ラベンダーの効果効能、リラックスだけではもったいない!
Date:2018.09.10
リラックスできる香りの定番と言えば「ラベンダー」ではないでしょうか?
アロマやキャンドルなどの香りものはもちろん、化粧品などでもラベンダーの香りや成分が配合されている商品がたくさん販売されています。
今回はラベンダーの効果効能と生活の中で上手に取り入れる方法をご紹介していきます。
リラックスだけじゃない!ラベンダーの効果とは
ラベンダーの効果は香りで精神的に働きかけるもの以外に、ライフスタイルや美容に直接働きかけてくれるものもたくさんあります。
まずはラベンダーにどのような効果があるのか、代表的なものを見ていきましょう!
ストレスを和らげて精神を安定させる
ラベンダーの効果の中で一番代表的に知られているものがこの「リラックス効果」です。
自立神経のバランスが整うと、「うつ」などの予防やストレスの解消さらには高血圧の緩和などの効果も期待することができます!
抗菌や虫よけにも効果あり!
ラベンダーは虫よけ効果のあるハーブの1つでもあります。すべての虫を防ぐことができるという訳ではありませんが、ベランダなどにラベンダーの鉢植えを置いておくことで害虫が部屋に侵入してくることを予防することができます。
さらに、ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)には、食中毒などの発生に関わるブドウ球菌に対して高い抗菌効果があります。
アロマスプレーなどを用意しておけば、アルコールのにおいが苦手な方でも安心してお部屋などの抗菌効果を得ることができますよ!
肌の炎症を抑えて美肌に導く
ラベンダーには殺菌消毒作用や炎症を抑える効果があります。そのため、ラベンダーの精油などを用いることで、擦り傷ややけどなどの皮膚軽い怪我の治りを早めてくれることが期待できるのです。
ラベンダーの精油は他のオイルと比較して刺激が少ないため、マッサージオイルなどとして肌に用いることができるものもあります。さらに、ラベンダーのオイルを用いると傷跡が残りにくくなると言われていることも嬉しいポイントです。
しかし製品によってオイルの濃度や含まれている成分などはかなり異なってくるため、直接肌に使用する際にはきちんと表示などを確認したりスキンケア用の製品を使用したりするようにしましょう!
ラベンダーの取り入れ方
ラベンダーにどのような効果があるのかが分かったところで、実際に生活の中にラベンダーを取り入れる方法を見ていきましょう!
方法は目的に合わせて、オイルやアロマなどを活用しつつ意外と簡単に取り入れていくことができます。ぜひ自分に合った方法を見つけてみてくださいね!
万能アロマスプレーを作ってみよう
ラベンダーの活用方法としておすすめなものがアロマスプレーです。アロマスプレーは簡単に作れるのに、ルームフレグランスや窓辺の虫よけ、さらには抗菌などの様々な用途に使用することのできる万能選手になりますよ!
- 無水エタノール もしくは 高度数(40度以上)のアルコール 5 mL
- 精製水 45 mL
- ラベンダー精油 少量
- 無水エタノール5 mLにラベンダー精油を10滴ほど加える。
- よく混ぜる。
- 混ざったら精製水45 mLを加ええる。
- よく混ぜる。
- スプレー容器に入れて完成。
アロマオイルやアルコールはポリプロピレン (PP)などのプラスチックを溶かしてしまうことがあるため、アロマスプレーを作る際に使用するスプレー容器には次のような素材のものを選ぶと安心です。
- ガラス
- ポリエチレン (PE)
- ポリスチレン (PS)
- 高密度ポリエチレン (HDPE)
- ポリエチレンテレフタラート (PET)
ラベンダーのアロマでリラックス
お部屋にアロマスプレーを吹きかけたりアロマを焚いたりすることで、お部屋全体が簡単にリラックス空間へと早変わりします。
特に寝る前や休日のリラックスタイムにラベンダーのアロマを使用すると、リラックスタイムの効果をより高めることができるんです!
ラベンダーのポプリで部屋中を心地よく
ポプリとはドライにした香りもののお花やハーブなどをビンの中に詰め合わせて、香りを楽しむものです。
見た目にも可愛らしいためインテリアとしても活用できますし、自分でも作ることができます。ぜひ自分の好みの香りや色合いになるように楽しみながら作ってみましょう!
- しっかり乾燥させたラベンダー (満開の時に摘み取ったもの)
- 密栓できるビン
- お好みのビン (なくてもOK)
- ラベンダーのアロマオイル
- お好みのアロマオイル (なくてもOK)
- 保留剤 (香りを整えて持ちを良くするためのもの)
作り方
- ドライのラベンダーの茎部分と花部分を分ける。
- 密栓できるビンの中にドライラベンダーと保留剤を入れる。
- ラベンダーのアロマオイルを加える。(お好みで他のアロマオイルをブレンドしてもOK!)
- ビンを密栓しよく降る。
- 数日おきに振って中身を馴染ませながら、冷暗所で2~3週間程度静置する。
- お好みのビンに入れ替えて完成。
使用するドライのラベンダーは確実に乾燥しているものを使用しましょう。もし水分が残っていると、カビや悪臭の原因となってしまうことがあります。
また、ポプリを作る際にはラベンダーと他のアロマオイルを混合して用いることで、より深い香りや効果を得ることもできます。アロマオイルだけではなく、シナモンなどのスパイスで香りをつけることもおすすめですよ!
身体の内側からラベンダーの効果を実感!
次はボディケアをはじめとして、身体の内側からラベンダーの効果を実感することのできる取り入れ方をご紹介していきます。
化粧品などで市販の製品がある場合には、上手に活用しながら取り入れてみましょう!
ハーブティーとして飲む
ハーブティーとしてのラベンダーは、ストレスや不安などにからくる精神的な不調に効果を発揮してくれます。
味、香り、見た目などをじっくりと味わいながらゆっくりと飲むラベンダーのハーブティーは、リラックスタイムのお供にピッタリです!
スキンケアに取り入れる
ラベンダーをスキンケアに取り入れる際には、ラベンダーの配合されている化粧品もしくはアロマスプレーを使ってケアを行います。
スキンケア用にアロマスプレーを作る際には希釈後の総量のうち、ラベンダーオイルの割合が0.5~1 %程度の濃度になるように調製しましょう。全体量を50 mLで調整する際に加えるラベンダーオイルの量は、次の量が目安となります。
濃度 | オイルの量 |
---|---|
0.5 % | 5滴 |
1 % | 10滴 |
敏感肌や肌が弱い方は低い濃度でも刺激を感じることがあるため、使用する際には低濃度かつ少量から試してみるなど注意して使用するようにしましょう!
ラベンダーのお風呂で心も身体もリラックス
入浴剤の代わりにラベンダーのオイルをお風呂に加えると、香りを楽しみながらラベンダーの肌へのスキンケア効果を得ることができます。
お風呂に加える場合のオイルの量は1~5滴ほどです。ただしアロマオイルはお湯に溶かすことができないため、少量の牛乳に溶かしてからお風呂に入れると水に溶けやすくなりますよ!
よりリラックス効果を高めたい場合には、お湯の温度を38℃くらいのぬるめに設定しておくことがおすすめです。
ラベンダーを生活に取り入れて、心も身体も癒されよう!
今回はラベンダーの持つ効果と普段の生活への取り入れ方についてご紹介してきました。
ラベンダーはアロマで楽しむだけではもったいないくらい、たくさんの効果を持っています。
ぜひ心地よい香りを楽しみながら、生活の様々な場面にラベンダーを取り入れてみてくださいね!
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