大人女性向けのピンクメイクとは。使い方次第で魅力アップ!
Date:2019.05.24
ピンクメイクは女性らしくて可愛らしい雰囲気になりますが、大人の女性にとっては可愛すぎたり、甘過ぎたり、時には若作りしているように見えたりと失敗もつきもの。年齢を重ねるにつれてピンク系のメイクをしなくなり、「これでいいや」とついいつも同じメイクになっている方も多いのではないでしょうか?
実はピンクメイクはアラサー・アラフォー世代の大人女性にこそぴったりのメイク!色の選び方や使い方によっては気になる年齢肌を目立たせず、大人の可愛さと色気を演出できるのです。
ここでは大人女性にピンクメイクがぴったりの理由から可愛くも甘過ぎないピンクメイクの方法までたっぷりご紹介します!
この記事の目次
若見えの救世主!大人女性にピンクメイクがおすすめの理由
意外に感じるかもしれませんが、ピンク系コスメは大人の女性がもつ肌悩みをうまくめくらましできる優れモノです。
- 血色を良く見せる
- 顔に血色がないと疲れ顔や老け顔に見えてしまいがちですが、メイクでピンクを取り入れると顔に血色がプラスされます。健康的で若々しい印象につながるのです。
- ボリュームアップして見せる
- ピンクは膨張色なので、色をのせた部分にハリが生まれる、ふっくらとボリュームアップして見せるなどの効果があります。
ピンク系コスメを上手に取り入れることができれば、加齢とともに失われている顔の血色感とハリ感が演出できるのです。
イタくならないピンクメイクのコツは色選びとバランスにある
ピンクメイクで失敗しないために、イタくならないピンクメイクのコツを知っておきましょう。
コツ1.白っぽいピンクは避ける
一口に「ピンク」と言っても薄いピンクから濃いピンク、黄みや青みがかっているピンクなど色味はさまざまです。
人それぞれ似合う色、似合わない色はありますが、多くの大人女性にとって不向きと言えるのが白っぽいパステルカラーのピンク。
- 小さな女の子
- 夢見がちな雰囲気
を連想させます。
【若い】【女性らしい】より【幼い】【女の子】という印象が勝ってしまうので、アラサー以上の大人女性は避けたほうが無難。特にアイシャドウやリップに取り入れると年齢肌が悪目立ちするので避けましょう。
コツ2.自分に似合う色を見つけておく
自分に似合ったピンクが分かっていればメイクにも取り入れやすいですよね。
似合う色を把握するために「ベースカラー診断」を利用するのもひとつの方法です。
人の肌色は黄みがかったイエローベース(イエベ)と青みがかったブルーベース(ブルベ)の2タイプに分類できると言われています。ベースカラー診断は自身の肌色がイエベかブルベか知るための診断です。
イエベとブルベの診断方法についてはこちらを参考にしてください!
自己診断は好みや思い込みで左右されることも多いので、正確に知りたい場合は専門のサロンでプロのカウンセリングを受けることをおすすめします。
以下にイエベとブルベ、それぞれに似合うと言われるピンクをご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
- イエベ…赤、黄色、オレンジよりの暖色系のピンク
- 【例】ピンクベージュ/コーラルピンク/サーモンピンク/ピーチピンク
- ブルベ…青や紫がかった寒色系のピンク
- 【例】ローズピンク/フィーシャピンク/モーヴピンク/ベリーピンク
コツ3.ピンクを盛り過ぎない
ピンクメイクに限らず盛り過ぎメイクは老け見えのもと。コスメの使い方やピンクの選び方にもよりますが、目元、口元、チークの全部にピンクを盛るのは避けましょう。
大切なのは顔全体のメイクのバランスです。以下のように【どこかを盛ったらどこかを引く】【どこかを濃くしたらどこかを薄くする】というように引き算を意識するとうまくいきますよ!
- ピンクシャドウを入れたらチークとリップはベージュでまとめる
- 目元とチークにしっかりピンクを使ったら、口元は透明感のあるピンクグロスで軽やかに仕上げる
- 主役級のピンクリップを使うときにチークは入れない
お手持ちのコスメと組み合わせながら自分だけのレシピを作ってみてくださいね。
コツ4.メリハリをつける
ふんわりとした優しげな雰囲気が魅力のピンクメイクですが、顔全体がぼやけて見えてしまうこともあります。
ピンクなどのマイルド系カラーだけでメイクをせず、ブラックや濃いブラウンなどの引き締めカラーと組み合わせてメリハリのあるメイクを心がけるようにしましょう。
また、顔の印象を左右する眉で引き締めるのも効果的です。
とことん女性らしく見せたいならアーチのような曲線のある眉でも構いませんが、メリハリを出したいならやや平行眉を描くと良いでしょう。直線がキリッとした表情に寄せてくれるので、ピンクアイシャドウを使っても目元がぼやけにくくなります。
- 赤みがあるパウダーアイブロウを使う
- 眉にピンクシャドウをほんのりのせる
など工夫するとピンクメイクとの相性もばっちりです。
アイメイク編:ピンクシャドウの甘さとボリュームを抑える
まずは大人の女性向けのピンクアイメイクのポイントからチェックしていきましょう。
大人の女性におすすめのピンクアイシャドウ
似合うピンクには個人差がありますが、大人世代の女性がピンクのアイシャドウを選ぶときのおすすめポイントは以下の2点です。
- ほどよい可愛さが演出できるくすみピンク
- くすみピンクはピンクの華やかさだけでなく、ほどよい可愛げと色気が演出できるカラー。色味も幅広いので自分に似合う色、使いやすい色を見つけやすいでしょう。イエローベースなら赤みのあるくすみピンク、ブルーベースならグレイッシュなくすみピンクが似合うと言われています。
- デイリー使いしやすいのはツヤのないマットなピンク
- パールやラメが入っているアイシャドウは目元に明るさを与えてくれますが、色味やラメの大きさによっては華美になりすぎてしまうこともあります。また、人によっては膨張して見えてしまう場合も…。どんなシーンでも使いやすいのは輝きのないマットなピンクです。華やかにしたいときは別のラメ入りシャドウを重ねればOK!
ブラックのアイラインで目元を引き締める
ピンクのアイシャドウと相性が良いアイライナーの色と言えばブラウン。確かに優しいピンクとまろやかなブラウンで作るアイメイクは可愛さ抜群です。
しかし、ピンクのアイシャドウはそれだけで十分女性らしく見せられるアイテム。そこにさらにブラウンのアイライナーで可愛らしさや柔らかさを重ねるのは大人世代としてはちょっとスイート過ぎる印象です。
場合によっては若作りしているように見えてしまうかもしれません。
ピンクのアイシャドウを大人らしく仕上げたいならブラウンではなく、潔くブラックのアイライナーで目元を引き締めましょう。ピンクの甘さをブラックのラインが中和してくれるので、甘くなり過ぎない大人のピンクメイクが完成します。
- ブラックのペンシルアイライナーでまつ毛のすき間を埋めるだけにする(跳ね上げない)
- アイライナーは使わずにブラックのマスカラでまつ毛の根元を強調する
まつ毛の根元をきちんと埋めるだけでもぼんやりとした目元を引き締めて見せることができます。
まぶたにボリュームがある方はベースカラーの色を変える
まぶたにボリュームがある方が目元全体にピンクのアイシャドウを塗り広げると、余計にまぶたが腫れぼったく見えてしまいます。
重めのまぶたの方はベースカラーの色を変えてみてください。
- ベージュ
- 薄いブラウン
- シルバー
などベースカラーとして使いやすい色、なじみやすい色をアイホールに塗りましょう。中でもおすすめはシルバーです。ピンクの可愛げをほどよく抑えてくれてすっきりとした目元に見せてくれます。
ベースカラーを塗ったら、ピンクのアイシャドウを二重幅や目尻など目のキワに近い部分に重ねましょう。このとき使用するピンクシャドウは一色で十分。色味が増えるほど膨張して見えるので要注意です。
リップ編:大人可愛いピンクリップは直塗りでラフに仕上げる
続いては大人可愛いピンクリップについて説明します。
大人の女性におすすめのピンクリップ
若いころは定番だったピンクリップ、年齢を重ねるほどどんどん苦手になった…という女性は意外と多いようです。
気になる年齢肌を目立たせず、大人可愛いリップメイクを叶えてくれるピンクリップは以下のようなものです。
- クリーミーでツヤがあるもの
- 唇にスルスルとのるクリーミーなものは縦ジワを目立たせません。また、ツヤがあるリップは唇をふっくら見せてくれるので女性らしさがアップします。逆に、パール・ラメ入り、マットなリップは老けて見える可能性が高いので避けたほうが無難です。
- 赤みが強いピンク
- ぱっと華やかなピンクリップは一見難しいように思えますが、実は大人の女性にこそ似合うカラーです。肌をトーンアップして見せ、さらに口角を引き上げて見せてくれるので、若々しく上品な印象になります。
- ダスティピンク
- グレイッシュなダスティピンクなら大人っぽさとフェミニンな雰囲気の両方が手に入ります。ツヤ感があるタイプが使いやすいでしょう。
ピンクリップは直塗りでほどよい甘さに
色味にもよりますが、ピンクリップをブラシでしっかり塗ると古臭い印象になってしまうこともあります。
可愛い色味のピンクリップはブラシ塗りではなく直塗りがおすすめです。
- 発色が良くなる
- 仕上がりが軽やかになる
- 甘くなり過ぎない
という効果があるので、気合が入り過ぎていないラフなリップメイクが作れますよ!
また、マット寄りのピンクリップや濃い色のピンクリップは指先でなじませると今っぽく仕上がります。
- リップクリームをしっかり塗ります。
- ピンクリップを直塗りします。横に滑らせずにポンポンと色をのせましょう。
- 仕上げに指先でトントンとなじませます。
口周りのくすみが気になるときはコンシーラーを使う
口の周りのくすみや黒ずみが目立つとピンクリップもキレイに映えません。
リップを塗る前に、左右の口角部分にコンシーラーを「く」の字に入れてカバーしましょう。
- 肌よりワントーン明るいもの
- テクスチャーがやわらかいもの
- 筆ペンタイプやチップ型など直塗りできるもの
チーク編:チークは顔の印象に合わせて入れ方を変える
顔に血色感を与えるチークは大人女性にとって欠かせません。チークでピンクを取り入れるときは顔の印象に合わせて入れ方を変えるのがおすすめです。
- 派手顔の場合
- 目や口のパーツが大きめの派手顔の場合はチークを高い位置に入れてあどけない雰囲気を演出しましょう。目の2~3㎝下にややハート形を意識して入れると上気したような可愛さが生まれます。血色感を加える程度にして濃くなりすぎないように気を付けてください。
- 地味顔の場合
- 目が小さい方や頬にボリュームがない方は淡いピンクで頬にボリュームを持たせましょう。頬の中央にクリームチークを置いたら指で縦長の楕円形を意識して広げます。ほんのり色づく程度が理想的です。
- 童顔の場合
- 子供っぽさや幼さをカバーし大人っぽく見せるには頬の一番高いところに逆三角形にチークを入れましょう。
大人でもピンクメイクは楽しめる!似合うピンクを見つけよう
年齢を重ねたからといってピンクメイクを諦めなければいけない、なんてことはありません。
大人には大人だからこそ似合うピンクがありますし、色味や質感、使い方、バランスなどを工夫すれば欠点をカバーして魅力をアップして見せることだって十分可能なのです。また、そうやってその時々の自分をより素敵に見せる化粧の仕方を探すのもメイクの楽しみ方のひとつ!
年齢を気にしてピンクメイクから離れていた方も、これを機にもう一度ピンク系コスメを手に取ってみてはいかがでしょうか?
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