乾燥肌のための潤いメイクのコツ、1日中乾燥しない肌を作る!
Date:2018.06.01
いくら保湿効果が高いというファンデーションを使っても粉が吹いてしまう。そんな乾燥肌で困っている女性は多いと思います。
冬ならまだしも、汗の季節でも肌が乾燥することがありますね。
私も以前は夏でもファンデーションが粉を吹くほどのひどい乾燥肌でしたが、今では冬でも粉が吹くことはありません。
乾燥肌でも綺麗にメイクをしたい!そんな悩みをお持ちの方に、私の実体験も交えながら、乾燥肌の人がどうすれば1日中潤いをキープできるのか、メイクのコツをご紹介します。
ガサガサだからと諦めないでください。肌は必ず変わります。
この記事の目次
乾燥肌のメイクはスキンケアを手抜きしてはいけない
私はひどい乾燥肌だったとき、「ファンデーションがいけない」のだと思っていました。
なんだかんだいって、乾燥肌にあっている保湿力の高いファンデーションがないのだと思っていたのですがそうではありませんでした。
やっぱり、保湿が足りていないことが原因だったのです。
保湿は前日の夜から始まっている
保湿というのは何を使うかも大事ですが、どう使うかも大事なんです。
高価な化粧品を使えば保湿が出来ると思ったらそうではないんですね。
化粧水の塗り方にも一工夫してみてください。
- 化粧水は一度にたくさんつけず、2~3回に分けて重ねづけする
- ハンドプレスをして化粧水を浸透させる
- 口周り、小鼻の周りなども指の腹を使って丁寧に塗る
- 少し時間をおいて化粧水が馴染んでから乳液またはクリームを塗る
こんな感じです。
化粧水を塗るのはコットンでも手でも構いませんが、最後はハンドプレスで良くなじませてください。
そして大事なのが、立て続けにあれこれ塗らないことです。私は多分これをやっていたので、化粧品の浸透が悪かったのだと思います。
ひとつずつの工程に時間をかけて、丁寧にスキンケアを行うことで肌の保湿力は格段にアップしますよ。
朝は正しい洗顔で余分な皮脂や汚れを落とす
乾燥肌だと朝洗顔料を使わないでぬるま湯洗顔の人も多いと思います。
しかし肌の調子によってはしっかりと洗顔料を使って汚れを落とした方が乾燥対策になる場合もあるんです。
毎日でなくてもいいので、1日おきくらいに洗顔料でしっかり洗った方が肌は健康になります。
汚れがたまりやすいところ、TゾーンやUゾーンを洗うだけでも効果的。
- 保湿力の高い洗顔料を使う
- 肌をこすらない
- 短時間で終わらせる
- 体温よりも低いぬるま湯で洗う
このようにすれば、肌への負担を抑えながら洗顔が出来ます。
ただし、肌がガサガサになっていたり、朝から皮が剥けているような状態であれば無理に洗わず、軽く汚れを落とす程度にしておいてください。
正しい順番、量で基礎化粧品を使う
化粧品には適量がありますし、正しい使い方があります。
例えば美容液など、化粧水のあとに使う場合が多いと思いますが、洗顔後すぐに使う、と書いてあるものもあります。
使い方を間違えたり、使う量が少なすぎたりすると化粧品の効果が得られません。
使い方をよく読んで、正しい量、正しい使い方を守ってください。
乾燥がひどいところは必要に応じて重ね塗りを
今日は特に乾燥がひどい、そんな時は重ね塗りをしましょう。私もやっています。
化粧水、乳液とぬったら、時間をおいてもう一度化粧水と乳液を塗ります。
こうすることで保湿力が格段にアップ。毎日する必要はないので、肌の状態をみながらやってみてください。
コットンパックもおすすめ
プチプラな化粧水を使っても保湿力を高められるのがコットンパックです。
2~3分おいて、コットンが乾く前にはがし、乳液などを塗りましょう。
このひと手間で乾燥がかなりおさまります。
乾燥肌のための保湿コスメ選びのポイントと使い方のコツ
乾燥肌の人は化粧品やメイクアイテムの選び方にもコツがあります。自分の肌に合った物を使わないと乾燥がひどくなってしまうこともあるからです。
セラミド入りの基礎化粧品
乾燥肌の人は角質のセラミドが不足していることが多いもの。化粧水などはセラミド入りのものを選んでみてください。
乾燥肌に合った化粧下地選び
化粧下地にも毛穴をカバーするタイプやくすみをカバーするものなど色々なタイプがあります。
乾燥肌の人は保湿力の高いものを選びましょう。紫外線カット効果のあるものだと日焼け止めも兼ねることが出来て便利です。
- 保湿力がある
- 肌のキメを整える
などの働きがあるかどうかを確認してみてくださいね。
乾燥しない下地の塗り方
ムラなく、肌が乾燥しないように化粧下地を塗るのにもコツがあります。
まず使う量ですが、これは記載されている量に従ってください。もし「適量」と書いてあってわからない場合は、パール粒大を目安にするといいでしょう。
塗るときは、
- おでこ
- 鼻
- 両頬
- 顎
の5カ所に分けておき、それを内側から外側に向かって伸ばしていくとムラになりにくいです。
ファンデーションを塗る前に、何もついていないスポンジで全体を軽く抑えると下地が密着して肌が乾燥しづらくなりますよ。
自分の肌に合ったファンデーションを選ぶ
肌が乾燥するからと、リキッドファンデーションを使っている人が多いと思うんです。私もそうでした。
リキッドファンデーションは油分と水分を乳化させるために界面活性剤が使われていることが多くて、これが乾燥肌には刺激になってしまうことがあります。
また、カバー力の高いクリームファンデーションを使うと肌への密着度が高いために、クレンジングでも負担をかけてしまいます。
むしろ添加物の少ないパウダーファンデーションの方が乾燥肌には負担が少なく、乾燥しにくいといえるでしょう。
ミネラルファンデーションなどは最低限の原料で作られていて、石けんで落とせるものも多いので肌に負担がかかりにくいファンデーションですよ。
乾燥の度合いも人によってかなり違うので、
- 肌に負担をかけない成分で出来ている
- 落としやすい
などの基準で選んでみて、自分の肌にあっている、使いやすいファンデーションを選ぶといいと思います。
化粧下地にオイルを加える
パウダーファンデーションがどうしても粉っぽくなってしまうという人は、化粧下地にオイルか美容液を1滴加えます。
そうすると水分を閉じ込める働きも高まりますし、自然なツヤ感を出すことも出来ます。
粉が吹かないパウダーファンデーションの塗り方
ファンデーションを塗る時に、パフで肌をこすってしまっていないでしょうか。
乾燥肌の人は角質層が傷んでしまっていることが多いため、パフでこすると皮が剥けたり粉を吹いたりします。
こんな方法で塗るとパウダータイプでも粉を吹かないですし、厚塗りを防ぐことが出来ますよ。
- パフはこすったり滑らせたりしないで、ポンポンと軽く抑えるようにして塗っていきます。
- 小鼻の横や口周りなどよれやすいところはパフに残っているファンデをつけるくらいでOKです。
- 全体に塗ったら、最後はパフの何もついていないところで抑えると肌にしっかりと馴染みます。
これはリキッドでもパウダーでも同じです。自然な仕上がりにするには少し手間をかけて塗っていくことが大事ですよ。
スポンジやブラシは常に清潔に
バリア機能が低下した乾燥肌は外部刺激を受けやすくなっているものです。
肌に直接触れるスポンジやブラシは最低でも週に1回、できれば2~3日に1回は洗って、清潔さを保ちましょう。
スポンジなどに雑菌がついているとそれが肌への刺激となって、余計に肌が荒れてしまいます。
休日はアイメイクだけでも
肌の乾燥がひどい時には少しメイクをお休みした方がいい場合もあります。でもすっぴんでいるのは難しい、という時はアイメイクだけにしてみませんか。
顔全体は乳液または化粧下地にパウダーだけでも十分。眉とアイライン、もしくはマスカラだけしておけばすっぴんには見えません。
それに色付きのリップをしておけば、肌の負担は減らしつつ、メイクをしている感じは出せると思います。
こすらない!乾燥肌のためのメイク直しのコツ
乾燥肌の人はメイクを直すのも一苦労です。
化粧崩れが気になるからといって、よれているところにファンデーションを塗り直すと余計によれてしまったりして、収拾がつかなくなります。
粉吹きなし!よれないメイク直し
メイクを直すときはファンデの上からファンデを塗り直さないこと。よれたところを一度落とすことが大事です。
- よれているところに乳液を塗ります。
- 軽くティッシュオフします。
- ブラシでフェイスパウダーを軽く塗ります。
これでOK。パフで塗ると塗りすぎてしまうことと、こすってよれてしまうことがあるので、携帯用のブラシを一つ持っておくといいですね。
ミスト化粧水だけで終わらせないこと
肌が乾燥するからとミスト化粧水を使っていませんか。
化粧水をつけたままにしておくと水分が蒸発する時に肌の水分も一緒に蒸発してしまうため、余計に肌が乾燥してしまうのです。
ですから、ミスト化粧水を使うなら、つけたあとに軽くティッシュオフして薄く乳液を塗っておきます。
こうすれば肌の乾燥を防ぐことが出来ます。
あぶらとり紙は使わない
あぶらとり紙を使うと気持ちがいいくらい皮脂が取れるので、1日に何度も使ってしまっていませんか。
たしかによく取れるのですが、あぶらとり紙を使いすぎると皮脂を取りすぎてしまうため、肌が余計に乾燥してしまうのです。
皮脂を取るならティッシュで十分。顔の上にティッシュを置いて軽く抑える程度で余分な皮脂はとれます。
もしあぶらとり紙を使いたいなら、1日1回までにしておきましょう。
保湿対策を徹底すれば乾燥肌でも1日中潤いがキープできる
乾燥肌の人でも1日中潤いをキープするためには、メイクをする前の保湿が重要だということがお分かり頂けたと思います。
乾燥肌は何よりもファンデーションを塗る前のベース作りが最大のポイントです。
保湿さえ徹底しておけば、ファンデーションが粉を吹くこともないし、メイクがよれてくることもありません。
スキンケアには少し手間がかかりますが、手間をかければ肌はこたえてくれますよ。
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