なまこ石鹸の美容効果で全身すべすべ!保湿効果抜群の新定番石鹸
Date:2017.02.10
なまこ石鹸という不思議な名前の石鹸が人気を集めています。なまこというと、あの海の生物ですが、そのエキスが入った石鹸。
マレーシアのお土産としてもらったことのある方もいるかもしれませんね。
この石鹸は強力な肌の再生能力をもっていて、全身すべすべになるそうですよ。美容に関心が高い人の間ではすでに大人気のなまこ石鹸の魅力をお伝えします。
この記事の目次
保湿効果抜群のなまこ石鹸とは
なまこというと、あの海にいる少々気味の悪い生物ですが、そのなまこを使った石鹸が今大人気なのだとか。
保湿効果も抜群で、エイジングケアにも役立つそうです。一体どんな石鹸なんでしょうか。
マレーシアのお土産として人気!
マレーシアは四方を海に囲まれた島国。そのマレーシアで売られているなまこのエキスが入った石鹸が美容に良いと評判になっています。
特にランカウイ島で作られているなまこ石鹸が有名だそうで、お肌にいいのに現地では価格も1個300円程度とリーズナブル。
なまこのエキスがたっぷり入っている石鹸
なまこをココナッツオイルで煮込んで作った「なまこ油」から作られたのがなまこ石鹸です。
なまこを煮込んで、なんていうとちょっと抵抗があるかもしれませんね。でも、乾燥肌にもいいですし、女性の肌に嬉しい美容成分がたっぷりなんです。
なまこのエキスが入っているといっても、見た目は普通の石鹸ですからご安心ください。
むしろ、普通の石鹸よりもカラフルなものもあったり、天然香料でリラックス効果もある石鹸も。種類も豊富で選ぶのも楽しくなりますよ。
このなまこ油、現地では500年以上も前から傷や病気に効く万能薬として利用されてきたそうです。
肌の再生能力を助けるなまこのパワー
なまこは切られても再生が可能ってご存知でした?しかも、溶けても生き返るという再生能力の持ち主。
なまこには目や耳などの感覚器官がなく、外からの情報を処理するための脳も持っていないのです。
口と肛門しかないので、外敵から身を守るためには溶けて液状になるといいます。そして2週間ほどで元の姿に戻るのです。
それほどの再生能力を持っているなまこのエキスがエイジングケアにいいとされているんですね。
中華料理でも乾燥なまこは高級食材として知られていますし、漢方でも使われているのに、日本ではなぜかあまりメジャーな食材ではないですね。
全身すべすべ!なまこ石鹸の美容効果
何となくお肌に良さそうなことは分かりましたが、具体的にどのような美容成分がお肌にいいのか知りたいですね。
なまこ石鹸の秘密をもっと掘り下げていきたいと思います。
肌の潤いを守るセラミド
肌の表面にある角質層は、角質細胞という細胞がレンガのように並んでいて、その間を細胞間脂質というものが埋めるような形になっています。
ものすごく薄い表皮ですが、この細胞間脂質が少なくなってしまうと乾燥してめくれてきてしまいます。
そうすると肌のバリア機能が低下して雑菌などが入りやすくなり、肌荒れの原因になってしまうんですね。
ですから肌の潤いを守るためには細胞間脂質でしっかりと角質層を埋めてあげることが大切です。
その細胞間脂質の一つがセラミド。肌を保湿をするためにはただ水分を与えるのではなく、セラミドを補うというのはスキンケアの常識となりつつあります。
肌のハリを保つコラーゲン
なまこは見た目も何だかヌルヌルしていますが、身体のヌメリ成分は主にコラーゲンです。
私たちの肌の弾力を保つために不可欠なコラーゲンは、年齢とともにどんどん劣化していきます。これをサポートできるのがなまこ石鹸のすごいところ。
しわやたるみは症状が進むとケアするのにも時間がかかります。
気になりだす前に、肌の
- ハリ
- 弾力
を保つコラーゲンたっぷりのなまこ石鹸でエイジングケアをしていきたいものです。
水分保持には欠かせないヒアルロン酸
肌の潤いを保つ成分としてヒアルロン酸も見逃せません。表皮の潤いを保つのがセラミドなら、その奥にある真皮の潤いを保つのがヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸は1gで6リットルもの水分を保持できるといわれる成分で、コラーゲンとともに肌のハリを保つのに欠かせません。
ヒアルロン酸が減少すると肌がしぼんだ印象になってしまいますし、しわも気になりますね。
肌のツヤを良くするコンドロイチン
コンドロイチンというとグルコサミンと並んで関節痛の緩和などに良いとされる成分ですが、実は美肌作りにも役立つんです!
というのも、細胞の
- 保水性
- 弾力性
を保ち、コラーゲンの隙間を埋めながら肌の潤いを保ちます。
体の中でも作られる成分なのですが、残念ながら加齢とともに減少していきます。
足りなくなると、
- しわ
- 乾燥肌
- たるみ
などの原因になるので、積極的に摂取したい成分なんです。なまこ石鹸にはコンドロイチンも含まれていますから、エイジングケアに最適、というわけです。
肌を清潔に保つホロトキシン
ホロトキシンは水虫薬に使われる抗菌・抗真菌成分としてよく知られています。
1969年、京都大学薬学部の学生だった島田氏が自宅で10年研究を続けた結果、結晶化に成功したという成分。日本で発見された成分だったんですね。
乾燥なまこは漢方でも高価な材料の一つですが、このホロトキシンのおかげでカビが生えないのです。
ホロトキシンはサポニンの一種で抗菌作用に優れています。皮膚や毛穴の汚れをしっかり落として清潔に保つ働きがあります。
天然の界面活性剤・サポニン
サポニンは高麗人参や大豆などにも含まれており、水に溶けると泡立つ性質があるので、天然の界面活性剤としても使われている成分です。
つまり、なまこは天然の洗浄成分としても役立つということです。なまこはこすっていると泡立ってくるそうですよ。
なまこ石鹸はこのサポニンのおかげで、生クリームのようなきめ細かい濃密な泡を作ることが出来ます。
その濃密な泡が毛穴の奥までしっかり洗浄してくれるので、
- くすみがちな肌
- 大人ニキビが出来やすい肌
にも向いているんです。
抗菌作用の他に抗酸化作用もあり、アンチエイジングに役立つとされています。
効能に合わせて使い分け!なまこ石鹸の種類
なまこは色によって種類が違い、一番水揚げが多いのは青なまこだそうです。
黒や白は食べない代わりに中国などに輸出されてきました。化粧品に使われているのは、黒、白、赤ですね。
それぞれ色によって効能が違うので、自分の肌悩みにあったものや好みのものを選んでみてください。
お肌がプルプルになる白なまこ石鹸
コラーゲンたっぷりの白なまこ石鹸。ヌメリが多くて肌の弾力が気になる人におすすめの石鹸です。
エイジングケアに使いたい、という時は白なまこ石鹸の方がいいかもしれませんね。
保湿効果大の黒なまこ石鹸
石鹸として美容効果が高いとされているのは実はこちらの黒なまこ石鹸。上質ななまこを使用しているので保湿効果も高いのだとか。
肌にやさしいので、
- 乾燥肌
- 敏感肌
- アトピー肌
の人にもおすすめです。
保湿性という点から選ぶなら黒なまこ石鹸の方がいいかもしれませんね。
最高級赤なまこの石鹸
なまこは種類によって色が違い、赤なまこは味もいいので高値で取引されるそうです。その赤なまこを使ったコラーゲンたっぷりの赤なまこせっけん。
能登の赤なまこ石鹸
保湿効果の高いアスタキサンチンと能登の海洋深層水を配合した国産のなまこ石鹸。天然成分にこだわって作られた枠練り石鹸は洗顔後のツッパリ感もなくお肌がしっとりすると口コミ評価も高いです。
価格:1890円
カラフルで香りのバリエーションも豊富
発祥の地ランカウイ島では、様々な色や香りのなまこ石鹸が売られています。カラフルで選ぶのにも目移りしてしまいそう。
天然の香りがついているものなら、リラックス効果もあってバスタイムがさらに楽しくなりそうです。
なまこ石鹸トロピカルスイート
シアバター配合で保湿力もアップ。オレンジとピーチの香りがついているので1日の終わりにお風呂でリラックスしたい時におすすめの石鹸です。
価格:1700円
泡立て方がポイント!なまこ石鹸の使い方
なまこ石鹸で美肌効果を得るために、ちょっとした使い方のポイントがあります。それをご紹介しますね。
洗顔に使う時の泡立て方のポイント
なまこ石鹸は少し泡立ちが悪いので、泡立てネットを使ってしっかり泡立てましょう。
- 泡立てネットを濡らして手の平にのせます。
- その上に石鹸をのせてネットにこすりつけます。
- 石鹸を外してネットをこすり合わせると泡が立ってきます。
泡が少ない状態で顔を洗うと、どうしても肌をゴシゴシとこすって刺激を与えてしまうので、しわやシミの原因になります。
もっちりたっぷりの泡を作って、泡を転がすようにして洗顔してください。
身体を洗う場合もしっかり泡立てて
身体を洗う時も、ボディスポンジなどを使ってしっかり泡立てた方がいいですね。乾燥肌の人は特に注意してください。
泡が少ない状態でスポンジでこすったりすると皮脂を取りすぎて全身乾燥してしまいます。
スポンジやボディタオルは泡を立てるために使います。顔と同じ、身体も泡で洗うようにしましょう。
浴室など溶けやすい場所におかない
なまこ石鹸は溶けやすいという特徴があるので、高温多湿の場所に置かないようにしてください。
浴室にそのまま置いておくのは良くないですね。
プチプラなのに美容効果抜群のなまこ石鹸を使ってみたい!
なまこというと酢の物などで食べる以外あまりみかけませんし、そもそも普段の食卓に上る食材でもありませんよね。
食べる以外にも美容アイテムとしての利用法があるということはまだまだ知られていません。
形が悪かったり小さかったりして高級食材として使われなかったなまこは、これまで大量に廃棄処分となっていたそうですが、この美容効果を考えるとなんてもったいないことを…ませんか。
なまこ自体の見た目はさておき、美容効果抜群のなまこ石鹸。ぜひ1度使ってみてください!
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