上品で女らしい大人メイクのやり方!可愛いだけのメイクは卒業
Date:2018.10.22
家庭をもったり、仕事の幅が広がったりとライフスタイルが変わる方がぐっと増える女性の30代。
- ビジネスの場
- 子供を通じたコミュニティ
など若いときの可愛い系メイクでは不向きなシーンも出てくるもの。
そうした中で「今までのメイクに違和感を感じる」「そろそろ大人っぽいメイクに変えたい」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は大人メイクのコツをパーツ別にご紹介します。大人メイクで意識したいことや上品に仕上げるために使いたいコスメなどもお伝えしていきますよ!
トレンドメイクや可愛いだけのメイクに区切りをつけて、大人の女性らしい上品なメイクにシフトしていきましょう!
この記事の目次
大人メイクの基本は引き算メイク!流行だけにとらわれない
そもそも、大人の女性らしいメイクってどのようなメイクなのでしょうか?
キーワードは「女性らしい」「上品」「美人顔」
ファッションにいろいろなジャンルがあるように、メイクの印象もさまざまです。
簡単に言うと大人メイクのキーワードは次のような言葉。
- 「女性らしい」
- 「上品」
- 「美人顔」
- 「キレイめ」
- 「清潔感」
- 「落ち着き」
これらのワードを意識すると大人っぽいメイクがしやすくなるでしょう。
SNSや雑誌などでメイクをチェックするとき、コスメを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
自分の魅力を引き出すためのメイクをする
流行のメイクに飛びついたり、話題性やオシャレさでコスメを選んだり……若い世代は流行に敏感でそれも楽しみのひとつです。
しかし、大人の女性がいつまでも流行だけにとらわれて流されてばかりいるのはちょっとカッコ悪いですよね。若い女の子と同じようなメイクをするとかえって老けて見えたり、それが若作りしているように見えてしまうこともあります。
年齢を重ねた大人の女性はメイク経験も豊富です。
- 似合う色
- 似合う質感
- 好きな使用感
- 信頼のおけるブランド
など自分を魅力的に見せるための情報はたっぷりあるはず!
メイク経験を生かして自分自身の魅力を最大限に引き出す、それが大人メイクの真骨頂です。
顔全体のバランスを見て引き算メイクをすること
「とにかく盛りたい」
「可愛く見せたい」
それがオシャレだったのは20代までのお話。大人の女性がたっぷりとしたつけまつげや濃いメイクをしていると派手さや厚塗り感が目立ち、ケバい印象になってしまいます。
これでは大人の洗練された女性象からは遠ざかる一方です。
大人メイクで大切なのは「引き算」です。
- 目元を強めにしたらチークやリップの色ものは控えめにする
- ナチュラルメイクで寂しいときはリップメイクで華やかさを出す
などパーツではなく顔全体のバランスを見てメイクすると、引くべきポイントが分かってきます。
どこかを目立たせるためにどこかを引く、このバランスが大人の余裕を感じさせ表情を女性らしく見せてくれます。
ゆるやかなカーブ眉で女性らしく!目元は盛りすぎず上品に
ここからはパーツごとに大人メイクのコツを説明していきます。
- 眉メイク・アイメイク
- リップメイク
- 肌メイク
まずは顔の印象を決める眉メイクとアイメイクです。
眉は女性らしくキレイめに仕上げる
眉を整えるだけでぐっとあか抜けて見えますよね。眉は顔の印象を左右する重要なパーツです。
- 上がり眉…元気、アグレッシブ、シャープ
- 下がり眉…素朴、優しい、ガーリー
- 平行眉…知的、落ち着き、都会的
このように眉の形によってその人のイメージはがらりと変化します。
では大人っぽい眉とはどんな眉かというとこのような形です。
- ゆるやかなカーブのある眉
- 眉頭~眉尻にかけてゆるやかなカーブのある眉を描きましょう。カーブの程度は眉尻が眉頭よりも下がらないくらいを意識してみてください。急カーブだと上がり眉に、カーブが足りないと平行眉になってしまうので丁寧に描きましょう。
- やや細めが大人っぽい
- ここ数年は太眉が主流ですが太眉は子供っぽくなりがち。大人っぽさを演出したいならやや細めの眉がおすすめです。細くすると顔立ちがキツく見えてしまうという方は太すぎず細すぎずくらいでもOK!
- 眉尻は長めでキュッと細く仕上げる
- 眉尻を長めに描くと大人っぽい仕上がりになります。また、眉尻が太かったりボサボサしていると手抜きっぽく見えてしまうこともあります。眉山から眉尻にかけてはキュッと細くなるように描くと女性らしさが増し、横顔もキレイに見えます。眉尻を描くときは極細のアイブロウペンシルがあると便利です。
ただし、元の眉の形を無視して描くと顔立ちや骨格に合わず、不自然な仕上がりになることもあります。元々の眉の形をいかしながら描いてみてください。
目元は盛りすぎず上品に
濃すぎるアイメイクは20代なら違和感がなくても30代に入るとケバく見えます。そうは言っても年齢とともに目元の印象は弱くなるので、ただアイメイクを薄くすると目元が寂しくなることも…。
大切なのは盛り過ぎず、印象的な目元を演出すること!
また、目を縦方向に大きく見せようとすると目元は丸く幼い可愛い印象になります。大人っぽく見せたいなら「縦」ではなく「横」を意識して目元メイクを行いましょう。切れ長でキレイめな印象に仕上がりますよ!
- アイシャドウは上品な質感やスモーキーカラーが大人っぽい
- 大人のアイメイクにギラギラとしたラメや明るすぎるカラーのアイシャドウは不向き。ラメではなく粒子の細かいパール、派手色やパステルカラーではなくくすみカラーが大人の女性にはぴったりです。
- アイラインは細くやや長く入れる
- アイラインは太くし過ぎないこと、はねあげないことが大人っぽく仕上げるコツです。目頭から目尻まで目のフレームに沿って入れ、目尻から2~3ミリは自然にすっと伸ばしましょう。ブラックのアイライナーはキリッとキレイめに、ブラウンのアイライナーはソフトな印象になります。ファッションやメイクに合わせて変えるのもおすすめです。
- ロングタイプのマスカラでまつ毛を長く見せる
- まつ毛メイクはボリュームアップよりも長さ出しにポイントをおきたいのでロングタイプのマスカラを使いましょう。まつ毛を上方向ではなく横方向に伸ばすと大人っぽいまつ毛メイクがかないます。
大人のリップメイクに大切なのは血色感とボリューム感!
大人のリップメイクではどんなことを意識したら良いのでしょうか?
ヌーディーカラーのリップで大人っぽさを演出する方法
「ヌーディーカラーは血色感が出ない」「ベージュ系リップは老ける」
このような不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ヌーディーカラーのリップは使い方次第で大人の女性の魅力をぐっと高めてくれますよ!
肌色がイエローベースか、ブルーベースかで以下のようなベージュリップが似合うと言われています。
- イエローベース…赤みを含んだこっくりとしたベージュ
- ブルーベース…ピンクみがかったくすみベージュ
赤やピンクを含んだ色を使うと血色感が出るので地味になりすぎないのでおすすめです。
唇に塗る時は以下のようにオーバー気味に塗りましょう。ふっくらとした丸みを出すことで女性らしさが演出できます。
- リップブラシを使って唇の輪郭をとりましょう。
- (1)でとった輪郭から少しはみ出すように塗っていきます。
唇や肌色をキレイに見せるリップコスメを選ぶ
唇がカサつきやすかったり、口元がくすみがちだったりと30代を過ぎると口周りの変化も感じるようになります。
唇そのものや肌色をキレイに見せてくれるリップコスメを選ぶことが大人のリップメイクの第一歩です。
- 美容液入りのもの
- リップケアしながら塗れる美容液入りの口紅がおすすめです。また、近頃は「リップティント」のように密着性が高い口紅が人気ですが唇への刺激で皮ムケする方もいるようです。唇そのもののコンディションが悪くなってはリップメイクも楽しめません。唇が弱い方は配合成分をチェックしてリップコスメを選びましょう。
- 流行色よりも肌や口元をキレイに見せる色
- 流行りの色でメイクを楽しむのも良いですが、大人の女性なら自分の肌や口元を魅力的に見せてくれる色のリップコスメを持っていたいもの。どんなシーンでも対応できる肌なじみが良いものを1本用意しておきましょう。一般的に肌色がイエローベースの方はコーラルピンクなどの黄みがかった色、ブルーベースの方はローズピンクなどの青みがかった色が似合うと言われています。
カバー力抜群のマット肌が大人っぽい!肌悩みは色で補正
最後は大人のベースメイクの仕込み方です。
大人っぽく見せつつも気になる部分は目立たない、そんな肌作りをするにはどんなコスメを使えば良いのでしょうか?
マットな肌が大人の落ち着きを感じさせる
ツヤ肌仕上げとマット肌仕上げのファンデーション、それぞれの肌が与える印象は以下のような違いがあります。
- ツヤ肌…ヘルシー、アクティブ、若々しい印象
- マット肌…清潔感、落ち着き、上品な印象
ずばり、大人メイクにふさわしいのは後者のマット肌。きちんとした印象にもなるのでビジネスシーンやかしこまった場にもぴったりです。
マット肌仕上げのファンデーションはカバー力が高いのが特徴。30代に入って気になりだした肌の色ムラやシミ、くすみなども上手にカバーできます。
一般的にマット肌はパウダーファンデーションやフェイスパウダーで作ると言われることが多いですが、最近はマット肌仕上げのリキッドファンデーションやクッションファンデーションもあります。好みに合わせて選びましょう。
コントロールカラーとコンシーラーを使いこなそう
くすみや赤み、色ムラをファンデーションだけでカバーしようとすると厚ぼったい仕上がりになってしまいます。
そんなときはコントロールカラーを使うのがおすすめです。コントロールカラーは色の特性を生かして気になる部分を目立たなくします。
- イエロー
- 肌なじみが良いイエローは色ムラを補正して肌のトーンを均一にします。シミ、そばかすや小鼻の脇の軽い赤身にもつかえます。
- グリーン
- グリーンは赤みのカバーに最適です。小鼻の赤み、赤いニキビ跡、赤ら顔などが気になる方はグリーンのコントロールカラーを部分的に使いましょう。
- ブルー
- 黄色みがかったくすみが気になる方、透明感を出したい方にはブルーがおすすめです。顔全体に使うと血色が悪く見えるので部分使いが良いでしょう。
- ピンク
- 疲れからくる肌ぐすみや血色が悪い方はピンクのコントロールカラーでトーンアップさせましょう。女性らしさもプラスできます。
- パープル
- パープルはブルーとピンクのいいとこ取り。肌のトーンが明るくなって透明感も出ます。黄ぐすみにも効果的です。
また、クマをカバーしたいときはクマのタイプに合わせたコントロールカラー、コンシーラーを使いましょう。
- 青クマ…オレンジ系のコンシーラー
- 茶クマ…イエロー系のコンシーラー
- 黒クマ…オレンジ系のコントロールカラー
気になる部分は上塗りするより、色や光を利用して目立たなくするのが正解です。
チークは大きめブラシでふんわりのせる
顔に血色感を与える大切なチーク。
大人っぽい印象にしたいなら鮮やかなピンクよりも、
- コーラル系
- ローズ系
など肌なじみの良い温かみを感じさせる色味を選びましょう。あまり色味を目立たせたくないときはベージュ系でもOK!
顔の正面に小さく丸く入れると子供っぽく見えてしまうので、チークを入れるときは斜めのラインを意識します。こめかみから頬に向かって大きめのブラシでふんわりと色をのせると女性っぽく仕上がります。
大人だからこそ映えるメイクがある!新しい自分を見つけよう
流行をどんどん取り入れて可愛く見せる20代のメイクも刺激的で楽しいですが、
- 上品なもの
- エレガントな雰囲気
が嫌味なく似合ってくる30代はまた違ったメイクが楽しめます。
盛るメイクでごまかしてきたコンプレックスも、引き算メイクをすることでむしろ魅力のひとつになることもあるでしょう。
人それぞれ顔立ち、骨格、肌色が違うように魅力を引き立てるメイクも違います。大人メイクで新しい自分を見つけてみてくださいね!
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