【債務整理】個人再生とは?条件や流れ、デメリット
Date:2016.05.20
【幸せホルモン、オキシトシンの効果とオキシトシンの増やし方】
オキシトシンというホルモンの名前を聞いたことがありますか?
最近、テレビでも紹介され話題となったこのホルモン。出産や母乳の分泌に必要不可欠な物質ですが、じつはそれだけではないスゴい働きをしてくれるホルモンなのです。
「幸せホルモン」「ラブホルモン」などと呼ばれ、愛情を司る脳内物質・オキシトシン。
人間関係を円滑にし、パートナーともラブラブになれる魔法のホルモンなんです。
今回は、そんなオキシトシンの効能と、増やし方を調べてみました!
1:幸せホルモン「オキシトシン」とはいったい何か?
オキシトシンとは、脳内で合成・分泌されるホルモンです。
末梢組織で一部筋肉の収縮を助ける働きや、中枢神経内での神経伝達物質としての働きを担っています。
出産に深く関わる、女性と密接なホルモン
出産の際に子宮を収縮させて分娩を促したり、乳腺の筋繊維を収縮させて母乳を分泌させたりします。
医療現場では
- 子宮収縮薬
- 陣痛促進剤
など、様々な場面で昔から重宝されています。
このため、長い間オキシトシンは女性に特有のホルモンと思われてきましたが、近年の研究では男性にも普遍的に存在することが明らかになりました。
情緒を安定させ、愛情を生むホルモン
母体を助け、母乳の分泌を促すオキシトシンには、動物が子供を守るために必要な感情、すなわち「愛情」を脳に感じさせる効果があります。
子供やペットを撫でているとき、また子供の頃誰かに撫でられているとき、安心感やなんともいえない満ち足りた心地が胸の奥から沸き上がってきた経験はありませんか?
これこそがオキシトシンの効果です。そして、それはお母さんから赤ちゃんへの愛情の枠にとどまらず、「情緒を安定させて人間関係を円滑にする」という、どんな人にとっても大切な働きであることが、分かってきたのです。
では、オキシトシンの具体的な効能を見ていきましょう。
2:幸福感、女子力アップも!オキシトシンの効果と効能
オキシトシンの働きは一つにとどまりません。脳内の色々な感情を刺激しながら、穏やかな幸福感を増幅させていきます。
安心感、幸せな気持ち
オキシトシンが分泌されると、脳は安らぎを感じます。不安な気持ちを押さえて情緒を安定させ、自律神経を整えて、「安心できて心地よい」という感覚を促すのです。
また分泌されると痛みに対する耐性が増し、精神的ストレスも緩和されます。
親近感、優しい気持ち
オキシトシンは接している相手への親近感を抱かせる作用があります。
怒り・悲しみといった強い感情を和らげ、
- 家族
- 友人
- パートナー
への信頼感を深めることができます。
コミュニケーションを円滑にする
親近感を抱くことができ、寛容になれば、コミュニケーションもぐっとスムーズになります。信頼できる相手には、リラックスした気持ちで対応できますよね。
女子力がアップし、異性と絆を深めやすくなる
親近感や信頼感が増し、人と自信を持って笑顔で接するようになると、異性の目には女性としても人間としても魅力的に映ります。
コミュニケーション力が増し社交的になりますから、出会いの場も自然と広がるでしょう。
逆にオキシトシンが不足すると、自信がなくなり、漠然とした
- 不安感
- 喪失感
に襲われます。
血圧上昇を抑え、心臓機能を強化する
オキシトシンには心拍数を抑え、血圧の上昇を防ぐ効果があります。怒ると頭に血が上ると言いますね。怒りを和らげるオキシトシンは、ちょうど真逆の作用をするのです。
血圧低下・心拍減少は、血中のストレスホルモンを減らします。心臓機能を高めた上、身体を中からリラックスさせてくれるのです。
睡眠を促し、質のよい眠りをもたらす
オキシトシンには入眠作用もあります。心拍数を抑えて自律神経を整え、適度な眠気を促してくれます。
心身ともにリラックスして眠ることにより、質のよい睡眠も確保することができます。
アルコール・ニコチンなどの依存症状を緩和する
オキシトシンには依存症状に対抗する効果もあります。
- 依存対象への渇望感
- 摂取出来ないイライラ感
を和らげるのです。
3:オキシトシンをたくさん分泌させるには、日頃からこんな行動を!
オキシトシンには嬉しい性質があります。それは「増やした分だけまた増える」というポジティブなスパイラルです。
どんどん合成されたオキシトシンがある一定量を超えると、脳の下垂体後葉から分泌されます。分泌されたオキシトシンは、また近隣の細胞を刺激し好循環を生みます。
ハッピーそうにしている人がいつでもハッピーな笑顔なのは、こうした効果によるものかもしれませんね。
いいことずくめのオキシトシン。増やすコツは、とても簡単でシンプルな行動なんですよ!
他者とふれあう(会話やスキンシップ)
オキシトシンの分泌は、愛撫・抱擁などの皮膚接触や、性交渉による子宮頸部への刺激などで促進されます。「抱擁ホルモン」「ラブホルモン」と呼ばれるゆえんです。
一般によく知られる分泌方法の例は、以下のようなことです。
- 頭を撫でる・撫でられる
- 赤ちゃんを抱く
- 恋人とハグやキスをする
でもじつは、分泌はとくに恋愛行為である必要はありません。恋人同士が触れ合うのと同じくらいにオキシトシンが分泌されるのは、たとえばこんなとき。
- ペットと触れ合う
- 家族団らんで食事する
- 友達とおしゃべりする
- 友達とハグする
- 心許せる相手と趣味やスポーツをともにする
など。要は、好感を抱く相手との交流で分泌されるのです。会話だけでもかまいません。
また、相手は知っている人でなくとも、以下のような場合にも分泌されます。
- マッサージ
- リフレクソロジー
- エステ
など。
優しくマッサージされていると、筋肉がゆるむだけではなく、気持ちまでゆったり幸せ心地になってきますよね。これもオキシトシンの効果です。
親切行動をする、人を褒める
道を尋かれて教えてあげて、「ありがとう」と言われたとき。
同僚や後輩の仕事を手伝って、感謝されたとき。
自分は得していなくても、いい気分になった記憶はありませんか?
これもオキシトシンの作用によるもの。他者のために行動したり、損得にとらわれず親切なことをした時に、オキシトシンが分泌されることが判明しています。
人間は社会性の高い生き物で、他者の役に立つことが脳内で「快」の感情を刺激するシステムになっているのです。
感動する
心を動かし、感動するのもオキシトシン分泌の方法。
- 感動的な映画やフィクションを見る
- 大自然に触れる
- 憧れの人に会う
など、つよく感動するとオキシトシンが分泌されます。
また、「かわいい」「きれい」など感動を言葉にするのも効果大。口に出して誰かに話すのもいいですし、SNSで発信するのもよいでしょう。
恋愛ドラマ・小説などにふれる
心を動かすことの一つとして、恋愛要素のある物語に触れることも効果的です。
ドラマチックな物語に触れると、人は想像力を羽ばたかせ、その想像が脳を刺激しオキシトシンを活発にしてくれるのです。
好きな俳優を応援したり、アイドル・歌手の歌を聞くといった疑似恋愛的な行為でも充分OK。
スマホアプリでも無料でできる恋愛系のゲームがたくさんありますから、気になるものをプレイしてみてもよいでしょう。
新しいことにチャレンジする
好奇心は心身を若く健康に保ちますが、オキシトシンも分泌させます。
- 初めての場所へ旅行に行く
- 知らない分野の本を読む
- したことのないスポーツに挑戦する
- 新しい料理にチャレンジしてみる
- メイクをちょっと変えてみる
- 着たことのない色の服を着てみる
など、何にでも好奇心を持ち、初めてのことにどんどんチャレンジしてみましょう。
会社帰りに行ったことのない店に寄る、通ったことのない道を通ってみるなど、ちょっとしたことでも効果は抜群です!
自分と人に優しいオキシトシンで、毎日をHAPPYに!
このように、ちょっとした行動でオキシトシンの分泌量は増やせます。
母性本能・愛情本能を刺激し、コミュニケーションを円滑にするオキシトシン。憧れのあの女性のように、あなたも毎日ハッピーに過ごしてみませんか?
コメント一覧
大変参考になりました。
「情けは人の為ならず」好奇心旺盛な日常を心掛けたいと
思いました。
「おもちゃ」に触る、眺めると云う動作でも多少の期待が
持てますでしょうか。
今、そんな物が出来ないかと奮闘中です。
大変参考になりました。子供がかわいくて仕方無いのもオキシトシンが沢山でているからと言うことで、不思議ですね、人間って。