キムチでダイエットを促進!キムチのダイエット効果と方法
Date:2018.06.16
突然ですがみなさん、キムチはお好きですか?
きれいに赤く漬かっているたっぷりの野菜は、辛いだけではなく独特なうま味を持っていて病みつきになりますよね。
そんなキムチですが、実はおいしいだけではなくダイエットをサポートしてくれる成分がたくさん含まれていることを知っていますか?さらにキムチが日常的に食べられている韓国は、世界有数の肥満の少ない国でもあるんです!
体の内側からダイエットやキレイをサポートしてくれる「キムチ」について、その効果や食生活への取り入れ方について紹介していきます!
この記事の目次
意外な効果も!キムチがダイエットに良いのはなぜ?
数年前からたびたび話題に上がることもある「キムチダイエット」。さらに、キムチが日常的に食べられている韓国の芸能人はみんなスタイル抜群な方が多く感じられます。
一体キムチはなぜダイエットに良いとされるのでしょうか?その理由を説明していきます!
唐辛子の成分「カプサイシン」で脂肪を燃焼!
まず一つ目の理由として、キムチを作る際にたくさん使われる唐辛子には「カプサイシン」という成分が含まれています。
さらに、キムチには塩辛などの魚介類も使われています。この魚介類に含まれている「EPA」という成分は血液中の中性脂肪を減少させ、血の流れを良くしてくれる効果を持っているんです。
たっぷりの乳酸菌と食物繊維で腸内環境を改善!
キムチは日本でいうぬか漬けなどの漬物と同じような発酵食品です。この発酵は、キムチの原材料となるたくさんの野菜の表面などに付着している「乳酸菌」によります。
乳酸菌は言わずもがな、ヨーグルトなどに含まれている腸内環境をよくするためには欠かせない菌であり、キムチには数百種類もの植物性乳酸菌が億単位で含まれています。キムチでは唐辛子に含まれる成分が、乳酸菌の生育を促進・コントロールしているんです。
さらにキムチの主な原材料は白菜をはじめとする野菜であり、たくさんの食物繊維を摂取することもできるため、便秘解消にも効果的です。
腸内環境が整うと、消化吸収をする力が高まり代謝の改善にもつながります。さらに意外ですが、腸内環境の改善はストレスを抑えることにも役立つのです。
幸せや感情の源と言われている「セロトニン」というホルモンは小腸で産生されており、腸内環境を改善して小腸の働きをよくすることで、ダイエットの敵となりがちなストレスまで抑えることができます。
キムチの中でも特に乳酸菌が豊富なものが「水キムチ」と呼ばれている、赤くもなく辛くもない少し珍しいキムチです。水キムチは、唐辛子を使用していないので辛みが苦手な方でも食べられるうえに、なんと普通のキムチの倍以上もの乳酸菌が含まれているのです。
水キムチはお米のとぎ汁に野菜などを漬け込んで作ります。非常に簡単で家でも作れるため常備菜としてもおすすめです。また水キムチでは、具材だけではなくこのつけ汁部分により多くの乳酸菌が含まれているので、つけ汁部分も捨てずに一緒に食べるようにしましょう!
- 濃いめのお米のとぎ汁を500ml用意する。
- とぎ汁に塩小さじ2杯、砂糖小さじ1杯を加えて鍋にかける。
- 沸騰したら火からおろし、少し冷ます。
- お好みの野菜、ショウガ、ニンニク、リンゴなどの具材を加えて、軽く混ぜる。
- 蓋をして、半日~1日の間室温に置いておく。
- 味見をして、かすかに酸味を感じるようであれば完成。
- 保存時は清潔な容器で冷蔵保存する。
美容にも効果あり!美肌を作るキムチの力とは?
キムチには各種ビタミンなどの栄養素も豊富に含まれており、肌をきれいにしてくれたりアンチエイジングにも役立ったりと美容にも嬉しい食材です。
また、汗をかくことでも肌が本来持っている力を引き出すことができます。汗をかいて肌のターンオーバーが促進されると、適度に水分が保たれてくすみが改善されたり毛穴にたまった老廃物を排出してくれたり、といった効果が期待できるんです。
キムチに含まれているビタミンと先述のカプサイシンの発汗効果という多方面から、ダイエットだけではなく美肌にもアプローチできるなんてとってもうれしい食材ですね!
これがポイント!ダイエットに効果的なキムチの選び方は?
キムチにはその作り方や原材料の違いなどによってたくさんの種類があります。
キムチのダイエット効果を十二分に発揮させるためには、どのようなキムチを選んだらよいのでしょうか?その選び方のポイントを紹介していきます!
原材料をチェック!「アミ」とは一体なに?
キムチを選ぶ際の一つ目のポイントは「原材料」です。キムチダイエットでは特に、アミエビやオキアミなどの魚介類が入っているキムチがおすすめです!
さらに魚介類の塩辛も乳酸発酵による発酵食品で、塩辛を加えることによりキムチ自体の乳酸発酵も促進されています。そのため、きちんと魚介類の塩辛を加えて作られているキムチの方がよりたくさんの乳酸菌を持っているんです。
キムチの旨味の源となっているのも魚介類の塩辛ということなので、キムチを選ぶ際にはしっかりと原材料も確認するようにしましょう!
発酵食品ではないキムチもある!?製造方法をチェック
浅漬けタイプのキムチでは乳酸発酵が起こっていないため、腸内環境を整えてくれる乳酸菌をあまり摂取することができず、ダイエット効果も半減してしまいます。さらに、発酵過程を経ていない分、調味料や添加物などが多く含まれ本物の唐辛子やニンニク、ショウガといった材料があまり使われていないこともあるんです。
脂肪燃焼などの効果を高めるためにも、本物の唐辛子などの材料が使われているか、発酵食品であるかなど、商品ラベルを確認して選ぶようにしましょう!
韓国からの輸入ものや本格的なキムチを取り扱っている専門店で購入すると、ダイエットや体に良いキムチが手に入りやすいようです。
食べすぎは逆効果?キムチダイエットの注意点は?
ダイエットにも美容にも嬉しいキムチですが、方法によってはダイエットに逆効果となってしまうこともあります。
ダイエットのためにキムチを取り入れる場合、どのようなことに注意したらよいのでしょうか?いくつかのポイントを紹介していきます!
キムチもご飯も食べすぎは禁物!食欲増進効果に注意
キムチの旨味のある辛さや、使われているニンニクなどの具材には発汗を促したり、滋養強壮・疲労の回復をしたりといった効果の他に、食欲を増進させる効果もあります。
ここまでで紹介してきたように、ダイエットに嬉しい効果のたくさんあるキムチですがそれ以上にそもそもの食べる量がたくさん増えてしまったり、食欲が抑えられなくなってしまったりしては元も子もありません。
一日に食べるキムチの量は50g程度が目安です。キムチは漬物の仲間でもあるので食べすぎは塩分過多になってしまう恐れもあります。塩分を摂りすぎてしまうと腎臓に負担がかかってしまい、むくみや代謝が低下する原因となることがあります。
喉が渇いてしまうくらいまでキムチを食べてしまうことは控えて、キムチのダイエット効果を存分に発揮させましょう!
腸内環境を整えるならそのままで!キムチの効果は食べ方で変わる
そのため、キムチをダイエットに取り入れる際にはその目的ごとに食べ方や調理方法を変えていくと、より求める効果を得やすくなります!
- 脂肪燃焼・発汗…加熱した温かい料理
- 腸内環境を整える…加熱せずにそのまま、もしくは冷たいものと組み合わせて
意外な組み合わせも!おすすめのキムチ料理
キムチを毎日の食生活に取り入れる際におすすめのキムチの食べ方を紹介します!
どれも火を使わずに簡単にできるものばかりなので、ぜひ一度試してみてくださいね!
アボカド×キムチ
アボカドとキムチ…!?と思った方もいるのではないでしょうか?少し意外な組み合わせですが、アボカドのマイルドさ とキムチの辛さが絶妙にマッチしてクセになる味わいです!
- アボカドを一つ食べやすい大きさの角切りにし、軽くレモン汁をまぶす。
- クリームチーズを50gほど、アボカドと同じように切る。
- 1、2、で用意したアボカドとチーズ、キムチ50g程度を軽く混ぜ合わせる。
- 醤油やごま油でお好みの味にととのえる。
アボカドはその豊富な栄養価からギネス認定されているほど、栄養豊富な食材です。キムチのダイエット効果と組み合わせて、内側からキレイを目指せる食べ方です!
オリーブオイル×キムチ×納豆
こちらも意外な組み合わせではないでしょうか?オリーブオイルも納豆もダイエットや美容に良い食材と言われており、ぜひキムチと組み合わせて食べたい食材たちです!
食べる際にも、この3つをお好みで混ぜ合わせるだけ、という手軽さもおすすめのぽいんとです!
キムチダイエットで内側からキレイを磨こう!
キムチのダイエット効果やその方法について紹介してきました。キムチは脂肪燃焼といった「燃やす」系をサポートしてくれる成分だけではなく、腸内環境の改善や美容効果など幅広く「キレイ」にアプローチできる食材です。
ぜひ毎日の食生活にキムチを取り入れて、理想の体を内側からゲットしましょう!
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