マルラオイルの効果と便利な使い方、究極の美容オイルといわれる理由
Date:2018.05.09
マルラオイルというオイルをご存知ですか?シミやシワなど、あらゆる肌トラブルに良いとされ、ハリウッドセレブの間でも大人気なのだとか。
マルラオイルとはどのようなオイルで、どのような効果があるのか、そしてどうやって使えば美肌効果を得られるのかなど、マルラオイルについて詳しくご紹介します。
これ1本あれば全身のケアが出来るマルラオイル。その素晴らしさを知って、是非毎日のスキンケアに取り入れてみてください。
この記事の目次
マルラオイルとは「神の木」と呼ばれるマルラの実から採れるオイル
様々なオイルがある中で、最近注目を浴びているのがマルラオイルです。
南アフリカ原産のマルラという木の実から採れるオイルがマルラオイル。南アフリカでは「神の木」とまで呼ばれる、薬効の高い植物なんです。
現地の人には古くから万能オイルとして親しまれてきました。
動物達もその香りに誘われるのか、マルラの実はエサとしても人気があるようです。
熟して落ちた実は地上で自然発酵し、アフリカ象がその実を好んで食べるそうです。そこから「エレファントツリー」という名前まであるそうですよ。
オレイン酸が主成分
マルラオイルの主成分はオレイン酸で、美肌効果が高いといわれるアルガンオイルと比べても2倍近い量が含まれています。
オレイン酸は人の皮脂にも含まれている成分なので、とても肌に馴染みがよく、肌の水分をキープする働きがあります。
精製と未精製がある
マルラオイルには、未精製と精製したものがあります。
未精製は低温圧搾法でオイルを搾って不純物を除いたもの。何も手を加えていないので、ほんのりと金色をしています。
精製オイルは溶剤での抽出、蒸留、脱臭などの工程を経て作られるオイルで、基本的には無臭で無色です。
どちらがいいかは好みです。
未精製のオイルは酸化しやすいというデメリットがありますが、栄養価が高く、肌への効能を考えるとこちらの方がいいでしょう。
精製オイルは、未精製と比べると栄養価は劣るものの、安定しているために酸化しにくく、また臭いなどもありません。
不純物も未精製と比べると細かいものまで取り除かれいているので、肌への刺激は少ないといえます。
どっちも使ってみて、自分の肌に合うものを選ぶのが一番です。
マルラオイルはにおいの少ないオイルなので、未精製でも使いやすいでしょう。
アルガンオイルを超える美容効果!?マルラオイルの効果効能
アルガンオイルと比較されることが多いマルラオイルですが、どのような美肌効果が期待できるのか、具体的に見てみましょう。
高い保湿力
マルラオイルは、主成分のオレイン酸を始め、
- ビタミンC
- ビタミンE
- リノレン酸
など、ビタミンや肌に馴染む脂肪酸が含まれています。肌のキメを整えて、水分を保持する働きに優れているのです。
保湿力が高くて、水分が蒸発しないようにしっかり閉じ込めてくれるので、荒れて乾燥した肌もしっとりしてきます。
浸透が良い
オレイン酸とリノール酸のおかげで、オイルとは思えないほどさらっとしていて肌への馴染みがとてもいいのが特徴です。
アルガンオイルもスーッと肌に馴染んですぐに浸透してしまいますが、マルラオイルはさらにさらに優れた浸透力を持つオイルです。
肌に塗るといつまでもヌルヌルすることなく、肌に吸い込まれていく感じです。浸透が良いので、塗った後のべたつき感もありません。
外部刺激から肌を守る
肌に馴染みが良くて水分をしっかり閉じ込めるということは、肌のバリア機能を高めることにもつながります。
水分を閉じ込めるという点では、肌だけでなく髪にもいいんです。ヘアケアに使うことで、ドライヤーの熱や紫外線からも髪を守ります。
肌を柔らかくする
リノール酸には肌を柔らかくする働きがあるので、使うほどに肌がふっくらしてきます。
水分を逃がさない作用との相乗効果で、お肌をしっとり柔らかく整えてくれます。ごわごわとカサついた肌も、段々柔らかくなるのがわかります。
年齢肌のケアに
ビタミンCとビタミンEが含まれているので、抗酸化作用にも優れています。
シミやシワの原因となる活性酸素を除去することで、細胞の酸化を防いでくれるのです。
アルガンオイルもオリーブオイルの3倍以上の抗酸化作用があるといわれていますが、マルラオイルはオリーブオイルの10倍ともいわれているので、そのすごさがわかりますね。
年齢を感じ始めたお肌のケアには最適です。
敏感肌でも安心して使える
質の良いオイルでも、敏感肌の人はオイルの成分が刺激になってしまうことがありますが、マルラオイルならその心配はないかも知れません。
でも、マルラオイルには抗ヒスタミン作用があり、かゆみや赤みなどの肌のトラブルを抑えてくれるので、敏感肌の人でも安心して使えます。
- アトピー性皮膚炎
- 吹き出物
- ニキビ跡
- かゆみ
- 赤み
などのトラブルに有効だとされています。
これ1本で全身のケアが出来る!マルラオイルの使い方
人気のアルガンオイルは、未精製だとアルガンオイル独特の香りがするため、それが苦手だという人もいます。
でもマルラオイルはほぼ無臭なので、オイルの臭いが苦手な人でも使いやすいでしょう。
ブースターとして使う
肌を柔らかくするために、まずはブースターとして使ってみましょう。肌のゴワツキが気になる人におすすめの方法です。
洗顔後の肌に、化粧水をつける前に数滴のマルラオイルを先に顔に塗ります。
その後に化粧水を塗るととても馴染みが良くなります。最後は乳液などでしっかり蓋をします。
美容液代わりに
化粧水の後に、美容液代わりに使うのもおおすすめです。乾燥が気になるときは、化粧水の水分が逃げないように、マルラオイルでしっかり蓋をしましょう。
いつも通り、洗顔後の肌に化粧水を塗ったら、その後にマルラオイルを数滴肌に馴染ませます。
手に数滴とったら、必ず手の平で温めてから馴染ませましょう。その方が浸透が良くなります。
全身のマッサージオイルとして
ボディの保湿をするためのオイルとして使ってもいいですし、手の滑りを良くするマッサージオイルとしても使えます。
特に脚がむくみやすい人は、お風呂上がりにマルラオイルを使ってマッサージをしてみてください。
手に適量をとって足に馴染ませ、足の裏やふくらはぎを下から上に向かってマッサージをします。
リンパの流れも良くなるし、肌の保湿も出来て一石二鳥です。
ヘアケアに
マルラオイルは髪の毛の潤いを閉じ込めて、しっとりまとまる髪を作ります。ドライヤーの熱から髪を守るために、洗髪後に使います。
タオルドライした髪にマルラオイルを塗ります。ごく少量で構いません。数滴手にとて、手の平でよく温めてから毛先を中心に馴染ませてください。
それからドライヤーをかけると髪がしっとりして広がりません。つけすぎるとベタベタになってしまうので、ごく少量で大丈夫です。
洗髪後は出来るだけ早くドライヤーをかけることで髪の潤いをキープできますよ。
頭皮のパック、マッサージに
週に1回のスペシャルケアとして、頭皮のマッサージに使ってみましょう。
- 500円玉大くらいのオイルを手に取って、それを頭皮に馴染ませます。
- 毛穴の汚れを浮かせるようなイメージで、頭皮をしっかりマッサージします。
- 蒸しタオルもしくはシャワーキャップをかぶってそのまま10〜15分おきます。
- その後はいつも通りにシャンプーします。
頭皮も時にはクレンジングやパックなどのスペシャルケアが必要です。
オイルが毛穴の汚れを浮かせて清潔に保つとともに、頭皮の乾燥を防いで柔らかく保ちます。頭皮が健康になれば丈夫な髪も育ちやすくなります。
ハンドクリームとして
さらっとして馴染みのいいオイルなので、ハンドクリーム代わりに使うのもおすすめです。
特に手荒れが気になる時は、寝る前に手に化粧水を塗ってからマルラオイルを塗ります。それからコットンの手袋などをして寝ると、翌朝は手がしっとりしていますよ。
かゆみ止めとして
マルラオイルだけでもかゆみ止めの効果があるのですが、よりその効果を高めるには、精油(アロマオイル)もプラスしてみましょう。
少々高価な精油ですが、お肌への効果は絶大。スキンケアにもよく使われる精油です。
マルラオイル小さじ1に対してカモミール・ローマン精油を1滴加え、それをかゆみが気になるところにも塗ってみてください。
顔にもボディにも使えます。
ネイルオイルの代わりに
ハンドクリームとして塗るついでに、指先まで塗ってネイルケアもしてしまいましょう。
爪の付け根や周りにマルラオイルを塗ってよくマッサージします。爪の乾燥を防いで、割れるなどのトラブルを防ぎます。
肌を健やかに保ち美肌を作る。乾燥肌や敏感肌にも優しいマルラオイル
オイル美容のファンは増えてきていると思いますが、私もその一人です。余計な添加物が入っていないですし、お肌にも嬉しい栄養素がたっぷり。
オイルは伸びが良いので、1回に使う量がとても少ないんです。オイル自体は高価だと感じるかもしれませんが、コスパを考えると結局安くなる場合が多いんです。
1本あれば美容液代わりにもなるし、パックもできるし、顔だけでなく全身に使える。とても便利なオイルです。
肌質を選ばず使えるオイルなので、是非1度使ってみてください。
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