子供との夏休みの過ごし方。親子の絆を深める良い機会にしよう!
Date:2019.03.18
およそ40日間ある夏休みの期間、子供たちは「いっぱい遊べる!」と楽しみにしていることに間違いありません。
しかし親の方は、1日中子供が家に居るとなると、子供の世話やお昼の支度など、いつにも増してバタバタすることを考えると、なんとなく憂鬱になったりするかもしれません。
親子共に、有意義な夏休みにするにはどうしたら良いのでしょうか?親子の絆を深め、子供の成長を実感出来る、良い機会となるように、どのように過ごしたら良いのか考えてみましょう。
この記事の目次
夏休み中の家族全員のスケジュールを把握することから始めよう
まずは、夏休み期間中の家族全員のスケジュールを把握することから始めましょう。学童やアフタースクールを利用する場合に注意すべきことや、家庭で子供と過ごす場合に気を付けておきたいことを見ていきましょう。
学童やアフタースクールを利用する場合
共働き家庭は、両親どちらかが、常に子供と一緒に居られるスケジュールに出来るのでしょうか?共働き家庭では、学童やアフタースクールを、利用することも考えられるでしょう。
学童やアフタースクールを利用する場合は、放課後に利用する時とは過ごし方が変わってきます。学校生活とは異なりカリキュラムの設定が無い場合も多いでしょう。
そのため、親が学習のスケジュールを立てておかないと、夏休みの宿題のペースが追いつかなくなってしまうこともあるので、ある程度のペース配分を考えて、設定しておく必要があるでしょう。
家庭で子供と過ごす場合は、生活リズムに注意!
両親、又は祖父母などの保護者と共に、家庭で夏休み期間を過ごす場合は、生活リズムの乱れに注意しましょう。
ありがちなのが、夜更かしや、朝遅くまで寝ているというような、睡眠リズムの乱れです。新学期になった時、元の生活リズムを取り戻すのは、親子共に負担がかかります。
夏休みの期間も、幼稚園や学校に通う時と同じように、早寝早起きの睡眠のリズムは乱さないように心がけましょう。
夏休みは成長のチャンス!子供と一緒に身近な目標を立てておこう
夏休みは、長期間継続する計画や、期間内に達成できる可能性が高いものを目標にすることで、やる気を引き出し、粘り強く頑張る力をつけられるでしょう。
毎日の生活で取り組みやすい、運動、学習、生活の中で目標を立てることがおすすめです。毎日取り組むことで、生活に張り合いも出てきます。
- 目標の例として
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- 毎日、絵日記を書く
- 毎日、花に水やりをする
- 縄跳びの二重跳びを出来るようになる
- 25mプールを泳げるようになる
しかし、子供は親の思っている以上に成長します。子供を信じて、少し難易度を上げることで、やる気を出す場合もありますよ。
生活リズムを崩さないためにも、毎日の計画を立てておこう
生活リズムを崩さないためにも、毎日の計画を立てて、普段、幼稚園や学校に行っている時間帯の過ごし方を決めておきましょう。
幼稚園児の場合
幼稚園児の場合は、毎日決まった時間に声がけをして、身支度、食事、お手伝いなどを促しましょう。繰り返し促せば、自発的にできることも増えるでしょう。
自発的にできるようになったことは、たくさん褒めて、子供の意識を育てましょう。
小学生の場合
小学生の場合は、まず夏休みの宿題や、やるべきことを確認し、それぞれをいつ頃を目安に完了させるのか、わかりやすく書き出してみると良いでしょう。
それに合わせて、毎日のやるべきことも確認し、ゲームやお手伝いのルールを、合わせて決めておきましょう。
- 1日の流れを計画する時の例
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- 毎朝、その日のTODOリストを作ると、ひとつひとつ達成感を味わいながら計画を進められます。
- 事前に1日のタイムスケジュールを円グラフに書き出しておけば、その都度確認できます。
一緒に過ごす時間が長いからこそできる体験を、親子で楽しもう
夏休みは、一緒に過ごす時間をたっぷり取れるので、普段できない体験をするチャンスです。親子で楽しめるアクティビティを探してみましょう。
旅行はもちろん、地域のイベントもあり!
家族全員のまとまった休日を利用して、キャンプや旅行ができるのであれば、かけがえのない思い出になるでしょう。
しかし、家族の予定が合わなかったり、幼い兄弟がいる場合など、泊まりがけのお出かけは、難しい場合があるかもしれません。
気軽にできるアクティビティとして、夏休みは地域のイベントもたくさん開催されています。
商業施設などの室内施設でも、夏休みのイベントを開催していることもあるので、暑さが心配な場合は、室内のイベントを探してみると良いでしょう。
食材と触れ合うところから料理してみよう
慌ただしい毎日では、時短料理になりがちで、子供に料理をする機会を与えることも難しいかもしれません。
時間に余裕がある夏休みは、子供に料理を体験させて、食育をする良いタイミングとなるでしょう。
家庭菜園で野菜を育てた、とれたての野菜を使えば、食べ物や野菜に興味を持つきっかけになるかもしれません。
また、一緒に買い出しに行き、どのような材料から作るのか、実際に体験しながら知っていくことも良い経験になるはずです。
体を使った体験も、子供には大切
熱中症が心配な季節ではありますが、体を動かすことは、子供の心身の成長に欠かせない大切なことです。
日中はプールや児童館など、室内施設を利用したり、夕方の少し涼しくなった時間帯に、公園を利用するのが身近なコースでしょう。
他にも、夏休みの期間は、スポーツクラブやスイミングスクールの夏期コースが開催されていることが多いので、運動が好きな子は、楽しく技術も身につけられます。
熱中症や冷房症には注意!子供だけでなく親自身も体調管理をしよう
夏休みの時期は、1年で最も暑い時期となります。熱中症対策として、子供だけでなく親自身も、水分や塩分の補給を心がけましょう。
子供は、何かに夢中になっていると、水分補給を忘れてしまうこともあるので、親がしっかり管理する必要があります。
また、室内で過ごす際は、室温を下げ過ぎてしまうと、冷房症になってしまう危険もあります。
室温は下げ過ぎず、エアコンと扇風機の併用で、空気の流れを作るようにすれば、設定温度を下げなくても涼しく過ごせます。
夏休みは子供の成長を側で見られる特別な時間!親子で楽しもう
夏休みは、普段の家事に、子供の世話が加わり、慌ただしい日々になりますが、子供と一緒に過ごせる貴重な時間です。
子供の思い出と成長を側で見守るために、たまには家事を手抜きして、子供との時間を優先しても良いかもしれません。
学校では体験できないことを、一緒に経験して、親も子供と共に思いっきり楽しみ、親子の絆も深めましょう!
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