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毎日手軽に食べられるバナナの効能・効果。美容と健康にピッタリ!

Date:2017.02.10

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毎日手軽に食べられるバナナの効能・効果。美容と健康にピッタリ!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/banana1016/

昔は高級な果物で、入院のお見舞いなどでしか食べられなかったというバナナ。今やスーパーやコンビニなどでも見かける、安価でポピュラーな果物となりました。 

安くて手軽に食べる事ができ、栄養価も高く、食事をバナナに置き換えるダイエット等も人気です。 

置き換えダイエットは栄養が偏りがちになる為、安易におすすめできませんが、さまざまな栄養素を含むバナナなら、朝食に置き換える程度であれば心配もありません。 

美容だけでなく、健康な体作りを助けてくれる、とても優秀な食材です。 

今回はバナナが持つ栄養素ごとに、美容・健康にどのような効果があるのか、詳しくご紹介していきます。 


どのぐらい知ってますか?まずはバナナの基礎知識

当たり前に日本でも売っているバナナですが、国内では栽培されない果物である事はご存知でしょう。 

私達がよく口にするバナナは、どこからやって来るのでしょうか? 

バナナはバショウ科バショウ属の植物です。高さ2〜10メートルの、一見すると木に見間違える程の大きな草に実がなります。

バナナが栽培されるのは、通称「バナナベルト」と呼ばれる、赤道から南北30°の間の地域。 

日本に輸入されるバナナの産地は多い順に、フィリピン、エクアドル、台湾です。 

一口にバナナと言っても、その種類はなんと300種類以上もあるそうです。 

主に

  • 生食用
  • 料理用

があり、日本で一番よく見かけるバナナは、ジャイアント・キャベンディッシュ(Giant−Cavendish)という品種です。 

熱帯、亜熱帯地域でしか栽培されないバナナが初めて日本に輸入されたのは明治36年(1903年)の事です。 

栄養素・成分別に見るバナナの効果・効能

食べることでさまざまなメリットをもたらしてくれるバナナ。主要な成分とどのような効果があるのか見ていきましょう。 

お腹の中を綺麗にしてくれる!食物繊維

 

5大栄養素に次ぐ、「第6の栄養素」とも言われる食物繊維は、便秘解消など「お通じ」に良い事は有名です。 

バナナには食物繊維が、100gあたり約1.1g含まれています。 

食物繊維には

  • 水溶性食物繊維 
  • 不溶性食物繊維 

の2種類があります。 

バナナはこの2種類の食物繊維を、両方とも持っているのです。 

水溶性食物繊維はその名の通り、水に溶ける性質を持つ食物繊維です。粘度が高く水を含むとゲル状になります。 

  • オクラ 
  • モロヘイヤ 
  • なめこ  

等のヌルヌルは、この水溶性食物繊維によるものです。 

水溶性食物繊維は便を柔らかくし、人体に害のある物質を体の外へ排出します。 

また、コレステロールの吸収を抑える働きもあるので、高脂血症の方にもおすすめです。(食べ過ぎは逆効果ですので、あくまでも適量で。) 

不溶性食物繊維は、 

  • ゴボウ 
  • かぼちゃ 
  • さつまいも 
  • 豆類   

などに含まれています。 

こちらは腸の動きを活発にしてくれます。また、食べ応えがある食品が多い為、咀嚼を促し食べ過ぎの防止にも効果があります。 

更にバナナには腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を良くするオリゴ糖も含まれています。 

バナナは便秘しがちだと言われる女性の強い味方になってくれるのです。 

代謝を上げ、元気な体作りをサポートするビタミンB群

ビタミンB群は代謝に深い関わりのある栄養素です。 バナナ100gあたりの含有量は下記の通りです。

栄養素 含有量
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.04mg
ビタミンB6 0.38mg

ビタミンB1は糖質の分解を促し、疲労回復、ストレスを緩和します。 

ビタミンB2は、皮膚や粘膜の代謝を促進します。口内炎などを予防し、肌荒れも防いでくれます。 

ビタミンB6はたんぱく質の分解・吸収を助ける働きをします。 

筋肉を付けたい人・維持したい人は、たんぱく質と同時にビタミンB6も欠かせません。 

また、ホルモンバランスを整える効果もあるので、月経前症候群(PMS)で悩む方にも必要な成分です。 

このようにビタミンB群は代謝を上げる働きをするので、脂肪が燃えやすくなり、ダイエットにも効果を発揮します。 

塩分の過剰摂取を防ぐカリウム

カリウムの主な役割は、摂取し過ぎたナトリウムを尿として排出する事です。 

このため、塩分の摂り過ぎで起こるむくみや高血圧を予防します。 

また、血の流れを良くする働きもあります。カリウム含有量の比較(100gあたり)は下記のとおりです。

食品名 カリウム含有量
バナナ 360mg
イチゴ 170mg
ミカン 150mg
リンゴ 120mg

水に溶けてしまう性質がある為、洗ったり茹でたりせず、そのまま食べられるバナナはカリウム摂取には適しているのです。 

しかし、カリウムは腎臓機能に障害を持つ人が摂取し過ぎると、過剰に摂取した分を排出できない為、手足の脱力感や吐き気などを起こす「高カリウム血症」にかかる恐れがあります。 

バナナはカリウムが多く含まれていますので、腎障害をお持ちの方は注意が必要です。 

骨や歯の形成を助けるマグネシウム

マグネシウムは骨内に多く含まれるミネラルの一種です。カルシウムと作用する事で、健康な骨や歯を作る重要な役割を持っています。 

この為、骨粗鬆症の予防には欠かせない成分です。また、神経の興奮を抑える働きもあります。 

バナナには100gあたり約32mgのマグネシウムが含まれています。 

マグネシウムはカルシウムとのバランスが重要です。どちらか一方だけを過剰に摂取すると、もう片方が不足してしまいますので、気をつける必要があります。 

その他の効能〜花粉症にも効果あり!?

どの成分が作用しているのか、また、具体的なメカニズムなどはまだ解明されていませんが、2010年12月に第8回日本機能性食品医用学会で報告された研究結果によると、バナナを摂取することでスギ花粉症の症状が抑制されたという研究結果が出ているそうです。 

花粉症を発症すると血液中の好酸球数が増加しますが、毎日バナナを摂取する事により、この好酸球数が増えるのを抑える効果があると判明したとの事。 

毎年春が来ると憂鬱な気分になる方には朗報ですね。 

ジュースにしたり、混ぜたり…効果的なバナナの摂取方法


冒頭で、バナナは栄養豊富なので置き換えダイエットにも適していると書きましたが、個人的には置き換えはあまりオススメしません。 

何故ならバナナは消化が良過ぎて、置き換えにするとすぐにお腹が減ってしまうのです。(※私個人の意見です) 

それではどのように摂るのが良いのでしょう?そのまま食べても勿論美味しいバナナですが、摂り方のバリエーションをご紹介します。 

話題の「バナナ酢ダイエット」
バナナ一本に対して100gの黒砂糖と200ccの酢で漬け込み、2~3日置いておくと出来上がり。 
この酢を5~10倍程度に割って飲むというものです。お酢とバナナの健康効果で様々な効能が期待出来ると言われています。(勿論、漬けた実も食べられます)
野菜と一緒にスムージーに!
沢山の野菜や果物をてっとり早く摂れるスムージーですが、材料によっては非常に飲みにくい味になってしまうことも。 
その点、バナナはスムージーの材料としてはとても優秀です。 
しっかりとした甘みがあり、ミキサーにかけると滑らかになるので喉越しも良く、おいしいスムージーが出来上がります。
女性にいいことづくめ!豆乳バナナドリンク
大豆にはたんぱく質やイソフラボン等が含まれています。 
これらとバナナに含まれるビタミンB6は相性がいい為、前述のバナナの効能を更に高めてくれます。
ヨーグルトに混ぜる
乳酸菌を含んだヨーグルトと一緒に摂取することで、更なる整腸効果が期待できます。
シリアルに混ぜる
慌ただしい朝でもササッと用意して食べる事が出来ます。 
シリアルと一緒なら腹持ちもUP!お昼まで頑張れます。
腸に更にやさしい!ホットバナナ
バナナをトースターやフライパンで焼いたり、電子レンジで温めるだけ。 
温めて摂取することで更に腸の働きが良くなります。
お好きな果物と合わせて、フルーツサラダに
一度に沢山のフルーツを摂る事が出来る、女性には嬉しいメニューです。 
欧米では古くから日常的に食卓を飾るポピュラーな料理だそうです。 
味付けも色々あるようなので、お好みのものを探してみて下さい。
意外にいける!?ちょっと変わった食べ方
カレーに入れる、天ぷらにする、生ハムと合わせてサラダにする…等、斬新なメニューも色々あります。 
最近流行りの「甘じょっぱい」フレーバーが、意外とクセになるかも?

寒さに弱いバナナの上手な保存方法

最後に、自宅でのバナナの保存方法をお教えします。 

バナナは熱帯の果物ですので、寒さに弱く、温度が13℃以下になると低温障害を起こしてしまいます。保管する時は15〜20℃の風通しの良い場所に置きましょう。 

谷型に置くと下になった部分が痛んでしまいますので、山型に置くか、もしくはバナナスタンドを使用すると良いです。 

バナナはエチレンガスを発生させる為、ビニール袋に密封した状態で保管すると成熟が早まります。 

南国の恵みを取り入れて、健康的な食生活を!

バナナの豊かな甘みは、お菓子を食べたいという欲求も満たしてくれます。 

それでいて栄養価も高く、美容・健康にも効果がある。お見舞いの品として重宝されていたのも頷けます。 

食生活が偏りがちな大人だけではなく、お子さんのおやつにも適した果物です。 

上手に保管して最後まで美味しく食べて、バナナの効果で元気にキレイになりましょう! 

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ライター:machi

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