マスクをすると耳が痛い!痛みストレスからフリーになろう
Date:2018.12.11
春や秋には花粉対策として、冬には風邪予防や、寒さ対策として、マスクは手放せません。また、最近ではすっぴん隠しや、唇や顔の乾燥対策としてもマスクを使っている方も多くいらっしゃいます。
マスクは一般的に長時間使用することが多く、しばらくつけていると、ゴム紐を掛けている耳が痛くなってしまいます。風邪をひいている時など、どうしても外せない場面だと、とても辛いですよね。
今回は、マスクを装着する際にお悩みの方も多い、耳が痛くなってしまうことへの対策を詳しく見ていきましょう。
この記事の目次
マスクを正しく使っていますか?使い方に原因がある場合も
マスクは、正しいサイズや使い方をする事で、フィット感が高まり、効果が発揮できます。マスクのサイズ選びや使い方をチェックしてみましょう。
- 正しく使えているかチェックしてみよう
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- 耳のうしろは肌荒れしていないか?
- マスクのサイズは正しく選んでいる?
- 眼鏡のつるでマスクを押し当てていないか?
- 鼻までしっかりマスクをつけている?
耳のうしろは肌荒れしていないか?
マスクをかける耳のうしろは、乾燥してしまったり、炎症が起きていたりしても、自分では目が届かず、肌荒れしていても気がつかない場合があります。
乾燥する時期は、マスクのゴムの摩擦からも、乾燥が助長されてしまうので、耳のうしろのスキンケアも忘れずに保湿するなど、保護しておくと良いでしょう。
マスクのサイズは正しく選んでいる?
サイズが大きすぎる場合は、花粉やウィルスが侵入しやすくなってしまう心配があるので、気にされる方は多いかと思います。
しかし、サイズが小さすぎることは、あまり気にしていない方も多くいらっしゃいます。鼻や口まわりのフィット感を気にして、ゴムのサイズ感はあまり重視されていない傾向にあるようです。
- あなたに適したマスクのサイズの測り方
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- 親指と人差し指をL字に開きます。
- 親指の先端を耳の付け根のマスクがかかる部分に当て、人差し指の先端を鼻の付け根から1cm下の部分に当てます。
- その親指と人差し指の間隔を測ります。
- 測った長さによってマスクのサイズを選ぼう
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- 9〜11cmの場合、子供サイズ
- 10.5~12.5cmの場合、小さめサイズ
- 12~14.5cmの場合、ふつうサイズ
- 14cm以上の場合、大きめサイズ
眼鏡のつるでマスクを押し当てていないか?
マスクを着用したまま、眼鏡やサングラスをかける場合、マスクのゴムを押し当ててしまう状態になるので、耳が痛くなる原因となることが考えられます。
花粉の時期などは特に、マスクと眼鏡を併用することは多いでしょう。眼鏡の歪みによって引き起こされる場合もあるので、定期的に眼鏡の調整をしておくと良いかもしれません。
鼻までしっかりマスクをかけている?
長時間マスクをつけたままにしていると、息苦しくなって鼻を出したり、会話をする時に顎まで下ろすこともあるでしょう。その上げ下ろしが、頻繁だと耳に負担がかかることもあります。
また、マスクのゴムは、正しく着用することを想定した長さに作られています。鼻までしっかり覆う、正しい着用方法で着用しなくては、ゴムの引きが強くなり、耳への負担が大きくなってしまうので注意しましょう。
- マスクを正しく着用するための注意点
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- プリーツのあるものは、プリーツが広がり立体的な形になるようにする。
- ワイヤー入りのものは、ワイヤーを鼻の形にフィットさせる。
- 鼻から顎まで覆うように着用する。
マスクのゴムの太さや材質によって、耳の痛さが軽減される
マスクのゴムが細いものは耳に食い込みやすく、耳に負担が掛かり、痛みを引き起こします。
最近では、マスクのゴムが平らに太く作られているものがあったり、耳に掛ける部分まで不織布で作られているものもあります。
そのような、耳の負担を考えて設計されているマスクの種類も増えているので、試してみると良いでしょう。
サッとできる方法として、ゴムを伸ばしてから着用する
マスクをつけるタイミングは、お出かけ前のバタバタした時間が多いかもしれません。また、使い捨てのマスクは、個体差によりゴムがきつく感じることもあるでしょう。
着用中に気が付いた時にもサッと手軽にできるので、耳の痛みや、違和感を感じてからでもすぐに試せます。
方法は、マスクのゴムの部分を手で引っ張り、少し伸ばすだけで、シンプルな方法です。
ただし、力を入れすぎてしまうと、ゴムのつなぎ目が破れてしまったり、ゴムが伸びすぎてしまうことも考えられるので、少しずつ伸ばして調整してみましょう。
コットンでカバーする!?痛みを防止するアイテムもある
着用する時事前に、アイテムを使って痛みを防止する方法やアイテムがあるので、見ていきましょう。
手軽にできるのは、コットンや絆創膏
まずは、特別に用意する必要がなく、普段家庭にあるコットンや絆創膏で痛みを防止してみても良いかもしれません。
コットンを使う場合は、マスクのゴムにコットンを巻きつけてからマスクを着用します。コットンが耳への負担をソフトにする効果が期待できます。
絆創膏を使う場合は、マスクのゴムがかかる耳の後ろに、目立たないように絆創膏を貼ります。耳の方をカバーするのでマスクの動きによってズレる心配がありませんが、見えないように注意しましょう。
ヘアスタイルをアップにした場合はヘアピンも使える
ヘアスタイルをアップにした場合は、耳の斜め上あたりのサイドの髪に、ヘアピンで留めておくこともできるでしょう。
髪に固定するため、耳への負担がゼロになるのが利点ですが、ヘアピンを留める場所を探すのにコツが必要となります。
耳を保護するイヤークリップ
市販されている、耳を保護するイヤークリップは、耳に直接装着してからマスクを着用します。
ゲルなどの柔らかい素材で作られており、マスクだけでなく、眼鏡の負担も軽減する効果がるので、眼鏡とマスクを併用される方に良いでしょう。
マスクバレッタ
通販などで販売されているマスクバレッタは、先ほどご紹介したヘアピンよりも、簡単にマスクを留められるアイテムです。
両端に、マスクを引っ掛けるフックがついており、後頭部につけて、マスクを引っ掛けるだけでマスクを着用できます。ヘアピンと同じく耳への負担が無くなるのが嬉しいところです。
貼るタイプのマスク
貼るタイプのマスクも市販されています。医療用など、肌に優しいテープで出来ているので、肌への負担も考えられていますが、着脱などを考えると、使用シーンを選ぶ必要があるでしょう。
サイズの合ったマスクを正しく使って、耳の痛みから解放されよう
耳が痛くなることへの対策は、今まであまり目を向けていなかったかもしれません。しかし、マスクが手放せないのに、耳が痛くなってしまうことは、大きなストレスになりかねません。
マスクのサイズや使い方を見直すだけで、痛みが軽減されることに期待できるのであれば、実践する価値はあるでしょう。
また、どうしても痛みが我慢できず、辛い場合は、耳の痛みに特化した市販のアイテムもあるので、活用してみてくださいね。マスクのストレスから解放されましょう!
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