自分に一番似合うポイントメイクのやり方。知らないと損する!
Date:2018.02.20
テレビや雑誌でも、様々なポイントメイクの方法が紹介されているので、女性ならプロ並みの知識を持っている方も少なくありませんね。
しかし、パーティーやイベントなどは別として、普段のメイクをする場合、自身の持っている魅力や個性を引き出すようなメイクをされている方は少ないのではないでしょうか。
メイクで顔を隠すのではなく、自分自身の持っているパーツの魅力を活かして補って自信を纏わせてくれるもの、それが本当に素敵なメイクだと思います。
ということは、一人一人、皆全て違うメイクになるはずですね。
雑誌のメイク特集の通りにして芸能人に似せるより、「私だけのメイク方法」を見つけて自分の魅力をよりアップさせてみましょう!
まずは素顔と向き合って!自分を知って今と希望を明確に
こんなメイクがしたいなあ、などという漠然とした希望はあっても、大切なのは、自分の持つ雰囲気に合っていることと、魅力の逆を行かないことです。
似合う似合わないは関係ない、やりたいメイクをする!というのでもそれは自由ですが、ここでは、「自分の魅力を引き出すメイク」ということで見ていきましょう。
服装や好みと雰囲気で、自分のカラーを知りましょう!
素敵だな、と思う人。それはだいたい自身の持つ雰囲気を理解してそれを活かしている人だと思います。
- 女性らしい柔らかさ
- シンプルでモダンなかっこよさ
- 若々しい少女っぽさ
- 落ち着いた大人の女性らしさ
持っている洋服が醸し出しているのはどんな雰囲気でしょうか?
自分自身で分からなければ身近な人に聞いてみるのもいいでしょう。
自分の持つ雰囲気が分かったら、それをベースにここからのメイクを進めていきましょう。
素顔で鏡と向き合って、強調すべきと補うべきを見極めましょう
素顔をじっと観察する機会は、実はなかなかないのではないでしょうか?ここでは敢えて、スッピンの自分をよく観察して、やるべきことを見つけます。
眉はどの程度ありますか?形が気に入らないからと、ほとんどカットしてしまっている方がいますが、ここでのメイクにおいてそれはお勧めしません。
自身の眉を活かしましょう。なぜなら、眉は、顔に乗っているだけのものではないからです。
眉の動きはその奥の、表情筋と連動しています。剃ってしまって他人のような眉を乗せても、動きがチグハグになって魅力とは程遠いことになります。
多すぎると感じる部分を少しカットして、整える程度にしておきましょう。
目の印象はどうでしょうか?
二重で大きい、強調したい目なのか、小さくて強調しにくい目なのか、普通の存在感の目なのかで、全体的なメイクのバランスも変わってきます。
大きくて強調したい目の場合、他は少し抜くことでより魅力を強調できます。
小さくて主張しづらい目の場合、全体を同じようなバランスにして口に強めのポイントを置くと、全体的に整った印象を与えます。
全体から見て普通の存在感の目なら、ここは好みで強調するポイントを決められます。強調したいところを決めて、そこに重点を置いて他を少し抜くと、気に入っているポイントを他者に印象づける効果があります。
鼻や口についても同じです。
実際にメイクを進める上で重要なのが、「豊かな表情を活かす」ことです。
メイク中は真顔なことが多いですね。だからどうしてもお絵かきのようなイメージになりがちです。
表情を柔らかくしながら、実際メイクを始めていきましょう。
一番最初に取り掛かるのは、お付き合いの入り口である目から
ベースメイクが終わったところから始めましょう。
先ほどの、強調したいポイントを見極めた部分がどこであっても、最初に取り掛かるのはアイメイクがお勧めです。
小見出し アイシャドウはナチュラルに立体感を意識して
アイメイクのポイントは4つです。
- アイシャドウは基本明るい色で、暗い色は部分的に
- 目のタイプに合わせてラインを選ぶ
- まつ毛は濃さと長さで印象コントロール
- 目の下のアイライナーは基本控えめに
カラーは、普段のナチュラルメイクの場合には、基本的にベージュやブラウン、明るいものならホワイトやピンクなど、顔に元々あるカラーを選ぶのがお勧めです。
髪の色が黒い人は、グレー系、茶色い人はブラウン系が合うでしょう。
アイシャドウの大きな目的は、角度によって陰影をつけて立体感を出すことです。
二重幅の広い大きな目の人は、アイホール全体にパールの少し入った明るい色を乗せて、二重幅の部分にアイホールと同系の1段階暗い色を乗せると綺麗な二重を強調できます。
目の際に更に濃い色を細く乗せると、アイライナー無しでも充分に主張できます。敢えてライナーを引かず、ここからまつ毛に重きを置くと、動きも加えた目の魅力を強調できます。
一重の人は、暗いシャドウはお勧めしません。明るいパール入りのものをアイホール全体に乗せて目の周りを明るくしたら、ライナーで横のラインを強調すると一重の良さを活かした美しさを引き出せます。
切れ長感を出すなら、上まぶたに沿って少し上向きに長めにライナーを引くと、目を伏せた時に綺麗に見えますよ。
奥二重の人は、シャドウ使い次第で目元の印象が変わります。
淡い色をアイホール全体にのせたら、同系の少し濃い色を二重幅より少し外側からのせます。ライナーは、太く引かずに、まつ毛の間を埋めるように入れると、目の輪郭がぼやけず、自分の目を活かした自然な印象になります。
目を強調したい人は、マスカラに重点を置くといいでしょう。
可愛らしい目元にするなら、ビューラーで持ち上げてカールをつけ、マスカラを二度塗りしましょう。一度にたくさんつけようとするとモッタリしてしまいます。感覚を置いて重ね塗りする方が綺麗に仕上がります。
横から見た時や目を伏せた時に印象的なのが、あまりカールをつけない長さを感じるまつ毛です。
敢えてビューラーを使わず、マスカラを塗る時に長さを意識して前に向かってブラシを運ぶと、雰囲気が変わりますよ。
アイライナーの、目の下への使い方は、大きなポイントです。
大きな目の人はある程度強いラインで強調してもいいですが、小さな目を大きく見せようと思ったら、ライナーで囲うのはNGです。
目頭近くに白系の明るいシャドウを控えめに入れて、ラインは入れない。または黒目より外側の下にのみ、柔らかい濃さのラインを入れてぼかすくらいにすると、広がりを感じて目を大きく見せる効果があります。
眉は印象を左右する重要パーツ!ポイントを押さえて仕上がりアップ
眉を描くときのポイントは、5つです。
- カットし過ぎず、整える程度にして自分の持ち眉を活かす
- 描き込み過ぎず、パウダー使いでナチュラルに
- 自分の眉からかけ離れない太さと長さに仕上げる
- 目との間隔は広げるより狭める
- カラーは髪の色より濃くしない
ボサボサ長い場合は、眉ブラシで整えてコームの部分で下に向かって流し、長過ぎる部分を少しずつカットします。
お勧めの眉メイクは、パウダーとペンシルの二つ使いです。眉頭から全体的な形作りはパウダーで、眉尻はペンシルを使って丁寧に描くと、ナチュラルながらも整った印象の眉になります。
眉頭と眉尻は同じ高さになるようにします。
太さは、元々の自分の眉が基本です。それを基準に、太めにすればより眉の印象は強くなり、細くすれば目の印象が強くなります。
気をつけたいのは、眉と目の間隔です。ここは広げるより狭くした方が整った印象になります。
カラーは、髪より1段階明るいくらいがベストです。ブラウンなら、その色味にも気をつけましょう。赤みがかった髪色に、黄味がかった眉は合いません。同系にするのがポイントです。
ここも元の眉からかけ離れないカラーにするのが、ナチュラルな髪色であれば良いでしょう。
カラーは抑えても手は抜きたくないリップメイク!艶を意識して
リップメイクのポイントは、3つです。
- 下準備をして潤いのあるベースを作る
- 肌の色に馴染む色味を選ぶ
- 目や眉とのバランスを意識した強さにする
リップメイクに入る前に、メイクの最初にしておくと差がつく準備があります。
ベースメイクの時に、保湿力のあるリップクリームを塗って馴染ませておくことです。
一番最初にリップクリームを塗って余計な油分はティッシュなどで軽く押さえておくと、唇のキメが整って、口紅ののりが良くなり縦ジワも気になりません。
色そのものは、TPOに合わせて変化をつけたいですが、色味は常に肌色に馴染む系統を選ぶことが重要です。
無難にいつもベージュ系になってしまうという人は、同じ系統の中で赤の強いものにトライしてみるのがお勧めです。
ベージュ系の中でも赤寄りのものは、思わぬ色気を引き出してくれます。
目や眉とのバランスを意識して、強さを決めると良いでしょう。
目元をナチュラルにした場合は、唇に思い切った赤みと艶を与えると、顔のトータルなインパクトが俄然強くなります。
足し算、引き算を行いながら、口紅を選ぶのがポイントです。
最後の仕上げ!ふんわりチークは差がつくひと手間
最後に欠かしたくないのがチークです。これがあるのとないのとでは、仕上がりに大きな差がつきます。
チークのポイントは3つです。
- 口紅と系統の同じカラーを選ぶ
- 笑った時に一番高くなるところにポイントをおく
- 少しずつ、バランスを見ながら乗せていく
青味系か黄味系か、その系統をチークでも揃えましょう。基本的には、ポッと上気したような血色の良い頬が理想です。
少しパールの入ったものだと、自然な艶感に仕上がります。
塗り始めは、笑った時に頬が一番高くなるところから。そこから、丸く馴染ませれば可愛らしい健康的な印象に。少しこめかみに向けて斜め上に馴染ませると、大人っぽい印象になります。
自分の顔を横からもチェックしながら、一気に乗せずに少しずつ、ふんわり広がるようにバランスを見ていきましょう。
自分の顔と一番仲良しだからできる、愛あるメイクで自信もアップ!
自分の元々のパーツを活かすと、別の何かにならなくてよいことから自信が湧いてきます。
誰しも、自分の顔に好きなところや嫌いなところがあるでしょう。
それも含めて私の顔、と、活かすところを見極められたら、みんな同じメイクなどということはなくなります。
自分を大切に、自信をつけて輝けるよう、楽しんでメイクしてくださいね。
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