未来の美肌は今作る!間違いスキンケアを正して美肌になる方法
Date:2019.04.09
乾燥やアンチエイジング、ニキビケアなど女性にとって毎日のスキンケアは欠かせないものです。美容に関心のある人ならなおさら気合いを入れて話題のアイテムを取り入れてみたり、定期的にパックをしたりと手をかけているでしょう。
ですが、当たり前のように行っているケア方法が合っているのかと見直す人は少ないのではないでしょうか。今回こちらの記事ではついやってしまいがちな間違ったスキンケアについてお話しします。
間違ったスキンケアを知って、正しいケア方法を身につければ今よりも綺麗になれるだけでなく、年齢を重ねても健康で綺麗な肌を保つことができるので、自分のケア方法を見直す機会としてチェックしてみてくださいね。
この記事の目次
無意識にやってしまっている間違いスキンケアとは
肌荒れをしたり、いつも使っているアイテムを使用してヒリヒリするなどの不調を感じない限り、朝晩のスキンケアを見直す機会は少ないのではないでしょうか。
ですが、毎日のことだからこそ正しいケア方法をしないと今だけでなく、将来の肌にも影響が及びます。まずは、意外にやってしまいがちな誤ったスキンケアについてお話ししていきます。
化粧水の誤った使用方法
- とにかくパシャパシャ大量につける
- 多くの人がやっている化粧水のパシャパシャ大量付け。水分不足の肌はしっかりと化粧水で潤すことが大切ですが、化粧水が肌に浸透しきっていないのに次々につけても、浸透しきれずに肌の表面に残った化粧水は蒸発するだけです。
また、肌に化粧水が浸透していない状態で上から美容液や乳液を塗っても、ただ「乗せているだけ」で肌には浸透していないので効果は半減します。化粧水は手やコットンで肌に乗せたら、手の平で顔を包み込むようにハンドプレスして浸透させます。手に肌がピタッと張り付くような感覚になったら肌に浸透したサインです。
- パンパンと叩いて浸透させる
- 化粧水を浸透させるときにパンパンと叩いて浸透させる人がいますが、それもNGです!叩くと浸透が早くなる、血行が促進されるから良いと思って続けていると、肌を刺激して傷付けてしまうなどダメージになってしまうことも。浸透させる時は叩くのではなく、顔を手の平で包み込み、軽く押さえる「ハンドプレス」と言う方法で浸透させるようにしましょう。
- 冷蔵庫で冷たく冷やして使う
- 夏の暑い時期に気持ちが良いから、または毛穴を引き締めたいからと冷蔵庫で冷やしてから化粧水を使用する人がいますが、これもNGです。
冷蔵庫のような冷所と常温を何度も出し入れしていると商品が劣化してしまいます。また、基礎化粧品は人肌の温度に近いほど肌に浸透しやすくなります。また、毛穴が引き締まるのは顔の表情筋が冷やされて一時的に小さくなったように見えるだけです。
化粧水の劣化を防ぎ、肌への浸透を良くするためにも冷蔵庫での保存は避け、直射日光が当たらない、風通しの良いところに保管するようにしましょう。
美容液の誤った使用方法
- つける順番を誤っている
- 全てのアイテムに言えることですが、つける順番を守って使用することで肌への浸透が良くなり、アイテムの効果をしっかり発揮します。
美容液をつける順番は化粧水と乳液、もしくはオイルの間につけるようにします。つける際はその商品の使用量を守って、手の平で温めてから肌になじませましょう。くれぐれも擦り込むようにして肌に摩擦を起こさないようにしましょう!
- 沢山つけても効果はアップしません
- 美容液はつければつけるほど効果が上がると思っている人もいますが、一度に沢山つけても効果がアップするというものではありません。効果を上げるためには化粧水で肌を潤し、その次に肌の状態や求める効果の美容液を規定量、肌に馴染ませていきます。
美容液だけでも保湿効果のあるものもありますが、必ず乳液やクリームで保湿をして乾燥を防ぎましょう。
乳液・クリームの誤った使い方
- ゴシゴシと擦り込むように塗る
- しっかりと浸透させようと力を入れてゴシゴシと擦り込むように塗ってしまう人もいますが、それでは肌に刺激を与えて傷んでしまいます。
クリームは規定量を額、両頬、鼻、顎に5点置きして馴染ませ、最後にハンドプッシュして肌に馴染ませます。乾燥肌だからといって一度に沢山つけるよりも、肌の状態を見ながら後から付け足すようにしましょう。
- 肌表面に水分が残った状態で塗ってしまう
- 美容液や化粧水が浸透し切らず、水分が肌に残った状態で塗ってしまっても保湿の役割を果たしません。化粧水や美容液は先述したとおり、肌にしっかりと浸透させてから乳液やクリームで肌に蓋をしてあげましょう。
早く水分を閉じ込めようとしても、かえって乳液やクリームを薄めてしまい、商品に含まれている美容効果を十分に発揮しません。
未来の美肌を目指して今日から始める正しいスキンケアの方法
スキンケアは毎日のことなので、どうしても適当になりがちです。ですが、毎日のケアの積み重ねが未来の肌を作っていきます。上記した誤ったスキンケア方法を押さえた上で、正しいケア方法についてお話ししていきます。
基本のメイククレンジング方法
メイクをしっかりと落とすのはスキンケアの基本です。このステップを「とりあえず」で終わらせてしまうと肌にメイクが残った状態でスキンケアを始めることになるので、正しい方法でメイクを落とすようにしましょう。
- クレンジング剤の種類は肌質や季節に合わせて変えましょう
- オイルやジェル、クリームなどメイククレンジング剤にも色々な種類があります。それぞれに特徴がありますが、肌質に応じて選ぶものは変わってきます。オイルは保湿力がありそうですが洗浄力が強いので乾燥しやすいという特徴があります。そのため、乾燥肌の人にはあまりおすすめできません。
クリームやミルククレンジングは保湿面では優秀ですが、優しい洗い上がりなので濃いめのメイクの時は時間をかけてしっかりと落とす必要があります。
季節や肌質、その時の肌の状態に応じてクレンジング剤を使い分けると肌の状態を良好に保ちやすくなるので、いつも同じものを使っているという人は一度見直してみましょう。
- ポイントメイクは部分クレンジング剤で落としましょう
- 目元や口元はポイントメイクとして濃いめになりがちですが、顔の中でも皮膚が薄く敏感な部分です。そのため、顔全体のメイクと一緒に落とすのではなく、ポイントメイク用のリムーバーを使用して初めに落としてから通常のメイククレンジング剤で全体のメイクを落とすようにしましょう。
基本の洗顔方法
洗顔は十分に泡立てた洗顔料で包み込むようにしてふんわりと洗うというのは基本ですが、。以下の点を実行することでさらに肌を綺麗に洗い上げ、清潔に保つことができます。
- 洗う時はTゾーンから、洗い流す時はUゾーンから
- 顔を洗う際は十分に泡立てた洗顔料をまずは脂っぽくなりがちなTゾーン(額と鼻)から洗い始めましょう。また、頬を洗う際はクルクルと円を描くようにして洗います。そして乾燥しやすいUゾーンは最後に洗うようにしましょう。
洗い流す際は逆にUゾーンから洗い残しのないように泡を流しましょう。Tゾーンを洗い流す際は忘れがちな髪の生え際もしっかりと洗い流しましょう!
- 洗い流す際の水の温度はぬるま湯がベスト
- 寒い時期は熱めのお湯で、夏は冷たい水で洗いたくなりますが、前者では肌が乾燥しやすくなり、後者では毛穴が引き締まったように感じても実際は筋肉が収縮しているだけで毛穴が実際に小さくなったわけではありません。
洗顔時に泡を洗い流す際は30~32度程度が肌を傷めず、負担も少ないのでおすすめです。また、入浴時に洗顔をして、そのままシャワーで洗い流す人は多いでしょうが、それも肌に負担になるので避けるようにしましょう。
- 仕上げはゴシゴシ拭かずにタオルで押さえる
- タオルで水分を拭く際はゴシゴシとこするのではなく、清潔なタオルで軽く顔を押さえるようにして水分を吸い取りましょう。こするようにして拭いてしまうと肌を傷めてしまい、柔らかいタオルでも肌荒れの原因となるので注意しましょう。
正しい化粧水の使い方
化粧水はとにかくたくさんパシャパシャとつければ良いというものではありません。以下の点につけて化粧水をつけるようにすると肌に水分が浸透しやすく、乾燥もしにくい肌になります。
- 叩いて浸透させずハンドプッシュが基本
- 化粧水はパンパンと叩くようにつけても肌には浸透せず、肌を傷めてしまうだけだのでやめましょう。
化粧水は手の平、もしくはコットンに規定量または500円玉サイズをとり、顔全体になじませた後、手の平で顔を包み込むようにして軽く押さえて浸透させます。手の平にヒタヒタと肌がくっつくようになったら浸透したサインです。
- コットンでつける際は擦らす滑らせる
- コットンで化粧水をつけるとコットンに化粧水が浸透してしまいもったいないという人がいますが、そんなことはありません。コットンにつけた化粧水が肌に行き渡らないということはありませんし、コットンでつけることで清潔な状態で化粧水が肌に均一に行き渡ります。
コットンを使用する際は規定量もしくは500円玉サイズをとり、肌の上を滑らせるようにして顔全体につけ、その後ハンドプッシュしてなじませるようにしましょう。肌が敏感になっている状態でコットンを使用する際はコットンを濡らしてしっかりと絞ってから化粧水をつけると摩擦を軽減できます。
正しい美容液の使い方
スキンケアの中でも美容成分をぎゅっと濃縮した美容液は正しい使い方をすればその効果を十分に発揮してくれます。難しいことはないので、以下の点を守って使用しましょう。
- 美容液は化粧水を浸透させた状態で使用する
- 美容液は化粧水の後で使用しますが、化粧水が肌表面に残っている状態では美容液の効果を発揮しません。しっかりと肌に化粧水が浸透した状態で人肌に温めた美容液を肌全体に馴染ませて、最後にハンドプッシュして肌に浸透させます。
- 気になる部分には重ね付けして効果アップ
- 一度に使用する美容液の量を多くしても効果が早く出るものではありませんが、効果をさらにアップさせたい部分に関してはその部分のみ重ね付けすると良いでしょう。特にシミやソバカス、シワやたるみなど特に気になる部分には重ね付けをしたり、その部分にのみ他の美容液を使用するのもおすすめです。
乳液・クリームの正しい使い方
乳液とクリームは全く違うものと思われがちですが、実は含まれる油分の違いで保湿アイテムという点では変わりがありません。肌質や季節、朝晩での使い分けをするとより快適な肌を保つことができます。
また、乳液だけでは保湿が足りないと感じた時はさらにクリームもプラスすると保湿力が高まります。
- 冷たい状態ではなく人肌程度にしておく
- スキンケアアイテムは冷たい状態では肌に馴染みにくくなります。特に冬など外気が寒いとアイテムが冷えてしまうので、使用する際は手の平に出して温めてから顔に乗せるようにしましょう。冷たい状態のものを肌に伸ばしても馴染みにくいので、温めるという工程は以外に大切です!
- 乾燥が気になるところは重ね付けをしてカバーする
- 目元や口元は特に乾燥しやすく、アイクリームなど部分ケア用アイテムをプラスしても、それ以前の保湿が不十分では効果を実感できません。規定量を付けても乾燥が気になる場合はその部分に重ね付けをして、しっかりと馴染ませるようにしましょう。
正しいスキンケアにプラスしたい一手間テクニック
正しいスキンケア方法をマスターしたら、次はその効果をさらにアップさせるための一手間をプラスしましょう!ちょっとした工夫のものから、特別アイテムをプラスする方法などご紹介します。
メイクを落とす時は蒸気の力でメイクを浮かせる!
メイクを落とす際、クレンジング剤のみで落とすよりも電子レンジで手軽に準備できる簡単蒸しタオルで顔を包み込んでからメイクを落とすと、さらに毛穴の奥の汚れを落としやすくなります。蒸しタオルクレンジングの方法は以下の通りです。
- 濡らして固く絞ったタオルをラップで包んでレンジで30秒ほど温めます。
- ポイントメイクを落とした後、クレンジング剤で顔全体のメイクを落とします。
- 通常ぬるま湯で洗い流すところを代わりに1で作った蒸しタオルで顔を包み込んで優しく拭き取ります。
- その後、しっかり泡立てた洗顔料で顔を洗って完了です。
自分へのご褒美に美容家電を投入!
いつも頑張っている自分へのご褒美として美容家電を買う人も多いでしょう。ですが、とにかく良さそうと購入するのは使わず仕舞いになってしまうこともあるので要注意です!
こちらでおすすめしたいのは、メイククレンジングの際やスキンケアの際にも活躍するスチーマーと美顔器です。
スチーマーは様々なメーカーから出ていますが、クレンジング前に使用すればメイクを浮かせやすくし、スキンケアの際に使用すればアイテムがグングン肌に吸収されます!美顔器は化粧水の導入や保湿アイテムを使用する際に取り入れるとアイテムの効果をグッと高めてくれます。
グッと引き上げて流すマッサージで血行促進
正しいスキンケア方法でケアするだけでも十分に美肌に近づけますが、美肌の土台を作るための簡単マッサージもプラスしましょう!クレンジングの際、もしくはスキンケアの最後のクリームや乳液を馴染ませる際に行えば肌への摩擦が軽くなります。
- 手はグーにして頬骨の下に添え、グッと上に持ち上げるようにして顔の中心から外側に向けて動かしていきます。
- 次にチョキの指を曲げて第二関節を顎に添え、そのままフェイスラインをなぞるように引き上げます。
- 2で耳まで引き上げたら耳の後をグーの手で関節を使って優しく下に向かって流します。
ポイントは力を入れすぎないことです。また、肌の状態が揺らいでいる時は無理をせず、お休みするようにしましょう。
今からでも遅くない!正しいスキンケアで未来の美肌を作りましょう
スキンケアに関心が高い人もそうでない人も、毎日繰り返すスキンケアはルーティンになり、誤っている点を見落としがちです。
ですが、その誤っている点を修正するだけで次の日の肌がパッと明るくなるので、今回ご紹介した内容を参考にして、毎日のスキンケアを見直してみてください。
高価なアイテムを使用しなくても、正しいケアをコツコツ続ければきっと未来の肌も若々しく健康な状態で入られますよ!
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