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食材のまとめ買いのコツと家族が喜ぶ献立の考え方

Date:2018.05.17

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食材のまとめ買いのコツと家族が喜ぶ献立の考え方|女性の美学
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「今晩の夕飯は何にしよう」
「家計のために食材は安いものがいいな」
「健康のためにも彩り豊かなメニューにしたい」

ご飯を作るときって、意外と頭を使いますよね。献立を考えて、買い物に行って、重い荷物を持って急いで帰って、冷蔵庫に整理してしまって、ご飯を作る。

生きるために欠かせないことですが、やっぱり大変。夕飯だけならまだしも、ご家庭によってはお弁当作りや週末のランチもですよね。「なんで人間は3食も食べるのだろう…」と憂鬱な気分になることも。

せめて「献立の考え方」や「効率的な買い物の方法」を知りたいと思いませんか?

そこで今回は、スキマ時間を有効活用できる「まとめ買いの方法と家族が喜ぶ献立の考え方」をご紹介します!


▼動画で見たい方はコチラから

まとめ買いのメリットとデメリット

「まとめ買い」って色々なメディアで特集されていて、よく耳にしますよね?「まとめ買い」にはイイことがたくさん!忙しい人にこそ、まとめ買いをおすすめします。

とはいえ「私も試してみよう!」とチャレンジしても、長続きしないこともよくあります。それは、まとめ買いのデメリットに、はまってしまったからかもしれません。そのデメリットを攻略しなくては長続きしませんよね?

まずは、まとめ買いのメリットとデメリットをまとめてみました。メリットだけじゃなく、意外とたくさんのデメリットがあります。これは、続かない人がいるのも納得です。

■メリット
  • 毎月の食費がわかりやすい。
  • 無駄なものを買わずに済むため、食費を抑えることができる。
  • 買い物に行く回数が減るため、時間を有効に使える。
  • ネットスーパーを使えば、重い物を運ばずに済むのでラクチン。
■デメリット
  • 事前に献立を考えて行かなくちゃいけないのが面倒。
  • まとめて買うと冷蔵庫に入りきらない。
  • 予定外の外食で、食材を使いきれない。
  • 食材の鮮度が落ちる。
  • 特売商品を買えないため、食費がかさむ場合もある。
  • まとめ買いがいいと思って、たくさん買いすぎてしまう。

長続きする「まとめ買い」のポイント

まとめ買いのデメリットを攻略するために、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。長続きするまとめ買いのポイントをご紹介しましょう。

〈ポイント1〉事前に献立を考えない

献立を考えるのって本当に大変。まとめ買いをしようと思い、1週間の献立を考えて、必要なものをリストアップして、買い物に行くだけで、3時間はかかりそうですよね。これが長続きしない大きな理由かもしれません。

だから、思い切って、献立は考えないことをおすすめします。もちろん、すぐに食べたいメニューが思いつけば、それはいいのですが、無理に献立を絞り出す時間の方がもったいない。気楽にまとめ買いをしてみましょう!

ちゃちゃっとまとめ買いをして、献立はその日ごとに考えればOK。冷蔵庫をチェックして、今日は鶏料理が食べたいなと思ったら、冷蔵庫にあるものと一緒に、ネットでレシピ検索。「鶏肉、玉ねぎ、レシピ」と検索すれば、たくさんのレシピが出てきます。

冷蔵庫を見てから献立を決めればいいので、食材を使い切ることができ、無駄にせずに済むので一石二鳥です!

〈ポイント2〉1回の上限金額を決め、毎回買う食材も決めておく

献立は考えなくても、ある程度、毎回買う食材の種類を決めておくといいです。買うものに悩まずに済み、買い物が早く終わります。

例えば、1週間分まとめ買いしたいなと思ったら、お肉3日分、お魚3日分、卵、ホウレンソウなどの葉物野菜、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、納豆、といった具合。

これ以外には、自分で決めた買い物の上限金額の範囲内で、その時の特売品や好きなものをいくつか買えばOK。

献立を決め込んで、その材料を一つ残らず買うより、買い物にゆとりを持たせた方が長続きします。食材が足りなくなったり、突然食べたいメニューがあったら、その時は買い足しに行けばいいと思うと気が楽ですね!

〈ポイント3〉肉や魚は買ったら冷凍庫へ

まとめ買いの結果、一番よくないのは、食材を使いきれずに腐らせてしまうこと。経済的にも食育的にも、これだけは避けたいですよね。

ですから、お肉やお魚など腐りやすいものは、当日使うもの以外、すぐに冷凍庫へ入れてしまいましょう。

昔と違い、冷蔵庫や電子レンジは性能の良いものばかり。冷凍しても、品質を損なうことなく保存してくれ、レンジの解凍機能もドリップを出さず、まるで自然解凍かのような仕上がりにしてくれるものも。これらをフル活用しましょう。

冷凍すれば、通常より長く日持ちするので安心です。とはいえ、できるだけ傷みやすいものから使いたいですよね。

せっかくですから、お肉の冷凍保存のポイントを押さえておきましょう。傷みやすい順番を覚えておき、食材を使う時に参考にしてください。

お肉の日持ち
  • 鶏、豚、牛の順に保存がきく(鶏が一番傷みやすい)
  • ひき肉、細切れ、スライス、ブロックの順に保存がきく(ひき肉が一番傷みやすい)
お肉の冷凍保存ポイント
  • 発泡スチロールのトレーのまま冷凍させない。ラップやジップロックで小分けにして空気に触れないように冷凍。
  • 一度解凍させたら、使い切ること。再び冷凍すると味も品質も落ちてしまう。

〈ポイント4〉冷蔵庫が空になったら買いに行く

せっかくまとめ買いしても、冷蔵庫がパンパンで入りきらないと意味がありません。きちんと冷蔵庫に保管できるようにしたいですよね。

買い物は、毎週決まった曜日に行く必要はありません。ある程度使い切って、食材がなくなったころに、買い物へ行きましょう。

買い物の間隔は、5日だったり、1週間だったり、10日だったり。買い物に行く頻度によって、節約を実感できるのも、まとめ買いの楽しいところです。

〈ポイント5〉ネットスーパーを活用する

ネットスーパーを利用したことはありますか?

「食材は自分で選びたい」
「新鮮なものを選んでくれないのでは?」
「値段が高そう」

そんな風に思って敬遠されているかもしれませんが、心配するより、ぜひ一度試してみてください。思った以上に便利ですよ。

■時間を有効活用できる!
通勤中の電車内やちょっとしたスキマ時間に、スマホで注文したら、指定した時間に配達してくれます。
■丁寧な梱包や分類で、冷蔵庫への収納もラクチン!
卵は割れないように梱包して、食材もそれぞれビニール袋に入れられ、常温品、冷凍品、冷凍品など分類してくれているんです。重い荷物を運ぶ手間もなく、梱包する手間もなく、冷蔵庫への収納も簡単!
■新鮮な食材を選んでくれる!
素人が食材の良し悪しを判断するのは難しいですが、スーパーの人が食材を選んでくれるので、自分で選ぶより良い気がします。新鮮じゃないものはクレームにつながるので、スーパー側も注意して選んでいるのではないでしょうか。
■購入金額を把握できて経済的!
ネットスーパーは経済的に考えても良いですよ。ネット上で買い物かごに商品を入れると、合計金額が表示されます。現実世界の買い物では、暗算か電卓で計算しないと、合計でいくら買おうとしているのか分かりませんよね。金額を気にしながら、毎回決まった金額を買えるので、家計簿をつけなくても毎月の食費がいくらなのか把握できるのです。

節約のために、チラシを見て、特売品を色々なスーパーに買いに行くのもいいですが、時間効率を考えたら、ネットスーパーの方がオトクかもしれません。時間もコストですからね。

ママは楽ちん!家族が喜ぶ献立表の作り方

まとめ買いのポイントの1つ目に、「献立を考えない」と書きましたが、それに代わるもう一つの方法をご提案します。

献立を考えるのが面倒なら「家族に献立を考えてもらおう!」という方法。ただ、事前準備が必要です。最初に準備すれば、あとはラクチン!ぜひ試してみてくださいね。

我が家のオリジナルメニュー表を作る

レストランで食べたいメニューを選ぶのって楽しいですよね。子ども達も我先にと選びたがります。

そこで、お店のメニュー表のように「我が家のオリジナルメニュー表」を作るんです。一度作れば、あとは家族に食べたい物を選んでもらうだけ。ママは楽ちんで、家族は大喜びです!

1、ママが作れるメニューを書き出して一覧表にする
この時、鶏料理、豚料理、魚料理、副菜一覧など大まかにカテゴリー分けをしておくといいですよ。
2、週に一度、家族に食べたい物を選んでもらう。
家族に一人一品ずつ選んでもらう。週に一度は「自分の日」という特別感を味わえるので、夫や子どももハッピーです!
3、選ばれたメニューの材料をまとめ買いする。
まとめ買いをするときに、家族が選んだメニューの材料も一緒に買います。家族のメニューの日以外は、冷蔵庫に残っている材料を使って作れば、家族の希望も叶えつつ、食費の節約もでき一石二鳥。みんな大満足ですね!

まとめ買いのオススメ食材

気楽にまとめ買いをしたい方は、毎回買うものを決めてしまいましょう。上限金額の範囲内で、その時のお買い得品を組み合わせれば、まとめ買い完了です!食材を組み合わせて、様々な献立を楽しみましょう。

1、鶏肉

安くて栄養豊富。煮たり、焼いたり、蒸したり、揚げたり、使い方も色々!日持ちの良さを考えるなら、鶏ひき肉より胸肉やモモ肉の塊肉がオススメ。

●レシピ例:蒸し鶏のネギ醤油掛け、親子丼、から揚げ、グラタン、ポトフ、鶏肉とジャガイモの煮物など

2、豚肉

鶏肉の次に安いお肉。疲労回復効果もあり、レシピも豊富。

●レシピ例:豚肉の肉じゃが、野菜の肉巻き、豚肉の竜田揚げ、角煮、チャーシュー、野菜炒めなど

3、お魚

お肉だけでなく、お魚も買っておきたいですね。焼くだけでその日の主役になりますし、便利で栄養もたくさん。旬なお魚を選んだり、お買い得なもの選びましょう。

●レシピ例:塩焼き、煮つけ、フライ、ムニエルなど

3、葉物野菜やピーマン

小松菜やホウレンソウなどの葉物野菜やピーマンは、緑がきれいで食卓に彩を添えてくれます。色を意識するだけで、献立の栄養価もアップしますし、何より食欲が湧きます。

●レシピ例:おひたし、胡麻和え、お味噌汁、ピーマンの肉詰め、野菜炒めなど

4、根菜類

大根、ニンジン、玉ねぎ、じゃがいもなど日持ちしやすく、どんな料理にも使える欠かせない食材です。

●レシピ例:カレー、シチュー、煮もの、コロッケ、マリネなど

5、卵

栄養価はもちろん、日持ちしますし、彩も添えてくれます。料理の幅も広いため、使い方いろいろ。必ず買っておきたい食材ですね。

●レシピ例:卵焼き、目玉焼き、スクランブルエッグ、キッシュ、野菜入りオムレツなど

6、もずくやワカメなどの海藻類

海藻類も栄養が高く、いろいろな使い方ができるのでオススメです。もずく酢はそのままでも料理の一品になりますよね。

●レシピ例:ワカメときゅうりの酢の物、タケノコとワカメの煮物、ワカメスープ、お味噌汁など

6、缶詰

鯖缶やツナ缶、トマト缶など、常備しておくと便利ですよ。残り食材を使って、一品増やすことができます。

●レシピ例:鯖の大根おろし醤油がけ、ツナとトマトのパスタ、ツナと大根のサラダなど

7、あると便利な調味料

しょうゆ、みそ、砂糖、塩、みりん、酒は基本ですが、それ以外に豆板醤、ポン酢、ごま、鶏ガラだし、コンソメ、小麦粉、片栗粉、ごま油、オリーブオイルなどは用意しておきたいですね。和洋中のレシピができるので、残り食材でも飽きずにレパートリーを増やせます。

気楽にオトクに楽しく!まとめ買い習慣を始めよう!

今回は、まとめ買いのコツや献立の考え方についてご紹介しました。いかがでしたか?簡単なことを意識するだけなので、誰でもすぐに試せます。

インスタでおしゃれな料理が出ていたり、作り置きが流行っていたり。「世の中の主婦はどんだけすごいんだ!」と圧倒されてしまいます。私もそんなスーパー主婦になりたい!と憧れますが、現実は難しいですよね。

でも、そんなに無理をしなくてもいいと思います。自分にできる範囲で、気楽に、なるべくストレスなく家事をこなすことが大切です。

まとめ買いの習慣を身につければ、きっと今より少しは楽になれるはず!生まれた時間を自分のために使ってくださいね。

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ライター:kei

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