三世代での旅行!みんなが満足できるおすすめの旅プランとは
Date:2018.02.15
親孝行の方法として、近年では自分の子供と両親と一緒に、三世代で旅行を楽しむ人が増えています。
そこで今回は、三世代旅行におすすめのプランについて紹介していきます。みんなで楽しんで、家族の絆をさらに深める機会にしましょう!
この記事の目次
三世代旅行のプランの立て方:「なんとなく」計画は絶対にダメ!
それではさっそく旅行のプランを立て方について紹介します。まず、三世代旅行で禁物なのは「なんとなく」計画を立てる事です。
普段孫に甘い両親を見ていると、うちの親は孫と一緒だったら何でも良いはず…なんて事を思って、自分達本位で旅行のプランを作成してしまいがち。
しかし、旅行は移動やアクティビティ、いつもと違った環境での生活という事もあり、高齢の両親には思いのほか負担が大きい場合もあるのです。
一方で、両親にゆっくりとリラックスしてもらう旅行を計画すると、今度は子供が退屈してしまって楽しめなくなってしまいます。
つまり、三世代みんなが満足する旅行を計画するためには、
- みんなに負担が少ない場所を選ぶ
- みんなが満足できるポイントを作る
ことを念頭において、プランを練る事が大切なのです。
目的地は移動距離が少ない場所がベター!移動が負担にならないように
まずは目的地選びのコツですが、三世代旅行に慣れている場合を除いては、移動距離の少ない場所を選ぶのが良いでしょう。
長時間の移動となると、高齢の両親にとって負担なだけでなく小さな子供も、疲れや退屈から機嫌が悪くなり周りの大人が振り回されて大変な思いをする事となります。
あちこち観光するよりも、基本的に1つの場所に滞在できる形がおすすめ!
旅行というとついあちこち観光しないともったいないような気分になってしまうかもしれませんが、三世代旅行では観光よりも滞在型をおすすめします。
なぜなら、
- 小さな子供は観光よりも娯楽施設で遊ぶ方が楽しい
- 小さな子供がいると予定通りにいかない事も多いので、観光のように外で色々と動くと大変
- 両親も、できればゆっくりしたいと思う場合が多い
つい元気な大人はあれこれ有名な所へ行って、写真を撮って、という気分になりがちですが、観光は子供や高齢の両親には負担になる事も多い事を忘れずに。
これを両立する事ができる旅行のスタイルは、滞在型がベストなのです。
宿泊施設選びのコツとは?施設・食事・部屋がポイント
次は、実際に泊まる宿泊施設の選び方のコツです。宿泊施設として、一般的にホテルや旅館、素泊まりスタイルのコテージなどがあると思いますが、それぞれのメリットや選ぶ際のポイントについて紹介していきます。
ホテルはプールなどの娯楽施設併設型がベスト!
ホテルの場合、大型プールが併設されている所であれば、子供は一日中たっぷり遊ぶ事ができるので大満足でしょう。
プールでの子守を親にお願いするのは負担になりそうという場合は、プール以外にも室内のプレイコーナー等がある施設を選ぶと安心です。これならプールでは自分達が子守をして、プールから出た後は両親に子守を頼んで自分たちは観光へ出かける事も可能になるでしょう。
食事は、ビュッフェスタイルがおすすめです。好きなものを好きなだけ取り分けられるスタイルは、好みがそれぞれ違う三世代には心強い食事プラン。
とはいえ、せっかく旅行に来たのだからその土地ならではの美味しい料理を食べたい!そう思う人も多いでしょう。そのような場合は、昼に楽しむのはいかがでしょうか。
部屋は、できれば両親とは別室がおすすめです。
自分達夫婦のどちらかも、義両親と一緒の部屋は気を遣う…そう感じる事はあると思います。
休むときくらいは、できるだけいつもと同じ環境に近い方が皆リラックスできるはず。したがって、できれば両親とは「別室」が良いでしょう。
旅館はみんながゆっくりリラックスできる、温泉がおすすめ!
旅館の場合は、温泉のある所が断然おすすめ。自分達も両親も温かい温泉に浸かってリラックス、リフレッシュできるでしょう。
子供も、広いお風呂である温泉は大好き!という場合も多いものです。とはいえ、やはり温泉だけでは退屈してしまうので、旅館を選ぶ際には子供が楽しめるような娯楽施設が近くにある所を選ぶようにしましょう。
食事も楽しみなのが、旅館で泊まるおすすめの理由ひとつ。美味しい地元の食材や地酒などを楽しめるのは、大人にとって至福の時です。
大人が喜ぶ食事内容が多いので、子供はどうだろうと心配になる事もあるかもしれませんが、いつもと違う雰囲気という事もあり、普段は食べないような食材も意外と食べてしまうという話を良く聞きます。
「ここの場所で有名な食べ物なんだよ」
とりわけ名物に関してはこのように教えてあげれば、好奇心を刺激されて試しに食べて見たくなる子が多いようです。
また予約の際に子供の食事の事を話しておけば、ハンバーグや唐揚げといった子供の好きなメニューを用意してくれる事もあります。
それでも心配な場合は、周辺施設へ遊びに出かけた際に、子供は子供で好きなものを夜ごはん代わりにしっかりと食べさせておくというのも手です。
旅館の場合、できれば部屋の中でご飯を頂くスタイルを選びましょう。三世代水入らずで、しかも子供が万一騒いでも周りを気にしなくて済みます。
足の悪い両親が入る場合には、布団よりもベッドの方がおすすめなので、ベッドの置いてある和洋室を選ぶのが良いでしょう。
素泊まりコテージは自由度がもっとも高い、かつ普段の感覚で楽しめる
旅行へ行くなら非日常が良い!と考える人も多ければ、中にはあまり変わった事はしたくないという人もいます。特に高齢の両親には、そのように考える人も少なくありません。
そのような両親の場合には、素泊まりコテージのように家だけを借りる感覚の宿泊スタイルがおすすめです。
とはいってもせっかくの旅行、場所は非日常を選ぶのがコツです。
- 森林浴が気持ちいい森の中
- 海がきれいに見渡せる丘
- 酷暑の中、涼しい避暑地
場所はこういった自然豊かで景色の綺麗な所ならば、自分達のペースで寝食するだけで満足できるものです。
コテージ近くに観光街があるような場所を選べば、ふらりと好きな時に観光もできるので、より自由度が高くなります。
食事は自分達で料理をしたり、テイクアウトしたり。また、このような宿泊スタイルならバーベキューも楽しめます。
寝室は最低2部屋ある場合がほとんどですが、1室しかなく、どうしても別室の方が良いという場合は、リビングに布団を敷いて寝室にしてしまうなど、臨機応変ができるのもコテージの良い所。
ある程度の「自由度」を確保する事が、みんなが楽しめる秘訣!
ここまでおすすめの宿泊スタイルを紹介してきましたが、全てに共通して言えるのが三世代みんなにある程度の「自由度」を確保するのが大切ということ。
せっかく三世代で旅行に来たんだから、みんなであれもこれも一緒にしよう!という考えでいると失敗する可能性があります。
旅行中は、両親に子供を任せて自分達は観光を楽しんだら、次は両親にゆっくりとしてもらう。このように、程よい自由度と役割を担うようにするのが秘訣です。
せっかくだからみんなで楽しむ時間も!三世代でおすすめのアクティビティとは?
ある程度の自由度が三世代での旅行を成功させる秘訣と書きましたが、せっかくみんなでの旅行、ずっとバラバラでは寂しいですよね?
そこで、ここでは三世代みんなが楽しめるアクティビティについてご紹介。旅行中に一度だけでも取り入れる事をおすすめします!
季節感を楽しめる&美味しい!フルーツ狩り
果物の名産地へ旅行へ行くならぜひおすすめなのがフルーツ狩り。子供は美味しいフルーツを収穫して食べる事ができる楽しみを、大人はそれに加えて子供が新しい経験に触れあう場面に出会う喜びや、季節感を楽しむ事ができます。
子供は遊んで大人は休める!大きな公園でピクニック
これは筆者が経験して、とても良かったアクティビティです。旅行中にピクニック?もったいない!と思うかもしれませんが、観光地にある大きな公園は、誰もが楽しめるように施設が工夫されている場合が多いのです。
そのため実際に、大きなレジャーシートを広げて楽しんでいる三世代をよく見かけます。
ご飯やおやつを現地のスーパーで買うのも楽しみの一つ。それらを持って公園へ行けば、子供は公園で目いっぱい遊べて大人をそれを見守りながら青空の下で食事を楽しめます。
気になる旅行費用。費用の負担は自分達?両親?みんなどうしてる?
三世代旅行でそういえば、と気になるのが旅行費用。費用の負担は自分達?親たち?せっかくの楽しい旅行だけに、お金の事であまり水を差したくない分、事前にどのようなケースが多いのか確認しておくと良いでしょう。
基本的に
- 親孝行のためにと両親へ旅行をプレゼントと考えて自分達が負担する場合
- 「費用を出すから一緒に行こう」と親から提案されて、両親が負担する場合
- 折半
の3つに別れます。
費用を出すから、と言われて申し訳ない気分になってしまう人も多いかもしれませんが、これはご両親の厚意に甘えてしまって良いと思われます。
場所さえ選べば海外旅行も可能!三世代でおすすめの海外とは
目的地は移動に負担がかからないような近場がおすすめと紹介しましたが、旅行慣れしている場合や両親が積極的な場合は、海外旅行ももちろん良いでしょう。
しかしその際でも、やはり三世代で楽しめる場所をしっかり選ぶ事が大切です。ここでは三世代におすすめの海外旅行先を紹介します。
- グアム
- なんといっても成田から片道約3時間の直行便という、移動時間の短さが魅力。時差はわずか1時間なので、両親の負担も少ない。子供は海やプールのアクティビティでたくさん遊んで、大人は夕方からはショッピングが楽しめる。日本人常駐のホテルが多いのも安心。
- ハワイ・ホノルル
- フライト時間は成田から片道7~8時間と少し長くなるが、着いてしまえば3世代旅行にぴったりの場所。海と山両方の自然が魅力で、遊びも観光もショッピングといった各自楽しめる楽しみが満載。食事のバリエーションも豊かなのも嬉しい。日本語も多く通じて安心。
- シンガポール
- フライト時間は成田から片道約7時間。とはいえ、フライトの選べる時間帯が多く時差もたったの2時間。動物園や植物園、水族館など、子供も大人も楽しめる観光スポットが豊富。食事はお米や麺が主体で、和食が食べられる場所も。日本人常駐のホテルが多くて安心。
プランを練った三世代旅行で、かけがえのない時間を過ごしてより深い絆に!
旅行中、楽しい時間をみんなで過ごす事によって家族間の絆はより深まるでしょう。そしてそれは、何よりも両親が望んでいる幸せの形ではないでしょうか。
そう、三世代旅行はご両親への親孝行にとっておきの方法です。その親孝行をさらにとっておきにするために、ぜひ旅行は成功させたいですよね。
そのためにも、なんとなくプランを立ててしまうのはNGです。事前にしっかりとみんなが満足できる旅行プランを練る事が、最高の三世代旅行および親孝行を成功させる秘訣なのです。
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