夏こそお風呂に入って温まる!シャワーだけではキレイになれない
Date:2017.08.10
夏は暑いからお風呂に入ることすら面倒!と、シャワーだけで済ませてしまっていませんか。
それは実にもったいないことです。健康&キレイを目指すなら、ぜひ湯船にも入ってもらいたいと思います。
お風呂に入ることはメリットがたくさん。我が家は1年365日、毎日湯船に入っていますが、お肌のためにもシャワーだけで済ませないでお風呂に入った方がお得ですよ。
夏のお風呂はなぜいいのか、おすすめしたい理由と楽しく入る方法をご紹介します。
シャワーだけで済ませないで!夏にお風呂に入るメリット
夏こそしっかり入浴して汗をかく。血行を良くする。健康面でも美容面でも、いいことづくめの夏のお風呂。その入浴効果はこんなにあります。
身体を温めて冷え性の改善
やはりシャワーだけで身体の表面を洗うよりも、湯船にしっかりつかった方が身体も芯から温まります。血行を良くして冷え性も改善できるでしょう。
会社の行き帰り以外はほとんどエアコンの中にいる、という人も多いでしょう。通勤途中も電車の中は冷房がガンガンきいていますから、思っているより身体は冷えています。
身体が冷えていると生理痛がひどくなったりすることもありますし、何だかだるいといった体調不良の原因にもなります。
1日の終わりにしっかりと身体を温めて血流を良くしていきましょう。
むくみの改善・予防
お風呂に入ると身体が温まるだけでなく、巡りの良い身体になります。老廃物も排出しやすくなり、むくみも解消出来るんですよ。
湯船に入った時の適度な水圧はマッサージ効果があるので、リンパの流れも促進します。夕方になると脚がパンパン!という人ほど、しっかりお風呂に入ってスッキリしましょう。
疲労回復効果で夏バテ防止
ややぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、筋肉もほぐれ、じわじわと疲れが取れてきます。
お湯の中にいると浮力で身体が軽くなりますね。体重は実際の10分の1くらいになるんです。
夏のお風呂は夏バテ防止対策としても有効です。
自律神経のバランスを整えるリラックス効果
ぬるめのお風呂に入ることによって、自律神経のバランスを整える効果もあるんです。私たちはストレスや疲労で自律神経のバランスも乱れがちです。
寝ても寝ても抜けない疲れは自律神経のバランスが乱れているのかもしれません。
夏はエアコンの冷たい空気と外気の温度差も自律神経のバランスを乱す原因になりますから、こんな時こそお風呂にゆっくり浸かりましょう。
アロマテラピーの精油を使うと香りのリラックス効果も手伝って、相乗効果が得られるでしょう。
いい汗をかいてデトックスできる
1日中冷房の効いた部屋にいると汗をかくことも少なくなってしまいます。汗は健康にも美容にも必要なものですから、夏こそ適度な汗をかいてデトックスしていきましょう。
いらないものは汗と一緒に出していきたいですが、シャワーだけではそれが出来ません。
しかも、汗をかかないと段々「臭い汗」になってしまうのをご存知ですか?
さらっとして臭いのない汗をかくためにも汗腺を鍛えておくことが必要。汗と一緒に老廃物もごそっと出しましょう。
そのためには毎日お風呂に入って、しっかり汗をかくことが大事なんです。
毛穴の中までスッキリ!美肌効果
夏は汗も皮脂も増えますから毛穴が汚れやすい季節。夏こそ毛穴のお掃除が必要だと思いませんか。
シャワーで洗い流すだけでは表面の汚れしか落ちませんが、しっかりお湯につかっているだけでも毛穴が開いて肌の汚れはかなり取れます。
ゴシゴシこすらなくても自然と汚れが落ちやすくなるので、肌にも負担をかけずにキレイになるんですよ。
新陳代謝も活発になるので、余計な角質も落としてくれますし、つるんとした肌に近づきます。毛穴やくすみが気になる人ほど、お風呂に入った方がいいんですよ。
質の良い睡眠を取れる
熱帯夜が続いて眠れないという時にもお風呂に入ることが役に立ちます。お風呂に入ってしっかり体温を上げることが質の良い睡眠をもたらします。
人の身体は体温が下がる過程で眠くなるように出来ているので、その仕組みを利用するんです。
寝る1~2時間前に体温を上げることで、熱を放出しながら段々深部体温が下がっていき、眠気がやってきます。
寝つきの悪い人ほどお風呂に使って体温をコントロールしましょう。この仕組みを利用すればぐっすり眠れるようになりますよ。
夏風呂の効果を高めるための入り方の工夫
夏のお風呂の効果が分かったところで、その効果を高めるための入浴方法もあわせてご紹介しますね。
仕事から疲れて帰ってきたら楽しいお風呂が待ってる!と思うだけでも、日々の楽しみが増えますよ。
ぬるめのお湯につかる
お湯の温度は37~38度くらい、ややぬるいかなと思うくらいの湯温が適当です。このくらいの温度が自律神経の副交感神経を優位にしてくれる温度です。
あまりお湯の温度が高い(41~42度)と自律神経の交感神経を活発にさせてしまいます。朝のお風呂なら目が覚めていいでしょうが、夜入るなら温度はやや低めにしてくださいね。
あまり長湯をしないこと
入浴はリラックス効果が得られますが、心拍数を上げて血行を良くしているということは運動をしているようなもの。入りすぎると逆に疲れてしまうこともあります。
入浴時間は10~15分くらいをめやすにしましょう。おでこにじんわり汗をかく程度で十分です。だらだらとサウナのように汗をかかなくても大丈夫ですよ。
長く入りすぎると肌が乾燥する原因にもなります。掌や指がふやけるまで入っているのは長すぎです。角質層がめくれて肌の水分が蒸発しやすくなってしまうので注意してください。
逆に5分くらいで暑くなってしまうという人は、お湯を少なめにして半身浴にするといいでしょう。
入るタイミングも大事
寝る直前に入ると、体温が下がりきらずにかえって目がさえてしまいます。睡眠のことを考えたら、少なくとも寝る1時間前までには入浴をすませましょう。
ハッカ油でさっぱりアロマ風呂
薬局やドラッグストアでも買えるお手頃価格のハッカ油は、虫除けやお掃除にも使えますが、夏の入浴剤としても活躍します。
メントールの働きで汗もスーッと引いていくので、お風呂上がりもさっぱり。ハッカのスッキリした香りがお好きな方にはオススメです。
使い方は簡単。天然塩大さじ2~3にハッカ油を数滴たらしてよく混ぜてお風呂に入れましょう。
お肌の汚れが気になる時には塩を重曹に変えてもOKです。保湿効果が欲しい時にはお酒かはちみつを使ってみてください。
また、夏は良くても冬には使わない方がいいです。涼しいを通り越して寒くなります。
炭酸入浴剤で疲労回復
夏の入浴剤としては炭酸ガス入りのものもオススメです。あのシュワシュワした炭酸ガスが皮膚から浸透し、血行をよくしてく、身体を芯から温めてくれます。
お湯と炭酸ガス、ダブルの効果で疲労をとってくれますよ。冷え性の人や疲れがたまっている時などはぜひ炭酸入浴剤を使ってみてください。
夏こそ保湿入浴剤でスキンケア
夏は紫外線をたっぷり浴びて、冬の乾燥以上に肌はダメージを受けています。顔ばかり気にしていないで、ボディケアもしっかりしていきたいですね。
乾燥肌やお肌の弱い人は、入浴剤も保湿タイプを使えば、お風呂に入りながらスキンケアが出来ますよ。
糖分のある食材も保湿効果がありますから、飲まないで余っている日本酒などがあったら捨てないでお風呂に入れてみてください。お肌がしっとりツルツルになりますよ。
適度に水分補給もする
お風呂に入るとお湯の中でも汗をかいています。思ったよりも水分が出ていっているので、お風呂の前後にコップ1杯程度の水を飲んでおきましょう。
もちろん、お風呂に入っている間も喉が渇きそうならお水を飲んでください。適度に水分補給をすることで、さらにいい汗もかけるようになります。
さらに汗をかきたい人は
身体が冷えていて、日中ほとんど汗をかかない、お風呂の時くらいたっぷり汗をかきたい!という人は、入る前に湯船に塩を入れてみてください。
塩には発汗作用があるので、大さじ1~2杯入れてから入浴すると、汗の出がよくなります。
肌が弱くて塩がしみる、という人はエプソムソルトを使ってみてください。ソルトと名がついていますが、塩ではなくてマグネシウムです。
発汗・デトックス効果は抜群ですよ。
最後に水シャワーを
夏にお風呂に入りたがらない理由の一つとして、お風呂上がりの汗があると思います。これも入り方次第で少なくすることが出来ますよ。
お風呂から上がる前に全身にさっと水シャワーを。全身を一度冷ますと、汗がだらだら出てくることも防げますよ。
水といってもホントの冷水ではなく、30度くらいのぬるい水をさっと浴びるのがおすすめです。
それでも汗が止まらない時は
それでも顔からだらだらと汗が止まらない、という時には冷たいタオルで首を冷やしてみてください。
あくまでも汗が引く程度にしておいてくださいね。あまり冷やしすぎるとせっかくの入浴効果が薄れてしまいます。
夏にお風呂に入らないなんてもったいない!
夏は暑いからお風呂に入らないのではなくて、暑いからこそ入るんです!汗をかくからお風呂に入らない、なんていっている人がいたら、それはとてももったいない。
大人になったら子供の時ほど汗をかくことはないと思いませんか。外で遊ぶわけではないし、1日エアコンの効いた部屋にいるのですから。
体温を上げて汗をかき、身体の巡りを良くすることが健康にも美容にもプラスになります。いいことづくめの夏のお風呂、早速今日から入りましょう!
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