家事で痩せる!生活筋力を鍛えるダイエット方法を紹介します
Date:2016.04.21
ダイエットしようと食事制限やジム通いを始めてみたけど、長続きせずにやめてしまった経験は、誰にでもあるはずです。「私は意志が弱いんだ。もうダイエットは諦めた!」と考えている人もいるでしょう。
そんなあなたにおすすめしたいのが、家事をしながらエクササイズをしてダイエットすることです。
家事そのものでカロリーを消費するのはもちろんのこと、エクササイズで筋肉がつき、代謝が良くなって痩せやすい体になるんです。
家事は毎日やっていますから絶対に続けられますし、全身の筋肉を鍛えながらダイエットするので健康的です。家事の時間を有効に利用してきれいに痩せたいなら、ぜひこの方法を試してみてください。
毎日こまめに家事をすればカロリー消費しやすい体になる
毎日の掃除、洗濯、お皿洗い、アイロンがけなどの家事は、カロリーを消費するチャンスです。普段の家事で、こんなにカロリーを消費しているんですよ。
お風呂掃除で消費するカロリーが、ヨガやウォーキングより多いなんて、びっくりですよね。
しかも、週1回ジムに通うよりも、毎日の家事で継続的に軽いエクササイズを取り入れたほうが、ダイエットには効果的なんです。
運動をするときの主なエネルギー源は、糖と脂肪です。この2つは運動の強度によって、使われる比率が違ってきます。
激しい運動では糖が多く使われ、軽い運動だと脂肪が多く使われるのです(ジョギング程度の強さの運動でほぼ50%ずつ)。
つまり脂肪を効率よく燃焼させ、肥満や生活習慣病を予防するには、たまに強い運動をするよりも、軽い運動を続けるほうが効果的なのです。
そして、家事エクササイズのいいところは、カロリーを消費しているということだけではありません。
こまめに動くことで、筋肉がついて基礎代謝が良くなり、痩せやすくなります。ダイエットのサイクルが自然に出来上がってくるというわけです。
「家事しながらダイエット」のポイントは大きな動作といい姿勢
さきほど紹介したように、普通に家事をしていてもカロリーは消費され、筋力アップとダイエットにつながります。
でも、ちょっとしたコツを覚えれば、家事のダイエット効果はもっと高まります。そのコツは、大きな動作で腕や脚を動かすことと、背筋を伸ばすことです。
例えば、窓ふきするときには、背筋を伸ばして腕を大きく動かしましょう。掃除機でソファーや机の下を掃除するときは、片足を大きく前に出して姿勢を低くし、腕を大きく前に出すのも効果的です。
他にも、家事にほんの少しトレーニングの要素を付け加えるだけで、ダイエット効果がアップするものがあるので紹介します。
体をひねりながらのお風呂掃除でウエストにくびれを作る
お風呂掃除はもともと消費カロリーが多い家事ですが、体をひねりながら浴槽を磨くようにすると、さらにダイエット効果がアップします。
ひねり運動を加えると、お腹の両側にある腹斜筋(ふくしゃきん)を鍛えることができます。腹斜筋はウエストのくびれを作る筋肉なので、ここを鍛えてあげると、女性らしいシルエットに近づけるんです。
- 浴槽に向かい合うのではなく、浴槽と少し距離を開けて横向きにかがむ
- 浴槽とは反対側にある手で、浴槽を磨く
途中で左右を交代しながら磨きましょう。ひねりすぎると腰や背中を痛めることがあるので、体勢が辛ければ、体の角度を少し浴槽向きにするなどの調節をしてください。
お腹の両サイドがねじれていることを感じながら掃除しましょう。
洗濯物干しスクワットでおしりと太ももを引き締める
洗濯カゴから洗濯物を取り出して、ハンガーやピンチに吊るすとき、前屈みになって作業している人はもったいない!
洗濯物をとって、ハンガーに吊るすという上下の動作は、スクワットになります。このときにも、「背筋を伸ばす」というコツを思い出してください。
- 洗濯カゴを床に置く
- 片足を前に出し、背筋を伸ばしたまま膝を曲げて腰を落とす
- 洗濯物をとったら、膝を伸ばして立ち上がる
10回くらいで前後の脚を入れ替えます。おしりと太ももに特に効果的ですよ。
1分間に10回行ったとして、消費カロリーは160kcal/30分です。普通に洗濯干しをするだけだと27kcal/30分なので、消費カロリーが5倍以上になっているのがわかります。
お皿洗いに運動をプラスして下半身シェイプアップ
最後に、洗い物のときに使えるテクニックをご紹介します。ここでも、背筋を伸ばすというポイントは忘れないでくださいね。
- 脚を肩幅に開く
- 背筋を伸ばし、腹筋を背中側に引き寄せる
- かかとを上げてつま先立ちになる
他に、こんな運動もあります。
- 脚を肩幅に開く
- 背筋を伸ばし、腹筋を背中側に引き寄せる
- 片足ずつ、かかとをおしりに当てるように膝を折り曲げる
1秒毎に左右の足を交互にリズミカルに上げましょう。左右30回ずつが目安です。脇腹、おしりや太ももの引き締めが期待できます。
お皿洗いは35kcal/30分ですが、この足上げ運動を加えると、消費カロリーが150kcal/30分増えます。
日常生活での筋力アップをサポートするEMR
家事の筋力アップ&全身ひきしめ効果をさらに高めてくれるのがプロテインです。
プロテインというと、「ボディビルダーなど、激しい運動をする人が飲むもの」というイメージが強いので、馴染みがないという女性も多いでしょう。
しかし、今回紹介する「EMR」配合のプロテインは、家事程度の運動でも筋肉の量を増やしてくれる効果があります。
EMRは、お蕎麦に含まれるポリフェノール「ルチン」を酵素処理した成分です。動物実験では、EMRを摂ったら、運動をしなくても筋力がアップしたという結果が出ています。
運動しなくても筋力が増えるくらいなので、運動したらもっと増えそうで期待が持てますよね。EMR配合プロテインは、EMRなしのプロテインに比べて、筋肉を増やす効果がかなり高いことも実験でわかっています。
EMR配合のプロテイン商品は、水で溶かして飲むタイプ(ココア、ピーチ、フルーツミックス味)のほか、ちょっとしたおやつにもなるバータイプ(チョコ、ナッツ、バニラ味)があります。
プロテインを買って飲むのは抵抗があるという女性でも、バータイプなら取り入れやすそうです。家事の筋トレ効果を高めるために、試してみてはいかがでしょうか。
家事しながらダイエットを成功させるために注意したいクセ
せっかく「家事しながらダイエット」を実践しても、筋力バランスが崩れていると、効果が激減してしまいます。
実は、ダイエットには筋力のバランスが大切です。あまり使われていない弱った筋肉があると、体がスムーズに動かなくなって代謝が悪くなり、その結果太りやすくなります。
体が前後・左右にゆがんでいる時には筋力バランスが悪くなりがちです。体がゆがまないように姿勢や生活習慣に気を配りましょう。こんなことに心当たりがあったら注意が必要です。
- ショルダーバッグをいつも同じほうの肩にかけている
- 脚を組んで座る
- 食べものを片側だけで噛んでいる
- 立つときに、片方の脚にだけ体重をかけている
- 頬杖をつく
- 猫背で携帯電話を長時間操作している
家事しながらダイエットで時間もお金もかけずにきれいになる
ここまで、家事しながらダイエットのやり方、効果アップに使えるプロテインや注意点をご紹介してきました。いかがでしたか。
家事をするとき、この2点を意識すれば、ながらダイエットの効果は格段にアップしますから、どんな家事をするときでも実践してください。
- 背筋を伸ばし、お腹を背中側に引き寄せる
- 腕や脚を大きく使う
反対に、かばんをいつも左肩にかけるとか、脚を組んで座るなど、体がゆがんでしまうようなことはやらないようにしましょう。
「家事しながらダイエット」なら絶対に続けられます。そして、家事を一生懸命やるようになるので家の中もきれいになり、いいことずくめです。ぜひ、実践してみてくださいね。
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