温泉旅行の持ち物をチェック!癒しの旅に必要なものとは
Date:2018.12.28
温泉大国の日本。寒い季節になると温かい温泉が恋しくなるという方もいます。友達や彼氏から「次の休みは温泉でも行かない?」と突然誘われることもあるでしょう。
しかし、普段からあまり温泉を利用しないという方だと持ち物で迷うことも多いようです。「〇〇は持って行くべき?」「温泉旅行だからこそ必要なものって?」と戸惑って準備が進まない、なんてことになると旅行前に疲れてしまいそうですよね。
そんな温泉慣れしていない方に向けて、今回は温泉旅行の持ち物について調べてみました!温泉街をブラブラ歩いたり、旅館でのんびり過ごしたり…癒しの温泉旅行をより快適に楽しく過ごすためにはどのようなものを持って行けば良いのでしょうか?
この記事の目次
旅行の必需品をチェック!旅行に絶対持って行くべきもの
どこに旅行に行くにしても、以下のような必需品は忘れないようにしましょう。
- 財布
- 健康保険証
- ハンカチ
- ティッシュ
- スマホ・充電器
- カメラ・充電器
- 日数分の洋服
- 日数分の下着
- ガイドブック
- 化粧品…必要最低限に抑えましょう
- 衣類用の圧縮袋…コンパクトに収納できます
- 常備薬・絆創膏…コンビニが近くにない場合もあります
- サブバッグ…お土産など帰りの荷物が増えたときに便利です
- コンタクト・メガネ(必要な方のみ)
温泉街の散策や足湯…温泉旅行で持っていると便利なアイテム
行き先が温泉だからこそ、持って行きたいアイテムもあります。
ハーフタオルやハンドタオル
日本各地にある温泉街ではそこかしこに温泉が湧いています。街や観光地を散策していたら、
- 手を浸ける「手湯」
- 膝下の足を浸ける「足湯」
- 日帰り入浴専用の温泉
などを見つけることもあるかもしれません。
街の中にある手湯や足湯はもちろんですが、小さな温泉施設などではタオルの貸し出しサービスを行っていないところもたくさんあります。
そんなときのために用意しておきたいのがタオル。ハーフタオルとハンドタオルは持っていたほうが良いでしょう。
除菌シート
温泉まんじゅう、お団子、おせんべい…とその土地の名物を食べ歩きをするのも温泉街の楽しみのひとつ。
そこで持っておきたいのが除菌シート。食事前に手を拭いたり、食後の口元を拭いたりとバッグに入っていると重宝するでしょう。
小さなバッグの中に入れてもかさばらないコンパクトなタイプのものもありますので、旅行先でも持ち歩きしやすい除菌シートを用意しておきましょう。
折り畳み傘
温泉地が山奥の場合、急な天候の変化で雨が降ることもあります。街並みを散策中に雨が降っても困らないように、折り畳み傘を持って行きましょう。
晴雨兼用傘だと日差しが強いときにも使えるので便利です。
観光用のミニバッグ
宿に到着して部屋に荷物を置いた後、観光に出かけることもありますよね。そんなときに「荷物を入れていた大きいバッグしかない!」なんてことになっては大変。
- 財布・健康保険証
- スマホ
- ハンカチ
- ティッシュ
- リップクリームや口紅
- 飴やガム
など貴重品と少しの荷物が入る程度のミニバッグで良いので忘れずに持って行きましょう。
両手が空く型掛けタイプのミニバッグなら、快適に散策を楽しめるのでおすすめです。
羽織るもの
部屋に浴衣の用意がある温泉旅館の場合は、羽織りものとしてはんてんが用意されています。しかし、浴衣を着ているときならはんてんを羽織れば良いですが、普段着でいるときに羽織るものがないのは困りもの。
温泉旅行に出かけて風邪などひかないよう、
- カーディガン
- パーカー
- ストール
など普段着の上から羽織れるものを一枚用意しておきましょう。
スパバッグ、スパポーチ
洗顔グッズやシャンプー類、お風呂あがりすぐに使いたいスキンケアアイテムなど、浴場で使うものは細々としたものが多いので、移動の際にまとめて入れられる袋が必要になります。。
とはいえ、透明な袋やコンビニの袋などに入れて持ち歩くのはちょっと品がありません。バスタオルなどにくるむというのも歩いている途中でバラバラと落としてしまいそうでヒヤヒヤします。
そんな部屋から浴場の移動時に役立つのがスパバッグやスパポーチです。
- 濡れてもふき取りやすい
- 底面がメッシュで水切れが良い
というものなので、洗顔料やシャンプー、小さなタオルなど浴場で使って濡れたものをそのままぽんぽん入れてもOK!
温泉やスパだけでなく、ジムや海水浴などいろいろなシーンで使えるのでひとつあると何かと重宝します。100円ショップなどでも手に入れることができますよ!
顔、髪、体に使うものはなるべく持参してトラブルを回避
温泉旅行となるとお風呂で使うもの、お風呂あがりに使うものも忘れずに持って行く必要があります。
続いては顔、体、髪に使うものをチェックしていきましょう。
顔に使うものはなるべく持参する
温泉に入るとなると必要になるのが以下のようなクレンジング剤やスキンケアアイテム。
- 洗顔料
- メイク落とし
- 化粧水・乳液・美容液・クリームなど
これらはアメニティとして部屋や大浴場に用意されていることもありますが、万が一肌に合わなかったときのことを考えて持参することをおすすめします。特に過去に合わないスキンケアコスメを使って肌荒れやかゆみが出たことがある方や敏感肌の方は忘れずに持って行きましょう。
パウチに入ったサンプルやミニサイズのものだとかさばらないでしょう。
髪や体に使うものは必要に応じて持って行く
続いて体に使うものをチェックしていきます。顔に比べて髪や体はトラブルを起こしにくいですが、髪質、肌質に合わせて必要な方は持って行きましょう。
- シャンプー・トリートメント
- 旅館によっては「リンスインシャンプー」しかないところもあります。リンスインシャンプーでは髪がギシギシするという方はドラッグストアなどにあるトラベル用のシャンプー・トリートメントや1回分で使い切りができるものを持参しましょう。
- 洗い流さないトリートメント
- 何度もお風呂に入れるのも温泉旅行の醍醐味ですが、そのたびに髪を濡らしたり乾かしたりしていると気になるのがヘアダメージ。乾燥や熱のダメージから髪を守る洗い流さないトリートメントを持参しましょう。100円ショップにある小さなボトルに必要な分だけ移し替えるか、全身に使えるマルチオイルやマルチクリームで代用するのも良いでしょう。
- ヘアゴム
- 湯船に髪の毛が浸ってしまうのはマナー違反。ミディアムヘアやロングヘアなど必要な方はヘアゴムも忘れずに持って行きましょう。
- ヘアブラシ
- 温泉旅館によってはヘアブラシが大浴場にしかないという場合があるので、部屋でも使いたい方は念のため持参しましょう。
- ボディクリーム
- お風呂あがりに使えるよう、大浴場の洗面台に用意されている場合があります。しかし、スキンケア用品と同じように肌が弱い方、敏感な方は使い慣れたものを持参したほうが安心でしょう。ボトルのままでは邪魔になるので、小さなケースやボトルに詰め替えましょう。
カップ付きやノンワイヤー、浴衣のインナーは必ず持参する
温泉と言えば浴衣、ですが、困るのが浴衣のインナー問題。お祭りに行くときのような浴衣ではなく、温泉の浴衣となるとどんなインナーが良いのでしょうか?
トップスのインナーはリラックスできて透けないもの
浴衣を着るときに下着はつけない、なんて昔は言われたようですが、実際に浴衣を着るときに下に何もつけないというのはトラブルのもと。浴衣を着るときでも必ず下着は着用しましょう。
以下のようなアイテムがおすすめです。
- 透けにくい下着
- 色の薄い浴衣でも透けないよう、ブラジャーは濃い色ではなく薄い色を選びましょう。リラックス度を重視したい方はノンワイヤータイプやレース素材を持参しましょう。
- カップ付きのタンクトップやキャミソール
- ブラジャーのうえにタンクトップやキャミソールを重ね着しても良いのですが、お風呂あがりなど汗をかいているときは不快に感じることも…。もっとも快適でいられるのはカップ付きのタンクトップやキャミソール。ワイヤーの締めつけもないのでリラックスできるでしょう。
保温効果があるインナーもおすすめ
冷え性の方や寒がりの方は、浴衣の下に保温効果のある半袖や5分丈のインナーを着てもOK!襟ぐりがあいているものを合わせれば、首元からチラ見えする心配もありません。
また、下半身や足元が冷えやすいという方は、以下のような冷え対策になるアイテムを持って行きましょう。
- 腹巻
- おなかを冷やしたくない方は腹巻がおすすめです。透けると恥ずかしいので色選びに注意する、上からはんてんを羽織るなど目立たないよう工夫しましょう。
- 保温効果のある靴下
- 足元は冷えやすいので保温効果のある靴下を持参するのもアリ!とはいえ、あまりに派手なデザインのものは悪目立ちしてしまうので避けたほうが無難です。温泉旅館には白色の靴下が用意されていることが多いので、持参する場合も白色が良いでしょう。
温泉に入った後、体を冷やすことがないように工夫しましょう。
女友達や母親…女性同士の温泉旅行なら美容グッズもアリ
彼氏やご主人など男性と一緒の温泉旅行に美容グッズをたくさん持っていくと「ここにきてまでやるの?」「そんなに必要?」と引かれてしまうこともあるでしょう。
しかし、温泉旅行の相手が美容好きな女友達や母親なら、一緒に美容時間を楽しむのもアリ!
以下のような、温泉効果でつるつるになった肌をもっとキレイにするアイテムを持参してみてはいかがでしょうか?
- フェイスパック
- お風呂あがりのフェイスパックでたっぷり保湿をしましょう!保湿効果、美容効果が高いものを使って一緒にキレイを目指すのも良いですが、気のおけない友達同士なら、近頃たくさん売られている面白い系のフェイスパックを持ち寄るのもおすすめです。お互いの顔を見て笑い合うのも楽しい思い出になるかもしれません。
- 簡易加湿器
- 相手が男性だと驚かれそうですが、女性同士なら喜ばれること間違いなしなのがペットボトル式や紙式の簡易加湿器!荷物にならないコンパクトなものを選びましょう。
- ホットアイマスク
- 足裏シート
- 着圧ソックス
などを持ち寄って一緒にリラックスタイムを過ごすのもおすすめです。
温泉旅行に不向きのもの、不要なもの。迷ったらサイトを確認
最後に温泉旅行に向かないもの、要らないものを説明します。
温泉旅行に不向きのもの
旅行の荷物入れにスーツケースを利用する方は多いもの。
- 石畳
- 階段
など段差が多いのでスーツケースを転がしているとガタガタ、ゴロゴロとした大きな音が響いてしまうこともあります。また、段差や階段に出くわすたびに、「よいしょ」と大きなスーツケースを抱えるのも大変です。
温泉旅行に行くときはスムーズに行動できるよう、腕にかけられる大きめのバッグやリュックを選びましょう。
不向きの恰好
温泉旅行の行先にもよりますが、温泉地は緑や土が多い山奥にあるケースもあるので、以下のような服装は避けたほうが良いでしょう。
- 動きにくい服装
- 山の中の温泉地では近くに川が流れていることも多いもの。タイトな服装や体が動かしにくい恰好では不便に感じることもあるので避けましょう。リラックスできるカジュアル寄りの服装がおすすめです。
- 露出が激しい服装
- 自然が多いところに行くと虫にさされたり、場合によっては切り傷、擦り傷などのケガをすることもあります。ノースリーブやオフショルダー、ミニスカートやショートパンツなど露出が激しい服装は避けましょう。
- ハイヒール
- 旅行では普段よりも歩いたり動き回ったりするので、ハイヒールのような歩きにくい靴や履きなれていない靴は避けましょう。おすすめはやはりスニーカーです。
どちらかというと持参しなくて良いもの
旅行のときはなるべく荷物を少なくしたいですよね。
以下のアイテムは温泉旅館に用意されていることが多いので、一般的には持参しなくても良いアイテムに該当するでしょう。
- 歯ブラシセット
- 部屋のアメニティとして歯ブラシと歯磨き粉が用意されています。歯ブラシのサイズ感や歯磨き粉の使用感など、普段と違った歯ブラシセットでも抵抗がないという方は持参する必要はありません。
- ペットボトルの飲み物やお酒
- 旅館の中に自動販売機や売店があるので、わざわざ重いものを持参していかなくても良いでしょう。また、お酒を飲んでお風呂に入るのは危険なので持参するのはおすすめできません。
また、以下のアイテムは旅館に用意はあるものの、持参したほうが快適という方も多いものです。状況に応じて持参するかどうか決めましょう。
- ドライヤー
- ドライヤーは大浴場にいくつかと、場合によっては部屋に1台用意されている旅館がほとんどです。持参しようとすると割と荷物になるので、「とりあえずあればいい」という方は持参しなくても良いでしょう。ただし、ドライヤーの順番待ちをしたくない方やロングヘアの方でドライヤーにこだわりがある方は持参することをおすすめします。
- パジャマ
- 温泉旅館には基本的に浴衣の用意があるので、浴衣を寝間着として使用してOK!しかし、寝ている間にはだけるのが気になる方はパジャマを持って行きましょう。
細かいアメニティについては温泉旅館のホームページで確認できます。余計な荷物を増やさないためにも、パッキングする前にサイトをチェックしてきましょう。
目指せパッキング上手!自分だけの持ち物リストを作ろう
必要なものをコンパクトにまとめて余計なものは持って行かない、これがもっとも理想的なパッキングですよね。
- 持って行って良かったもの
- 要らなかったもの
の印をつけておくことです。そうすることで旅行を重ねるたびに迷うことが減っていくので、どんどんパッキング上手になれるでしょう。
日本には素敵な温泉がたくさんあります。一度温泉の魅力にハマったら、すぐにでもまた次の温泉地を訪れたくなるかもしれません!温泉旅行を快適に楽しむためにも、自分なりの持ち物リストを作ってみてはいかがでしょうか?
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