リップコンシーラーの魅力と使い方！おすすめアイテム５選

目の下のクマを隠したりシミやそばかすをカバーしたり…コンシーラーはベースメイクに使うもの、というイメージですが、唇に使う「リップコンシーラー」をご存知でしょうか？

リップコンシーラーは口紅やグロスなどのリップカラーを使う前に仕込んでおくコスメです。「手持ちの口紅がうまく発色しない」「もっとリップメイクを楽しみたい」という方におすすめのアイテムです。

今回はリップコンシーラーの魅力と使い方についてお伝えしていきます！リップメイクをワンランクアップさせてくれるお役立ちコスメ、ぜひチェックしてみてくださいね！

リップメイクがもっと楽しくなる、リップコンシーラーの魅力

いつもと同じ口紅やグロスでもリップコンシーラーを使うと、普段とは違った仕上がりのリップメイクを楽しめます。

まずはリップコンシーラーの魅力から説明していきましょう。

リップカラーの発色やもちが良くなる

せっかく素敵な色の口紅を手に入れたのに実際に塗ってみたらうまく発色しなかった…なんて経験はありませんか？それは元の唇の赤み、くすみなどの色味がリップカラーの発色を邪魔してしまうからです。

そんなときに活躍してくれるのがリップコンシーラーです。

リップコンシーラーのほとんどは通常のコンシーラーと同じようにベージュやオークルなど肌になじみやすい色をしています。口紅を塗る前に仕込んでおくと

• 赤み
• シミ
• 色ムラ

などをリップコンシーラーが覆い隠してくれるので、その後に使うリップカラーの色が見たままきれいに発色します。

また、リップコンシーラーをリップ下地として仕込んでおくと口紅のもちもアップします。

唇のボリュームを調節できる

ふっくらとしたボリュームがある唇は女性的で素敵ですが、時にはボリュームダウンさせたいときや小さい唇に見せたいときもありますよね。

そんな唇のボリューム調節にもリップコンシーラーがあると便利です。肌色に近いリップコンシーラーを使って唇の外側を塗りつぶしてしまえば、実際よりも小さな唇に見せることができます。

メイクやリップカラーに合わせて唇の形を自在にコントロールできるとリップメイクの幅もぐっと広がるでしょう。

口角を引き上げて見せる

不機嫌に見えたり、近寄りがたい印象を与えたり…何かとネガティブな印象に繋がってしまう下がった口角も、リップコンシーラーの塗り方次第できゅっと引き上げて見せることが可能です。

口角が下がっていると唇の端に影やくすみが生まれます。リップコンシーラーをハイライト代わりに塗ると口周りの暗さが消えてパッと明るくなるので、自然と口角が引き上がって見えるのです。

唇の印象を変える、目的別のリップコンシーラーの使い方

リップコンシーラーの基本的な使用手順は

1. リップコンシーラーを塗る
2. 口紅やグロスなどリップカラーを塗る

という2ステップ。さらに口元をどんなふうに見せたいかによってリップコンシーラーの塗り方や塗るポイントを変えていきます。

1.リップカラーの発色を良くしたい場合

唇そのものの赤みや色ムラを抑えて口紅の発色を良くしたい場合は以下のようにリップコンシーラーを使います。

2.唇のボリュームを抑えたい場合

ボリュームのある唇を小さく見せたいときは唇の輪郭部分を縁どるようにしてリップコンシーラーを塗るのでリップブラシを使います。

• 筆ペン型
• クレヨン型

など線を引きやすいリップコンシーラーを用意しておくのもおすすめです。

3.口角をあげて見せたい場合

下がった口角を引き上げて見せるには、リップコンシーラーで下唇の両端を部分的に塗りつぶした後で口紅を塗ります。線を描くようにリップコンシーラーを入れるので、この場合もリップブラシや筆ペン型・クレヨン型のリップコンシーラーを使いましょう。

さらに、リップメイクを際立たせたいときは

• リップブラシ
• リップペンシル

を使って唇の形を縁どるのがおすすめです。ただし、唇の輪郭をすべて縁どると古臭く見えてしまう場合があるので、上下のラインのみ縁どるのがおすすめです。丸みをつけるように縁どるとぷっくりとした立体的な唇が作れます。

4.グラデーションリップを作りたい場合

グラデーションリップとは唇の中央から外側へとグラデーションになっているリップメイク。じゅわっとにじむような発色とぷっくりとした立体感でセクシーな口元を演出できます。

以下のように、唇の中央部分が一番濃く発色するようにメイクしていきます。

唇はデリケートだからリップメイク前の保湿ケアは忘れずに！

唇は乾燥しやすく荒れやすいデリケートな部分。ファンデーションを塗る前にスキンケアをするのと同じように、リップカラーを塗る前にはリップクリームなどを塗って保湿しておきましょう。

油分が多いリップクリームを塗ったときはティッシュを2枚に薄くさいてティッシュオフすると油分を調節できます。

ただし、リップコンシーラーの中にはリップクリームのように

• 保湿成分
• 美容成分

を配合しているものもあります。リップ下地としての機能を兼ね備えているリップコンシーラーなど商品によっては保湿する手間を省けるものもあります。

赤みやくすみをカバーする、おすすめリップコンシーラー5選

最後におすすめのリップコンシーラーを5つご紹介します。今回は比較的プチプラブランドからピックアップしてみましたので、初めての方はお手頃価格のものから挑戦してみても良いかもしれません。

【CANMAKE】キャンメイク　リップコンシーラーモイストイン

お手頃価格で初めての方でもトライしやすいのが「キャンメイク」のリップコンシーラーです。

「モイストイン」の名の通り、「ヒアルロン酸Na」という保湿成分が配合された保湿効果に特化したリップコンシーラー。リップクリーム代わりにもなるので唇が乾燥しやすい方でも安心して使えるでしょう。

カラーは肌にすっとなじむミルキーピンク。スティック型でサイズもコンパクトなので持ち歩きにも便利です。

価格…580円（税抜）※編集部調べ
商品ページ…https://www.canmake.com/item/detail/7

【RIMMEL】リンメル　リップコンシーラー

「リンメル」のリップコンシーラーにはマカダミアナッツ油と植物性スクワランが配合されており、こちらも高い保湿力が魅力です。なめらかな質感と繰り出し式の形状で唇にスルスルと広がるので、唇の赤みもムラなくカバーできます。

無香料タイプなので香り付きが苦手な方にもおすすめです。

価格…900円（税抜）※編集部調べ
商品ページ…https://www.rimmellondon.jp/product/lips/lips_02.html

【kiss】キス　リップコンシーラーN

「キス」のリップコンシーラーには「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「アルガンオイル」などの美容液成分が配合されています。唇の赤みやくすみを補正しながら、乾燥やシワを目立たなくしてくれます。

「SPF12 PA+」でUVケア効果があるのも嬉しいポイントです。

価格…1000円（税抜）※編集部調べ
商品ページ…https://www.kiss-cosmetics.com/products/lips/LipConcealerN/

【COSCOS】コスコス　パーフェクトリップコンシーラー

コスプレイヤー専用コスメが揃う「コスコス」のリップ専用コンシーラーは元の唇の形や色をしっかりカバーできるので、より口紅本来の色を楽しみたいという方に最適のアイテム！

二度塗りすることでよりしっかりと色味を消すことができるようですが、初めて使う場合は少量を薄く重ねるなど調節しながら塗っていくのが良いでしょう。

「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「セラミド」「スクワラン」「アルガンオイル」「はちみつ」といった潤い成分も配合されており、高いカバー力だけでなく肌への優しさも兼ね備えています。

リップ専用とありますが、頬や小鼻などの気になる赤みのカバーにも使用できるようです。

価格…1200円（税抜）※編集部調べ
商品ページ…https://coscos.me/item/concealer.html

【DIOR】ディオール　フィックスイット

「ディオール」の「フィックスイット」はベースにも目元にも口元にも使えるマルチタイプのスティック型コンシーラー。

唇に塗ると縦ジワや色ムラをカバーして、その後重ねるリップカラーの発色を長持ちさせてくれます。

「ディオール」らしいオシャレな見た目でつい持ち歩きたくなるようなアイテムで、カラー展開は「ライト」「ミディアム」の2色です。

価格…4200円（税抜）※編集部調べ
商品ページ…https://www.dior.com/ja_jp/products/beauty-Y0929570-フィックス-イット-ディオールのバックステージから生まれた、マルチユースな2-in-1-プライマー%EF%BC%86コンシーラー

口元を明るくするリップコンシーラーはリップメイクの名脇役

リップカラーの発色をサポートして仕上がりを底上げしてくれるリップコンシーラーは言ってみればリップメイクの名脇役！

朝のメイクにはもちろんですが、

• 加齢で気になり始めた口元のくすみ
• 夕方になって顔に現れる疲労感

もきれいにカバーしてくれるのでポーチに一本忍ばせておくのがおすすめです。

大人の女性にとって顔を明るく華やかに見せてくれるコスメは欠かせません。唇の印象を変えてくれるリップコンシーラーもぜひ取り入れてみてくださいね！