どんな状態でも即効・万能な唇のはちみつパック。効果とやり方
Date:2020.01.06
唇が乾燥してガサガサになったりひび割れたりといったトラブルには、リップパックで保湿と傷の修復を促すのが効果的。リップパックにはワセリンやオイルなどが使われますが、用意できるならはちみつパックがおすすめです。
はちみつには豊富な栄養素が含まれているため、唇を潤してプルプルにしたり、栄養を与えて荒れを防ぐ働きが期待できます。
身近にありながら高いポテンシャルを秘めているはちみつの、リップパック効果とやり方についてご紹介します。はちみつの選び方にも注目ですよ。
荒れた唇もプルプルに。はちみつリップパックの効果
はちみつの唇パックをおすすめしたいのはこんな人です。
- 唇をプルプルで綺麗に見せたい
- 唇がガサガサに荒れている
- 唇の色がくすんでいる
唇に関する悩みをオールマイティに解決する、はちみつリップパックの効果は次の通り。
唇を保湿してプルプルにする
はちみつが唇の乾燥を防ぐと言われるのは、数種類の栄養素をたっぷり含んでいるからです。保湿を促すアミノ酸が22種類に加えて、乾燥を防ぐ亜鉛やナイアシンも含んでいます。
アミノ酸はうるおい成分であるコラーゲンの元になる成分ですから、はちみつでアミノ酸を与えることでハリとツヤのある唇に近づけることができますよ。
また、ビタミンB群やビタミンCによる唇の保湿効果も期待できます。見た目のツヤだけではなく、唇を構成する皮膚の状態そのものを改善してうるおいを回復させていきます。
ひび割れや乾燥を予防する
唇によくあるひび割れや乾燥といったトラブルを、未然に予防したり回復を早めたりといった効果も期待できるのが、はちみつで唇をパックするメリットです。
ビタミンB群には皮膚の再生やターンオーバーを促進させる働きが、ミネラルには細胞分裂を促す働きがあります。
定期的なはちみつパックで唇の荒れを予防できるので、乾燥しやすい時期には特におすすめ。荒れた状態を回復させるためにも効果的ですが、荒れる前にはちみつパックでケアをしてこそはちみつの本領を発揮します。
すでに荒れ気味の唇にも有効
予防し損ねてすでに唇が荒れてしまった場合にも、はちみつパックで回復を促すのがおすすめです。長時間のパックは逆に雑菌が繁殖してしまいますが、風邪にも効く通りはちみつは荒れた唇にも効果的。
殺菌作用・消炎作用・皮膚の再生促進作用を持っているはちみつは、ひび割れたり乾燥で荒れてしまっている唇を優しくケアします。
唇の荒れも怪我の一種ですから、保護して栄養を与えるのが一番です。はちみつで覆ってパックするだけなので、擦ったりしみたりと余計なダメージを唇に与えないのも、はちみつパックの特徴です。
紫外線ダメージの予防・対処
唇にも紫外線ダメージは降りかかります。UV対策用のリップクリームを使っても、紫外線を完全には防ぎきれません。はちみつパックは紫外線ダメージの予防と回復にも向いています。
はちみつには抗酸化作用が含まれているため、紫外線ダメージで発生した活性酸素を除去する働きが期待できます。
活性酸素は細胞を弱らせ、身体の内面や皮膚の表面を傷つけダメージを与えます。紫外線ダメージは目に見えませんが着実に蓄積されていくので、はちみつパックでしっかりケアしてあげましょう。
ピーリング効果で角質を除去
はちみつパックにはピーリング効果も期待できます。ピーリングとは、古い角質を除去して細胞の生まれ変わりを促す作用のこと。
古い角質が溜まってできた色素沈着を消し、くすみのない澄んだ色の唇に近づけられるのです。
唇の血色を良く見せたい人や、色素沈着にお悩みの人はぜひリップパックを試してみてください。紫外線ダメージの他、唇を触ったり舐めたりといった刺激でも色素沈着になることがあります。はちみつパックをした後で、本来の唇の色にびっくりするかもしれません。
唇をはちみつでパックするやり方。選び方も大切
はちみつを使って唇をパックするときは、正しいやり方を押さえておきましょう。
はちみつは無添加のものを選ぶ
リップパックに使うはちみつは必ず無添加であることを確認してください。甘くするために砂糖が加えられていたり、着色料や香料が加えられているものは避けましょう。
国産・無添加であり、加熱処理がされていないはちみつを選びましょう。加熱処理や他の余分な成分と組み合わせることで、はちみつが本来持っている栄養成分が壊れてしまいます。
また、少し高価にはなりますが「マヌカハニー」と呼ばれるはちみつは、通常のはちみつに比べて8倍もの効果を持っているのでおすすめです。マヌカハニーを用意できる場合は、唇のスペシャルケアに使ってみるのも良いですね。
基本のはちみつリップパックのやり方
はちみつで唇をパックするのに必要なのは、ラップとはちみつの2つのみ。基本的なやり方は次の通りです。
- 木製か陶器のスプーンではちみつをすくい、唇に優しく塗る
- 唇をラップで覆い、5~10分ほど放置
- ラップを外したらぬるま湯かコットンではちみつをそっと拭き取る
- リップクリームやワセリンで保湿する
長時間放置してしまうと、かえって雑菌が繁殖してしまうので要注意。また、金属製のスプーンを使うとはちみつの成分が弱くなってしまいます。
しっかり時間を計りながら行ってください。途中で違和感を覚えたら、無理に続けずやめてOK。入浴中やお風呂上りなど、身体が温まっているときに行うのがおすすめです。
ワセリンやオイルを加えると効果UP
はちみつにワセリンやオイルを加えてリップパックする方法もあります。やり方はワセリンやオイルをはちみつと1:1の割合で混ぜ、同じようにパックするだけ。
ワセリンは傷口を守る働きが、オイルには栄養補給を手伝う働きが期待できます。必要に応じて他のアイテムも使い分けてみましょう。
はちみつリップパックの注意点
はちみつでリップパックをするときには、次のルールを守りましょう。
- 長くても10分以上はパックしないこと
- 多くの量を塗りすぎないこと
- はちみつを舐めとらないこと
- はちみつを落とした後にしっかり保湿すること
- 頻度は週に1回程度にすること
はちみつを多く塗りすぎると、落とすときに唇を擦ってダメージを与えてしまいます。舐めとる行為も同様に、せっかくパックした唇を傷めつける行為です。
はちみつ自体は保湿効果が高いアイテムですが、パック後に落としたら忘れずに保湿も行ってください。フェイスパックと同様、ケア後はしっかり潤いを与えて表面を保護するのが鉄則です。
覚えておくと万能。はちみつパックで唇美人になる
荒れた唇は見た目にも悪いですし、血が出たり皮が剥けたりと痛い思いをしてしまいます。放っておくと唇が荒れる理由はたくさんありますから、しっかり予防しましょう。
はちみつリップパックの良いところは、唇の見た目も健康もUPさせられる上、口に入れても安全なアイテムなので安心感があるところです。
手軽に用意できるのも便利ですよね。唇パックなら他の作業と並行することもできます。ぜひ週1のはちみつパックでプルプルの唇を手に入れてください。
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ハチミツパックは朝より夜の方が効果的ですか?