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健康効果だけじゃない!美容にも役立つにんにくの素晴らしい効能

Date:2017.06.06

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健康効果だけじゃない!美容にも役立つにんにくの素晴らしい効能|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/ninnikukouka39218/

にんにくは昔から身体にいい食べ物として知られていますが、匂いが強いために女性は敬遠しがちではないでしょうか。

でも、健康にいいだけでなく、女性にも嬉しい効果がたくさんあるんです。特にお肌に対する効果には期待したい!

にんにくの臭いを気にして食べないなんてもったいないですよ。にんにくの健康・美容効果を知ったら今日から食べたくなるはず!

素晴らしいにんにくの効果効能についてご紹介します。にんにくの匂いを消す方法も合わせてご紹介するので、ぜひ美容や健康に役立ててください。


にんにくで美肌を作る!その美容効果

にんにくは元気が出るだけじゃありません。美肌だって作れるんです。にんにくの美容効果ってこんなにあるんですよ。

韓国や中国の女性の肌がキレイなのはにんにくをたくさん食べるからだともいわれています。確かに、韓国料理も中国料理も、にんにくを使ったメニューは多いですね。

活性酸素を除去してアンチエイジング

活性酸素は美容の大敵!外敵から身体を守る大事な働きもあるのですが、増えすぎると肌には良くありません。

過酸化脂質を作り出し、細胞を錆び付かせ、シミやシワの原因になります。加齢による肌の悩みは活性酸素との戦いともいえます。

ここで美容に役立つのが、にんにくの抗酸化作用です。活性酸素を除去して美肌を作るサポートをしてくれます。

にんにくには

  • ビタミンE
  • アリシン
  • アホエン

などの抗酸化作用のある栄養素が実に15種類以上も含まれているので、強力なアンチエイジング作用を発揮してくれるのです。

冷え性を改善してくすみも予防

肌のくすみの原因の一つに血行不良があります。

にんにくに含まれるアリシンは、加熱するとスコルジニンという成分に変化しますが、このスコルジニンには血行を良くする働きがあるので、冷え性の改善に役立つのです。

冷え性を改善することは、肌のくすみ以外にも、

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 関節痛
  • むくみ
  • 便秘

などの解消にも役に立ちますね。女性には嬉しい効果ばかりだと思います。

新陳代謝を高めてダイエットにも役立つ

にんにくの血行を良くする働きは、酸素や栄養素を身体の隅々まで届けて、細胞を活性化させることにも役立ちます。

つまり、細胞の働きが活発になれば新陳代謝もスムーズになり、巡りの良い身体になる=痩せやすい身体になるということです。

しかも嬉しいことに、にんにくには脂肪燃焼作用もあるんです。毎日の食事に取り入れることで代謝を高め、脂肪を燃焼しやすくしてくれるのでダイエット効果も期待できるというわけです。

腸内環境を整えて便秘の解消にも

にんにくの殺菌作用は腸の中の悪玉菌も殺してくれます。便秘が続くと腸の中で悪玉菌が増殖してしまい、それが肌にも影響を及ぼします。

にんにくを食べると殺菌作用によって腸内環境を整えて、便秘を解消するだけでなくお肌までキレイになります。

にんにくで病気知らずに~強力な健康効果

にんにくを初めとするユリ科の野菜は臭いが強いのが特徴。その秘密は「硫黄化合物」という成分なのですが、これが健康に良い効果をもたらすのです。

アリシンの疲労回復効果

にんにくは昔から滋養強壮に良いということが知られていますが、その秘密もアリシンにあるのです。

アリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンという物質に変わり、体内に長くとどまることでビタミンB1の吸収率を高めます。

糖質やたんぱく質の代謝を高めて効率よくエネルギーを作ることが出来るようになるので、疲労回復をサポートしてくれるのです。

オススメは豚肉との組み合わせです。豚肉にはビタミンB1が豊富ですから、にんにくでソテーすると疲労回復にはピッタリのメニューになりますよ。

ビタミンB1の吸収を高めイライラを鎮める効果

にんにくで気持ちまで和らぐ?と驚くかもしれませんが、これもビタミンB1と関係があります。

ビタミンB1は精神安定には欠かせない栄養素で、不足するとイライラしたり抑うつ状態になる可能性があるのです。

にんにくはビタミンB1の吸収を高めるので、ビタミンB1を含む豚肉やうなぎなどと一緒に食べると心の鎮静効果が期待できるでしょう。

身体だけでなく心も疲れているなと感じたら、豚肉をにんにくとソテーして食べてみてください。

風邪やインフルエンザを予防する効果

にんにくには、

  • 抗ウィルス作用
  • 抗菌作用
  • 殺菌作用

など、外敵から体を守る働きがあります。

これはアリシンがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化し、免疫力を強化するからです。

NK細胞は体中をパトロールしていて、外敵を見つけ次第攻撃してくれるありがたいリンパ球です。

ストレスや疲労などで風邪を引きやすくなるのはNK細胞が元気をなくしてしまうためです。

にんにくでNK細胞を活性化させればウィルスなどから身体を守り、風邪を引きにくくなるんです。だから疲れた時にはにんにく料理がいいんですね。

血液をサラサラにして血栓を防ぐ

にんにくには血液をサラサラにして血液の凝固を防ぎ、血栓をとかす働きもあります。

血液がドロドロになると血管のあちこちに血栓が出来て、血液の流れが悪くなります。

そうすると、身体の隅々まで栄養や酸素を届けることが出来なくなりますし、

  • 動脈硬化
  • 高血圧症

など生活習慣病の心配も出てきます。

にんにくを食べることで血栓を作りにくくして、身体の循環を良くして動脈硬化などを予防する効果が期待できます。

コレステロール値の上昇を抑える

にんにくは血液中の脂肪の燃焼させて、コレステロール値の上昇を抑える働きもあり、これも

  • 動脈硬化
  • 脂質異常症

を予防するのに役立ちます。

メタボが気になる人は積極的ににんにくを摂りたいですね。美味しく食べてやせられるなら、サプリメントを飲むよりもいいかもしれませんよ。

抗酸化作用で活性酸素を増やさない

アンチエイジングのところでも触れた活性酸素は、美容に悪いだけでなく万病の元ともいわれています。

動脈硬化や糖尿病を初めとする生活習慣病だけでなく、がんの原因にもなるともいわれています。

特に40代以降は急激に活性酸素が増えるといわれていますから、とにかく増やさないことが大事!

にんにくを食べて活性酸素を減らし、身体が錆び付くのを防ぎましょう。

硫黄化合物がガン予防にも役立つ

硫化アリルやアリシンは活性酸素を取り除くだけでなく、発がん物質の毒性を消す解毒酵素を活性化する働きもあります。

免疫力を高める働きもありますから、発がん物質の発生やがん細胞の増殖を抑え、がん予防にも役立つとされています。

ガンに良いとされる食品はたくさんありますが、にんにくの効果はその中でも間違いなくトップクラスでしょう。

口腔細菌を抑制する効果

口の中には見えない細菌が一杯!にんにくで口の中が臭うのを心配するよりも、自分の口の中の菌で不健康になるかもしれない心配をした方がいいですよ。

一番心配なのは歯周病です。歯をなくす原因のNo.1は虫歯ではなく歯周病。自覚症状もなく、気づいたら歯がぐらぐらしている、ということも少なくないのです。

しかも最近の研究で、歯周病が

  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞

などの原因となることが分かっています。

まさか生活習慣病が口の中の細菌が原因で起きるとは思っていない人がほとんどだと思いますが、年齢を重ねるほどにその危険は高まっていくので、早めの予防が大事!

そのためににんにくの殺菌作用が役に立つのです。にんにくを食べることで口の中の細菌の増殖を抑えて健康を守ることが出来ます。

脳を活性化させる作用

にんにくは油との相性もよく、油と調理することによって「アホエン」という成分が生まれます。

これが脳を活性化させてくれるので、認知症の予防などにも効果があるのではと期待されています。

おすすめは「にんにく油」を作り置きしておくこと。50度程度に熱したオリーブオイルににんにくのみじん切りをつけ込んでおくだけです。

冷暗所で1ヶ月は保存できますので、料理のたびににんにくを剥く手間も省けますし、炒め物や香味油としても重宝します。

殺菌作用でピロリ菌を撃退

胃がんの原因になるヘリコバクター・ピロリ菌を抑える働きもあるので、ピロリ菌が原因となる

  • 胃炎
  • 胃潰瘍

なども防いでくれます。

食中毒の予防にも

サルモネラ菌など、嘔吐や下痢、腹痛を起こす菌やカビの活性を抑える働きもあります。

にんにくの殺菌効果はとても強力で、コレラ菌やチフス菌ですら死滅させるパワーがあります。

アリシンが分解されて出来るジアリスルフィドにはカンピロバクターに対してとても有効。カンピロバクターは主に鶏肉の調理などで起きやすい食中毒の原因菌で、発生件数もとても多いものです。

ジアリスルフィドは通常使われる抗生物質の1000倍もの効力があるとされています。

にんにくが薬味として使われるのは、料理の香りを良くするためだけでなく、食中毒の予防にもなるからなんですね。

にんにくの香りで食欲増進効果

にんにくの香りって食欲をそそりますよね。にんにくは世界中で幅広く使われている香味野菜。どんな料理にもあいますし、

  • 刻む
  • スライスする
  • 潰す

など様々な形で色々な調理法で楽しむことが出来ます。

食欲のないときでも、スパイス代わりににんにくを使うことで、おいしくご飯を食べられるようになるでしょう。

消化促進作用で胃もスッキリ

にんにくには胃液の分泌を盛んにして、消化を助ける働きもあるんです。

胃の働きが活発になることで消化を促進すること、また、アリシンがたんぱく質の分解を助けるので、肉類など繊維質のものを食べる時にはにんにくも一緒に食べるといいかもしれないですね。

アリシンの効果を高める方法

にんにくの栄養素の中でポイントになるのは「アリシン」ですね。

このアリシンは元々「アリイン」という物質で、すりおろしたり切ったりして調理することでアリシンに変わります。

アリシンは細胞が壊れることで出てくるので、みじん切りにするとかすりおろすというひと手間をかけることでにんにくパワーを発揮できるんです。

アリシンは加熱に弱いため、茹でるなどの方法では効果が低くなってしまうのですが、油との相性は◎。

ですから、生のままでは匂いも強くて食べづらい、というときは油を使って炒めるといいでしょう。

黒にんにくと白にんにくの効能の違い

テレビのCMなどでも見かける黒にんにくは、白にんにくとはどのような違いがあるのか、栄養価はどちらが高いのでしょうか。

黒にんにくは自然発酵したもの

黒にんにくという品種があるわけではなく、特殊な環境で自然発酵させると段々色が黒くなっていき、最終的に真っ黒なにんにくになるのです。着色したわけでも添加物を加えたわけでもありません。

味はまろやかになり、糖度が増すために甘酸っぱくなるのです。

効能が高いのは黒にんにく

発酵することで生のにんにくにはない成分が生まれます。それを「S-アリルシステイン」といい、活性酸素と悪玉コレステロールが結合して身体の中で悪さするのを防いでくれるのです。

しかも、アミノ酸は白にんにくの1.5倍になり、筋肉増強効果も高くなります。

黒にんにくにはポリフェノールも豊富で、抗酸化作用によるアンチエイジング効果を期待するなら、黒にんにくの方がおすすめです。

にんにくの臭いを消すための豆知識

でもにんにくって臭い!匂いさえなんとかなったら食べたいんだけど、という方のために匂いを消す方法をご紹介しましょう。

食べたいけど匂いを何とかしたいという時に、即効で匂いを消す方法を知っておけば大丈夫!

牛乳を一緒に飲む

牛乳のたんぱく質が香味成分を包み込んで匂いを防いでくれるんです。調理をする時に、スライスにんにくを牛乳に漬けておいてから料理する、という方法もあります。

緑茶やジャスミン茶を飲む

抗菌作用の強いカテキンを含む緑茶や、ジャスミン茶など香りの強いお茶を食べる時に一緒に飲むと、匂いが気にならなくなります。

ウーロン茶もポリフェノールが豊富で消臭効果があるのでおすすめです。

リンゴを一緒に食べる

リンゴにはポリフェノールが豊富に含まれていて、これがにんにくの匂い消しに効果があるのだとか。ポリフェノールは皮の付近にたくさん含まれているので、皮ごと食べましょう。

リンゴ1/4個で6時間も匂いを抑えてくれますよ。

酢漬けにして食べる

にんにくをお酢に漬けておくと、匂いがほとんどなくなります。炒め物など加熱する料理に使えば酢の酸味も飛んでしまいますから、匂いも気にせず食べることが出来るでしょう。

にんにくは食べ過ぎに注意!

かといってにんにくの食べ過ぎは、逆に胃を刺激してしまうのでほどほどに。特に空腹時に食べると胃を痛めてしまう可能性もあるので注意してください。

殺菌作用が強いため、食べ過ぎると腸の善玉菌まで減らしてしまうこともあり、下痢を起こす方もいます。

また、にんにくには血栓を作りにくくする血液サラサラ作用がありました。食べ過ぎるとこの作用によって赤血球のヘモグロビンを壊してしまうため、貧血を引き起こす可能性もあるのです。

目安の摂取量は1日1片です。それ以上は食べ過ぎないでくださいね。

え、少ないと思ったかもしれませんが、それほどににんにくの作用は強力だということです。

上手ににんにくを取り入れて健康美人に!

にんにくって、元気になるだけじゃなくてキレイになるサポートもしてくれる、ということがお分かり頂けたと思います。

煮たり揚げたりすると、お芋のようにほくほくして美味しいですしね。食欲も出て健康でキレイになれる、素晴らしい食材ではないでしょうか。

匂いは消す方法もありますし、明日はお休み、ゆっくりしよう!という時ににんにくを食べて元気になるのもいいでしょう。

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健康効果だけじゃない!美容にも役立つにんにくの素晴らしい効能|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/ninnikukouka39218/
ライター:奈南有花

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