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夏のエアコンは我慢ゼロで節約できる!お得に使う11のポイント

Date:2018.08.01

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夏のエアコンは我慢ゼロで節約できる!お得に使う11のポイント|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/natueakonsetuyaku4819/

年々暑さが増す一方の、日本の夏。2018年は、世界的にも異常気象と言える酷暑が訪れています。

エアコンは、もはや生活必需品。

夏のエアコン使用は避けて通れないものの、電気代はできるだけ節約したいところですね。

そこで今回は、エアコンの電気代を「我慢しないで」節約する方法についてご紹介していきます。

ちょっとした工夫や小さな手間をかけることが、大幅な省エネに繋がります。今日からできる【11個の対策】を見ていきましょう♪


【1】注意事項「我慢はあくまで禁物です!」

エアコンの電気代を節約する……というと、「つけないで我慢する」ことばかりを考えてしまいがちです。

でも、身体に負担をかけてまで我慢するのは絶対にNGです!

扇風機などエアコン以外の方法で暑さをしのげるのは、基本的に外気温30℃までが限界と言われています。

エアコンをつけずに涼をとる方法が使えるのは、「エアコンをつけなくても涼しいと思える」状態のときです。

扇風機を回しても打ち水をしても「暑い」と感じるならば、もうエアコンを我慢する段階ではないと考えましょう!

「エアコンをつけない」とか「設定温度を高くしすぎる」といった我慢や無理をしないこと。それを大前提として、今回の内容を読み進めていってくださいね。

【2】真夏のエアコン代を節約する方法♪11選

さて、早速「エアコンの電気代を節約する方法」について見ていきましょう♪

(1)エアコンをつける前に換気する

暑い日に帰宅すると、お部屋の中の空気が熱気となってムワッと襲ってきますよね……。でも、慌ててエアコンのスイッチをONにする前に、まずはお部屋の換気をしましょう。

熱くなってしまった空気を外へ逃がして新鮮な空気を採り込んだ後、改めてエアコンをつけます。

こもった熱気を外へ出すことで、エアコンのスタート時の負担を減らすのです。もちろん、スイッチをつけた後は忘れずに窓をしめてくださいね。

(2)頻繁なON・OFFは逆効果

昔はこまめなスイッチオフが節電と言われていましたが、最近は諸説耳にします。

  • 「冷房は24時間つけっぱなしの方がお得だ」
  • 「いやいや、やっぱりこまめにスイッチを切った方がお得だ」

真逆の情報に右往左往してしまいそうです。いったいどちらが正しいのでしょうか?

結論から言うと、夏のエアコンは「1日2回以上スイッチを入れるなら、24時間つけっぱなしの方が安い」というのが、現代では正解です。

電化製品は、基本的にはスイッチをONにしたとき(立ち上がりの瞬間)が一番大きな電力を消費します。とくにエアコンはその傾向が強く、その反面、運転が安定してからはそんなに大きな電力を使いません。

いったん冷えた部屋の温度をキープし続ける方が、スイッチを頻繁にON・OFFするよりも、電力負担が少ないのです。

「でも、24時間つけっぱなしの状態では、やっぱり電気代が心配……」

そうですよね、わかります。しかしここ10年以内に設置した機種であれば、24時間つけっぱなしにしたときの電気代は1日あたり約15〜30円ほど増えるだけです。

古い機種の場合はまた異なる可能性がありますが、「こまめなON・OFFをしすぎない」というのはもはや節電の常識なのですね。

(3)長時間の不在時には消してOK

ただし、外出時にエアコンのスイッチを切った方が良い場合があります。

それは、長時間にわたり部屋に誰も人がいない場合です。

とくに一番暑い時間帯である昼間、仕事に出るなどして何時間も無人になるのであれば、その間ずっと部屋を冷やし続けているのは無駄な電力消費と言えます。

部屋に誰かがいるときには熱中症対策としてもつけておくのが基本ですが、もしも長時間人がいない状態が続くのであれば、スイッチをOFFにした方がむしろ電気代は下がります。

たとえばあなたが毎朝仕事に出て夜帰ってくるのであれば、

帰宅後にエアコンのスイッチをONにする

夜中、寝ている間はつけっぱなしにする

朝起きて、外出するときにOFFにする

というサイクルにすれば、エアコンをON・OFFするのは1日に1回のみなので、最も効率良く省エネできますね。

逆に「ちょっと買い物に出る」というときにはエアコンはつけっぱなしで出た方が電気代は節約できます。

この「ちょっとの時間」「長時間」のボーダーラインが何時間くらいになるのかは、外気温やエアコンの機種によって異なります。

エアコンを切るべき「長時間」の目安は30分とも3時間とも言われていますが、一概には言えません。

気になる場合は、一度お部屋を冷やした状態からエアコンをOFFにしてみて、室内が暑くなってくるまでの時間を計ってみると良いでしょう。

(4)除湿機能を上手に使う

エアコンの機能にある「冷房」と「除湿」。どちらを使うべきか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

除湿機能を上手に活用すると、電気代を節約することができます。

エアコンの機種にもよりますが、多くの場合、お部屋が充分冷えた後に冷房運転から除湿運転に切り替えることで、電気代を安くできます。

というのも、多くのエアコンに搭載されている除湿機能は「弱冷房除湿」という機能であり、これは通常の冷房よりも少ない電力で稼動できるためです。

弱冷房除湿とは、フィルターから採り込んだ空気をエアコンの内部で除湿・冷却して再びお部屋に排出する機能です。

具体的には、エアコンの内部で空気を冷やし、あえて結露を発生させます。発生した結露を取り除くことで空気を除湿し、温度・湿度ともに下げた空気を再び吐き出す……という仕組みです。

除湿運転の電力の方が、冷房運転よりも少なくて済みます。それに加え、人間の身体は湿気が少なくなればなるほど涼しく感じるため、除湿運転では設定温度を1〜2℃上げても快適に過ごしやすいのです。

ジメジメした状態では26℃でも蒸し暑く不快に感じることがありますが、サラッと乾いた空気の中では28℃でも充分涼しく感じます。

このため、基本的には除湿運転の方が、冷房運転よりも省エネ効果を期待できます。

ただし、エアコンの機種によってはかえって除湿が高くつくケースがあるので注意が必要です。

もしもお部屋のエアコンの除湿が「冷え過ぎ防止機能(再熱除湿)」である場合、冷房運転よりも電気をたくさん消費する可能性があります。

再熱除湿機能とは、その名のとおりエアコンの中に採り込んで冷やした空気を、寒すぎない適温まで温め直してからお部屋に排出する機能です。一度冷やすだけでなく「温める」ための電力が加わるため、当然ながらその分電力をたくさん使います。

また、除湿運転にすると温度設定ができず「弱・中・強」といった設定しか選べない場合も、除湿の方が高くついてしまうケースがあります。これは、設定温度と外気温との差が激しいほど冷やすのに大きな電力を必要とするためです。

少しややこしくなってきましたので、結論をまとめましょう。

省エネのためには、「エアコンのスイッチを入れたときには冷房運転で一気に設定温度まで冷やし、お部屋の温度が安定したら除湿運転に切り替える」この方法が、基本的にはお得です。

ただし、

  • 自宅のエアコンが再熱除湿である場合
  • 除湿運転では温度が設定できない場合(弱・中・強など段階設定の場合)

これらのケースでは、冷房運転のままキープした方が安い可能性があります。

もしも自宅のエアコンが再熱除湿なのかどうかが分からないときには、エアコンの型番から機能を調べるのがおすすめです。

また、電力会社が提供しているスマートメーター機能を利用すると、30分ごとの電力量を毎日チェックすることができます。興味がある方はぜひ導入してみてください。

▼東京電力「スマートメーター」
http://www.tepco.co.jp/ep/private/smartlife/smartmeter.html

(5)室外機の周りを片付ける

外にあるため見逃しがちな「室外機」周りの環境も、エアコンの機能向上のためには欠かせないポイントです。

じつはエアコンの消費電力は、その約9割を室外機が消費しています。

室外機の周りには、何も置かないことが鉄則。室外機の周囲や上に植木鉢などがある場合、撤去してスムーズな運転を確保しましょう。

室外機が効率よく運転するためには、周囲に少なくとも数cmの空間が必要です。後ろと横は5〜7cm、前方は20cmほど、他の荷物と離して風通しを良くしてあげましょう。

囲いをつくってしまうこと、草を生やしっぱなしにしてしまうことも、無駄な電力を使うことに繋がりますので避けましょう。

ただし、囲いではなく日よけを設置するのは、場合によっては有益です。気温40℃を超えると室外機の運転性能が落ちてしまうため、直射日光が当たる場所などに室外機が設置されている場合は、工務店に依頼して専門のカバーか日よけをつけてもらいましょう。

ホースに泥が詰まっていたり、換気部分に汚れが溜まって目詰まりしているようなら、それもこまめに取り除きます。

室外機についてまとめます。

!NGなこと!

  • 室外機の上や周囲にモノを置くこと
  • 囲みをつくること
  • 草を伸ばしっぱなしにしておくこと
◎積極的に行いたいこと◎

  • 周囲に何も置かないこと
  • こまめに周りの草取りをすること
  • 専用のカバーや日よけを取り付け、直射日光を防ぐこと
  • ホースの泥詰まり、換気部分の汚れなどを取り除くこと

マンションならベランダに出るたび、戸建てなら室外機の前を通るたびに、チェックする習慣をつけると良いですね。

(6)風の向きは「上」、風の強さは「自動」がベスト

エアコンの機能として、風の向きや強さを設定できる場合は、

  • 風の向きは「上」
  • 風の強さは「自動」

に設定するのが最も省エネ効果が高くなります。

冷えた空気は下に溜まる性質があるため、天井近くに向けて排出し、徐々に下に降りてくるようにすると、お部屋全体を効率よく冷やすことができます。
風の強さは、自動に設定しておきます。すると立ち上がりは強モードで一気に冷やし、その後は弱モードで一定の温度に自動で保ってくれます。

エアコンは冷やし始めが一番電力を消費するので、最初から弱モードでゆっくり冷やすと、その分割高になってしまうのです。

(7)設定温度を1℃上げる

夏場、エアコンの設定温度を1℃上げると、10〜13%もの電力を節約できます。

もちろん暑いのに我慢して高い設定温度で頑張るのはNGですが、冷えすぎて寒いと感じたら、エアコンのスイッチを切るのではなく設定温度を上げてみましょう。

一般的には27〜28℃が適温とされており、これはエアコンにかかる負荷も比較的少ない温度帯です。

(8)ドアや窓をきちんと閉める

意外と盲点なのが、部屋の開口部。

ドアや窓が半開きになっていませんか?エアコンをつける前に開けた窓やドア、きちんと閉めていますか?

室内が冷えたら、ドアや窓をきちんと最後まで閉めることが大事です。冷たい空気を逃がさないよう、出入りも素早く行いましょう。

ただし、24時間つけっぱなしで稼動する場合は、少なくとも朝晩5分程度は換気を行いましょう。エアコンはつけたまま、換気を行うのが◎です。

(9)エアコン内部を掃除する

エアコン内部のフィルターやフィンが埃で目詰まりしていると、運転するのに余分な負荷がかかります。

お部屋もよく冷えない上に電気代がかさむという、全く嬉しくない事態に繋がりますので、エアコンのお掃除はこまめに行いましょう。

エアコン掃除の理想の頻度は、次のとおりです。

  • フィルターは「2週間に1回程度」
  • スプレーなどによる内部の掃除は「夏・冬の稼動前」
  • プロのクリーニングを「5年に1回程度」
やはり数年置きにプロのクリーニングを依頼すると、カビやダニといったアレルゲンも気にならず、またスムーズに運転できるようになります。

プロの業者によるエアコンクリーニングは、7〜8月が繁忙期。依頼するならその前か、または使い終わった直後が予約もとりやすく、ケアとしても最適なタイミングです。

ぜひ手帳の該当時期の欄に「エアコンクリーニング」と書き込んでしまいましょう!

(10)扇風機、サーキュレーターを併用する

エアコンと併用することで大きな力を発揮してくれるのが、扇風機やサーキュレーターです。

冷えた空気は下に溜まってしまいがち、また移動するときも塊で動きがちです。それをかき回してお部屋に拡散することで、エアコンの負担を和らげながら素早くお部屋全体を冷やせます。

扇風機やサーキュレーターは、エアコンと比べ電気代が少ないのも嬉しいポイント。機種にもよりますが、だいたいエアコンの10分の一程度の電力消費で、省エネ・節約の強い味方になってくれます。

扇風機・サーキュレーターはエアコンの対角線上に置き、やや上に向けて回すのがおすすめです。効率よく空気を循環できますよ。

(11)エアコン以外の方法を併用する

エアコンをつけつつ、それ以外の涼しくなる方法を併用するのも省エネに効果的です。

▼お部屋で涼しく過ごすコツはコチラを参考にしてください!

お部屋で涼しく過ごすコツの記事トップ画像

タイトルには「エアコンなしで」と入っていますが、エアコンと併用しても役立つ方法ばかりです。ぜひ試してみてください。

【3】古い機種なら「買い替え」が最も省エネに!

さて、ここまでエアコンの省エネな使い方についてご紹介してきましたが、古い機種のエアコンには当てはまらない場合があります。

20年前に取り付けた……というような古い機種の場合は、こうした方法を使っても効果がない、あるいは逆効果で割高になってしまうこともあるので注意が必要です。

たとえば「24時間つけっぱなしの方がお得」という方法は、20年以上前のエアコンには通用しません。消費電力が最近の機種の10倍以上であるケースもあり、逆に電気代が跳ね上がってしまう可能性があります。

普通に使っていても、古いエアコンは電力を大量に消費します。省エネ機能がないものならば、なおさらです。

エアコンに関しては、じつは買い替えが一番効果的な節約になることも多いのです。

もしも10〜20年前のエアコンを使用しているのであれば、買い替えることで驚くほど電力消費が減るかもしれません。

【4】コツは「エアコンの負荷を減らしてあげること」

エアコンの電力消費を軽減し、夏の電気代を節約するには、「エアコンにかかる負荷を減らしてあげること」を考えましょう。

今回ご紹介した方法も、全てエアコンにかかる負荷を減らす方法ばかりです。

  • 換気して熱気を逃がし、エアコンの負荷を減らす
  • スイッチのON・OFFを減らして、起動時の負荷を減らす
  • 室外機の周りを片付けて、エアコンの負荷を減らす ……など
「どうしたらエアコンに負担がかからないかな?」と考えることが、節約に繋がります。

我慢は厳禁!でも無駄な電気代ももったいない!

そんなあなたは、無理なくできるところから、快適な節電・節約生活を始めてみませんか?

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ライター:コロボックル

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