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気配り上手とヘタな気遣いの違いとは?貴方を変える6つのコツ

Date:2018.08.07

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気配り上手とヘタな気遣いの違いとは?貴方を変える6つのコツ|女性の美学
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気配り上手な女性は誰からも愛され、信頼されます。

その人のそばは居心地が良く、多くの人から「また会いたい」と思われます。かといって、本人に無理をしている様子もありません。

気を遣いすぎて疲れてしまうこともなく、無神経が原因で疎まれてしまうこともない。そんな気配り上手な女性になりたいですよね。

でも、気配りって具体的にはどういう行動なのでしょうか?

目に見えないためにどうしたら良いかが分かりづらく、分からないから実践できない……。

そんなふうに悩んでいる女性のために、今回は「気配り上手」になるための具体的・実践的なポイントをご紹介します♪


【1】「気配り上手」と「疲れてしまう気遣い」の違いは何?

気配り上手な人にはなりたいけれど、気を遣いすぎて疲れてしまう事態は避けたい。誰しもそう思うのではないでしょうか?

さらっと気配りできる人には尊敬や感謝が集まります。

しかし、いかにも「あなたに気を遣っています」というのが見え見えの行動をされると、人はかえって疲れてしまうものです。

相手に感謝される「気配り」と、相手も自分も疲れてしまう「気遣い」の違いについて、少し考えてみましょう。

1.気配り上手のキーワードは「先回り」

気配り上手とは、基本的に「相手がしてほしいと感じることを、先回りして行う」ことができる人のこと。ここで重要なキーワードは「先回り」です。

先回りして行う「気配り」は、未来予測です。たとえば、

  • 魚の定食を頼んだ人に「お醤油が欲しいのでは」と先回りして手渡す
  • 誰かのグラスが「空になりそうだな」と先回りしてメニューを渡す
  • 書類に判子をもらうとき「朱肉が必要かも」と先回りして準備しておく

など、相手にとって必要となるモノやコトを予測し準備しておくのが「気配り」の特徴と言えそうです。

2.疲れてしまうのは「後追いでフォロー」する気遣い

対して、一般的に「気を遣う」ときのシチュエーションを見てみましょう。

たとえば、こんなケースが多いのではないでしょうか。

  • 不機嫌そうな友達に、気を遣って「どうかした?」と声をかける
  • 前回遅刻したお詫びに、気を遣って贈り物を持参する
  • 「朱肉ある?」と言われて「気が利かずすみません」と慌てて探し始める

これらのシチュエーションに共通しているのは、「過去に起きたこと」もしくは「今現在起きていること」にフォーカスしている点。先回りの視点は、ここでは見当たりません。

相手も自分も疲れてしまう気遣いというのは、「すでに起きてしまったことをフォローするために行う」ことが多いのです。

さらに、何らかの後ろめたさ、もしくは「なんで私が」という気持ちのニュアンスが生じているのも、疲れてしまう気遣いの共通点言えそうです。

3.未来を予測する「気配り」は疲れにくい

つまり、「気配り」は未来を予測して、悪い結果にならないよう、良い結果を導くように起こす行動です。

気配りするとき、その人の視点は未来へ向いています。予測して悪いことを防ぐため、相手にも自分にもそれほど負担がはかかりません。

それに対して「気遣い」は、過去や現在の出来事を後追いでフォローするために行うことが多いものです。

後追いの気遣いでは、すでに起きてしまった悪い出来事を変えることは決してできません。気遣いによって悪化を食い止めることはできるものの、自分も相手も多少の負担がかかります。

気配りも気遣いも、どちらも決して悪いものではありません。

しかし、未来を見る「気配り」は結果を良い方向へ舵取りし、嫌な気持ちの原因を取り除いてくれます。そこが、疲れてしまう気遣いとの決定的な違いと言えそうです。

【2】めざせ「気配り上手」への道♪6つのポイント

その場しのぎではなく未来を見越した「気配り」は、先手を打って相手を心地よくさせることができます。

「理由はよくわからないけど、あの人といると居心地が良い」と感じてもらえやすく、異性・同性問わず愛され、慕われやすくなるでしょう。

では、そんなふうに先手を打つにはどうしたらいいのでしょうか?

「気配り筋」を筋トレして気配り上手になれる方法を、6つご紹介しましょう!

(1)周囲をよく観察する

気配り上手な人に共通するのは、視野の広さと観察眼の鋭さです。

「相手のグラスが空になった」
「この状況ならペンが欲しいはず」

こうした状況把握は、優れた観察能力があってこそできることです。

まずは観察能力を少しずつ磨いていきましょう。

楽しく会話するのは素敵なことですが、目の前のことや自分の話したい話題ばかりに夢中になっていては、会話の相手の状況や周りの状況に気づけません。

相手が急いでいたり退屈していたりしても、空気を読まずにお喋りを続けてしまいます。

自分が楽しめればいいや!という考え方を改めて、周囲を観察してみましょう。
  • 相手の表情
  • しぐさ
  • 行動
  • スケジュール
  • 物事の背景

などを観察し、これから何かが必要になるものはないか、もっとこうした方がいいのではないか、ということを探してみるのです。

たとえば、職場の既婚男性に仕事のことで込み入った相談をしたい、と思っているとしましょう。

何も考えていないと「ゆっくり聞いてほしいので、今夜の夕食はどうでしょう?」と声をかけてしまうかもしれません。

でも気配りができる人は、「既婚男性と二人きりで夕食をとるのは、世間的に見てどうなのか?」といったん立ち止まって考えられます。

「ランチミーティングの方が奥様は安心なのではないか?」
「どうしても夜しか空いていないなら、他の人も呼んで二人きりになるのは避けよう」

など、少し考えを巡らせるのです。

また、直接会話している相手のことだけではなく、周囲の状況も観察できるようになるとさらに良いですね。

会話に夢中で道をふさいでしまう集団は迷惑です。

でも楽しく会話しながらも、

通行人が来たら、邪魔にならない場所へ、サッと避けることができる人
自分だけでなく、会話している友人もさりげなく手で誘導して、一緒に避けさせることができる人

ならば、素敵です。

(2)裏方を想像する

何事にも、目に見えている事象の裏には必ずそれを支えている人がいます。

たとえば、当たり前のように使っている会社のお手洗い。誰かが掃除しなければ、汚くなる一方のはずです。

いつも快適に、清潔に使うことができるのは、掃除して、ゴミを捨てて、配水管が詰まれば修繕してくれる、そんな「誰か」がいてくれるおかげですよね。

「裏方」の人や行動を想像すると、観察力が育ちます。同時に、感謝する心の感度も上がっていくので、さりげない気配りをしやすい土壌が自分の中に出来上がっていきます。

当たり前に感じていることを、ちょっと別の「裏方」視点から見てみましょう。

(3)善意を押しつけない

どんなに相手のためを思ってとった行動でも、相手がしてほしくないことだったら、気配りどころか余計なお節介になってしまいます。

相手がしてほしいことをするだけでなく、してほしくないことはしない、というのも気配りの一つです。

そのためには「相手のしてほしいこと、してほしくないこと」をきちんと把握する必要があります。分からないなら、ときにはきちんと確認することも大切です。

自分がされて嬉しいことをするのは気配りの基本ですが、人によって感性は異なります。その当たり前のことを忘れないように気をつけましょう。

たとえば、結婚に興味のない人にしきりにお見合いを勧めるのは、気配りではなくお節介と言えるでしょう。

さらに「良かれと思って勧めてあげているのに、ありがとうも言わない」なんて愚痴を言ってしまったら、それはもう善意の押しつけに他なりません。

自分にとっては嬉しいけれど、相手にとっては嬉しくないことかもしれない。気配りするときには、常にその可能性を考えながら行動しましょう。

(4)恥ずかしがらずに行動に移す

「今、これをした方がいいのかな」「こうしたら喜びそうだな」と心の中で気づいても、行動に移さなければ何も変わらず、気配りにもなりません。

たとえば電車で席を譲るとき。

なんとなく気恥ずかしい、申し出て断られたらどうしよう。そんなふうにぐるぐる考え出してしまい、「自分がしなくても誰かが譲るだろうし、ま、いっか」と寝たふりをしてしまう……。そんな経験はありませんか?

そんなときは、思いきって声をかけてみましょう。

断られたっていいのです。そうした経験の積み重ねが、気配り上手への道なのですから。

(5)感謝を求めない

気配り上手な人は、リターンを求めません。だからこそさりげなく、さらりと気配りして、気づいたときにはその場からいなくなっていたりするのです。

気配り上手な人は、「やってあげたよ!」と主張しません。相手が気づこうと気づくまいと変わらず、

  • 「私がやりたかったからやった」
  • 「たまたま私が一番近くにいたからやっておいた」

くらいのスタンスで気軽に気配りを振りまいています。

感謝を求めない姿勢も、気配り上手への大きな一歩です。

気配りは、「相手と自分」という狭い世界の中で循環させるのではなく、世界中をぐるぐると大きく循環している親切の輪だと考えてみてください。

Aさんにしてもらった気配りはAさん本人にいつか返さなくちゃいけない、と思うと息苦しくなります。

でもそうではなくて、「他の誰かに返せばいい」と考えれば、解放感あふれる大きな輪がぐるぐると回り出します。

あなたが誰かにした気配りも、いずれは他の誰かから返ってくるものです。感謝を求めるのではなく、「お互い様」の精神でいきましょう!

(5)自分が嫌だと思うことはしない

気配りや気遣いがあまりにも自然にできすぎて、自分が疲れるほどいろいろなものを背負い込んでしまう人がいます。

自分の心に負担をかけすぎてしまっているなら、それは気配り上手とは言えません。

気配りしすぎて「都合のいい人」「使える人」なんて呼ばれてしまうのは心外です。それを防ぐには、「自分が嫌だと思うことはしない」というマイルールを意識し、徹底しましょう。

たとえば、自分にお金がないときに「友達が今月キツそうだな」と気づいたからと言って、無理して食事をご馳走するのは、気配りとは呼べません。
仕事でくたくたになって帰ってきて、もう寝ないと身体が持たないというのに、電話してきた友達の恋愛相談にいやいやながら乗ってあげる、というのも気配りとは呼べません。

こうした行動は、自分にとっても相手にとっても負担になります。長い目で見れば「あんなに尽くしてあげたのに」という不満が募り、仲違いの原因となる可能性もあります。

自分が嫌だと思うことはしない。無理をしてまで親切しない。この線引きはしっかり意識しておきましょう。

(6)心に余裕を持つ

上記の例でも分かるとおり、気配りというのはそもそも自分の心や環境に余裕がないとできないものです。

気配り上手を目指すなら、まず心の余裕をキープできるよう、自分を大切にしてあげてください。

「嫌なこと・無理なことはしない」という他に、

  • ストレスを溜めない
  • 自分の本音に耳を傾ける
  • きちんと人に頼る

など、心の余裕をキープできるよう意識しましょう。

とくにまじめな人ほど他人への気配りばかりして、自分への気配りがおろそかになりがちです。自分を追い込みすぎないよう、バランスをとっていきましょう!

【3】今スグできる「気配り上手」と呼ばれる行動5選

最後に、今スグにでも始められる「シンプルで簡単な気配り」を5つご紹介しておきます♪

今すぐできる「シンプル気配り」5つ

  1. 自分から挨拶する
  2. 笑顔を心がける
  3. 返信や連絡を早めにする
  4. 聞き取りやすいようゆっくり話す
  5. 相手の良いところは気負わず褒める

こうしたことを意識するだけで、「気配り筋」の筋トレはぐんぐん進みます♪ぜひ試してみてくださいね。

【4】小さな気配りを積み重ね、経験値を積もう♪

気配りは、経験を積んで徐々に上手になっていくものです。

最初から完璧にできなくて当たり前ですし、何度も失敗して、ときには相手に迷惑もかけて、それでも「気配り上手になろう」と行動を重ねていれば、必ず上達していきます。

状況や相手によって、「されて嬉しいこと」は変わります。頭の中だけでいくらシミュレーションしても、正解は決して出ないのです。

「嫌がられたらどうしよう」と考えて何もしないよりは、「嫌がられたら次から気をつけよう」と決めて、どんどんチャレンジしてみましょう。

まずは自分がされて嬉しかった気配りを真似してみるのがおすすめです。

あなたの周りに気配り上手な人がいるなら、その人はそんな経験を積み重ねてきたのです。恐れず行動にトライして、あなたも気配り上手な女性を目指しましょう!

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ライター:コロボックル

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コメント一覧

  • 忖度&斟酌

    以前勤めていた職場で、「Aさんは、気配りは出来るけど、気遣いはできないから、片手落ちだよなぁ?」と言うのを聞いて、ずっと、疑問に思っていました。ある人の解釈は、「おせっかい焼だけど、ぜったいに自腹を切らない。」と、解釈してました。ますます疑問でしたが、この記事を読んで、納得できました。

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