじめにのせる化粧水は、付け方によってその効果が十分に得られるかどうかが変わってきます。
またそれだけではなく、肌のコンディションを良い状態に保つためにも化粧水の付け方は外せないポイントです。
今回は「化粧水の正しい付け方」について、手とコットンを使ったそれぞれの付け方やミスト状化粧水の付け方などをご紹介していきます。
この記事の目次
手で化粧水を付ける時の正しい付け方
まずは基本となる「手で直接化粧水をつける時の付け方」について見ていきましょう。
スキンケアにおいて化粧水の付け方はもちろん重要なポイントですが、同じくらいに「一度に使用する量」も重要なポイントです。例え値段が張って効果も高い化粧水を使用していたとしても、つける量が不十分だと満足のいく効果が得られないこともあります。
化粧水を使用する時には「500円玉程度」の大きさを目安に手などに取って使用するようにしましょう。
化粧水を手で直接肌になじませる場合には、次のような手順が基本となります。
- 500円玉程度の化粧水を手に取る。
- 頬と額に化粧水を乗せ、手のひらを使って顔の内側から外側に向かって伸ばす。
- 目頭部分や小鼻などの細かい部分にもまんべんなく馴染ませる。
- 手に少しだけ化粧水を足す。
- 顔全体を手で優しく包み込むようにして、化粧水を浸透させる。
手で化粧水をつける場合、顔の肌だけではなく手の方にも化粧水が吸収されてしまいます。そのため、少し多めに化粧水をとるようにしましょう。付け方では、顔全体にまんべんなくかつ優しくしっかりと浸透させていくイメージで肌になじませていきます。
コットンを使った化粧水の正しい付け方
乾燥肌の方や乾燥が気になる季節には、コットンを使用して化粧水をつけるという方法がおすすめです。
化粧水を手で直接つけようとすると手にも化粧水が吸収されてしまい、顔の方まで十分に水分などを浸透させることができていないことがあります。しかし、コットンを使用することで、化粧水を顔の肌だけにしっかりと浸透させることができるのです。
コットンを使用して化粧水を付けるときの手順は次のようになります。
- コットンを中指と人差し指でしっかり挟む。
- 顔に当てる部分(挟んだ部分)全体に化粧水をしっかり染み込ませる。
- 肌に軽く当てて滑らせるようになじませる。
- 凹凸のある部分や細かい部分にもなじませる。
- そのままコットンを使って、軽く押し込むように優しくタッピングする。
化粧水を使ったコットンパックの方法
いつも使っている化粧水とコットンがあれば、簡単にコットンパックをすることができます。
コットンパックはデイリーケアとしても時間のある時のスペシャルケアとしても使える方法で、しっかりと化粧水を肌に密着・浸透させることができます。ぜひやってみましょう!
- コットン全体によく化粧水を含ませる。
- 化粧水を含ませたコットンを半分に剥がし、さらにそれを半分に剥がす。
- おでこ・頬にコットンを伸ばしながら貼り付ける。
- 鼻と顎は剥がしたコットンを1/2のサイズにして、それぞれに貼る。
- 5分ほど放置して肌になじませる。
コットンを顔に張り付けるときはしっかりと伸ばしながら貼ると、より密着感が得られて肌がリフトアップされているように感じることができます。
ミストタイプの化粧水の使い方と付け方
ミストやスプレータイプの化粧水は、お風呂上りの一吹きなどにも手軽に使えるので1本あるととても便利です。
ミストタイプだと何となく「シュー」ッと顔に吹きかけしまいがちですが、顔の外側から内側に向かって渦巻を描くようにスプレーすることがポイントです。顔全体にまんべんなく化粧水を吹き付けることができます。
また、メイクの仕上げなどに使うミストは顔に直接吹きかけるのではなく、少し上向きにスプレーをして、それを浴びに行くような付け方をすると顔全体を均一に保護することができます。
肌トラブルがある時の化粧水の付け方
化粧水の付け方自体は直接手で付ける時、コットンを使用して付ける時ともに基本の方法と同様です。
しかしニキビや肌荒れなどの肌トラブルがあるときには、いつもよりも「肌に摩擦を与えない」ということを意識して、優しくスキンケアをしていきましょう。
これはNG!な化粧水の付け方を覚えておこう
化粧水の正しい付け方をご紹介してきましたが、絶対にやってはいけないNGな化粧水の付け方もあります。
NGな方法で化粧水をつけてしまうと、肌に余計な負担をかけてしまったり、せっかくの化粧水の効果を十分に得られなかったりしてしまいます。
そのため、次にあげるような付け方は避けるようにしましょう。
- 一度に使う化粧水の量が少ない
- 化粧水の量が少ないと、肌全体にしっかりと水分や成分を届けることができないだけではなく、余計な摩擦の原因にもなります。
- 過度なパッティング
- ぺちぺちと肌をたたくようにして化粧水をパッティングする方も多いですが、肌を叩くようにパッティングをすることはあまりおすすめできません。パッティングをする際には、叩き込むのではなく、優しく押し込むようにしましょう。
- コットンでこする
- コットンを使うときに、ゴシゴシと擦るように付けることは絶対にやめましょう。摩擦が起こって肌を痛めてしまうことがあります。コットンは力を入れずに優しく滑らせるイメージでつけていきます。含ませる化粧水の量が少なくても、コットンと肌の摩擦が大きくなってしまうので、惜しまずに化粧水を使うこともポイントです。
化粧水を正しくつけることで得られるメリットとは?
「化粧水の付け方で肌への効果は変わるのか?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、化粧水を正しくつけることは肌をよりきれいな状態に保つためには必要不可欠なポイントです。
正しく化粧水をつけることができると、その成分や水分を最大限肌に届けることができるため、その効果をより実感しやすくなります。
時間や手間などによって正しい付け方をきっちりと実践できない場合、NGな付け方を避けるだけでも肌にかかる負担を減らすことができます。
ぜひこれまでの自分の化粧水の付け方を見直してみてくださいね。
化粧水の付け方を見直して、今よりもっと透明肌に!
今回は「化粧水の正しい付け方」についてご紹介してきました。
何気なくつけてしまいがちな化粧水ですが、付け方によってその効果が十分に発揮されるか否かが左右されます。
付け方のポイントは、
- 肌に対する摩擦をできるだけ与えない。
- 肌の奥まで優しく押し込んであげる。
という2点を特に意識することが特に大切です。
正しい化粧水の付け方をマスターして、今よりもっと透明感のある美肌を目指していきましょう!
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